経験値を活かしつつ、異業界へ挑戦！
業種
- 損害保険
- サービス_人材_研修_コールセンター関連
業務内容
- 事故対応、示談交渉
- キャリアアドバイザー
年収
- 400万円
- 400万円
転職へのご志向、転職経緯
転職を決意された理由は「非対面での交渉と提案においてやりがいを感じづらく、そのため、自分の業務がどういった影響を与えているのかが実感できない」といったものでした。損害保険業界での事故対応と示談交渉業務は、事故を起こした顧客と保険会社の間に立った調整（金額交渉、スケジュール調整など）が主となりますが、その大半が電話でのやり取りで、かつ「定められた範囲でのみの提案」となることが多いということでした。
そういった業務を経験する中で、対応する顧客に対して「もっとこのヒトのために一歩踏み込んだ提案ができないのだろうか」「意見交換を行い、将来を見据えて建設的な会話を通じ、双方で同じ方向を見て仕事をしたい」と考えるようになったということでした。
同じ職場の同僚の方々も数多く転職を決断・成功していることから、まずは同僚にお話を聞き、ご自身で情報収集を行っていました。ですが、異業界への挑戦ということに不安を感じ、また近い距離でアドバイスを受けることのできるということで、弊社エージェントに登録していただくに至りました。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
転職活動の軸を固める際に、学生時代の際の就職活動の際は金融業界しか見ていなかったことから、どのような軸で業界及び企業を決めるべきか悩むことが多かったようです。これらの不安に対するアドバイスとして、
(1)学生時代の経験まで深堀りし、何をやりがいに感じていたか、何に達成感を感じていたか、どんなハードルを越えてきたかをヒアリングしました。ご自身の記憶に強く残っていたのは、接客のアルバイトなどで対面で感謝の言葉をいただいたとき、とのことでしたので、対面で顧客への提案及びサポートをできる業界を中心に転職活動を進めることにしました。
(2)さらに面談を重ね、社会人時代の経験値を洗い出し、何が生かせるかを考えました。単に電話業務だけを経験していたのではなく、マルチタスク能力（数多くの案件を優先順位付けし処理する）があり、顔が見えない状態でのニーズ聴き取り能力も高いと判断できましたので、それらを過去の具体的な成功事例と紐付けてPRするトレーニングを行いました。
内定までの流れ
複数社のエージェントをご利用されていたとのことでしたが、面談を重ねる中で自身の考えを言語化することができるという理由で、マイナビエージェントを中心に進めることに決定していただきました。他のエージェントからも「人材業界」の求人を紹介されていたものの、具体的な仕事内容や、自身の何が生かせるのかが発見できなかったということでしたが、マイナビエージェントでの面談を通じ、自身の過去経験との親和性を見出すことができたとおっしゃっていました。
選考参加前にも面談を重ねたことで、業界の特徴や求められるスキル・志向性を十分イメージすることができ、1次面接通過率も非常に高かったのが特徴です。結果的には、人材紹介（エージェント）ビジネスを展開する国内大手企業3社で最終選考まで進み、対面で仕事ができる点・求職者対応及び企業対応の両面を経験できる点・提供サービスの幅広さを好感し「総合型人材企業」で内定・入社決定に至りました。
キャリアアドバイザーから見る転職成功ポイント
やみくもに企業探しをするのではなく、しっかりと自己分析を行った上で軸をもって転職活動を進められた点が成功の要因となりました。さらに「やりたいこと（Will）」だけではなく「できること（Can）」を言語化することに成功し、その両方が含まれる業界と求人の精査に時間を費やすことができたことも成功の大きな要因でした。
また、現職の業務において、苦しかった時間や大変だと感じていた業務を文字に起こし、その際主体的にどんな工夫をして乗り越えたかを考えた点も成功のポイントとしてあげられます。それらの工夫が転職先企業の業務でどう生かせるか、まで事前に準備をできたことが、高い面接通過率に繋がりました。