「信頼できる人と出会えたな」と感じた初めての転職｜転職成功事例｜求人・転職エージェント

製薬会社で品質管理の仕事に携わっていました。新卒入社して、約3年程は固形剤製造の秤量という工程に携わらせていただき、多能工ということで3つの作業を習得し、生産が滞らないよう円滑な業務ができるように務めてまいりました。生産だけでなく、手順書の改訂を行うことでより正確な手順書の作成に務めたり、受任者という立場にもあげていただき、作業者一人一人の気持ちにも寄り添えるよう、声をかけておりました。三年経ったくらいに品質管理の方に部署異動が決まり、固形剤の理化学試験に携わらせていただきました。品質管理の方では試験だけでなく、安全な職場環境を築いていくためにKYT推進担当者として、KYTやヒヤリハットの活性化を行ってまいりました。

生産にいた際は、秤量ということもあり、体力的に厳しいものが多々ありました。それだけでなく、会社として良くしていこうという動きがあった中で非協力的な方が多く、イライラしてしまうことも多々あり、自分的に限界なところがありました。そんな中、品質管理の方に異動にはなったのですが、生産由来のOOTやOOSが多く、会社が良くなる未来が見えなかったこともあります。

1番の大きな理由としては、品質管理での人間関係に悩んでいたことです。生産の方より、女の方が多く働いている部署ということもあり、お昼休憩で集まれば愚痴が絶えず、特に上司が女の方だったのですが、周りに人がいても誰かの愚痴を言うことが多々あり、誰も何も言えない状況だったのが一番嫌で転職を考えるようになりました。

上司と合わない方がいらっしゃり、その人がなにかやってしまうと当たりが強く愚痴愚痴言うことが頻繁にありました。席が目の前だったこともあり、嫌でも耳に入ってくるような状況で席替えをお願いしたのですが、無理でした。自らの部署異動も社内ではあったのですが、実際周りによく思われていないのが現状でしたので、やりにくいなという思いもありました。品質管理者としてはまだまだ未熟ではあったのですが、自分もいつターゲットになるかわからない不安感をいただいたまま仕事することが苦痛でしたので、転職を考えました。

初めての転職でなにもかもが不安でした。次も人間関係で悩んだらどうしようだったり、仕事が上手くいかなかったらどうしようだったり、そもそも転職すること自体が不安で不安で仕方ありませんでした。明確にやりたい仕事がないまま転職活動をして、いろいろな企業のお話を聞いたり実際に訪れたりもした中でも自分の意見がまとまらず、ずっとふわふわしていたので、転職活動の終わりが見えなかったことも不安にありました。内定もいくつかいただいていましたが、その企業に決めて本当に良いのかもすごく悩み、中々内定をいただいた企業への転職の1歩も踏み出せずにいました。

自分も転職する時同じような悩みを抱いていたことや、自分が転職した際に行ったことを具体的に自身の経験も踏まえ、わたしの気持ちも汲み取っていただいた意見をたくさんいただきました。やっぱり、誰でも転職するに当たって不安はあるし、中々1歩が踏み出せないんだなと感じました。ですが、こまめに電話連絡してくださり、お話出来たことがとても心強く感じました。不安をエージェントの担当者さんにお話できたことで悩みは解決されないですが、気持ち的には楽になりましたし、いろいろな経験をされてきたからこそ教えていただけることもたくさんあって、とてもありがたく思いました。

製薬会社から離れてみようと思い、営業や接客業に魅力を感じていたため、職種を変えようと思っていました。ですが、1度離れてやっぱり違ったからもう一度戻ろうと思っても、製薬会社の品質管理にまた戻ることは難しいということを担当者さんにお聞きしました。その後もいろいろ担当者さんと話し合って考えたのですが、折角技術職につけているから、もう一度製薬会社で品質管理をやってみて、それでも違うと思ったらその時は職種を思い切って変えた方が良いとのアドバイスをいただきました。前職より年収があがることや担当者さんにおすすめポイント等も教えていただき、後押ししていただいたのが一番大きかったです。