メニュー

履歴書の書き方

第一印象から好感を持たれる履歴書の書き方を伝授いたします

転職成功ノウハウ 履歴書の正しい書き方マニュアル

転職活動において、書類選考は最初の関門です。まずは、履歴書と職務経歴書で、自分の魅力を企業に伝え、採用担当者から「会ってみたい」と思ってもらう必要があります。そのためには、履歴書を書く上でのマナーや、基本的なルールについても知っておかなければなりません。
「十分理解している」と思っていても、うっかり思い違いをしていることもあります。履歴書を書く前に、基本的なルールや書き方について、あらためて確認しておきましょう。

履歴書とは

履歴書は、就職活動や転職活動を行う際、自分のこれまでの経歴を企業に知ってもらうために提出する書類です。生年月日や氏名、住所といった基本的な個人情報から、学歴、職歴、保有資格などの経歴、志望動機や自己PRといった応募に関する事項までを、1枚の用紙にまとめます。
履歴書の形式はJIS規格で定められており、原則としてこのフォーマットに則って作成します。企業に提出した履歴書は、不採用の場合は返却もしくは破棄され、採用された場合は従業員情報のひとつとして企業に保管されます。

履歴書の各項目の書き方

履歴書のサンプル

※JIS規格の履歴書を基に作成した画像です。このページでダウンロードできる履歴書は、マイナビエージェント独自のフォーマットとなるので、若干内容が異なります。ご了承ください。

履歴書サンプルのダウンロード

履歴書作成の6つのポイント

  • 手書きが基本だがパソコンでの作成も認められつつある

    かつては、市販の用紙に手書きで記入するのが一般的でしたが、業界によっては、パソコンで履歴書を作成しても問題ないと考えている企業も増えてきています。手書きとパソコンでの作成のメリットをそれぞれ知った上で、作成方法を選びましょう。

  • 読みやすい丁寧な字を心掛ける

    文字は崩さず、楷書で丁寧に書きましょう。筆記具は黒のペンを使います。文字のサイズは大きすぎても小さすぎても読みにくいものです。どのくらいの配分で書くと欄がきれいに埋まるのかを、確認しながら書くようにしてください。

  • 誤字・脱字の見直しをする

    誤字や脱字は、社会人としての基礎力が低いと思われる原因となります。漢字の間違いや、何の気なしに略語を使っていないかなど、提出前の再チェックを必ず行ってください。

  • 写真の印象は大切

    白やグレー、青の背景を使って、明るい表情で撮影した写真を貼ります。カジュアルな印象にならないように身だしなみを整えて、スーツを着用するのが基本です。過度なアクセサリーや奇抜な髪形は避け、清潔感を大切にしてください。

  • 空欄を作らない

    履歴書の欄は、原則として全て埋めるようにしてください。特に書くことがない場合、「賞罰」は「なし」「本人希望欄」は「貴社規定に従います」と書きます。それ以外の、自己PRや長所、趣味といった欄については、内容を記載する必要があります。

  • 古い履歴書の使い回しをしない

    履歴書は、それぞれの応募先企業に合わせて作成する必要があります。特に志望動機は、企業によってその内容は変わるはずです。そのため、別の企業から返却された履歴書を使い回したり、以前書いた物をそのまま使ったりするのはやめましょう。

履歴書作成のNGルール

  • 嘘の内容

    履歴書の内容を充実させようと、学歴・職歴や資格、実績などに嘘を書いてはいけません。仕事に就いていた期間や会社名は事実を記載していて、「マネージャーとして」や「プロジェクトリーダーとして」など職務内容を偽ることもやめましょう。それでもし入社できたとしても、仕事ぶりで「本当にマネージャーだったのか?」など後から疑われると肩身の狭い思いをします。軽い出来心で嘘を書くことだけは絶対にNGです。少しでも嘘がばれると、履歴書に書いている内容すべてに信頼がなくなります。

  • あいまいな志望動機

    キャリア転職の場合は、すでに社会経験を十分に積んでいる人材が求められます。そのため志望動機も具体的で、説得力のある内容に仕上げなければいけません。

    例えば「貴社の社風に魅力を感じました」、「経営方針に共感しました」といった表現はあいまいで、どの会社にも通用する文言だと判断されます。あたりさわりのない内容ではなく、なぜ「この業界なのか」、「この仕事なのか」、そして「この会社なのか」を明確に言葉にしましょう。

    気を付けなければいけないのは、未経験での転職の場合「貴社でしっかり勉強させていただきたい」など書いてしまうことです。業界未経験でも、企業はすぐ即戦力として働ける人材を求めています。できる限り自分で入社前に勉強する、と意欲を示すように書き方を注意しましょう。

  • ネガティブな退職理由

    職歴には入社と退社について書きますが、退職理由は「一身上の都合により」、「契約期間満了につき」、「会社都合により」とするのが一般的です。特に「健康上の理由により」などネガティブなことを書く必要はありません。

    一方で、場合によってはもう少し具体的に退職理由を書いた方が良いこともあります。例えば何度も転職しているような場合は、すべて「一身上の都合により」と記すより、「親の介護のため」や「キャリアアップのため」など具体的な理由をあげましょう。ブランクの空いている女性の場合も「結婚のため」、「出産のため」など退職理由を書いておいた方が良いでしょう。

履歴書を送付する際の注意点

メールもしくは郵送で、履歴書を応募先の企業へ送る場合があります。
メールで送る場合は、メールの本文にはどのようなことを書いたらいいのでしょうか。また、郵送する場合には、送付状はどうしたらいいのか、どのような封筒を選んで送ればいいのかを知る必要があります。
履歴書を送付する際に知っておきたいことは、下に挙げる記事を参考にしてみてください。履歴書の送り方にも注意を払いましょう。

履歴書に関するQ&A

履歴書を作成する上で、「手書きが基本だといわれているが、パソコンで作成してはいけないのか」「Wワークをしている場合、履歴書の職歴欄はどう書けばいい」「第2新卒の場合の履歴書の書き方は?」など、様々な疑問に直面することもあるでしょう。
このような疑問をそのままにしてしまわず、正しい知識を身に付けた上で履歴書作成を行うことが大切です。履歴書にまつわる、よくある疑問とその解決策をまとめました。

履歴書の書き方ページ。転職エージェントならマイナビエージェント。マイナビの転職エージェントだからできる、転職支援サービス。毎日更新の豊富な求人情報と人材紹介会社ならではの確かな転職コンサルティングであなたの転職をサポート。転職エージェントならではの転職成功ノウハウ、お役立ち情報も多数掲載。