
営業職
- 年齢
- 30 歳
- 性別
- 男性
- 転職活動期間
- 2ヵ月
コロナ影響を吹き飛ばす!ピンチをチャンスに!!
-
前職
- 業種
- アミューズメント、エンタメ
- 業務内容
- 百貨店向け営業
- 年収
- 350万円
-
現職
- 業種
- 倉庫業・梱包業
- 業務内容
- 物流プロセスマネージャー
- 年収
- 450万円
転職へのご志向、転職経緯
求職者様はキャラクターグッズの企画・製造・販売を行っている会社で営業職をされている30歳の男性でした。主なクライアントは百貨店やファンシーショップで、複数の店舗を担当されていらっしゃるご経歴です。昨今のコロナウイルスの影響で会社の業績が悪化し、退職をせざるを得ない状況に追い込まれていらっしゃいました。
しかも、前職は昨年の11月に入社をしたばかりの会社。かつてからの憧れの業界であったため、退職が決まり、ひどく落ち込んでいらっしゃる印象でした。ご家庭もある身でしたので、次は失敗したくないという思いが大変強く、どんな企業も勘ぐってしまい、なかなかスムーズに転職活動はスタートできませんでした。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
前職の会社を辞めたかったわけではないので、次の仕事の方向性がなかなか定まりませんでした。「また同じように次の会社も退職になってはいけないから、安定している会社に入りたいが、安定している会社はどんな会社なのか。そもそもそこに自分は受かるのか、やっていけるのか。何を軸に仕事を選んでいけばいいのか」……そのような点に悩んでおられました。前回の転職時に、やりたいことをやるんだとご家族の反対を押し切って転職先を決定したこともあり、決断することに憶病になっていらっしゃった印象です。
そこでお話しさせていただいたのは、自分に向いている仕事は何かで仕事を選ぶことです。自分自身が得意なことが生かされる環境であれば、自分も活躍ができてスキルアップができる。仮に次の会社でキャリアを終えられなくても新たに選択肢を広げることができるため、長い目で見ると成功経験を積んでスキルを高めるほうがキャリアの安定になると感じました。今回のような退職の経験をされたからこそ、スキルを高めることが重要であると確認し、応募先選定を進めました。
内定までの流れ
自己分析を続けていく中で、営業として売り上げを追い求めるよりも、関係部署との業務調整をしたり、業務改善をするほうが向いているということがわかりました。というのも、前職こそアミューズメントグッズの営業でしたが、大学卒業後長く務めたのは販売職であり、マネージャー経験もお持ちであったのです。実際にセールスをしていくことに抵抗があったことも事実でした。そこで、前職の経験ではなく、前々職の販売職のマネージャー経験を生かした転職先検討を進めました。
その中で、従業員を動かすために数字を用いて説明をし、ルールを決めたりと、業務構築と信頼関係の構築に強みをお持ちでしたので、物流機関における、工程管理の仕事を受けることにいたしました。梱包やピッキングなど物流配送に必要な工程をいかに安全に、効率よく行っていくかを日々考えて、現場職員に伝えていく仕事です。販売職ではありませんが、マネジメントしていくという点に大きな合致点があり、面接でもスムーズにアピールができたようでした。最終的には大手EC企業での物流管理マネージャーポジションにて内定を獲得。年収も100万円近くアップし、ご家族もお喜びのまさにピンチをチャンスに変えた転職活動となりました。