退職の切り出し方はどうするか?伝える相手と内容・タイミングなどを解説|求人・転職エージェント

更新日:2022/03/24

転職全般

退職の切り出し方はどうするか?伝える相手と内容・タイミングなどを解説

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この記事のまとめ

  • 退職を切り出すときはまず上司に伝える。家族へは転職活動を始める前に切り出すのがよい。
  • 退職を切り出すときは上司のスケジュールを確認したうえで、2人きりで話せる場所を選ぶ。
  • 退職を切り出すタイミングは繁忙期を避けよう。

勤めてきた会社でトラブルなくスムーズに退職するために、どう退職を切り出したらよいのか分からない方も多いでしょう。お世話になった職場を円満に退社するためのマナーや、応援してもらえる転職理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

そこでこの記事では、退職の切り出し方や内容、タイミングなどを解説します。退職に関するトラブルの対処法や退職が決まった後にすることも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

退職を切り出すときは誰に伝える?

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退職を切り出すときは、「いつ」「誰に」「どのように」伝えるかが大切なポイントです。退職を切り出す相手は、家族・同僚・上司が該当するでしょう。ここでは、退職を切り出す相手とそのタイミングなどについて詳しく解説します。

まずは直属の上司

退職の意思表示は、初めに直属の上司に伝えましょう。上司の承諾を得る前に同僚や先輩、他部署の方に伝えることは、基本的にはルール違反です。まずは上司に伝え、その後の流れや仕事のスケジュールなどを相談します。

伝え方としては「ご相談があるのですが」という形で面談の時間を取ってもらい、ほかの方に分からない形で進めるとよいでしょう。

同僚・家族への退職の切り出し方

同僚には退職が決まってから伝えるとよいでしょう。退職の承認が降りる前に同僚に伝えてしまうと、社内で噂が広がり、職場を混乱させてしまうことがあります。

家族に対しては、転職を考えた時点で相談しましょう。何も相談せずに退職すると、家族も心配してしまいます。転職時のトラブルを避けるためにも、どのような理由で転職するのか、きちんと相談しておくことが大切です。

社会人として避けるべき退職の切り出し方とは?

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退職を切り出すときに気をつけたいのは、辞める会社や同僚たちに迷惑をかけないことです。会社を辞めても、その後の社会人生活で何かご縁があるかもしれません。

社会人としてのマナーを守り、円満に退社することを心掛けましょう。ここでは、社会人として避けるべき退職の切り出し方を3つ紹介します。

メールやLINEで退職を一方的に告げて音信不通になる

退職を考えた際、メールやLINEで意思表示をするというのは、社会人の常識からは考えられません。直接言いにくいとは思いますが、上司にあらかじめ時間を取ってもらい、対面で伝えるようにしましょう。

引き継ぎ期間なしでいきなり退職する

民法では、退職希望日の2週間前に退職の意思表示をすればよいことになっています。しかし、会社の就業規則では、2週間よりも前に申し出ることを規定としていることが少なくありません。

法律上は、就業規則よりも民法の規定を優先します。しかし、実際の引き継ぎ期間などを考えると、退職希望日の1ヵ月以上前には意思表示をする必要があるでしょう

勝手なタイミングで退職する

以下のような職場の繁忙期に退職するのは、できるだけ避けたほうがよいでしょう。

  • 年度末である「3月末」
  • 新入社員が入ってきて教育が始まる「4月」
  • 半期の締めがある「9月末」
  • 仕事納めがある「12月末」

上記のような繁忙期は、引き継ぎに時間が取りにくく、これらの時期に退職すると迷惑をかけてしまう可能性があります。

会社によって忙しい時期は違うため、退職時期については自分の希望だけでなく、きちんと上司と相談して決めることが大切です。

退職の切り出し方のポイント

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退職を切り出すポイントは、「退職までの期間に余裕をもってアポイントを取る」「2人きりの静かな場所で切り出す」「上司が忙しくない時間を選ぶ」の3つです。

ポイントを押さえることで、周囲に迷惑をかけずに話ができるでしょう。ここでは、退職の切り出し方について解説します。

余裕をもってアポを取る

退職の意思を伝える際に、退職までの期間に余裕をもって伝えることが大切です。退職したい日の1ヵ月〜3ヵ月前には直属の上司に伝えるとよいでしょう。

その際に退職の話はもち出さず、「ご相談したいことがあるのですが、お時間取れそうな日はございますか?」といったように、まずはアポイントを取ることが大切です。繁忙期を避け、余裕をもって話ができる環境を整えましょう。

退職を切り出す場所

退職について話し合う際は、2人きりで話ができる静かな場所を選びます。また情報が漏れないように、会議室のような個室を選ぶのがおすすめです。退職の話が周囲に広がれば、職場が混乱してしまう可能性もあります。

また居酒屋やレストランなど、食事の席で話すのも避けたほうがよいでしょう。退職を切り出すのは、「交渉」と捉え、冷静に話し合える場所を選ぶことが大切です。

退職を切り出すタイミング

退職を切り出すタイミングは、上司の忙しくない時間帯を選びます。業務時間外である、お昼休みの時間や終業後などがよいでしょう。できるかぎり人が少ない時間帯を狙うのがポイントです。

