完全未経験での経理職への転職
業種
- 証券会社
- 監査法人・事務所
業務内容
- リテール営業
- 税務会計スタッフ
年収
- 420万円
- 400万円
転職へのご志向、転職経緯
準大手の証券会社に働かれていた求職者様は相談当初、ネット証券の台頭等により10年後、20年後会社が存続しているか将来性の観点で疑問に思っておられました。また証券会社のリテール営業職として入社してから今日まで従事し、ノルマにとらわれた営業方法で時には顧客のニーズに沿った提案ができていないと感じていらっしゃいました。
10年後会社の経営が傾いてしまったとき、自分はリテール営業経験のみで自分に「これができる」といったものがなく転職することが難しくなっているかもしれないと感じられ、このタイミングで「自分にはこれができる」といった専門分野で働き、市場価値を高めたいと思われ転職を決意されました。「自分にはこれができる」といった候補として、学生時代に何か自分に得意分野を作ろうと簿記2級の資格を取得されており、この資格を活かせる仕事で「経理職」といった職種を中心に受けていくことを決められました。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
「経理職」といった職種への転職を決意されましたが、経理職としての実務経験もなく、簿記2級保有しているとはいえ学生時代に取得したということもあり「即戦力採用」である中途採用では自分のような経歴で内定を勝ち取る可能性は低いのではないかと不安に思っていらっしゃいました。
またマイナビエージェントに相談に来ていただく前に他社エージェント経由で30件ほど書類選考を流しておられましたが、上記で挙げられていた不安がそのままの理由で全てお見送りになってしまい「経理職」への転職は難しいのではないかとおっしゃられていました。私のアドバイスとしましては、実際簿記2級を取得されているとはいえ、完全未経験での経理職への転職は難しいと事実をお伝えしたのと同時に、「なぜ経理職を志望するのか?」といった考えが固められていれば内定を勝ち取れる可能性はあるとお伝えしました。
内定までの流れ
求人紹介の際には完全未経験での経理職と簿記2級をお持ちの方なら実務経験未経験でも応募可能な経理職の求人を紹介させていただきました。応募件数としましては、転職活動の書類選考通過率が一般的に20~30%といわれていますので面接件数を数社確保する為に数十件の応募をしていただきました。書類選考時には完全未経験、実務経験未経験での求人であったので、予想通り書類選考の段階で約70%程お見送りとなってしましました。
しかし面接に進めた企業様も何社かありましたので、1次面接前には私担当のキャリアアドバイザーと面接対策を行い2次面接、最終面接前には企業担当のリクルーティングアドバイザーと面接対策を行い、それぞれの面接対策で「なぜ営業職から経理職へ転職するのか」を求職者の方とお考えのすり合わせを行いました。この3回にわたる面接対策で1次面接、2次面接、最終面接と難なく通過し1社内定を勝ち取ることができました。
転職後に年収アップした方が多数!
マイナビエージェントの役割は、求職者と企業の双方が納得できるマッチングを実現していくことです。
転職で叶えたい内容をヒアリングし、条件に合った求人をご紹介いたします。
転職に関係する悩みであればどのようなことでも相談できますので、ぜひご利用ください。
マイナビエージェントを
利用した方で、
年収がアップした方が
61.1%
※2021年10月1日~2022年9月30日の間に
転職が決まった方で
転職前の年収額を上回った割合
キャリアアドバイザーから見る転職成功ポイント
担当のキャリアアドバイザーからみた転職成功のポイントは2つあります。
1つ目は「応募件数を増やした」ことです。今回の転職はこれまでの経験を活かした転職ではなく、営業職から経理職へ大きく仕事内容を変える転職でしたので、一般の転職活動よりも書類選考の通過率、面接の通過率ともに低くなると予想しておりました。この私の予想を求職者様も理解してくださり少し気になる企業には先ずは応募いただき、数十社の応募をいただいた事により内定を勝ち取る確率を増やせたのだと思います。また少し気になる企業でも実際に面接に参加いただければよりその会社への理解も深まり気になる会社から行きたい会社に変化することもありますのでその点もメリットになるかと思います。
2つ目は3回の面接対策です。先ほど挙げた通り求職者の方に「なぜ営業職から経理職か」を整理していただくことに加え、福利厚生面やその会社の社風も面接対策時にお伝えしておりましたので、内定をいただいた後にスムーズに入社を決意いただけました。