年収や会社規模ではなく、やりがいにこだわる転職
業種
- IT_通信
- 教育・学校・カルチャーセンター
業務内容
- 大手企業向けに自社ERPパッケージ製品を販売
- 学習塾の教室運営
年収
- 600万円
- 350万円
転職へのご志向、転職経緯
求職者様は社会の役に立つ仕事がしたいとのお気持ちが強く、その中でも市場として伸びているIT業界で、かつ幅広い業界にシェアを持つ製品を取り扱っている点に魅力を感じ一社目にご入社されました。 ご入社後は自社パッケージ製品を新規顧客向けに提案する営業業務に従事されておりました。自社製品で会社の業務効率に貢献することでき、ひいては社会貢献にも繋がると考えご入社されたものの、実際は数字至上主義の側面が強く、業務を行う中で社会貢献への気持ちが薄れてしまったことからやりがいを見失い、そのため今回ご転職を決意されました。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
結果として、求職者様はIT業界から教育業界への転身となりましたが、面談当初は「現職でやりがいを感じなくなり、原点に立ち返って社会貢献性が高い仕事をしたい」とご相談を頂いただけで、実際にどのような業界に進みたいのか、どのような仕事がしたいのかといった点に関しては全く決まっておらず困っているようでした。
求職者様はご経験や考え方が非常にしっかりしておりましたので、学生時代から今日に至るまでのご経験を棚卸し、それがどう社会貢献に繋がるかを話し合いました。その中で「幼少期から良い環境で教育を受けることができたので今の自分がいる」というお話がありましたので、日本の未来を担う子供たちの教育を支えることが社会貢献に繋がるのではないですかと提案をさせて頂きました。
内定までの流れ
2019年1月に初回面談を実施し、その際には方向性は確定せずに終話となりました。求職者様も転職をすぐにしたいというわけでもなかったので、その後は月に一度定期連絡の機会を設け、状況確認や情報提供・情報交換を実施しておりました。ゴールデンウィーク直前に再度面談を実施し、その中で方向性を確定させ、5月初旬に一次面接、5月中旬に最終面接を実施し、5月中旬に内定となりました。年収は250万円下がりましたが、求職者様がやりがいを持って働くことができるという理由からご入社を決意されました。
キャリアアドバイザーから見る転職成功ポイント
求職者様がご自身の強みをそのバックボーンからしっかりとご理解されていた点だと思います。これまでの経歴を整理し、強みの根源となっているのは何なのかを洗い出し、それを転職理由と結びつけることができたので、面接でも筋を通して話すことが可能となり、未経験でありながら教育業界への転身ができたのだと感じております。