Senbon Kanako

求職者の方は、理系の大学をご卒業後、1社目では研究機器を扱っているメーカーにてカスタマーサポートエンジニアとしてご経験を積まれておりました。
2社目では、別メーカーにてテクニカルセールスエンジニアとしてご経験を積まれておりました。
その後、3社目では計測器のメーカーにて技術営業としてご経験を積まれていた中、ご家族の介護が必要となり専念するべく退職のご決断をされておりました。
約1年間の期間を経て、これまでのご経験を活かし、かつ自己研鑽されておりました語学力を活かして、最後の転職先にしたい旨のご希望を相談頂いておりました。

求職者の方から、初回面談時より下記ご不安点がございました。
1点目、離職期間が約1年あり就業から遠ざかっている事。
2点目、40代前半で経験社数が、次の会社で4社目である事。
3点目、語学を活かしたいが、チャレンジできるのか不安である事。
4点目、前職と同等のご年収を維持したいが、本当に叶うのかどうかという事の主に4点でした。

まずコンサルタント目線ではありますが、全て希望に叶う企業様は少ないかもしれない旨をお伝えし、これまでのご経験からアピールできる点と、物足りないのではないかと考えられる点を率直にお伝えさせて頂きました。
前述踏まえ、4点の中でも優先度をつけて頂きました。
そして、何が今回の転職で叶っていれば、前向きな結果が出た際にご決断できそうかの認識のすり合せをさせて頂きました。

ご提案させて頂いた求人票を確認いただくと、必須要件や歓迎用件で全てが該当している経験ではないので応募すること自体慎重に検討いただいておりました。
しかし、求人自体は流動的な為、ご検討して頂いている最中に募集が終了してしまいチャレンジできない企業も出てきておりました。
そこで流動的な分、ご興味持っていただいた企業様にチャレンジしない事は機会損失になり、選択肢の可能性を狭めてしまっているのではないかとお伝えさせて頂き、積極的に企業様にも応募して頂けるようになりました。

そこからは、ご経験・語学の自己研鑽内容にご興味を持っていただいている企業様でスムーズに面接が進み、見事内定獲得されました。
内定獲得までの過程の中で、面接時のポイントになりそうな情報提供、アピールポイントの確認や、企業担当であるリクルーティングアドバイザーより最新のポジション自体の情報提供をする機会を設け、求職者の方のほぼ4点の希望が叶う企業様で結果に繋げる事ができました。