20代 転職成功者の体験談 転職事例・アンケート・エピソードをご紹介

今回、求職者様の転職成功できた理由は「ご自身の現状把握」を適切にできていたからだと思います。ご自身が応募している企業に対し、自身のスキルが不利な状況にあるという点を踏まえ応募数を担保するという点、また、自己研鑽という切り口で他候補者とのスキル比較にも負けない状態を作れていたと思います。また、50社落ちてもあきらめない、というポジティブな姿勢で転職活動を貫けたことが、結果的に面接でも前向きな姿勢、成長意欲を企業にアピールできたのではないかと思います。

成功のポイントは大きく分けて3つあると思います。
１）自己分析
２）キャリアプランの明確化
３）情報収集の徹底の3つです。

１）自己分析に関しては、特に「なぜそのタイミングで、その行動をしようと思ったのか」を振り返り、理由がきちんと述べられるまでお話しができるようになっていたところです。昔のことなので覚えていない…ということもあるかと思いますが、人の転機は簡単には忘れないものであり、何かしらの理由があると思います。それを言葉にするということが大切です。

２）キャリアプランの明確化は、短絡的に意思決定をしていくのではなく、何事も目標から逆算することが大切ということです。その場で感じたネガティブな理由だけで転職すると、後々失敗した際に一貫性のないキャリアになってしまうことも大いにあり、リスクが高いのです。

３）情報収集は、企業ホームページだけではなく、あらゆる手段で集めることをおすすめします。今回の求職者様も、ホームページを隅々まで見ることは当然のことながら、会社に関するネット記事、プレスリリースまで、目を通し、ご自身なりのお考えもお持ちでした。ぜひ、3点を意識してみてください。

まずはご自身がもつ業務上の強みと、弱みを冷静に見極めることが大切です。ご自身の希望が叶うことが一番の理想ではありますが、転職市場との乖離が大きいと希望を叶えることが難しいのが実状です。 転職市場の市場価値、ご自身の希望、乖離がどれだけ大きく、何をもってすれば叶うのか……この情報をきちんと咀嚼いただき、チャレンジしたいこと、どこまでなら妥協できるか、優先順位をつけてキャリア分析できたことが素晴らしかったと感じます。

最終的に営業職へのご転職となりましたが、ご自身が前職で営業職の何に疲れてしまったのかを明言化でき、その業務を行わない業界への転職ができたことはご自身の強みと弱みを冷静に俯瞰できたからだと思います。市場がどういった方を求めているか、正しく情報を持っていただき活動すれば、離職期間・年齢にかかわらずご自身のご希望を叶えることが可能です。不安に思わず是非ご相談ください。

成功ポイントとしては2点かと思います。どちらも面接対策に通じますが、1点目はコンサル業界に通ずる経験、アピールポイントの棚卸しがしっかりとできたこと。2点目は模擬面接・内容作成まで徹底的にフォローできたことです。

1点目はご本人の経験の中で、目標達成に向けた戦略的行動やお仕事に対するマインド、成功事例の深堀などを深堀りし、エピソード化することによって、面接官からどのように聞かれても、具体的な内容と根拠を持ってアピールできるように仕上げていくことができました。

2点目に関しては、何度もご来社いただき徹底的に企業研究と面接練習ができました。もともとの不安点として、ご本人が面接に自信を持てなかったことが大きな課題点ではありましたが、最終的にキャリアビジョンや志望する企業で何を実現していきたいかなどといった意志の部分まで用意した文章ではなく、自分の言葉でロジカルに話せるまでに仕上がりました。最初は非常に大変だったと思います。しかし、絶対に転職を成功させるといった覚悟と諦めない気持ちを持ち続けていただき、二人三脚で歩めたことが、最終的に第一志望の企業から内定を勝ち取れたポイントだと思います。

活かせる経験が異なる業種への転職でしたので、ご本人がしっかりと企業と仕事内容について理解をし、腹落ちしたうえで面接に行っていただくことを大切にしておりました。お若い方でしたので業務でのご経験だけではなく学生時代のエピソードも強みに加え、対策を行いました。最終フェーズでは、求職者様にはご家族がいらっしゃったので、直近の条件のみならず将来的なご年収やキャリアステップをお伝えし、明確にイメージいただけたことが面接でも良い結果につながり、転職成功への大きなポイントとなりした。