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販売職の職務経歴書の正しい書き方や自己PRの方法を解説【例文あり】
販売職を目指した転職で職務経歴書を作成する際には、どのような点を意識すれば採用担当者の高評価となるのでしょうか。
ここでは、販売職を目指した転職で、採用担当者の印象に残る職務経歴書の作成のポイントをご紹介します。販売職で求められる能力やスキルを効果的にアピールする方法の他、基本的な職務経歴書の作成方法を解説しますので、販売職を目指す方はチェックしてください。
基本的な職務経歴書の書き方のポイント
まずは、職務経歴書を書くときに押さえておきたい、基本的なポイントをご紹介します。
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職務経歴書は、わかりやすく簡潔に書く
職務経歴書は長々と書かずに、わかりやすく簡潔にまとめることが大切です。採用担当者は、職務経歴書から応募者が求める人材に合致しているかを判断しようとします。
たくさん書いてあるけれど何がアピールポイントなのかわからない職務経歴書よりも、経験やスキルを簡潔に伝えている職務経歴書のほうが、採用担当者の印象に残るでしょう。
ただし、あまりに空欄が多いと「熱意が足りないのでは?」と思われてしまう可能性があるのでご注意ください。 -
スキルや実績をアピールできる内容で書く
企業の採用担当者は職務経歴書を見て、応募者がこれまでの業務経験を自社でどのように活かすことができるのかという点をチェックします。経験した業務の詳しい内容や、業務を通してどのようなスキルを身に付けたのか、またそのスキルを応募企業でどう活かすことができるのかを具体的に書きましょう。
販売職の職務経歴書の書き方のポイント
続いては、販売職を目指した転職活動で職務経歴書を作成する際に、どのような点に気を付けるべきかご紹介します。
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同職種から転職する場合は仕事内容を具体的に書く
販売職を目指した転職で、前職または現職が同職種であった場合、スタッフの人数や店舗の規模の他、1日の顧客数、1日の売上などを、具体的に伝えることが大切です。他にも、取り扱った商品について記載することで、経験した仕事内容を採用担当者にイメージしてもらいやすくなるでしょう。
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異業種から販売職に転職する場合は活かせる経験を書く
異業種から販売職に転職する場合、前職での業務内容を詳しく書くとともに、販売職で活かすことができそうな経験・スキルをアピールする内容でまとめてください。そのためには、応募企業や販売職という職種をよく研究して、今までの経験との接点を探すことが重要です。
販売職に求められる能力とは?
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転職活動を行う際には、常に「応募先の企業が何を求めているのか」を意識する必要があります。これは、職務経歴書をまとめる際にも同様です。
販売職にどのような能力が求められているのか、考えてみましょう。
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売上を意識して積極的に行動できる力
販売職では、売上を意識して積極的に行動する姿勢が求められます。販売の経験がある方は、これまでの業務で集客のために行っていたことや、来店したお客様の購買意欲を高めるためにどのような働きかけを行ったのかなど、工夫した点を自己PR欄で説明しましょう。
販売の経験がない方は、前職・現職で売上アップを意識して取り組んだことを書いてください。たとえば、営業職の場合、受注見込みが高い顧客には定期的に訪問してアプローチを行ったなど、具体的なエピソードを書くといいでしょう。 -
顧客と良好な関係を築けるコミュニケーション能力
販売職として仕事する上で、コミュニケーション能力は欠かせません。特に、店頭販売のポジションで求人を募集している場合、お客様の話をよく聞いて会話を弾ませることができる方や、お客様に商品の魅力を的確に伝えることができる方は歓迎されます。
販売職の職務経歴書はパソコンで、フォーマットを使うのがおすすめ
企業から指示がない場合、職務経歴書はパソコンで作成するのがおすすめです。文字が均一なので手書きで作成するより採用担当者が読みやすいですし、応募企業でパソコンを使った事務作業を行う必要がある場合、アピールポイントとなるでしょう。
なお、職務経歴書を作成する際には、インターネット上で入手できる職務経歴書のフォーマットをダウンロードして利用すれば簡単です。職務経歴書のフォーマットには様々な種類がありますが、設けられている項目を確認して、自分の魅力を最大限にアピールできるものを選んでください。また、販売職やサービス業に特化したフォーマットを使うのもおすすめです。
WordやExcelのフォーマットの場合、自分で細部を調整することもできます。手を加えることで、より自分に合った職務経歴書を作成することができるでしょう。
販売職の職務経歴書で効果的にアピールするときの例文
続いては、販売職を目指した転職における職務経歴書の例文をご紹介します。
「職務経歴概要」「御社で活かせるスキル・経験」「職務経歴詳細」「自己PR」ごとに、それぞれ詳しく解説します。
職務経歴書サンプル
職務経歴概要
○○大学を卒業後、20xx年xx月、株式会社○○○○へ入社。新入社員研修を経て○○店の販売職へ配属され、主にレディース服の販売に従事して参りました。接客においては、どんなときも笑顔で対応する事を心がけ、お客さまのニーズを引き出すことを大切にし、親身の接客を行って参りました。20xx年○半期において、個人売上1位を獲得した実績がございます(社員数○名)。
貴社で活かせるスキル・経験
- ・コミュニケーション能力:現職では店舗の中心的存在となり、ムードメーカーとして明るい雰囲気づくりに貢献しています。
- ・傾聴力:お客様のニーズを聞き出す、おもてなしの心を大切に接客するよう心掛けています。また、あらゆることに耳を傾けた結果、視野も広くなり、スタッフ間のコミュニケーションも円滑にすることができました。
- ・資格:TOEIC650点
職務経歴詳細
- 20xx年xx月 ~
20xx年xx月
(○年○ヶ月) -
20xx年xx月 〜 20xx年xx月(○年○ヶ月)
新人研修後、□□店に販売員として配属され、主にレディース服販売、顧客管理を担当しました。- 担当地域:□□
- ターゲット層:20代女性
自己PR
○笑顔で顧客のニーズを引き出す
販売の計画、顧客作り、そしてマネジメントと幅広い業務をこなして参りましたが、入社時から怠らずに続けていることは、どんなときも「笑顔」でいることです。親しみやすい笑顔を作ることで、お客さまからのニーズをより引き出しやすくし、親身になることで安心してお買い物をしていただける環境を作ることができました。
○個人売上1位の実績
数字を取るための貪欲さも忘れず、つねに意識しながらお一人ずつの接客を行って参りました。その結果、個人売上1位にもなり、また1日で2日分の予算を一人で取ることもできました。自分の自信にもつながり、強みとなっております。「笑顔」そして「貪欲さ」を活かしていきたいと思います。
合格率をアップさせる職務経歴書の作成は転職エージェントにお任せを
販売職を目指した転職で職務経歴書を作成する際には、これまでの経験を活かして応募企業の売上に貢献できることを伝えることが大切です。
職務経歴書を作成したもののうまくアピールできているか心配なときや、まとめ方がうまくわからないときは、転職エージェントの職務経歴書添削サービスを受けてみてはいかがでしょうか。
マイナビエージェントでは、各業界に精通したキャリアアドバイザーが履歴書や職務経歴書で効果的にアピールする方法をアドバイスしております。応募書類の添削サービスの他、求職者の皆様の転職活動全般をサポートさせていただきますので、ぜひ一度ご相談ください。
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