履歴書の電話番号の書き方ガイド|ハイフンやカッコの正しい使い方とは|求人・転職エージェント

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更新日:2025/07/31

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履歴書の電話番号の書き方ガイド|ハイフンやカッコの正しい使い方とは

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この記事のまとめ

  • 履歴書の電話番号欄が正確に書かれていないと、連絡が取れないだけでなく、仕事に対する姿勢で悪い印象を与えかねない。
  • 記載するのは携帯電話番号でOK。数字をハイフンでつなぐ、かっこの位置に注意する、電話番号欄が3行あるときは2行目に書くといった点に注意するとよい。
  • 転職エージェントでは応募書類の添削を受けられるため、上手に活用するのがおすすめ。

転職活動において履歴書は重要な自己紹介の手段です。中でも電話番号欄は、一見単純に思えて意外とつまずきやすいポイントといえます。

「携帯電話と固定電話のどちらを記載したらよいか」「正確な表記方法が分からない」「かっこやハイフンの位置はどこが適切なのか」といった細かい点に悩む方もいるのではないでしょうか。この記事では、履歴書の電話番号欄の正しい書き方と併せて、電話に関するよくある疑問についても解説します。

目次

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履歴書の電話番号欄が転職に与える影響とは

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履歴書における電話番号の書き方は、採用担当者の第一印象に影響を与える重要な要素です。電話番号に不備があれば、面接機会を逃すことにもつながりかねません。万が一、電話番号を記入ミスした際の対処法も把握しておくことで、スムーズな転職活動が実現できます。ここでは、電話番号欄が採用プロセスに与える影響について詳しく見てみましょう。

採用担当者が電話番号から見る第一印象

採用担当者が履歴書の電話番号欄を見たとき、まず注目するのは記載の正確さと見やすさです。数字が読みやすく書かれているか、ハイフンが適切に使われているかなど、細部にも気を配ることが大切です。電話番号は採用担当者との重要なコミュニケーション手段で、連絡がつきやすい番号を記載しているかも評価のポイントとなります。

また、現職の会社からスマホや携帯電話を支給されている場合は、たとえ連絡がつきやすい電話であったとしても転職活動の連絡先に使用することは避けましょう。会社から支給されているのはあくまで業務のために支給されているためです。電話に出やすい時間帯があれば記載しておくと、採用担当者への配慮を示すこともできます。

記入漏れや誤記が招く不利益と対処法

履歴書の電話番号欄の記入ミスや不備は、採用選考に思わぬ悪影響を与えることがあります。数字の誤記や省略されたハイフンは、応募者の注意力不足や仕事への姿勢への懸念材料になるためです。特に企業が連絡を取れなくなるといった状況は、せっかくの面接機会を逃すことにもつながりかねません

紙の履歴書に記入している途中で電話番号の書き間違いに気づいたら、新しい履歴書に書き直すのが原則です。やむを得ない場合は二重線と訂正印での修正も可能ですが、修正液や修正テープの使用は避けましょう。履歴書を提出した後にミスに気付いた場合は、すぐに採用担当者へ連絡し、正しい情報を伝えるとともに謝罪の言葉を添えることが重要です。ミスを防ぐために、提出前に複数回の確認することを心がけましょう。

携帯電話と固定電話はどちらを記載すればよい?

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履歴書の電話番号欄で「携帯電話と固定電話、どちらを書けばよいか」と悩む方もいるでしょう。採用担当者との大切な連絡手段となる電話番号は、適切に記載することが重要です。ここでは、携帯電話と固定電話の記載における考え方や優先順位、記入方法のポイントについて解説します。

携帯電話のみの記載で問題ない

履歴書には携帯電話番号のみの記載で問題ありません。現代では多くの方が携帯電話を常に持ち歩いているため、採用担当者も携帯電話への連絡を前提としています。

固定電話と携帯電話の両方の欄がある場合、固定電話の欄に「なし」と記入しましょう。これは一般的な対応で、固定電話を持っていないことが選考に不利に働くことはありません。電話番号欄が1つしかない場合、携帯電話番号の前に「携帯」と明記すると、より分かりやすくなります。

