職務経歴書はExcel(エクセル)で書く! 書くべき内容とテンプレートを紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2024/02/29

職務経歴書

職務経歴書はExcel(エクセル)で書く! 書くべき内容とテンプレートを紹介

【テンプレートあり】職務経歴書をWord(ワード)で作る方法やポイントを紹介.png

転職活動の際、履歴書と同時に提出を求められる職務経歴書。
ある程度フォーマットが決まっている履歴書に対し、明確に定められた形式がない職務経歴書は書くのが難しく、なかなか筆が進まないという人も多いのではないでしょうか。そんなときに活用したいのが、「Excel(エクセル)」を使った職務経歴書作成術です。

ここでは、そもそも職務経歴書にはどのような内容を書くべきなのか、そしてどのようにExcelを活用していけばいいのかについてご紹介します。

目次

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職務経歴書に必要な6つの情報

記載方法に明確な決まりがない職務経歴書ですが、それでも最低限は書かなければならない項目があります。
それが、「日付」「氏名」「会社概要」「職務経歴」「志望動機」「自己PR」の6つです。
この中で、履歴書といっしょに提出することを前提としている「添付書類」という考えから、日付や氏名の記載を忘れてしまうという人もいるでしょう。
しかし、書類としての正しい書式を求めるならば、職務経歴書一枚で成立するように、しっかりと記載してください。
また、その他の内容に関しても、履歴書と重複する部分があります。内容として同じでも、一言一句同じにならないよう、職務経歴に沿ったオリジナルの文章を書くように心掛けましょう。
例えば、履歴書の志望動機欄では書ききれなかった内容や、互いに補完できるような内容にできるといっそう良いでしょう。

職務経歴書に書いたほうが良い3つの情報

必要最低限の情報だけを盛り込んだ職務経歴書は、形としては成立しますが、採用試験に受かるための書類としては不十分といえます。
自分の強みをアピールするためにも、以下の情報も適宜盛り込むようにすると、より効果的です。

職務経歴書に盛り込むべき情報

  1. 職務実績(職務経歴ではなく、その仕事で残した実績)
  2. 取得資格やパソコンスキル
  3. 語学力

アピールできる内容は、できる限り細かく記載するのが望ましいのですが、一方で、文章が長くなりすぎると読んでもらいにくいです。
文章で書くというよりは、数字や名称などを中心に要点をしぼり、面接時に話を膨らませられるポイントを重点的に記載するようにすると良いでしょう。

前述した必要事項と書いたほうが良い情報、これらすべてをA4用紙2枚分にまとめられるようにしてください。
面接官が職務経歴書に費やす時間は、一説には「2~3分」ともいわれており、用紙の量が多くなってしまうと、一つひとつの記載内容への注目度が下がってしまいます。
逆に、1枚しか埋められなかった場合、少ないという印象を与えてしまうため、2~3枚がベストな数字といえるでしょう。

Excelで職務経歴書を作成する際のメリットと注意点

職務経歴書を作る際は、ExcelかWord(ワード)を使う場合が多いでしょう。決まった形式がないため、どちらを使うかは自由ですが、ここではExcelを使った場合のメリットと注意点をご紹介します。

Excelでの職務経歴書作成のメリット

Excelで職務経歴書を作る際のメリットは多数ありますが、代表的なものに「レイアウトの自由度が高い」ことが挙げられます。
表計算ソフトとして、たくさんの項目を記載するのに適したExcelは、行の追加や列の追加などがしやすく、自由にレイアウトを変えていくことが可能です。
例えば、類似した経歴は並列で記載したり、年表はわかりやすく表にまとめたりするなど、見やすさを考えたカスタマイズがしやすいのは、Excelならではの強みといえるでしょう。
この見せ方だけでも、プレゼンテーションスキルや資料作成スキルをアピールできるかもしれません。

Excelでの職務経歴書作成の注意点

Excelならではのメリットがある一方、注意点もあります。代表的なものが、印刷による表示崩れです。PCの画面上ではきれいに表示されていても、印刷することにより用紙サイズが変わると、文字がすべて表示されなかったり、枠からはみ出してしまっていたりすることもあります。画面上で調整するのはもちろんですが、印刷後もしっかりと確認し、印刷したものをそのまま提出することのないようにしてください。
また、場合によって、履歴書や職務経歴書をメールで送ってほしいと言われるケースがあるかもしれません。その際、Excelデータのままで送ると相手のPC環境によってはうまく表示されないこともあるため、事前にPDFデータにしておくと良いでしょう。

職種別の職務経歴書の書き方・テンプレート

ここからは、職種ごとの職務経歴書作成のポイントについて解説します。

IT・Webエンジニア

IT・Webエンジニア系の職種全般で求められるスキルは、自分の頭の中にある思考を適切に周囲に伝える表現力です。これまでに経験したプロジェクトについて、開発の環境や規模、どの部分の工程を担ったのかなどを明確に示すことができれば、エンジニアの適性を持っている人物として評価されるでしょう。

また、同じ経験年数でもスキルに差が出やすい職種でもあるため、使用経験のあるOSや言語、アプリケーションなどは漏れなく記載しましょう。

エンジニア系各職種の職務経歴書テンプレートは、以下からご覧ください。

>ITコンサルタント
>インフラエンジニア(サーバー)
>インフラエンジニア(ネットワーク)
>社内SE(システム開発・運用)
>プロジェクトマネージャー・リーダー
>SE・PG(業務系)

営業職

営業職の職務経歴書で重要な情報は、具体的な数字です。

契約件数や売上金額、目標達成率、社内成績など、営業の仕事では数値化できる要素が多くあるはずです。主観や曖昧な表現は避け、具体的な経歴を提示し、根拠のあるアピールを意識しましょう。何の商品を、誰に、どのような形で、どのくらい売ってきたかという実績のほか、実績を得るために行った行動も採用担当者が着目するポイントとなります。応募先企業での仕事ぶりを採用担当者にイメージしてもらえるような内容を心がけましょう。