メールや声かけでアポイントを取る際も同様の方法にしましょう。業務中に業務外のことをもち出すと印象も悪くなり、円満退社が難しくなる場合もあります。

退職を切り出すときに伝える内容

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退職を切り出すときは、お詫びや感謝の言葉で切り出すとスムーズに話せます。そして退職の意思を明確に伝えることが大切です。

退職の理由を聞かれた際には、会社の不平不満やネガティブな内容ではなく、周囲が応援したくなるような前向きな内容を伝えるとよいでしょう。ここでは、退職を切り出すときに伝える内容を詳しく紹介します。

お詫び・退職の意思

退職を伝える際は、「大変申し訳ないのですが」とお詫びの言葉で切り出します。その後、「一身上の都合により退職させていただきたいと思い、お時間いただきました。」と退職の意思をはっきりと伝えましょう。

いままでお世話になったことや時間を作ってくれたことに感謝しつつ、丁寧な口調で話すことがポイントです。

納得してもらえる退職理由

退職理由は「一身上の都合」と記載するのが一般的ですが、周囲から本当の転職理由が何か聞かれることはよくあります。その場合、「給与が安いから」といった不満よりも、周囲が応援したくなるような転職理由を伝えるとよいでしょう。

どのような状況であっても、「自分のやりたい仕事が見つかった」など、何かしらポジティブな理由はあるものです。周囲が応援してくれるような転職理由を見つけておきましょう。

退職に関するトラブルの対処法とは?

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自分の希望が受け入れられず退職できないなど、退職にまつわるさまざまなトラブルがあります。ここではケース別に、退職トラブルに関する対処法をまとめました。

強い引き止めを受けている場合

強い引き止めを受け、なかなか退職届を受理してくれないケースがあります。この場合、「人手が足りない」「退職が上司や人事部のマイナス評価になる」「会社として期待する人材だから手放したくない」といった理由が考えられるでしょう。

しかし、いずれも「辞めないでほしい」という、会社側の希望でしかありません。自分の将来をよく見据えて落ち着いて対応していけば、いずれ退職届を受理してくれるでしょう。

嫌がらせが始まった場合

退職の意思表示をした後、嫌がらせが始まるというケースもあります。あまりに嫌がらせがひどい場合には、会社の人事部に相談しましょう。

それでも状況が改善しない場合には、「都道府県労働局へ相談」「最寄りの労働基準監督署内にある総合労働相談コーナーを利用する」「法テラスで弁護士に相談する」といった方法を取ってみてください。

退職が決まった後にすること

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退職の意思表示をし、承諾された後は退職届の作成や業務の引き継ぎなど、いくつかしなくてはならないことがあります。下記のような手続きについては、社会人としての責任をもって行いましょう。

退職届の作成

テレビドラマでは、「あらかじめ作成しておいた退職届を、退職の意思を伝えるときに出す」というシーンをよく見ます。しかし実際には、話し合いで退職が決まってから、会社の決められたフォーマットに則って書くのが一般的です。

会社で決まったフォーマットがない場合には、無地の白地の用紙に縦書きで、以下のような内容で作成しましょう。

<退職届に記載する内容>

  • 退職理由(「一身上の都合」と書く)
  • 退職日
  • 退職届を作成した日付
  • 署名・捺印

退職届は手書きでもパソコンで作成しても構いませんが、最後に手書きで自分の名前を書き、捺印しましょう

業務の引き継ぎスケジュールとマニュアル作成

自分が退職した後に周囲が困らないように、退職日から逆算して引き継ぎのスケジュールを立て、マニュアルを作成します。

マニュアルは簡単なメモ書きのようなものから、複雑な業務の場合には数ページにわたるものまでさまざまです。いずれも分かりやすく、必要な情報を網羅していれば、決まったフォーマットはありません

クライアントやお世話になった方への退職の挨拶

取引先の担当者や社内でお世話になった方に退職の挨拶をしましょう。その際には、「この度、一身上の都合で退職します。大変お世話になりました」といった内容と、後任者の紹介をします。自分の退職理由には、ふれないほうがよいでしょう。

転職エージェントをパートナーにすれば退職もスムーズ

退職の意思表示をする前に、転職活動を同時進行で行う方も多いでしょう。その場合は「退職」「転職」という大きな2つのイベントに、一度に取り組まなければなりません。こういった忙しいスケジュールをうまく乗り切るためには、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

マイナビエージェントは、転職や円満退社についてのアドバイス、求人の紹介など、求職者の転職活動を丁寧にサポートいたします。「転職できるか不安」「どのような仕事が向いているか分からない」といった方も、ぜひご相談ください。

まとめ

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退職を切り出すのはとても勇気がいることです。言い出しにくいとは思いますが、メールやLINEで一方的に伝えるのはNG。社会人としてのマナーを守り、退職までの期間に余裕をもって直接伝えるようにしましょう。

円満に退職するためのアドバイスや転職活動のサポートを受けたい方は、マイナビエージェントにご相談ください。経験豊富なキャリアアドバイザーが、応募書類の添削や模擬面接をはじめ、求職者の転職活動全般をサポートいたします。

執筆・編集

植村 裕美子

株式会社マイナビ所属。キャリアアドバイザー歴8年。IT業界・アパレル業界の営業を経て、マイナビへ入社。同社にて法人営業、営業職向けのキャリアアドバイザーを経験し現職。求職者様の将来的なキャリアも見据えたご提案を大切に、サポートさせて頂いております。

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