転職成功者の体験談 転職事例・アンケート・エピソードをご紹介

今回の転職成功ポイントは、情報共有にあったと思います。求職者様は就職活動時代から、今回ご内定頂いた企業を志望されていました。学生時代からの強い意志や、エリアが代わってでも働きたいという強い想いを共有できていたことで、今回のご内定に繋がったのだと思います。また、企業側の採用背景を把握していたことにより、他エリアでの新たなご提案が可能となりました。

成功要因は2点あるかと思います。1点目はご本人様の転職への強い気持ちの部分です。そのお気持ちから、未経験ながらも「自身の軸を絶対に叶える」とめげずに動き続けていただけ、書類・準備項目等を期限までにしっかりご対応いただけました。2点目は面接後のフィードバックを素直に聞き入れ、自分で改良されたものを私に共有することを続け、面接毎に良くなっていかれたことです。

まずは転職理由を見直し、ご自身の中でも整理できていたことが大きなポイントかと思います。現職への不満解消のための転職ではなく、スキルアップを求めての転職であるという点がご自身でも腹落ちしている状況でしたので、前向きなお気持ちが伝わり、ご評価に繋がっていらっしゃいました。

もう1点は面接を突破して頂くための面接対策です。お若いことがプラスにもなりますが、一方で、経験が浅い、考えが甘いなどのネガティブな評価を受ける可能性もあったため、ご面接でのよくある質問に対してどのような回答をすることで前向きに映り、良いご評価に繋がるのかをお打合せと模擬面接を通じてアドバイスさせて頂きました。

今回の成功ポイントは大きく2つあるかと思います。

まず一つ目は、地方からの転職で時間の確保が難しい中、転職活動を何よりも優先してくださったこと。ご転職活動には時間もお金も体力も必要になりますが、複数の会社の面接に行けなければ納得感のある転職に繋げることが難しいです。候補者様にそちらをよくご理解いただけていたため、お忙しい中何とか時間を作っていただけたので、幅広い企業の比較をすることが可能となりました。

二つ目は、長期的なキャリアの視点を持てたこと。当初は、証券アナリストの資格を取得できたことからアナリスト希望でいらっしゃいました。ですが、アナリスト職はリテール営業経験からの未経験キャリアチェンジは非常にハードルが高いため、将来的に資産運用などに携われる方向を提示させていただきました。ご自身の中でもそちらを前向きに捉えていただけたため、今回のご転職が成功したのだと思います。

やみくもに企業探しをするのではなく、しっかりと自己分析を行った上で軸をもって転職活動を進められた点が成功の要因となりました。さらに「やりたいこと（Will）」だけではなく「できること（Can）」を言語化することに成功し、その両方が含まれる業界と求人の精査に時間を費やすことができたことも成功の大きな要因でした。

また、現職の業務において、苦しかった時間や大変だと感じていた業務を文字に起こし、その際主体的にどんな工夫をして乗り越えたかを考えた点も成功のポイントとしてあげられます。それらの工夫が転職先企業の業務でどう生かせるか、まで事前に準備をできたことが、高い面接通過率に繋がりました。

事前の情報共有を細やかに行うことでイメージと実際のギャップを埋めることができたと思います。対面での時間が限られていた中で、メールや電話で情報共有を行ったことがご納得に繋がりました。

相手を知ること、しっかりと準備をすること（経歴の棚卸し、ストロングポイントを明確にする）。この二点を納得いくまでしっかりと行う事ができたため、このような結果を得ることができたのだと考えます。求職者様にも複数回足を運んでいただいて面接対策を行い、毎回課される宿題もスピーディーかつハイクオリティな内容を返してくれました。ここが最大の成功要因と捉えています。

私が考える成功ポイントは以下2点です。

・短期離職というハンデがあったため、面接に臨む際に今後のキャリアイメージを明確にし、エンジニアとしてキャリアアップしたい意思を強くアピールできたこと。
・複数社で内定を比較できる状況ではなかったが、転職活動開始時にまとめた自身の転職活動の軸を振り返り、それと内定条件や研修体制を照らし合わせることで、十分な納得感をもって入社を決断できたこと。

新卒として入社し、早々に出鼻をくじかれる形となってしまいましたが、これにめげず、現状分析を行った上で転職活動に臨めたことが大きかったと思います。また、しっかりと現状分析を行った上で、自身の活動の軸を予め定めていたことにより、入社を決断する段階で難しい判断を迫られる形となりましたが、自身の軸に照らし合わせて、納得感の持てる決断ができたことは、機会損失を防ぎ良い判断ができたものと感じております。

弊社にご登録頂いたのは数年前、その後海外出張等を挟み転職活動を開始されてから4ヶ月超の比較的長期的な転職活動に対しても、ご自身の転職動機、キャリアプランをしっかりと見据えていたからこそ勝ち取ったご転職先であったと考えております。今回のケースのように、現職のご都合でなかなかご転職活動を本格的にスタートすることができない、という方も多くいらっしゃるかと思いますが、書類選考や面接だけが転職活動ではない、ということを今回の求職者様が教えてくれたように思います。

仕事をしながらにしてできるご準備、書類作成、ご志向の整理等があるからこそ、面接で本来のお力を発揮し、納得の転職活動になるというケースもございます。我々はサポート期間を限定せずに二人三脚でキャリアプラン形成をご支援したいと考えておりますので、是非一度ご相談だけでもお気軽にお問い合わせくださいませ。お待ちしております。

転職活動においては、退職している場合も在職中の場合も【並行して】【複数の】企業を進捗させるというのが成功させるコツでございます。求職者様にとっての『いい企業』と巡り合っていただくためには、複数の選択肢が必要で、現職（前職）との比較だけでなく、転職先候補企業の中での比較も行わないと、確固たる意志を持った最終的な意思決定ができなくなってしまうためです。意思決定に迷いが生じると、入社後のご活躍にも影響するという話をよく聞きます。転職することが目的ではなく、入社してからご活躍し続けて頂くことが転職の目的ですので、皆様もご参考にしていただければと思います。