経理経験を活かしてコンサルタント職へチャレンジ
業種
- 電子・電気機器
- コンサルティングファーム
業務内容
- 経理・財務
- 財務・会計コンサルタント
年収
- 500万円
- 610万円
転職へのご志向、転職経緯
求職者様は入社して4年間、一貫して東証一部上場企業のメーカーの本社で財務・経理のご経験を積んでこられましたが、社内のキャリアパスの選択肢が「このままずっと同じ職種」もしくは「地方の工場経理」の2択しかなかったため、転勤がなくプライベートを左右されない環境で新しい経験をしたいとのご理由から転職活動を検討されました。現職同等の同じ企業規模の経理・財務で探そうとすると大手のメーカーのみになり、そうなると現職と同じように全国転勤が発生する可能性が高いため、経理・財務経験を活かすことのできる会計コンサル軸で活動を開始しました。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
「キャリアチェンジになるため新しい職種に対するイメージがなかなか湧かなかったこと」「現職に大きな不満がある訳ではなく、また実際に異動の話が出たという訳でもないため、一部上場の大手メーカーを辞めて本当に後悔しないかということ」をご不安に感じておられました。アドバイザーからは過去に同じような転職活動をした方の事例を共有し、初めての転職で誰もが悩むことであるというお話をさせて頂いたり、企業担当からは入社後のキャリアパスについて詳しくご説明をさせて頂きました。
この求職者様に関しては、27歳という若さかつ現職で4年半しっかりとご経験を積んでおられたこと、そして経理・税務経験を活かした職種へのご転職のため、万が一やってみて合わないと感じられたとしても再度現職同等の企業に就職することは可能だというお話をし、ご安心頂きました。
内定までの流れ
経験を活かした職種とはいえジョブチェンジであることに変わりはなく、また、なかなか業務内容のイメージもわかなかったため、複数の企業を受験頂くことをお勧めしました。初めから第一志望企業を受けると準備が完全ではない状況で面接に臨まなければならないため、最初に第二志望群の企業も合わせて10社程度書類を提出していただき、書類通過5社、最終選考2社、そして第一志望の企業で無事内定となりました。 経理は月末月初締め作業で忙しく、月に動けるのは実質3週間弱という中で、面接に行く前には必ず企業担当から面接対策を実施し、1回の面接に対する準備をしっかりした上でご参加いただきました。
キャリアアドバイザーから見る転職成功ポイント
こちらの求職者様は当初は転職の軸が少し弱いまま活動をスタートされました。ですが転職活動を通じて複数企業の面接に参加することで具体的なイメージや譲れないポイントがどんどん明確になっていき、最終的には第一希望の企業で内定を勝ち取ることができました。
もちろん全く希望がない状況で転職活動をスタートしてしまうと迷走してしまいますが、6～7割くらいのお気持ちからスタートしても良いのではないかと思える活動でしたし、活動の中で希望が具体化するサポートができたことがアドバイザーとして非常に嬉しい経験でした。