営業職の業種別の職務経歴書テンプレートは、以下からご覧ください。

>メーカー
>商社
>金融 (銀行・証券・信金・生損保)
>人材・教育・コンサルティング
>広告・出版・印刷
>マンション管理
>賃貸管理
>売買・賃貸仲介

MR・メディカル

MRの転職においては、営業の役割を担う職種として売上実績の記載が欠かせません。新規契約数や目標達成率などの数字を提示し、経験やスキルに根拠をもたせることが重要です。各所への根回しや調整力も問われる業界なので、エピソードを添えると採用担当者がイメージしやすくなるでしょう。

CRAやCRCは高いコンプライアンス意識や倫理観が求められる職種ですので、職務経歴の表現にも配慮を忘れないようにしましょう。

各職種の職務経歴書テンプレートは、以下からご覧ください。

>MR
>CRA
>CRC

ものづくり・メーカー

ものづくりやメーカーの仕事は、同じ職種でも担う領域によって経験やスキルに大きな差が出るため、開発環境や携わったフェーズ役割を詳細に記載するようにしましょう。

また、高い専門性を求められる業界でもあるため、応募先企業の募集要項などからニーズを汲み取り、成果を出し貢献できる人材であることをアピールすることが重要です。専門分野以外の経験やスキルも記載しておくべきでしょう。

各職種の職務経歴書テンプレートは、以下からご覧ください。

>回路・半導体設計
>機械設計
>生産技術・プロセス開発
>研究開発
>メカトロ制御設計
>生産管理
>品質管理・品質保証
>実験・解析・評価
>FAE・技術営業・セールスエンジニア
>メンテナンスエンジニア

管理部門

管理部門の各職種は、企業により業務範囲がさまざまであり、応募先企業がどの領域の人材を求めているかを考慮しなければなりません。ニーズが高そうな領域は目につきやすい冒頭に配置し、より詳細に書きアピールするようにしましょう。その際、自分が主体として動いていたのか、サポートとしてついていたのかによってスキルの評価が大きく異なるため、自分の役割も示すようにします。

また、管理系部門でも営業職と同様、数値化できる成果や実績、得意分野があれば、根拠のある成果としてアピール材料にしましょう。

各職種の職務経歴書テンプレートは、以下からご覧ください。

>経理
>総務
>人事・労務
>法務
>秘書
>営業事務・一般事務

クリエイティブ

デザイン系の仕事であれば、職務経歴書を美しく見せることもアピール材料の一つとなります。ビジネス文書のルールは守らなければなりませんが、文章量や枠組みのバランスなどを整えることで、ビジュアル的に優れた職務経歴書を目指しましょう。

また、ここ数年、Web制作の内製化を目指す企業が増えています。応募先企業の企業理念や事業内容を熟知した上で、自分のクリエイティブスキルでどのように貢献できるのか、道筋を立てて示せるようにしましょう。

各職種の職務経歴書テンプレートは、以下からご覧ください。

>WEBディレクター
>WEBデザイナー
>ゲーム・アミューズメント関連職

金融

ひと口に金融といっても、銀行や証券、投資信託など領域はいくつかあり、同じ業界の経験・スキルがなければ高い評価は得られないケースもあります。

また、年齢に見合った専門性や経験が備わっているかも重要な評価ポイントの一つです。担当案件の詳細や数値化できる実績を提示し、貢献度をアピールしましょう。

各職種の職務経歴書テンプレートは、以下からご覧ください。

>バック
>ミドル

販売・サービス

同業界で販売・サービスの仕事に転職する場合は、前職や現職での仕事内容をできる限り詳細に記載しましょう。同業界であっても、扱うものや立地などの条件により仕事のスタイルは異なります。1日の動きや役割、接客数、売上などを伝えることで、募集ポジションとの共通点や差異を採用担当者が判断しやすくなります。

また、売上の実績や、実績を上げるうえでの思考や行動、エピソードなどを具体的に伝えられると、販売やサービス業でスキルを証明する指標となり、高評価が得られるでしょう。

各職種の職務経歴書テンプレートは、以下からご覧ください。

>店長・店長候補
>販売職・販売アドバイザー

マーケティング・企画

マーケティングや企画のスタッフが求められる分野は多岐にわたるため、取扱商品や顧客層、担当領域を具体的に示すことが重要です。主観ではなく客観的根拠を用いて、説得力のあるアピールを行いましょう。

たとえば、使用メディアのCVRやCTR、利用者数、コスト削減率、商品認知度などは、数値で具体的に成果を示せるものです。また、上記数値の分析に使用したツールがあれば、あわせて記載することで高評価を得られる可能性があります。

各職種の職務経歴書テンプレートは、以下からご覧ください

>WEBマーケティング
>経営企画
>広報・IR

設計・施工管理

設計・施工管理のスタッフは建築・土木・管工事など複数の分野で必要とされており、それぞれ求められているスキルや経験が異なります。どの分野のどの領域において経験や実績をもっているのか、はじめに明記するようにしましょう。

また、現場の規模感によっても作業領域や得られるスキルは変わりますので、プロジェクトごとに詳細を記載しましょう。応募先企業と共通する経験があれば強調してアピールしてください。関連する資格を取得していれば、それも大きなメリットとなります。今後受験予定の資格でも、取得に向けて勉強中であれば、それを記載することで評価につながる可能性もあります。

各職種の職務経歴書テンプレートは、以下からご覧ください。

>施工管理・設備工事
>プロパティマネジメント

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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