社会人経験1年未満からの逆転劇!社会貢献求め医療機器営業に
業種
- IT_通信
- 医療機器
業務内容
- 個人営業
- 法人営業
年収
- 270万
- 358万
転職へのご志向、転職経緯
求職者様は、就職活動時は「社会貢献性」という軸を基に人材派遣の営業職を目指し活動を進めていらっしゃいました。無事ご内定、ご入社の運びとなり2018年4月より就業を開始されたものの、会社の人材派遣事業撤退により、急遽配属先が個人宅に向けたネット回線の営業部隊となりました。ご自身で選ばれた企業と言うことで、前向きに職務に臨まれていたものの、自社商材が数種類しかなく、新規開拓型の提案のみでありました。
また契約以降はフォロー部隊に引き継ぐという営業スタイルの中で、提案の幅の狭さや、顧客との関わりが短期的という環境に不安を抱えていらっしゃいました。自身の就業環境に関し、晴れない想いを抱えている中、求職者様のご親族で医療機器の営業をしている方から話を伺う機会があり、かねてよりご自身の軸であった「社会貢献」の軸を叶えられる働き方に魅力を感じ、医療機器メーカーへの就業を志望して面談にいらっしゃいました。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
社会人経験1年未満での転職活動開始ということで、転職市場における採用側からの見られ方、職務経歴書の書き方、まだ目立った実績が無い中でのアピールポイントの抽出、面接内での応答などといった、多くの不安を抱えて、ご来社されました。アドバイスとしましては、入社1年目での活動に対する難易度を率直にお伝えしました。最低3年の就業が通例とされる転職市場で、初年度から活動を開始する厳しさをお伝えした上で、自己分析の進め方、医療機器業界に向けたアピールポイントの抽出方法、面接内での質疑応答など、細部まで一緒に考え、相談しながら活動を進めました。
特に、強みの抽出に関しては、現職における個人営業×無形営業と、医療機器メーカーに向けた法人営業×有形営業を紐づけるべく、現職でのノルマ達成に対する成功要因を「行動量(アポ件数)」×「契約率」×「単価」に分解し、それぞれの項目をどのように高水準まで高めたのかという課題ー施策の因数分解から、親和性を導き出しました。
内定までの流れ
初年度での転職活動という背景もあったことから、活動を数フェーズに分割しました。
また、ご自身が志望をしている方向性は本当に合っているのかも確かめるため、幅広くご選考を受けて頂きました。
第1フェーズとして、新卒採用とは異なる中途採用独特の面接の雰囲気を掴むべく、複数社の選考会に参加して頂きました。中途採用は新卒の面接と違い、「深堀り」を中心とした面接が繰り広げられます。その中で自分が回答に詰まる設問はどこなのか、自己分析を深めなければならない部分はどこなのかを明確化して頂きました。
第2フェーズとして、ご自身の面接内での課題点/強みを見つけるべく、医療機器に絞らない「法人営業」×「有形営業」の企業に対し、面接に臨んで頂きました。5W1Hを(「何処で、誰に、何を、どれ位の期間をかけて、いくらで、どのように」)意識して作ったご自身の強みが企業にどのように捉えられるかを実際に体験し企業からのフィードバックを踏まえチューニングに充てました。
第3フェーズとして、実際に医療機器メーカーの選考を受け始めましたが、様々な企業様を受けられたことで、ご自身の理解も深まり、「自分は医療機器メーカーの営業に行くべきなんだ」と自信を持って選考に臨んでいただけました。結果、無事1社目の企業(第一志望)でご内定となりました。
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キャリアアドバイザーから見る転職成功ポイント
「行きたい会社だけ受ける」のではなく、ご自身の市場価値を見極め、活動の中で最大限のパフォーマンスを発揮する準備をされた事が、今回の転職成功ポイントと考えます。ご自身の経験スキルや実績が、第二新卒枠の中でもやや見劣りすることを客観的に捉え、謙虚に、その点を埋めるための具体的行動を取られていらっしゃいました。面接の施行回数を重ねる中で、徐々に中途特有の面接に慣れてきたという側面もございますが、エージェント機能を有効活用し、第一、第二フェーズの面接の中で、自身の何処が評価され、何処がネックになったのかのデータを蓄積し、ブラッシュアップに取り入れていらっしゃいました。
転職サイトからの応募と異なり、エージェントを通した面接では企業側からの具体的なフィードバックを受けることが出来ます。それを真摯に受け止め、自分に足りない部分を明確化させて、その点に関しての回答をご準備された事で、面接を重ねるたびに手ごたえが湧くようになったと仰っていました。 担当アドバイザーとしては、ご自身のポテンシャルに依存することなく、十二分な準備を重ねた上で、第一志望の内定を取るべくして取ったという印象でございました。