Fukushima Masato

求職者様は、ドラッグストアを運営する企業で新卒から約2年間店舗でお勤めされており、主に来店客への販売接客、商品の陳列・構成を計画する業務に従事されていらっしゃいました。
前職に対して強い不満などはなかったものの、業務面では、今後同じ業務をずっと続けていく事に対して不安を大きく感じていらっしゃいました。
また、元々何もないところから何かを作り出す、自分のした事が形に残るような仕事に漠然とご興味を持っていらっしゃった事や、求職者様ご自身でも「自分はキャリアチェンジをした方が良いのでは」と思っていらっしゃった事、プライベート面でも固定休にして生活リズムを整えたいと思っていらっしゃった事から、ご相談を頂く運びとなりました。

「将来性がある仕事がしたい」お気持ちは明確にあったものの、具体的な職種などは全く決まっていない状況でした。
まずは求職者様と面談を重ね、「将来性がある仕事」をより具体化しつつ、一方で興味をお持ちでいらっしゃった「何かを作り出す」事も具体化した結果、エンジニア職を提案させて頂きました。
また、エンジニア職の求人は概ね土日休みになるケースが多く、求職者様のプライベート面での希望も叶える事が出来ると判断致しました。

初めはエンジニアに対する業務イメージがつかず、興味があるとは言えご不安な気持ちが拭えない様子でした。
ただ、求人のご紹介・ご説明を差し上げるだけではなく、エンジニア職の種類やエリア特性、同様に業務未経験の方でも多くの方が活躍されている事例をお話しさせて頂き、継続してご支援させて頂きました。

方向性がご本人様の希望・ビジョンと重なり選考が進んでおりましたが、未経験職種への転職に対して、実務経験はもちろん、「エンジニア職に就きたい！」という気持ちを伝える根拠が少ない状況でした。

そこで今回は「面接対策」にウエイトを置き、興味を持った事や、なぜエンジニア職をキャリアとしたいのかなど、想定される質問に対してのアウトプットを繰り返し対策しました。
また、「企業別の面接対策」も入念に行い、あくまでご本人様のお気持ちや方向性に相違が無いように、通過率の向上に努めました。
結果、最終フェーズでは3件の企業から高い評価でご内定を頂き、最後は勤務地やご年収の条件面、エンジニア職として携わる業界のジャンル、教育・研修環境をしっかりと比較頂いた上でご入社先が決定し、転職活動終了となりました。