Ohta Daisuke

21卒で沖縄のホテルを経営している会社へ入社され、1年弱で退職をされておりました。
初回面談を実施したときには、すでに離職されてから半年強が経過している状態でした。
仕事には意欲的な反面、新卒での就活時から希望していた旅行業界での就業を希望されておりました。
また、職場での人間関係や、ベンチャー企業でこれといった教育制度等も無いなか幅広い仕事を任されており、そこになかなかついていけない不安感を持っておられました。
そこにプラスして、コロナの影響をもろに受ける業界という事で、軒並み休業等で仕事も無くなり、モチベーションの維持が難しくなってしまったという事でご相談を頂きました。

半年強で離職、旅行業界希望という難しい条件の希望者との面談で、コロナ禍とご経歴的に希望業界は厳しい旨をお伝えし、その中で今どのようなキャリアを積むべきなのかを丁寧に説明しました。
そのうえで、納得感を持っていただいたうえで転職活動を開始する事となりました。
実際には人と接する事仕事がしたいというところはあったので、そちらを軸にしながら「旅行業界の求人が復活したときに選ばれる立場になれるようなステップアップをしましょう」という話をしました。
具体的には、人材の営業や広告の営業など、未経験からでもチャレンジが出来るような無形商材の営業の紹介をしながらアドバイスを行いました。

複数選考は行ったものの、やはり未経験という事で相対比較でのお見送りが相次ぎました。
その中で複数回に渡る面接対策を行い、転職理由と志望動機の棚卸、その中で今回なぜ営業職を志望するのか？という点のインプットと、実際のご本人様にアウトプットの練習を行って頂き精度の向上に努めました。
また、法人担当との面接対策も実施し、個社毎の面接の特徴や、過去の合格事例やお見送り事例を実際に共有する事で通過率の向上を目指しました。
その結果、最終的には旅行業界ではないものの、第一志望の企業で内定を頂き、転職活動終了となりました。