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更新日:2026-01-26

転職エージェント経由の書類選考が通らない理由は?原因と有効な対策を紹介

この記事のまとめ

  • 転職エージェントの応募書類添削サービスを利用しても、スキルや実績が企業の求めるレベルに達していなかったり、志望動機に説得力がなかったりする場合には書類選考に通りにくい。
  • 企業が書類選考で確認しているのは「職歴・実績・スキル」「市場価値と年収のバランス」「勤続年数と転職理由」「応募書類の不備の有無」。
  • 書類選考の通過率を上げたいなら、企業研究を徹底するとともに、転職条件を見直すことがポイント。

転職エージェントを利用すると、企業へ提出する履歴書や職務経歴書に関してプロから添削やアドバイスを受けられます。それにもかかわらず、「なぜか書類選考に通らない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、転職エージェント経由でも書類選考に通らない主な原因と対処法を解説します。書類選考の通過率を少しでも高めたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

目次

転職エージェント経由の書類選考が通らない10の原因

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転職のプロともいえる転職エージェントの手を借りているのにもかかわらず、書類選考が通らないときには、まずは自分自身や転職活動の内容に問題がないかをチェックしてみましょう。ここでは、書類選考が通らない場合に考えられる原因を10個紹介します。

【原因1】スキルや経験の不足

書類選考の時点で通らない場合、保有しているスキルや経験が応募企業にとってはそこまで魅力的に映っていない可能性があります。これは単純にスキルや経験が不足している場合にも当てはまりますが、保有スキルや経験の方向性が業務内容と異なる場合にも起こり得ます。特に専門性の高い業務内容の場合には、未経験だと育成コストが高くつくことから敬遠する企業もあるでしょう。

【原因2】多すぎる転職回数

応募者の転職回数が多いと、早期退職するリスクがあるのではないかと考える企業もあります。特に未経験職であれば、「かけた育成コストを取り戻せないかもしれない」と敬遠されることも考えられるでしょう。

転職回数が多いと、このようなマイナスイメージがどうしてもつきまといます。書類選考が通らないときには、マイナスイメージを払拭するほどのスキルや経験があるか、または、魅力的な自己PRができているかを確認しましょう

【原因3】長いブランク

職歴に長い空白期間がある場合、企業は「自社にとって貢献してくれる人材であるかどうか」を慎重に判断します。空白期間がスキルや経験、キャリア形成に大きな影響をおよぼしていないかを懸念するためです。空白期間がある場合には、応募書類の中でその期間に何をしていたかを伝えましょう。併せて、長期間働きたいと思っていることもアピールする必要があります。

【原因4】応募書類の不備

提出した書類に誤字脱字があったり行間がそろっていなかったりする部分があるなど、不備がある場合にも書類選考は通りづらくなります。採用担当者へ雑な印象を与えてしまい、「仕事にもそのような面が反映されてしまうのでは」と危惧されるためです。

また、原則として応募書類に空白を作ることは避けましょう。書くことが特になかった場合でも、「特にありません」や「貴社の規定に従います」などの1文を記入するのが無難です。

【原因5】応募数の不足

転職成功までの応募数は、少なくても7社~8社だといわれています。これよりも少ない場合には、単純に応募数が少ないことが書類選考に通らない原因かもしれません。2025年10月時点の有効求人倍率は全国平均で1.18倍と比較的高い水準にありますが、職種によっては1倍未満のものもあります。競争が激しい業界・職種への転職を目指す場合は、「複数の企業に応募しなければ転職は難しい」と考えておきましょう。

参考:一般職業紹介状況(令和7年10月分)について|厚生労働省

【原因6】説得力に欠ける志望動機

志望動機がほぼ定型文であったり、当たり障りのない内容のみを記載していたりすると書類選考に通るのが難しくなります。志望動機は採用担当者の興味を引くために大切な項目です。「自分の転職理由やキャリア目標を達成するには応募企業でなければいけない」という思いを伝えられる内容になっているかをよく確認しましょう

また、志望動機ではどのようにして応募企業に貢献できるかを示すことも大切です。「成長できると思った」など、受け身かつ自分を主軸にした内容になっていないかも確認しましょう。

