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更新日:2025-01-14

転職エージェント経由の書類選考が通らないのはなぜ?原因や有効な対策は?

この記事のまとめ

  • 転職エージェント経由の書類選考が通らないときには、まず自分側の原因を探ろう。
  • 転職エージェントの担当者に不安や不満を感じたら、担当者やエージェントの変更も検討しよう。
  • まだ応募数が少ない場合、書類選考の通過率は平均30%程度と考え、割り切ることも大切。

転職エージェントに応募書類の添削までしてもらっているのに、なぜか書類選考に通らない……。そのような状況が続くと、「自分が悪いのかもしれない」「転職エージェントのアドバイスが間違っているのでは」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。

この記事では、転職エージェント経由の書類選考が通らない原因についてご紹介いたします。具体的な対策もまとめているので、書類選考が通らないとお悩みの方はぜひご一読ください。

目次

転職エージェント経由の書類選考が通らない10の原因

転職のプロともいえる転職エージェントの手を借りているのにもかかわらず、書類選考が通らないときには、まずは自分自身や転職活動の内容に問題がないかをチェックしてみましょう。ここでは、書類選考が通らない場合に考えられる10の原因についてご紹介します。

【原因1】スキルや経験の不足

書類選考の時点で通らない場合、保有しているスキルや経験が応募企業にとってはそこまで魅力的に映っていないのかもしれません。これは単純に資格や勤続年数が少ない場合にも当てはまりますが、保有スキルや経験の方向性が業務内容と異なる場合にも起こり得ます。

特に専門性の高い業務内容の場合には、完全未経験だと育成コストが高くつくことから敬遠する企業もあるでしょう。

【原因2】条件の高望み

希望年収や希望勤務地、スケジュールなど、待遇に関する高望みをしていないでしょうか。現在の転職市場において自分の価値はどの程度のものかまだ確認していないようであれば、転職エージェントに聞いてみましょう。

現職で高い評価を得ていたり、専門スキルを磨いていたりしても、それらが転職市場において需要が高いとは限りません。現職よりも年収や福利厚生などの待遇が落ちることもあると留意しておきしましょう。

【原因3】企業のニーズとのズレ

応募する前の企業研究は徹底しているでしょうか。企業研究が不足していると、一方通行な自己PRになってしまい、企業からは「自社の仕事を理解していない」と判断されかねません

応募企業に適正のある人材であることをアピールするため、最低でも「企業がどのような理念に沿い、どのような業務をしているのか」は詳しく調べる必要があるでしょう。

【原因4】年齢の高さ

20代でも特に若いうちはポテンシャル採用が見込めることから、書類選考が比較的通りやすい傾向にあります。一方、30代後半以降になると、企業は即戦力を求めるのが一般的です。

以上のことから、年齢を重ねてから完全未経験職や異業種に転職しようとすると、書類選考の時点で落とされるケースが増えます。反対に、すでに多くのスキルや経験を積んでいる職種であるにもかかわらず書類選考に通らないのであれば、ほかの問題も検討したいところです。

【原因5】志望動機の弱さ

志望動機がほぼ定型文であったり、複数社で使いまわしたりはしていないでしょうか。応募書類という限られたスペースの中で、志望動機は採用担当者の興味を引くためにとても大切な項目です。「応募企業でなければいけない」という思いを伝えられる内容になっているかをよく確認しましょう。

また、志望動機ではどのようにして応募企業に貢献できるかを示すことも大切です。「成長できると思った」など、受け身かつ自分を主軸にした内容になっていないかも確認しましょう。

【原因6】応募書類の不備

誤字脱字があったり行間がそろっていなかったりなど、応募書類に不備がある場合にも書類選考は通りづらくなります。採用担当者へ雑な印象を与えてしまい、「仕事にもそのような面が反映されてしまうのでは」と危惧されるためです。

また、原則として応募書類に空白を作ることは避けましょう。書くことが特になかった場合でも、「特にありません」や「貴社の規定に従います」などの1文を記載するのが無難です。

【原因7】応募数の少なさ

転職成功までの応募数は、少なくても7社~8社だといいます。これよりも少ない場合には、単純に応募数が少ないことが書類選考に通らない原因かもしれません。

2022年4月時点の有効求人倍率は全国平均1.22倍と、決して仕事が余っているといはいえない状況のため、「ある程度は数を打たなくては、転職は難しい」と考えておきましょう。

