ご自身の強みと弱みを分析し、業界チェンジに成功
転職前
転職後
業種
- SIer・ソフトハウス(独立系)
- サービス_人材_研修_コールセンター関連
業務内容
- 営業
- 営業
年収
- 330万円
- 480万円
【 転職活動期間 : 3ヵ月 】
転職へのご志向、転職経緯
求職者様は当初、特定の顧客に依存した営業スタイルに不安をお持ちでした。業界としてはITでしたが、その中でも扱う製品・システムがニッチであり、このままではキャリアが限定的になってしまうと考えておられました。 今後のことを見据え汎用的な経験を積める業界にチャレンジしたいと思われる一方で、営業に少し疲れてしまった……という思いもお持ちで、そのため今回の転職活動を機に、営業職としてのキャリアアップか、脱営業職としてのキャリア形成かの2軸で活動をスタートされました。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
求職者様は、前職の業績不振と業務の不安定さから退職を決意され離職をし、お会いしたのは離職してから間もなく半年を迎える時でした。 離職中は今まで取れていなかったお休みを……と、休養に充てておられましたが、ご自身で活動された際に思いのほか離職期間が空きすぎて書類通過がなく、不安を感じていらっしゃいました。求職者様としては、職種を問わずにまずは職に就くこと、可能であれば市場の変化があったとしても業務がなくならない環境をご希望でいらっしゃいました。 上記内容を踏まえ、離職期間が転職には有利に働かないけれど説明をきちんとすれば面接は突破できることを説明し、面接対策をイチから行いました。
内定までの流れ
営業職と非営業職を半々で選考を進めました。 大手～中小問わず幅広く選考いただき、求職者様ご自身の納得する方向性を一緒に模索しました。 離職期間中に選考を受けたご経験があったので、ネックになりそうな離職期間についての説明の仕方を一緒に準備し、選考に進んでいただきました。
キャリアアドバイザーから見る転職成功ポイント
まずはご自身がもつ業務上の強みと、弱みを冷静に見極めることが大切です。ご自身の希望が叶うことが一番の理想ではありますが、転職市場との乖離が大きいと希望を叶えることが難しいのが実状です。 転職市場の市場価値、ご自身の希望、乖離がどれだけ大きく、何をもってすれば叶うのか……この情報をきちんと咀嚼いただき、チャレンジしたいこと、どこまでなら妥協できるか、優先順位をつけてキャリア分析できたことが素晴らしかったと感じます。
最終的に営業職へのご転職となりましたが、ご自身が前職で営業職の何に疲れてしまったのかを明言化でき、その業務を行わない業界への転職ができたことはご自身の強みと弱みを冷静に俯瞰できたからだと思います。市場がどういった方を求めているか、正しく情報を持っていただき活動すれば、離職期間・年齢にかかわらずご自身のご希望を叶えることが可能です。不安に思わず是非ご相談ください。