正しい現状把握と前向きな転職姿勢で短期間転職
業種
- 技術サービス・アウトソーシング
- IT_通信
業務内容
- プログラマ
- プログラマ
年収
- 280万円
- 380万円
転職へのご志向、転職経緯
求職者様の転職理由は大きく分けて２つありました。
1つ目は、エンジニアとしての開発スキルが身につかない環境に対しての不安でした。職場では開発経験に携わることができず、顧客納品物の書類修正ばかりとなっていました。そのため、軽微なプログラム修正の経験は積めましたが、０ベースでの開発業務ができない状態となっておりました。
2つ目は、上流工程に携わることができない環境に対しての不安でした。求職者様は将来的にはプロジェクトをマネージメントする業務に携わりたいと考えられており、現職ではキャリアアップしてもマネージメントする機会がないため、長期的に働くビジョンが持てない状況でした。
上記2点を解決し、エンジニアとして成長できる環境で仕事をしたいというお気持ちで転職活動をスタートされました。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
求職者様はこれまで開発業務に携わっていないことから、他のエンジニア志望の方と比較した際に、自身のスキルが劣っているのではないか、と不安に思われておりました。またスキル不足に伴い、自身が開発できる環境の会社を選ぶことができないのではないか、と心配されておりました。私は、開発経験がなくても将来的にスキルアップができる企業が多くあるという点と、スキル不足は別の要素で補う必要があるという事実をお伝えしました。
内定までの流れ
面談後に、将来的にエンジニアとしてスキルを身に付けることができる企業はどこか、という観点で応募する企業を選定しました。また求職者様はスキル面でご不安があったため、応募数は最初の段階ではあまり絞らず50社以上エントリーを行い、面接前には面接対策を行いました。求職者様は自己研鑽をされておりましたので、その点についてうまく企業にアピールできるよう、重点的に準備をし、その結果、２社目に内定を頂くことができました。
キャリアアドバイザーから見る転職成功ポイント
今回、求職者様の転職成功できた理由は「ご自身の現状把握」を適切に行えていたからだと思います。自身が応募している企業に対して自身のスキルが有利ではないことを踏まえて応募数を担保するという点、また自己研鑽という切り口で、他候補者とのスキル比較にも負けない状態を作れていたと思います。また、50社落ちてもあきらめない、というポジティブな姿勢で転職活動を貫けたことが、結果的に面接でも前向きな姿勢、成長意欲を企業にアピールできたのではないかと思います。