業界別履歴書の書き方 -金融編-|求人・転職エージェント

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更新日:2021/09/09

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業界別履歴書の書き方 -金融編-

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採用担当者の第一印象を左右するのが履歴書です。一般的な書き方のルールはもちろん守る必要がありますが、転職したい業界によって押さえておくべきポイントもあります。そこで今回は銀行や証券会社、IR支援会社など金融業界への転職を目指す人は、どのような履歴書を用意すればよいのかについてまとめました。

目次

金融系の会社に提出する履歴書のポイント

金融業界は一般的に"お堅い"と言われ、採用活動でも誠実さや信頼感が前面に出ている人物像が求められます。履歴書に添える写真も誠実に見えそうなネクタイにするなど、とにかく真面目な印象を与えられるようにしましょう。
履歴書を手書きにするか、パソコンで作成するかは自由ですが、金融業界の場合は手書きの方が丁寧な印象となり評価されているようです。必ずしも手書きにこだわる必要はなく、社風や職種によってはパソコンで作成する方が逆に好まれる場合もあります。自分が応募しようとする会社によってどちらが良いか、しっかり見極めるようにしましょう。

金融系を志望するとき履歴書に書くとPRできる資格

金融業界といっても業種によって必要とされる資格も様々です。例えば銀行や証券会社でリテール営業を希望するなら、日本証券業協会の規程に基づく「二種外務員資格」は必須で、さらに上級の「一種外務員資格」があればなお良いでしょう。

他にも国家資格となる「ファイナンシャルプランニング技能士(1~3級)」、日本FP協会認定のAFP(AFFILIATED FINANCIAL PLANNER)、さらに世界共通水準となる資格であるCFP(CERTIFIED FINANCIAL PLANNER)、証券アナリストなどがあれば評価が高まります。銀行の法人営業など、部門によっては公認会計士や簿記資格なども有効となるでしょう。

一方、M&A関連業務では、公認会計士MBAを必須とする企業もあります。応募先に合わせて有利となる資格名を書くべきですが、資格より実務経験を重視する企業も多くなっています。資格だけにこだわらず、前職でどのような仕事を行っていたか、実績面でも評価を受けられるようにしましょう。

「志望動機」はどうまとめる?

「多くの人との出会いを大切にしたい」、「地域社会発展の手助けをしたい」などといった志望動機を書くだけでは印象が弱いので、もっと具体的に理由づけすることが必用です。銀行でも都市銀行、地方銀行、信託銀行のいずれかによって顧客の対象も業務規模も異なります。地方銀行であれば、地域活動にも積極的に参加し、信頼されて愛される行員を目指したい、など特徴を踏まえた志望動機にするのがポイントです。その他、会社の経営方針や経営戦略を熟考し、自分が感銘を受けた部分などについて説明しましょう。

まとめ
金融業界への転職を目指すなら、履歴書も手堅く、真面目な印象を与えられる内容が理想的です。一字一句丁寧に仕上げ、誠意が伝わるような文面を心がけましょう。金融業界は人気が高いので、他の人と差が付く履歴書にするにはどうすればよいのか、判断が難しいときはマイナビエージェントの手を借りるのもおすすめです。

執筆・編集

荒木 雅人

株式会社マイナビ所属。アドバイザー歴4年。会計士や税理士等の士業の方から管理部門まで幅広く担当。ゴールではなくスタートになる転職をご支援すべく、お一人お一人の立場やその先を見据えたご提案を心がけています。

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