スキルアップを目指し異業界へのチャレンジ
転職前
転職後
業種
- 医療機器
- IT_通信
業務内容
- 営業
- 営業
年収
- 550万円
- 470万円
【 転職活動期間 : 1ヵ月半 】
転職へのご志向、転職経緯
求職者様は医療業界で営業をご経験されている方でした。将来性に不安を感じたことをきっかけに、弊社へご登録いただきました。営業としてのスキルに対する漠然とした不安や、求職者様がキャリアアップ思考であるのに対し現職が年功序列の企業で、「将来的なマネジメントへもチャレンジしたい」と考えたことも転職を検討した要因となっております。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
キャリアアドバイザーの私も医療業界出身であることもあり、将来性が不安になる背景や今回伸ばしたいスキルについて整理していきました。医療業界は、償還価格の低下や、商材によっては営業スキルというよりは人間関係を根本に置いた営業スタイルとなるため、その点を細かくヒアリング・分析してご本人ともすりあわせを行い、次の業界としてIT業界を提案いたしました。また、ご年収の点でも同世代よりは高い水準でしたので、年収が下がる不安をお持ちでしたがその点は直近の年収ではなく将来的なスキル、年収を重視するようアドバイスいたしました。
内定までの流れ
書類選考は難なく通過したものの、面接について、業界も異なるためどのような点をアピールすればよいのかという部分に関して非常に不安をお持ちでした。そこで、改めてご本人の今までご経験してきたことを整理し、IT業界でも活かせる部分を抽出してアピールポイントとしました。その結果、病院の現状を把握し、その中で自社製品で解決できる課題を明確にして提案を行ってきたご経験がありましたので、業界が違うながらもその点をIT業界でも活かせるということをうまくアピールし、見事内定を勝ち取ることができました。
キャリアアドバイザーから見る転職成功ポイント
今回の転職成功のポイントは次の2点になります。
まず1点目に、異業界へのチャレンジに向けて今までのご経験の中でアピールポイントを整理できたこと。上記で言及したとおり、未経験の業界ではあるものの、今まで経験してきた業界と共通している部分は無いかという点で、ご自身も今までの経験を深く振り返り、エージェントもその振り返りから共通点を見つけ出しアピールポイントを共通認識できたことが成功につながりました。このようにエージェントを利用することで客観的な視点から自身のアピールポイントを見つけ出すことはどのような転職にとっても重要なことになります。
2点目に、年収が下がる想定でしたが直近の年収だけではなく将来的な年収や身につけられるスキルを重視し、その覚悟を持って入社を決められたこと。転職で年収が下がることはよくありますが、それを嫌がり転職を諦めてしまう方は多いです。ただ長い目で見た場合、将来的に年収が上がることや、身につけられるスキルによって市場価値を高めていくことが可能です。この方もまだ20代であと30年ほど社会人経験を積むため、そのステップの転職と考えられたことは可能性を広げられる第一歩となりました。