大切なのは、応募先企業からの連絡に確実に対応できる電話番号を記載することです。特に面接日程の調整や合否に関する連絡といった重要な連絡に迅速に対応できるように、日常的に使用している携帯電話番号を記入しましょう。

携帯電話と固定電話でつながりやすいほうを書く

携帯電話と固定電話の両方を持っている場合、よりつながりやすい方を優先的に記入しましょう。多くの場合、常に持ち歩いている携帯電話のほうが連絡を取りやすいため、履歴書には携帯電話番号を記載するのが一般的です。

両方を記入するなら「携帯:090-XXXX-XXXX(平日17時以降対応可)」「自宅:03-XXXX-XXXX(土日終日対応可)」のように対応可能な時間帯を併記すると、採用担当者が連絡するタイミングを判断しやすくなります。応募者にとっても大切な連絡を取り逃すリスクを減らし、スムーズなコミュニケーションが実現できます。自身の生活スタイルに合わせて、最も確実に対応できる連絡先を記載することが重要です。

履歴書の電話番号の正確な表記方法

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履歴書の電話番号欄は正確で見やすく記入することが大切です。ここでは、ハイフンの正しい使い方や電話番号欄にかっこがある場合の記入方法、「同上」の適切な使用タイミング、3行ある電話番号欄の記入方法について詳しく解説します。これらの基本ルールを押さえることで履歴書の電話番号欄を適切に記入でき、採用担当者とスムーズに連絡が取れるでしょう。

数字はハイフンでつなぐ

履歴書の電話番号は、ハイフンを使って区切るのが基本です。たとえば、「090-1234-5678」「03-1234-5678」と記載します。単なる数字の羅列だと読みにくく、採用担当者が番号を間違えて入力する可能性があるためです。ハイフンで適切に区切ることで視認性が向上し、確実に連絡が取れるようになります。

固定電話番号は市外局番からハイフンで区切って記載し、携帯電話番号も同様に「3桁-4桁-4桁」の形式で記入します。電話番号は採用担当者との重要な連絡手段です。正確で見やすい記載を心がけましょう。

かっこがある場合は位置に注意する

履歴書の電話番号欄にかっこが印刷されている場合、その位置に注意が必要です。かっこが左端にあるときは、携帯電話番号の最初の3桁、または固定電話番号の市外局番をかっこ内に記入し、残りの数字はハイフンで区切ります。具体的には「(090)1234-5678」「(03)1234-5678」といった形です。

一方、かっこが中央にあるときは「090(1234)5678」「03(1234)5678」と記入します。ハイフンは不要です。かっこがない履歴書では、通常の「090-1234-5678」という形式で問題ありません。履歴書によってフォーマットが異なるため、かっこの位置を確認し、それに従って正しく記入しましょう。

電話番号では「同上」を使用してもよい

履歴書に緊急連絡先を記入する際、現住所と同じ電話番号を使用するなら「同上」と記載して構いません。「同上」は左ぞろえで記載し、「〃」ではなく「同上」を使用します。ただし、履歴書において「同上」が使えるのは住所や連絡先といった個人情報欄に限られ、学歴や職歴の欄では省略せず正確に記入する必要があります。

また、履歴書によっては「現住所以外に連絡を希望する場合のみ記入」と指示があり、その場合は「同上」と記入せず空欄のままで問題ありません。「同上」を使用する際は、元の情報が正確に記載されていることを確認しましょう。

