自己分析の重要性
転職前
転職後
業種
- ITコンサルティング
- メーカー
業務内容
- システム運用
- 新規事業の提案・企画・営業
年収
- 540万円
- 560万円
【 転職活動期間 : 1.5ヶ月 】
転職へのご志向、転職経緯
求職者様は新規事業の提案や企画などに挑戦してみたいと考え、コンサルティングファームに入社されたそうです。しかし、配属となったのは流通システム関連の部署で保守案件にアサインされた為、新規事業の提案といった業務は皆無だったそうです。故に、このままでは将来のキャリアプランが思っていた通りのプランではなくなると感じたため転職を決意されました。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
当時の求職者様は、新卒から3年間も経過していなかったのでご自身のスキル経験に不安を感じておりました。 ご本人が感じている通り、経験年数が短いので提案できる企業はそこまで多くは有りませんでした。 しかしながら、現職でコンサルとしての業務だけではなくテクニカルスキル（簡単なプログラミング）を保持されておりました。通常の方よりもシステムに精通されていたのでその点をアピールポイントにすることで、提案の幅と書類の通過率が10％～25％程度見込めるとお伝えいたしました。ご自身のスキル経験に自信が無い方が多いですが、活かせる経験やスキルは誰にでもあります。現在の転職市場と経験スキルをしっかりとお伝えすることで転職への不安を減少させることができたと思います。
内定までの流れ
ご本人の希望条件・軸はすでに固まっておりましたので、応募企業の選定についてはそこまで時間がかかりませんでした。 実際の面接でも、退職理由・転職理由・今後のキャリアプランをしっかりアウトプットすることができておりましたので、1次面接の通過率が60％以上という実績でした。（通常は25％程度） 結果3社最終面接に進み、2社内定を勝ち取ることに成功致します。
キャリアアドバイザーから見る転職成功ポイント
初回面談でご自身の市場価値と経歴をしっかりと分析できていたことが今回の内定につながったと思います。 希望の条件をただ並べるのではなく3年間の経験を振り返り、現状自分にどんなスキルや業務知識が足りていないのかをしっかりと分析することで、今後のキャリアプランが明確になります。
現状の不満と転職理由をしっかりと結びつけることができれば、面接での印象が上がり内定が出る確率がぐんと上がります。逆に希望条件が強すぎたり、これまでの経験がアウトプットできないとほぼ面接はNGです。転職は学歴よりも即戦力性を非常に求められます。希望条件や現状の不満を整理することも大事ですが、自己分析をしっかりとして転職理由を再度見つめ直すことをおすすめします。