ものづくり・メーカー
- 年齢
- 27 歳
- 性別
- 男性
- 転職活動期間
- 1ヵ月半
経験を活かすという勇気
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前職
- 業種
- 電子・電気機器
- 業務内容
- 品質管理
- 年収
- 400万円
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現職
- 業種
- メーカー
- 業務内容
- 品質管理
- 年収
- 475万円
転職へのご志向、転職経緯
求職者様の主な転職理由は、年収の将来性に対する不安でした。現時点での年収に大きな不満はないものの、40歳後半でも現年収から100万程度しか伸びない事がわかっており、また残業削減により現時点の年収も減っていっている状況から将来の事を考えた際に不安を感じていらっしゃいました。以上から、転職理由は「将来的に年収が上がる環境にしたい」というシンプルな物でした。転職活動中の不安、不安へのアドバイス
元々の転職理由は、年収起因の「将来に対する不安」でしたが、初回面談時に転職の方向性が「これまでの経験とは違う仕事をした方が良いのでは?」に置き換わっており、「将来市場価値の高い人材になるべく、スキルの幅を広げたい」「手に職を付けた方が安心なので職人になりたい」など希望が散らばっていらっしゃいました。
しかし何故そこまで将来の市場価値を気にするのかを深く伺うと、本来の転職理由であった「年収への不安」が元にあるとわかりました。具体的に身につけたいスキル・なりたい職種をお伺いすると、むしろ安定性・生涯年収が下がる可能性があったため、転職理由を再度お互いに確認し、お考えの職種は適した答えではないこと、良い条件を勝ち取るには厳しい採用競争に勝たなければならず、そのために強みとしてアピールできる物は何かをお話させていただきました。
内定までの流れ
転職活動としては「これまでの経験を活かす求人」「職種を大きく変える求人」の二軸で応募をスタートしました。どちらとも書類が通過したのですが、面接の中で意識の差が明確になってまいりました。「経験を活かす」軸はその業界最大手の一社からすぐに書類通過を頂き、そのままとんとん拍子に選考が進みました。
一方で「職種を変える軸」は、書類通過するも面接で当初のイメージとギャップを感じる事が多々あり、そのことが「自分にできるのか」「将来が想像できない」という不安に繋がっていき、ご意向が上がることはございませんでした。経験を活かす軸から1社の内定、職種を変える軸が最終面接未実施の状況になりましたが、一切迷うことなく「経験を活かす企業」の内定にご承諾されました。