人生を変える、本気度が伝わった転職活動!
業種
- 自動車・自動車部品・輸送用機器
- メーカー
業務内容
- 機械設計
- 機械設計
年収
- 420万円
- 470万円
転職へのご志向、転職経緯
S様は大学をご卒業後、自動車部品の製造販売を行うメーカーに機械設計担当としてご入社され、約3年間にわたってご活躍されてきました。もともとモノづくりに対して熱意のある方で、お仕事自体は楽しんで取り組まれていらっしゃいましたが、ご自身が所属される会社の主力製品がガソリン車から電気自動車に代わることにより需要減少が予想され、今後長くエンジニアとして経験を積むうえで安定性の面から懸念を覚えられていました。
また同社は少数精鋭のチームで開発を行っているため、開発フェーズ自体も細分化されておらず、設計~評価とお一人当たりの業務量が幅広く、モノづくりのフローを体得するという面で魅力的ではあったものの、今後設計のスペシャリストとしてキャリアを積むうえでは、さらに専門性を磨きたいとのご意向もお持ちでした。以上のことから、今回S様は「将来性のある製品に携わりたい」「今よりも大きな企業で設計のスペシャリストとしてキャリアを積んでいきたい」との希望で転職をお考えでいらっしゃいました。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
初回面談でのS様の印象は、モノづくりに対する熱意が感じられる一方で、お人柄としては非常に冷静かつ論理的であり、エンジニアとしての高いポテンシャルが感じられる方というものでした。今回のケースでいうと、移動アクセスの良い場所にお住まいであれば、早々に複数の内定を勝ち得ただろうと思いますが、S様は地方にお住まいかつ現職がなかなか休みが取りづらいという、場所や時間に厳しい制約があり、選考で苦戦が続いておりました。
今回成約となった企業においても最終選考日確定後に、どうしても外せない現職の都合が入ったとのことで、面接数日前に一度リスケのご連絡を頂きましたが、最終選考は先方役員がご出席されることもあり、本気度を見せるためにも必ず参加した方が良い、1日頑張るだけで人生を変えられるとお伝えし、なんとか時間をご調整頂いた経緯があります。現職で大事な仕事があるなかお休みを取ることは本当に難しいと思いますが、転職とは相思相愛が基本ですので、先方の熱量が高いタイミングでアタックすることで内定が近づくと判断し、無理を承知ながらもお願いをし、結果として功を奏しました。
内定までの流れ
S様の書類の通過率は比較的高かったものの、地方にお住まいかつ現職がご多忙なこともあり、面接日程の調整が非常に難航しておりました。最終的な納得感を持つためにも複数の企業で同時に進めることがベストではありますが、それに伴って長期化してしまい、求人がクローズとなってしまっては本末転倒だということ、またお休みを取得できる日も限られていることから、逆に複数の企業で同時に進めるのは非効率だと判断し、志望度が高い1社ピンポイントで選考を受けることで合意し、面接に進むことになりました。
元来真面目な性格であるS様は一次選考を無事に勝ち抜き、最終選考まで辿り着きましたが、結果としては他候補者との比較によりお見送りとなりました。お気持ちとしては現職がご多忙のなかでお休みも取り、沢山の準備をしたこともあって、お見送りの結果に気落ちしたことと思いますが、転職はそもそも難しいものなので諦めるには早いですとお声がけをしたところ、前向きな性格をお持ちなS様はすぐに気持ちを切り替えられ、別の企業に進むことになりました。そうした結果、次の選考に進んだ企業で無事に内定を勝ち取り、転職を成功するに至りました。
転職後に年収アップした方が多数!
マイナビエージェントの役割は、求職者と企業の双方が納得できるマッチングを実現していくことです。
転職で叶えたい内容をヒアリングし、条件に合った求人をご紹介いたします。
転職に関係する悩みであればどのようなことでも相談できますので、ぜひご利用ください。
マイナビエージェントを
利用した方で、
年収がアップした方が
61.1%
※2021年10月1日~2022年9月30日の間に
転職が決まった方で
転職前の年収額を上回った割合
キャリアアドバイザーから見る転職成功ポイント
成功のポイントは「S様が転職を諦めなかったこと」に他ならないと思います。月並みな表現にはなりますが、現職を続けながらの転職は本当にエネルギーを消費するもので、長期化すればするほど心身ともに疲弊していきます。S様は現職がご多忙かつ地方にお住まいのなか、なんとかご都合をつけて挑んだ1社目では最終的にご縁がなく、お気持ちは落胆したことと思います。
しかし、もう数日後にはお気持ちを切り替えて2社目に挑戦し、無事にご縁を生むことができました。2社目でも順当に進んだかといえば、そうではなく、最終選考日に現職でどうしても外せない所用ができたとのことで、一度リスケのご連絡を頂きましたが、今後ご自身が歩んでいくキャリアと現職の責任を天秤にかけて頂き、面接に進んで頂くこととなりました。
最終でも通過するかわからないご状況のなか、非常に苦渋の選択だったと思いますが、今動かないと状況は変えられないと意を決して時間を調整して頂き、転職を成功させるに至りました。S様は今回の転職で「将来性のある東証一部上場企業」にご入社かつ年収もアップとなり、無事に希望の転職を叶えることとなりました。