自身のアピールポイント｜転職成功事例｜求人・転職エージェント

輸送機器用照明を製造・販売しているメーカーで部品技術課として主に生産ラインの保全やメンテナンス、新製品の試作品製作や製造を円滑に進めるための作業をしていました。過去の知見やトラブル等から同じ失敗をしないように不具合の少ない治具づくりや条件設定を日々模索しておりました。技術的要素よりも体を動かして泥臭く働く環境だったので、精神面・肉体面で多くのことを学びました。

学生時代、研究活動に邁進しており、毎日がうまくいかないことばかりで壁にぶつかることも多かったです。しかしながら成果が出たときや新しい発見ができた時の喜びは大きなものでした。転職前は製造部門のサポート業務を担当しており、ものづくりにおける最も下流の部分に携わっておりました。研究グループや開発部や設計部によって考案された製品を量産し世に出ていく様子を身近で見る中で、自分も上流工程に携わりたいという気持ちが日々強くなり転職活動に至りました。

不安に感じたこととしては、就業年数が浅く社会人としての経験が少なかったことや、これまでと異なる職種での転職活動であったため経験者と比べて不利な環境であったことが最も大きかったです。実際、書類選考においてスキル不足で不採用になる機会も多く、一筋縄ではいかなかったです。また、コロナウイルスの蔓延もあり、採用活動自体取りやめてしまう企業があるのではないかと常に思いながら活動していた点も不安に思っていたことの一つでした。

スキル不足に関してはどうすることもできないところでもあったので、書類選考の際に書類のブラッシュアップや応募企業の数をある程度増やして選考を進めました。また面接の際には現在の会社の仕事内容より学生時代の経験やスキルについてをアピールポイントとして前面に出すことで自分のやりたいことやキャリアビジョンを先方に伝えることができました。コロナウイルスに関してはいくつかの企業で書類選考時に採用活動の取りやめによる不採用通知が来ましたが、面接に進んだ企業に関しては予定通りの選考を進めることができました。キャリアアドバイザーの方が動いてくださったおかげなのかもしれないと感じています。

1つ目は取り扱ってる製品についてで、学生時代の経験や化学の知識を生かせる環境であると感じたためです。学生時代は電気化学の研究室に所属しており、転職先の企業でも電気化学を取り扱うことが多いと感じました。2つ目はこれまでの会社では大企業故に歯車の一部として働いていたためものづくりの一部分のみにしか携わることができず全体像が不透明であり物足りなさを感じていたためです。転職先の企業では上流工程から下流工程までものづくりを一貫して携わることができると思いました。3つ目は面接や会社見学の際に社員の方々が親切に接してくださり自分にも興味を持っていただき熱心に働かれている印象を抱いたためです。