接客の経験を活かし、ポジティブな目線でやりたい仕事を発見!
業種
- 小売_専門店
- メーカー
業務内容
- 百貨店での和菓子販売
- 受付コンシェルジュ
年収
- 210万円
- 300万円
転職へのご志向、転職経緯
求職者様は接客が好きでお客様に寄り添い業務に取り組んできましたが、休みが少なく、人員不足で業務力も増えている環境、また給与面においても将来的な不安を感じ転職を決意されました。より具体的には、休み、体力面、給与面において、女性が長く働ける環境を希望されていらっしゃいました。また、接客を嫌いになったわけではなかったので、経験を活かし、スキルアップ出来る環境で成長したいという思いをお持ちでした。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
就職活動時に、接客業のみ受けていらっしゃったため、条件面と仕事内容の両立が出来る仕事が何なのか、接客以外の仕事で未経験で出来る職種がどういったものがあるのか全く分からない状態で、不安に感じていらっしゃいました。
接客の経験は、営業職・コールセンター職・事務職・営業サポート職・受付職など、コミュニケーション能力を必要とする業務であれば様々な職種に活かせます。まずは、ご自身がどういった接客スタイルを希望しているのかを分析し、「誰に何をどういった風に提供するのか」を見つけることから始めることが大切です。
そうする事で、自分がどういった時にやりがいを感じ、得意としているのかが分かります。今回の求職者様は、人のために自ら行動し、感謝される事にやりがいを感じていらっしゃったため、ホスピタリティを重視した業務に絞る事が出来ました。「未経験職種＝経験が活かせない」わけではないことを忘れずに、まずは自己分析をすることが大切です。
内定までの流れ
まずは、接客スキルの向上・仕事のやりがいポイントを自己分析した結果、「貢献度が高い、感謝される接客ができる、一人ひとりに向き合える」ような仕事のイメージが合うことが分かりました。この仕事イメージが叶う仕事内容で、且つ条件の80％は叶えられる求人で絞り、活動を進める方針にしました。
医療機関の受付、カウンター営業、サポート事務などの選考を進めましたが、どれも未経験の職種だったため「志望理由」のブラッシュアップを徹底的に行いました。「どういった接客をしてきて、今後どんな力を身に着けたいのか→〇〇業界でなぜ〇〇職がしたいのか」のように、自己分析と志望理由に一貫性がある内容でまとめる事で、本音であり、かつ前向きな話で思いを伝える事が出来ました。
最終的には、「自身が看護師の方に丁寧な対応をしてもらった経験から、コンシェルジュとしてお客様の不安を解消できる接客をしたい」という実体験に基づい思いが評価され、医療機関のコンシェルジュ求人にてご内定をいただきました。
キャリアアドバイザーから見る転職成功ポイント
今回の成功ポイントの第一は、ポジティブな目線を忘れないことでした。退職理由はネガティブな理由である事が多いです(就業環境、業務内容のミスマッチ等)が、それに囚われてしまうと、転職先選びも、ネガティブな目線になってしまいます(未経験で出来るのか、休みが少ないのではないか等)。消去法で仕事を選ぶ方がミスマッチの可能性が高く、採用されないケースが多いです。まずは、今後の仕事に対して前向きな気持で、自分が何をやりたいのかじっくり考える事が出来た事が、今回の成功ポイントです。
第二の成功ポイントは、面接で取り繕いすぎないことです。どうしても面接の場だと、良い事を言わないといけない、企業様の求めている答えを言わないといけないと考えがちですが、あまりに作り込みすぎると本音が見えず、採用するべきか判断出来ないため、逆にお見送りになってしまいます。ポイントは、「ポジティブな伝え方」です。自身の思っていることをポジティブな言い方で伝える事で、より人柄や意欲を伝える事ができ、面接官の方も安心して採用したいと思ってくれるはずです。