【原因7】記載した経験・スキルが抽象的

履歴書や職務経歴書にこれまでの経験や習得したスキルを書いているつもりでも、内容が抽象的すぎると、採用担当者は実際の働きぶりを具体的にイメージできません。その結果、「どの程度の実力なのかが分からない」と判断され、書類選考で不利になってしまうことがあります。

たとえば、「定型業務のシステム化を進め、業務効率化を実現しました」とだけ書かれていても、どのような業務をどのように、どのくらい改善したのかが伝わりません。

業務経験をアピールする際は、「承認プロセスを自動化するシステムを導入し、承認作業にかかる時間を約80%削減しました」のように、取り組みの内容と数値による成果をセットで示すことが重要です。数字を入れるだけでも、あなたの実績の説得力が大きく高まります。

【原因8】条件のミスマッチ

希望する年収や勤務地、スケジュールなどの条件が合致していないケースもあります。現在の転職市場において自分の価値はどの程度のものかまだ確認していないようであれば、転職エージェントに聞いてみるとよいでしょう。

現職で高い評価を得ていたり、専門スキルを磨いていたりしても、それらが転職市場において需要が高いとは限りません。特に異業種・異職種への転職を考えている場合は注意が必要です。

【原因9】企業のニーズとのズレ

応募する前の企業研究を徹底し、企業のニーズを把握することも大切です。企業研究が不足していると一方的な自己PRになり、企業から「自社の仕事を理解していない」と判断されかねません。応募企業に適性のある人材であることをアピールするため、「企業がどのような理念に沿い、どのような業務をしているのか」を詳しく調べておきましょう。

【原因10】応募者の殺到

応募企業に多くの求職者が集まっていて比較された結果、経験やスキルが相対的に見劣りし、書類選考に通過できないケースがあります。特に、知名度の高い企業や大手企業、人気職種ではこの傾向が顕著です。

応募者数が多いほど、自分よりも高い専門性や魅力的な実績を持つ方が選考を受けている可能性が高くなります。そのため、こうした状況で書類選考の通過率を上げるには、自分のスキルや経験を具体性と数字を交え、できるだけ分かりやすく、魅力的に伝えることが欠かせません

書類選考で企業が確認する4つのポイント

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ここからは、企業が書類選考の際に確認している4つのポイントを紹介します。企業がどのようなポイントに沿って書類をチェックしているかを理解することで、応募書類の完成度を客観的に判断できるでしょう。それぞれどのようなポイントを意識すればよいか解説します。

職歴・実績・スキル

企業は応募書類を通じて、職歴や実績、スキルなどを確認します。そのうえで、自社の業務内容に活かせる能力を持っている人材であるかを判断します。そのため、職務経歴書には職歴や実績、スキルをただ羅列するだけではNGです。採用担当者が一緒に働く姿を具体的にイメージできるよう、業務内容や成果は具体的に書くことが大切です。

たとえば、プログラマーの経験をアピールする場合には、「Javaを使用した開発を担当し、金融機関向けの業務システムの設計・開発に携わりました」のように、扱える言語・業務内容・業界までセットで記入すると、実務レベルが伝わりやすくなります。

ただし、長すぎて分かりづらくなっては本末転倒です。文章構成をよく考え、見出しや装飾を適宜使うなどして読みやすく仕上げましょう。

市場価値と年収のバランス

転職エージェントのエントリーシートや企業から送られてきたフォーマットによっては、現在の年収や希望年収を記入するケースがあります。この項目は、書き方が分からずに悩んでしまう方が多いポイントです。基本的には「貴社の規定に従います」と記載し、具体的な金額は内定後のオファー面談で調整する形が一般的です。無理に希望額を明記しなくても、選考上不利になることはありません。

一方で、どうしても譲れない条件がある場合は、具体的な金額を記載するのも一案です。ただし、その際は記入した金額が応募者のスキルや経験、実績と見合っているかどうかをシビアに判断されます。市場相場とかけ離れていると、条件が合わないと判断されて書類選考の段階で不利になる可能性があります。

希望年収を設定する際は、担当のキャリアアドバイザーに相談しながら、自分の転職市場価値を踏まえて決めることがポイントです。

勤続年数と転職理由

企業は勤続年数の長さや転職回数から、自社に長く勤めてもらえそうな人材であるかを確認します。勤続年数3年以上という目安が一般的です。しかし、3年未満であるからといってマイナスイメージになるとは限りません。転職理由が明確な場合や今後のキャリアパスを踏まえた転職であれば、早期退職リスクは低いと捉えられることもあるでしょう。