電話番号欄が3行ある場合は2行目に書く

履歴書の電話番号欄が3行ある場合、基本的に2行目に電話番号を記入します。3行あるからといって、すべての行を埋める必要はありません。

電話番号欄の幅が狭く、1行にすべて収めると数字が小さくなって読みづらくなるときは、市外局番や携帯電話の最初の3桁を1行目に、残りを2行目と3行目に分けて記入しても構いません。大切なのは採用担当者が見やすく、正確に読み取れる書き方を心がけることです。記入方法に迷った場合、シンプルに2行目にすべてを記入するのが無難です。

転職活動中の電話に関するQ&A 

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転職活動中に起こり得る電話に関する悩みについて、よくある質問と解決策を紹介します。履歴書に記載した電話番号は、採用担当者との重要なコミュニケーション手段です。円滑な転職活動のために、以下の質問と回答を参考にして適切な連絡体制を整えておきましょう。

転職活動中に電話番号が変わったら?

転職活動中に電話番号を変更した場合、速やかに応募企業の採用担当者に連絡しましょう。連絡が遅れると、企業からの面接案内といった重要な連絡を見逃す恐れがあります。聞き間違いを防止するため、連絡方法は電話よりメールがおすすめです。メールには氏名、応募求人名、変更前後の電話番号、変更理由を明記しましょう。

採用担当者から履歴書の再提出を求められた場合、新しい電話番号を記入した履歴書を提出します。転職エージェントを利用している方は担当者に連絡し、企業への取り次ぎを依頼してもよいでしょう。

電話番号はIP電話でも大丈夫?

履歴書に記載する電話番号は、IP電話でも問題ありません。IP電話とは、インターネット回線を利用した電話サービスで、050から始まる番号や従来の固定電話と同じ市外局番から始まる番号があります。

採用担当者にとって大切なのは、スムーズに連絡が取れることです。IP電話を使用する場合、通話品質や安定性を事前に確認しましょう。IP電話の種類によっては緊急通報(110番・119番)ができないものもありますが、履歴書に記載する連絡先としては十分機能します。出やすい電話番号であれば、種類を問わず適切な選択肢のひとつです。

電話に出られなかったときの対応は?

転職活動中に企業からの電話に出られなかったときは、できるだけ早く折り返し連絡することが重要です。静かな場所から連絡し、自分の名前と折り返しの旨を明確に伝えましょう。たとえば、「お世話になっております。○○と申します。先ほど人事部の□□様からお電話をいただき、折り返しご連絡いたしました」と伝えると丁寧です。担当者が出たら、まずは謝罪の言葉を述べ、用件を確認しましょう。

企業の担当者が不在だった場合、担当者の在席時間を確認するか、メールによる連絡に切り替えることも有効です。メールでは「本日お電話しましたが、ご不在とのことでしたので」と一言添えると印象が良くなります。連絡手段を変更する際は、相手の立場に立った丁寧な対応を心がけましょう。

マイナビエージェントなら履歴書作成を徹底サポート

履歴書作成に悩んでいるなら、マイナビエージェントのサポートを活用しましょう。業界に精通したキャリアアドバイザーが、あなたの経歴やスキルを丁寧にヒアリングし、応募書類の効果的な作成方法をアドバイスします。

履歴書は手書きだけでなく、パソコンでWord・Excelを使用して作成する方法も一般的です。資格欄では希望職種に関連する資格を優先的に記載すると、自身のスキルをより効果的にアピールできます。マイナビエージェントでは応募書類の添削から面接対策まで包括的にサポートするため、書類選考で苦戦している方はぜひご相談ください。

まとめ

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履歴書の電話番号欄は、採用担当者と連絡が取れることが重要です。携帯電話番号のみの記載で問題ありませんが、固定電話番号と併記する場合はつながりやすい時間を添えるとよいでしょう。また、履歴書の様式によって記入方法が変わることがあるため注意が必要です。

マイナビエージェントでは、専任のキャリアアドバイザーが履歴書作成の細部まで徹底サポートします。あなたの経歴やスキルを最大限アピールする応募書類の作成から面接対策まで、転職成功への道のりを一緒に歩みましょう。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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