参照:一般職業紹介状況(令和43月分及び令和3年度分)について|厚生労働省

【原因8】転職回数の多さ

転職回数が多い応募者に対して、早期退職リスクを考える企業もあります。特に未経験職であれば、「かけた育成コストを取り戻せないかもしれない」と敬遠されてしまうことも。

転職回数が多いと、このようなマイナスイメージがどうしても付きまといがちになります。書類選考が通らないときには、マイナスイメージを払拭するほどのスキルや経験があるか、または、魅力的な自己PRができているかを確認しましょう。

【原因9】空白期間の長さ

働いていない空白期間が長い場合、企業は「自社にとって貢献してくれる人材であるかどうか」の判断が通常よりも慎重になります。空白期間から、何かしらの事情やトラブルを抱えていないかを懸念するためです。

空白期間がある場合には、応募書類の中でその期間に何をしていたか、または今現在は問題なく長期間働けることをアピールする必要があります。

【原因10】転職意欲の低さ

やりとりを先延ばしにする、連絡に返信しないなど、転職エージェントとのコミュニケーションをなおざりにしてはいないでしょうか。転職エージェントの担当者に対する態度が悪いと、転職意欲の低い人物だと判断され、手厚いサービスを受けられなくなってしまう恐れがあります。

転職エージェントは各企業と契約関係にあり、意欲の低い人材を紹介してすぐに辞められたとなれば、企業との信頼関係にヒビが入ってしまうためです。転職エージェントは無料で利用できますが、最低限の礼儀やルールをおろそかにしないようにしましょう。

書類選考で企業が確認する4つのポイント

ここからは、企業が書類選考の際に確認している4つのポイントについてご紹介します。企業がどのようなポイントに沿って書類をチェックしているかを理解することで、応募書類の完成度を客観的に判断できるでしょう。

職歴・実績・スキル

企業は応募書類のうち、特に職務経歴書を見て、職歴や実績、スキルを確認します。そのうえで、自社の業務内容に活かせる能力を持っている人材であるかどうかを判断します。

そのため、職務経歴書には職歴や実績、スキルをただ羅列するだけではNG。働いている姿が想像できるほど、具体的に記載しましょう。ただし、長すぎて分かりづらくなっては本末転倒です。文章構成をよく考えるほか、見出しや装飾を適宜使うなどして、読みやすく仕上げましょう。

年齢と年収のバランス

転職エージェントのエントリーシートや、企業から送られてきたフォーマットによっては、現在の年収や希望年収を記載するケースがあります。これは単純に希望を聞かれているだけでなく、年齢と年収のバランスが適切であるかを判断するためです。

また、能力と年収が見合っているかも確認されるため、嘘をついたり高望みしたりするのは避けましょう。自身の転職市場価値を踏まえたうえでの金額設定がおすすめです。

勤続年数

企業は勤続年数の長さや転職回数から、自社に長く勤めてもらえそうな人材であるかを確認します。勤続年数3年以上という目安が一般的ですが、3年未満だと必ずマイナスイメージになるかといえばそうではありません。転職理由が明確な場合や、今後のキャリアパスを踏まえた転職であれば、早期退職リスクは低いと捉えられることも。

一方、特に理由なく転々と転職している場合には、「今回こそは長く勤めたい」という気持ちを全面に押し出した自己PRが必要になります。

応募書類の不備の有無

応募書類では内容だけでなく、誤字脱字をはじめとした細かな不備がないかまで確認されます。不備のある応募書類は、「丁寧かつ正確な仕事ができない人材」という印象を企業側へ与えてしまうこともあります。

「応募書類に誤字脱字があったら、修正液やテープは使わずに書き直したほうがよい」というのには、このような背景が関わっています。「お客様に送る書類だとしたら」「重要な取引書類だとしたら」と想定し、応募書類は丁寧に仕上げましょう。

転職エージェントにおける書類選考の通過率

転職エージェントを活用しているのにもかかわらず書類選考に通らないとなると、転職エージェントそのものの力不足を疑ってしまう方もいるのではないでしょうか。

ここでは、転職エージェントを活用した場合の書類選考通過率について紹介していきます。転職エージェントを検討する際の参考にしてみてください。

書類選考の通過率はどのくらい?

