ものづくり・メーカー
- 年齢
- 23歳
- 性別
- 男性
- 転職活動期間
- 1ヵ月半
希望条件の優先度を明確にし、製造オペレータから研究開発職へ!
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前職
- 業種
- 化学・石油製品・繊維
- 業務内容
- 製造オペレータ
- 年収
- 300万円
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現職
- 業種
- 機械・機械部品
- 業務内容
- インク開発
- 年収
- 400万円
転職へのご志向、転職経緯
「化学の知識を生かして開発職に携わりたい」という思いが、求職者様の転職理由でした。高校時代には「ものづくりコンテスト(化学分析部門)」と呼ばれる大会で入賞されるほど、学生時代から化学に対する好奇心が強い方でしたので、とても納得感のある転職理由でした。就職活動でも開発に携われるという軸で活動をされ、それが叶う前職へのご入社を決意されましたが、ご入社後にその会社様が業績不振に陥り、開発部署を縮小することになりました。結果として、製造研修後の配属は技術営業となってしまい、転職を決意されました。転職活動中の不安、不安へのアドバイス
求職者様は以下のような不安を抱えていらっしゃいました。
・希望している化学系の研究開発職は、そもそも未経験
・研究開発職は一般的には修士卒がメインだが、学部卒である。
・社会人経験が1年未満、且つ離職中である。
確かに厳しい条件が揃っていましたが、求職者様が気付いていない強みも多く、キャリアアドバイザー目線で強みを整理し、ターゲットを明確にすることで、「可能性」を感じていただけるようアドバイスしました。
・ご年齢がお若い⇒第二新卒をターゲットにした、成長性を重視している企業を狙うこと
・学生時代に化学を専攻している⇒学生時代の研究テーマを職務経歴書に丁寧に記載すること
・研究開発職へ就くための覚悟⇒検討可能な勤務地を広げ、ターゲット企業のラインナップを増やすこと
過去にご支援させていただいた求職者様の転職事例を交えながらお話をすることで、少しは安心感を持っていただけたかと思います。
内定までの流れ
初めて書類通過をした企業様が、面接回数1回の企業様でした。前職を一年経たずに退職をしてしまったこともあり、「本当にこの会社で良いのか?」という迷いを持ったまま面接へ挑戦されたのですが、「転職に対する覚悟が足りず、長期就業の観点で懸念がある」という理由で、面接NGなってしまいました。未経験採用ですので、企業様も採用には慎重になります。
そのため、面接時に「迷い」が伝わってしまうと、企業様も不安になり、NGになってしまうのです。このNGを機に求職者様と転職軸を改めて整理をし、業務内容、会社規模、ご年収、勤務地、キャリア、それぞれの優先順位と優先度合を見える化し、更にどのような条件であれば求職者様のご希望が叶えられるのかを徹底的に話し合いました。そして、限られた条件の中でも「本当にご入社をしたい」と思える企業が明確になりました。それ以降は面接対策も前向きに取り組むことができ、最終的には大手メーカーのインク開発職で内定を勝ち獲ることができました。