Yoshida Chihiro

求職者様は地方銀行にて10ヶ月間の窓口業務と約1年間のリテール営業をご経験されておりました。
様々な項目の目標数字がある中で創意工夫を行いながら実績も残しておられましたが、実績に対する評価制度があまり整っていないことや年功序列の文化にもどかしさを感じていらっしゃいました。
また、あまりにも商品数が多いことから、自身の成長を見据えた際に広く浅くの知識習得になってしまうことに疑問を感じたため、転職を検討されておりました。

面談当初は、「転職活動を始めたばかりで業界の知識もなく、どの求人から見たらいいのかがわからない」とご相談いただいたため、転職活動の流れはもちろん、業界の動向やトレンドなども交えながら情報提供をさせていただきました。
また、転職活動において「転職理由が叶うかどうか」が最も重要になる為、どういった業務内容であればイメージされるものに近いのかを密にすり合わせしながら求人のご提案を行いました。

また、目先の希望条件でなく将来的なキャリアプランや年収イメージ、ご自身の得意不得意を一緒に棚卸しさせていただきました。
求職者様は現職が短い期間での転職になる事へご不安を感じていらっしゃったため、5年後10年後も活躍できる環境に出会うためのサポートをご提案いたしました。

就職活動時も面接が苦手であったことと、全くの異業界への転職でスキル面に懸念があったことから、特に面接対策に注力致しました。
これまでの業務内容や工夫点、印象に残った案件などを様々な観点でヒアリングし、その企業にあわせたアピール内容を選定。
また、ただ面接のアドバイスをするだけでなく、面接官の質問の意図を汲み取る練習や模擬面接形式での対策も実施致しました。

キャリアアドバイザーの視点ももちろんですが、弊社の企業担当から得た情報（面接官の特徴、過去の通過事例やお見送り理由など）も交えて対策を実施したことで、一次面接・最終面接ともに高評価で内定獲得に至りました。