マイナビエージェントの転職活動データによると、書類選考の通過率は30%との結果が出ています。もちろん人気の企業であれば応募倍率が高くなるように、応募先によって通過率は変動するため、この数値はあくまで平均でしかありません。

しかし、マイナビエージェント利用者の内定獲得までの応募数が平均8.4社であることから考えても、書類選考の通過率は低くて30%程度と考えてよいでしょう。

転職エージェントの書類添削で通過率は高まる

転職エージェントを活用すると、転職市場をよく知るアドバイザーによる書類添削を受けられます。また、スキルや経験からどのような業界・企業にニーズの高い人材かを客観的に判断してくれるため、書類選考の通過率は相対的に高まるでしょう。

それでも書類選考に通らない状況が続くようであれば、アドバイザーとの意思疎通が十分に取れていない恐れがあります。今一度、自分の希望を伝えるほか、現在の転職活動に問題がないかアドバイスを求めるなどして、十分なサポートが受けられる体制を整えましょう。

転職エージェントで書類選考が通らない場合の対策方法5

転職エージェントを活用しているのに書類選考が通らない場合にできる対策を5つまとめました。より完成度の高い応募書類に仕上げる方法から、担当者の変更など、さまざまな観点の対策をご紹介しますので、ぜひ自分の状況に合った方法をお試しください。

企業研究を徹底する

企業の採用ニーズと自分が持ち合わせている能力が合致しているかを確認しましょう。そのためには、企業研究を徹底させるのがおすすめです。研究方法としては、企業の公式ホームページをチェックする、経営者の著書があればそちらを一読するなどが挙げられます。OGOBに話を聞くのもおすすめです。

また、応募書類の使い回しは原則避けましょう。その企業ならではの特徴や強みを用いた自己PRであるほど、採用担当者の目に入り、好印象を与えやすくなります。

転職条件の見直しをする

転職市場における自分の価値を再確認し、転職条件が高望みであると感じた場合には、条件を見直しましょう。見直す際のポイントとしては、単純に条件のハードルを下げるだけでなく、優先順位をつけることです。

それなりの条件を多く提示するよりも、絶対的に譲れない条件をいくつかに絞ったほうが、選択肢が広がります。希望どおりの転職先を見つけやすくもなるでしょう。

転職理由の見直しをする

転職理由が企業の採用担当者にとって納得のいくものでない場合や、マイナスイメージを持たれる内容の場合などには見直しを検討してみましょう。説得力のある転職理由とは、今後のキャリアパスをしっかり練り込んでいると感じさせるものです。将来のためにこの転職が必要なのだと伝わる転職理由に仕上げましょう。

人間関係がうまくいかなかったなどネガティブ要素の強い転職理由の場合には、その旨を隠す必要はありませんが、対策を取ったが改善しなかったというように前向きな姿勢も付け加えるのがポイントです。

担当者を変更する

転職エージェントのアドバイザーはプロではありますが、やはり人同士のことなので相性があります。「この担当者は自分の考えを理解してくれない」「希望を汲んでくれない」と感じたときには、担当者の変更を願い出ましょう。

変更願いは担当者に直接伝えるのではなく、公式ホームページのメールフォームや総合案内などから問い合わせるのがおすすめです。

ほかの転職エージェントを利用する

「担当者というよりも利用している転職エージェントの方針が合わない」と感じるのであれば、ほかの転職エージェントに変えるのもよいでしょう。転職エージェントによっても書類選考の通過率は変わるため、「転職エージェントを変えた途端に通過した」ということもあり得ます。

なお転職エージェントを変えた場合には、前担当者のどのようなところが合わないと感じたかを新しい転職エージェントに伝えるのがおすすめです。より自分に合った転職サポートを受けやすくなるでしょう。

転職で使う書類の添削ならマイナビエージェントにお任せ!

転職エージェントを利用しているのに書類選考に通らないとお悩みの方は、ぜひマイナビエージェントへご相談ください。マイナビエージェントは、経歴やスキルの洗い出しからお手伝いします。書類添削では、各企業の採用ニーズを押さえたうえで対応するため、応募書類の完成度を上げることもできます。

また、マイナビエージェントは面接の日程調整から練習まですべて無料。書類選考通過後のサポートもお任せください。

まとめ

自分の力だけでは難しいと考えて転職エージェントを利用しているのにもかかわらず、書類選考すら通らない……。それでは転職エージェントを利用する意味すら見失ってしまうでしょう。

「転職エージェント経由で応募しているが書類選考の時点で通らない」という状況が続いている場合、担当者の実力不足、担当者との意思疎通ができていない、などの理由が考えられます。

「今の転職エージェントで本当によいのか」「もっと自分に合ったサポートを受けたい」と考える方は、ぜひマイナビエージェントの利用を考えてみてはいかがでしょうか。

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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