ものづくり業界でのキャリアプランを考えた転職
転職前
転職後
業種
- 精密機器
- メーカー
業務内容
- 組込みソフトウェア
- 製造
年収
- 260万円
- 270万円
【 転職活動期間 : 1ヵ月 】
転職へのご志向、転職経緯
求職者様は大学・大学院で社会学と法学について勉強されましたが、就職活動時に東日本大震災が発生し、苦しんでいる方々の手助けをしたいという強いお気持ちから、陸上自衛隊へ入隊をされました。その後、体調を崩されましたが、努力家な姿が見込まれ、知り合いの会社にて療養と組込エンジニアとしての業務を推進しながら自ら勉強をされておりました。しかしながら、入社前はしっかりと教育を受けられると伺っていたものの、実際は教育担当者と求職者様が所属する事業所が異なり、電話やメールでの教育がメインでした。元々が文系出身であったことからも、今のままではものづくりの基礎をしっかり学ぶことが困難と考え、今回転職活動をすることを決意されました。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
求職者様は非常に真面目で努力家な方でしたが、学生時代は文系であり、ものづくりにあまり触れてこられなかったため、書類選考がなかなか通過されずにいました。ご本人も、どの企業であればものづくりの経験を積むことができるのかがわからず困っていらっしゃいました。そこで、今までの組込みエンジニアしての経験だけでなく、ものづくりのどのような知識を持っているのかを整理してから求人をご紹介させていただきました。
内定までの流れ
2019年3月に面談を行い、その後1週間以内に今後の進め方について相談をしてご応募いただきました。比較的に面接日程を柔軟に組める方だったので、3月中旬に1次面接を行い、3月下旬に内定を頂いて、工場見学・現場長との面談を実施、内定承諾となりました。組込みエンジニアとしてキャリアを積む前に、ものづくりの工程をより間近で学ぶことのできる製造職での採用となり、ご本人の転職理由が叶う企業だったため、ご入社を決意されました。
キャリアアドバイザーから見る転職成功ポイント
ものづくり業界でキャリアを築いていく際に、ご自身の経験やスキルを把握した上で、製造というものづくりの現場を知ることが必要だと理解できたことがポイントであったと考えています。ものづくり業界での実務経験が少ない中でも、今までの経験・知識・スキルを客観的に整理して面接に臨んでいただけたことが、内定・内定承諾に繋がったのだと思います。