円満退社とは?退社までの8ステップと意識すべきポイント|求人・転職エージェント

更新日:2020/11/25

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円満退社とは?退社までの8ステップと意識すべきポイント

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円満退社とは、従業員が退職するにあたって、会社側・従業員側ともに、わだかまりや揉め事がない状態で労働契約を解除することです。
同じく、労働契約を解除する言葉として「自然退職」がありますが、こちらは休職期間の満了など、会社や従業員の意思とは関係なく労働契約が終了することを指します。
転職が無事に決まった後は、良識ある社会人として円満退社することが望ましいといえるでしょう。円満退社するには、スケジュールを調整するなど早めに準備することが大切です。
ここでは、円満退社する方法や一般的な退社までの流れの他、円満退社するために押さえておきたいポイントをご紹介します。

目次

円満退社による3つのメリット

まずは、円満退社することでどのようなメリットを得ることができるのか、3つご紹介しましょう。

1.退職までの手続きをスムーズに完了できる

退職するにあたって、社内では様々な手続きが発生しますが、円満退社をするのであれば周囲の協力を得て、スムーズに手続きを進めることができるでしょう。

2.転職活動がスムーズになる

転職活動の採用面接では、前職について質問される場合があります。面接で退職の経緯などを聞かれたとき、円満退社をしたのであれば後ろめたさを感じることなく、自信を持って回答することができるでしょう。
また、前職について回答する中で、円満退社したことが伝われば面接官の好印象となる場合があります。

3.構築した人脈を転職先で活用できる

円満退社であれば、前職の人間関係を良好に保ったまま転職できるため、それまで築いてきた人脈を転職先で活かすことができます。
退職を機に独立したいという場合も、前職の人脈をビジネスチャンスにつなげることができるかもしれません。

円満退社の流れを8つのステップで解説

続いては、円満退社するためにやるべきことを、8つのステップで解説します。

1.キャリアプランを見直して退職すべきかあらためて検討

まずは、本当に今退職すべきか、あらためて検討しましょう。キャリアプランを見直して現職にとどまるべきか、新しい職場で再スタートすべきか考えてみてください。

2.退職の意思を伝える

できる限り早めに、直属の上司に退職の意思を伝えましょう。突然「退職したい」と伝えるのではなく、「相談したいことがあるのですが、お時間頂けますでしょうか」などと切り出すのがおすすめです。

3.退職日を決定する

就業規則の退職に関する規程を確認の上、最終勤務日や退職日を決めます。
引き継ぎや有給休暇の消化をスムーズに行うためにも、退職を決意したら早めにスケジュール調整を行うようにしましょう。なお、退職日は繁忙期や決算期を避けて設定するのがマナーです。

4.退職届を作成して提出する

一般的な企業では、退職が決まったら退職届を提出するのがルールです。就業規則で定められた形式に即して退職届を作成し、提出しましょう。

5.引き継ぎをする

円満退社するために、引き継ぎは丁寧に行いましょう。誰が見てもすぐわかるような担当業務のマニュアルを作成するなど、後任の担当者や部下、上司などに迷惑をかけないよう、配慮してください。

6.取引先に挨拶する

社内だけではなく、社外の取引先などにも退職する旨を伝えましょう。挨拶回りを行う際は、後任の担当者も紹介します。
なお、取引先などへ挨拶する際に、退職理由や転職先について詳細を語るのは、ビジネスマナーに反するので避けてください。

7.挨拶状や挨拶メールを作成して送付する

直属の上司や同僚、主要な取引先などには直接会って退職することを伝えますが、直接伝えられないクライアントやお世話になった社内の人などには、挨拶状や挨拶メールを送りましょう。
なお、送付するタイミングですが、退職の直前までやりとりが発生する可能性もありますので、早めに送る必要はありません。

8.デスク周りをきれいにする

後から使う人が気持ち良く使えるよう、自分が使っていたデスク周りをきれいに片付け、掃除しましょう。
私物や書類の置き忘れがないよう、最終出社日には必ず確認してください。

スムーズに円満退社するための5つのポイント

最後に、円満退社するために押さえておきたいポイントを、5つご紹介します。

1.提出書類の期限を守る

退職届が受理されると、退職に関する事務手続きを進めることができます。円満退社するために、書類の提出期限を守るようにしてください。

2.退職の意思を伝える順序を間違えない

いきなり人事や部長に、退職の意思を伝えるのは避けましょう。伝える順序としては、まず直属の上司に相談します。また、自分から周囲に転職することを漏らさないよう、注意しましょう。

3.引き止められたら退職理由を誠心誠意伝える

直属の上司などに退職を引き止められたときは、自身が掲げるキャリアプランを提示し、現職では実現することができないことや、在職し続けたとしても十分な貢献ができないことなど、退職したいと考えた理由を誠心誠意伝えてください。
注意点として、「待遇が悪かったから」「人間関係に嫌気がさしたから」など、ネガティブな理由を伝えるのは控えましょう。できるだけポジティブな退職理由を伝えることができるように心掛けてください。

4.引き継ぎは完璧に行う

後任者が業務遂行に困らないよう、引き継ぎは完璧に行うようにしましょう。担当した案件の進捗を一覧でまとめておくなど、誰が見てもわかるように、しっかり準備してください。
残務整理が退職日までに終わらないと、転職先にも迷惑をかけることになりかねないので、計画的に終わらせるようにしましょう。

5.有給休暇はしっかり消化する

有給休暇の消化が退職日までに間に合わないということのないように、計画的にスケジュールを立てるようにしてください。急に有給休暇を全て消化したいと伝えると会社に迷惑がかかってしまうので、余裕を持って申し出ることが大切です。
なお、引き継ぎを行う場合は、引き継ぎが完了してから有給休暇を消化するようにしましょう。

円満退社となるよう、計画的にスケジュールを立てよう

転職が決まったからといって、退職までの手続きを怠ると、思わぬトラブルを招いてしまうおそれがあります。円満退社するためにも、最後まで誠意を持って仕事や引き継ぎを行ったり、周囲の従業員と接したりすることが大切です。
マイナビエージェントでは、現職への退職交渉や退社までのスケジュール調整についてアドバイスさせていただきます。求職者の皆様がスムーズに新しい職場で働き始めることができるように、入社までのお手伝いをさせていただきますので、ぜひ一度ご相談ください。

執筆・編集

巽 信貴

株式会社マイナビ所属。前職ではアパレル業界での営業職を経験。ブランドの立ち上げ・ブランド戦略の立案・拡販などに携わった。その後、マイナビに転職をし、キャリアアドバイザーとして従事。20代・30代の転職サポートに強みがあり、将来のキャリア設計に俯瞰的なアドバイスを得意としている。

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