下流工程から最上流工程への転身成功！
業種
- SIer・ソフトハウス(独立系)
- その他（製造業）
業務内容
- 2次受けシステム開発
- システム企画
年収
- 470万円
- 500万円
転職へのご志向、転職経緯
前職では、システム開発の2次受けの立場として主にデータベース設計や、製造、単体テストに携わっていらっしゃいました。業務に携わっていく内に、もう少し上流工程での設計をこう考えると下流工程が楽なのではないか、要件定義の時点で改善できたことがあったのではないか、ユーザー側の方も、果たして根本的な解決になっていることを理解しているのか、などの疑問が生まれたとのことです。そこで、自らが上流に携わり、本当に必要とされるシステムを設計したい、との思いが強くなり転職を決意されたということでした。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
求職者様は、有名な国公立大学を卒業されていらっしゃいましたが、やはり28歳という若さで、そんな上流工程に転職できるのか、面接が通過するのかという不安があったとのことでした。私からのアドバイスといたしまして、書類が通った時点でITに対するスキルは認められているため、あとはどれだけ自分がやりたいことを明確に企業に伝えるか、というところを重点的にお話しいたしました。
現職での業務内容や、上長の方の業務内容を洗い出し、果たして本当に今したいことが現職で叶わないのか、自ら叶えようとしているのか、また面接を受ける企業様で、どのようにしてご自身のキャリアを歩んでいくのかをご来社・お電話にて計6回ほどお話させて頂き、求職者様の考えを一緒に精査させて頂きました。
内定までの流れ
5月末に初めて面談させて頂き、計5社ほどお受けされました。その中で、求める仕事に対して現スキルが浅いとの理由でお見送りになったケースもありました。ご内定を頂かれた企業は、書類選考とSPI検査によって1次選考を行い、2次選考で見込みがあれば内定・不安点があれば次選考へ、といった選考方法をとられていました。面接後は、企業より「弊社でないといけない理由があまり明確ではない」とのお話をお受けいたしましたが、求職者様にお礼状と明確な志望理由を再度文面にて提出して頂き、こちらからも企業様に推薦させてもらったことで無事内定につながりました。
キャリアアドバイザーから見る転職成功ポイント
今回の転職成功のポイントは2点あると考えております。1点目は、面接前にどれだけご自身の将来像を細かく・明確に考えることができたかです。今回ご入社を決められたのは、国内最大手製造系メーカーの企業ですが、とにかく１つの質問に対してどれだけ深く考えているかを問われる企業ですので、準備を入念にしていかなければ確実にお見送りになっていたと思います。
2点目といたしましては、絶対に入社したいという熱意を企業に伝えることができた点です。求職者様の気持ちを我々エージェント側から企業に伝えることはできますが、もちろん嘘はつけません。今回のケースは、企業が内定を出すかどうか悩んでいらっしゃるタイミングで、求職者様の本当に入社したいという熱意が明確に伝わったことで、ご内定に繋がったのだと考えております。