更新日:2025/02/28
この記事のまとめ
転職活動において、履歴書を手渡しするケースも少なくありません。社会人としてマナーを押さえて準備したいところですが、どのような封筒を選べばよいのか、履歴書を封筒に入れる際の順番や向きに決まりはあるのか、面接官に直接手渡す場合と受付に提出する場合とでは封筒の扱い方に違いがあるのかなど、意外と知られていない点も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、履歴書を手渡しするケースに焦点を当て、封筒に入れる際の手順とマナー、面接官へ渡すときや受付への提出など、シーン別の注意点とポイントを詳しく解説します。転職活動を控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
履歴書は、転職活動で自分をアピールする重要な書類です。選考会場で履歴書を手渡しする際は、封筒に入れるのがマナーとされています。主な理由は以下の3点です。
履歴書を手渡しする際の封筒の扱い方には、細かな注意点やマナーがあります。ここでは、履歴書を入れるのに適した封筒の選び方、職務経歴書などの関連書類と一緒に封筒に入れる際の順番や向きについて解説します。
履歴書のサイズには、B5とA4の2種類あります。企業から指定がない限りは、自分で好きなサイズを選ぶ形で問題ありません。一般的には、多くの文字数を記入したい場合はA4、そうでない場合はB5を選べばよいでしょう。
履歴書を入れる封筒は、基本的に白色の角形2号サイズがおすすめです。A4サイズの履歴書をクリアファイルに入れた状態でも入るサイズであり、なおかつフォーマルな印象を与えられます。履歴書をB5サイズで作成する場合は、角形4号を選択してもかまいません。
一方、避けたほうがよい封筒として、履歴書を三つ折り以上にしなければ入らない小さなサイズや、色付きの封筒などが挙げられます。書類に折り目がついて読みにくくなったり、カジュアルな印象を与えてしまったりする可能性があるためです。
履歴書や職務経歴書などの書類を封筒に入れて手渡しする際は、受け取る側がスムーズに取り出して中身を確認できるように、封筒の開口部に向かって上から下へ挿入するのがマナーです。
書類の上下左右の向きにも注意を払いましょう。履歴書を一番上に、その下に職務経歴書、そのほかの書類と重ねていきます。なお、汚損や破損のリスクを減らすため、提出書類をクリアファイルに挟んでから封筒に入れるとよいでしょう。
面接官に履歴書を直接手渡しする場合、面接官が履歴書の内容をすぐに確認できるよう、封筒にのり付けをする必要はありません。
一方、受付担当者に履歴書を渡すことが事前に分かっている場合は、封筒にのり付けしてもよいでしょう。履歴書の扱い方には、このように相手や状況に応じた配慮が求められます。
封筒の表裏の書き方や扱い方は、履歴書を手渡しする際の大切なマナーです。ここでは、封筒の表面と裏面それぞれの記入方法を分かりやすくまとめました。迷いがちな添え状の要否についても解説しています。面接官に失礼のないよう、適切なマナーを心がけて選考に臨みましょう。
企業に直接訪問して履歴書を渡す場合は、郵送時と異なり、封筒への記載事項は最低限です。手渡しの場合、表面の企業の住所と宛名の記載はいりません。採用担当者と顔を合わせて自ら手渡しするケースでは、記載する必要性がないためです。
したがって、封筒の表面で記載するのは、左下に赤字で表記する「履歴書在中」のみです。「履歴書在中」と書いたら、定規を用いて同じく赤字で四角形に囲みます。なお、履歴書以外の書類を同封する場合は「応募書類在中」と表記しましょう。
封筒裏面の左下には、自分の住所と氏名を記載しましょう。封筒ごと履歴書を提出する際に、採用担当者が一目で誰の履歴書か判別できるようにするためです。
面接時に直接履歴書を手渡す場合は、添え状を用意する必要はありません。添え状とは、履歴書や職務経歴書などの書類を郵送する際に同封する書面のことで、提出書類の内容確認や応募の意思表明などを目的としています。なお、面接官へ渡す際はひと言添え、封筒から取り出してクリアファイルごと手渡しましょう。
面接時に履歴書を手渡すときは、状況によってマナーが異なります。慌てたり、自信がなさそうに見えたりしないよう、理想的な立ち居振る舞いについて確認しておきましょう。ここからは、面接官に直接手渡す場合と、受付で履歴書を預ける場合の2つに分けて解説します。
面接官よりも先に案内され待機し、面接官があとから入室するシチュエーションの場合、あらかじめバッグから履歴書の入ったクリアファイルを取り出し、机の上に準備しておきましょう。面接官が待機している場合は、「応募書類をお預かりします」などと声をかけられたタイミングで、封筒からクリアファイルを取り出して渡します。
いずれの場合も、封筒の上にクリアファイルに入れた書類を重ね、面接官が読みやすい向きに持ち直して、「本日はよろしくお願いいたします」などと一言添えながら両手で渡すのがマナーです。催促されない場合は、会話の流れを見てこちらから「応募書類を持参いたしましたが、いかがいたしましょうか」と尋ねるのもよいでしょう。
応募先企業の受付で履歴書を手渡しする場合は、封筒に入れた状態のまま渡しましょう。その際は、封筒の表面を上にして両手で持ち、受付担当者から文字が読める向きで差し出します。
なお、中には受付での応対を選考材料とする企業もあり、受付担当者から採用担当者へ応募者の応対を報告しているケースもあります。採用担当者でないからといってマナーに欠ける応対をしないように注意が必要です。いつ、どこで、誰に見られても恥ずかしくない振る舞いを意識しましょう。
履歴書を手渡しする際の封筒の扱い方には、細かな気配りが求められます。面接という、転職活動の重要な局面で失敗しないためにも、入念に対策しておきたいものです。ここでは、ほかの応募者と差を付けるために知っておきたい、2つのポイントを紹介します。
履歴書を手渡しする際は、封筒自体をクリアファイルに挟んでから持ち歩くようにすると安心です。これにより、移動中に封筒が折れたり汚れたりするリスクを軽減できます。角形2号の封筒を使う場合は、A4サイズのクリアファイルを2枚使って封筒を挟むようにするとよいでしょう。
また、封筒は大きめのバッグに入れて持ち運ぶことをおすすめします。面接会場への到着後、提出前にクリアファイルから封筒だけを取り出しておきましょう。
面接で履歴書の内容について質問されることが多いため、提出用とは別に確認用の履歴書を用意しておくと便利です。手書きの場合はコピーを、パソコンで作成した場合はもう1部印刷し、クリアファイルに挟んで持参しましょう。
面接までの空き時間や移動中に内容を再確認しておくことで、より落ち着いて面接に臨めます。入念に準備し「やれることはやった」と感じられれば、堂々と自分をアピールできるでしょう。
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転職活動の中で、選考会場における履歴書の提出は第一印象を左右する大切な場面です。誠実さをアピールできるチャンスととらえ、適切な封筒選びから、封入の手順、面接時の振る舞いに至るまで、配慮とマナーを意識しましょう。
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