一方、特に理由なく転々と転職している場合には、「今回こそは長く勤めたい」という気持ちを全面に押し出した自己PRが必要です。併せて、長く勤めるためにどのような努力をしているかに言及すると効果的です。「より活躍できるよう、○○の資格を取得しました」のように、具体的な行動を盛り込みましょう。

応募書類の不備の有無

応募書類では内容だけでなく、誤字脱字をはじめとした細かな不備がないかもチェックされます。不備がある応募書類は、「丁寧かつ正確な仕事ができない人材」という印象を企業側へ与えることもあるでしょう。

「応募書類に誤字脱字があったら、修正液やテープは使わずに書き直したほうがよい」というのには、このような背景が関係しています。「取引先やユーザーに送る書類だとしたら」「重要な契約書類だとしたら」と想定し、丁寧に仕上げましょう

書類選考が通らないときの対策方法3選

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転職エージェントを活用しているのに書類選考が通らない場合にできる対策を3つまとめました。より完成度の高い応募書類に仕上げる方法から、担当者の変更など、さまざまな観点から対策を紹介します。自分の状況に合った方法を試してみましょう。

企業研究を徹底する

企業の採用ニーズと自分のスキル・経験が合致しているかを確認しましょう。そのためには、企業研究を徹底するのがおすすめです。研究方法としては、「企業のWebサイトをチェックする」「経営者の著書を読む」などが挙げられます。OGやOBに話を聞くのもおすすめです。

また、応募書類の使い回しは原則避けましょう。その企業ならではの特徴や強みを用いた自己PRであるほど、採用担当者の目に入り、好印象を与えやすくなります。

転職条件を見直す

転職市場における自分の価値を再確認した結果、条件が市場価値に合致していないと感じた場合には、条件を見直しましょう。見直す際は単純に条件のハードルを下げるだけでなく、優先順位をつけることが大切です。それなりの条件を多く提示するよりも、譲れない条件をいくつかに絞ったほうが、選択肢が広がります。希望どおりの転職先を見つけやすくもなるでしょう。

転職理由を考え直す

転職理由が企業の採用担当者にとって納得できるものでない場合や、マイナスイメージを持たれる内容の場合は、見直しを検討してみましょう。説得力のある転職理由とは、今後のキャリアパスを見据えていると感じさせるものです。将来のためにこの転職が必要なのだと伝わる理由に仕上げましょう

人間関係がうまくいかなかったなどネガティブ要素の強い転職理由の場合には、そのことをストレートに伝えることは避けます。「より挑戦的な人が多く活躍している環境で働きたいと思った」など、ポジティブな面に目を向けるのが重要なポイントです。

書類選考が通らないときの転職エージェントの活用方法

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書類選考がなかなか通らず理由もよく分からないと感じているなら、転職エージェントにあらためてしっかり相談することが大切です。自己流で応募を続けていても、原因が分からないまま同じ失敗を繰り返す可能性があるため、注意が必要です。ここでは、書類選考の通過率を上げるために転職エージェントを有効活用する方法を解説します。

面談を通じてキャリアを徹底的に振り返る

転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーとの面談を通じて自分のキャリアや強みを整理し直すことができます。書類選考に通らない原因はスキルや経験が足りないのではなく、アピールポイントがうまく伝わっていないだけというケースも少なくありません。

面談では、自分の強みや実績を採用担当者に伝わる言葉に添削してもらえるため、応募書類の説得力が高まります。また、自分でも気づいていなかったアピールポイントが見つかる可能性もあります。ひとりで転職活動を進めていると、どうしても視野が狭くなりがちです。書類選考でつまずいているなら、できるだけ早い段階でキャリアアドバイザーに相談することが状況を打開する近道といえます。

適切な求人の紹介を受ける

転職エージェントを利用する大きなメリットのひとつが、豊富な求人の中から自分に合った案件を紹介してもらえる点です。書類選考に通らない原因が、じつは応募企業とのミスマッチにあるケースも考えられます。

そのため、面談の際には、希望する職種や業界、企業選びの軸、譲れない条件などをできるだけ具体的に伝えておくことが大切です。曖昧なまま応募を重ねると、どうしてもミスマッチが起こりやすくなり、書類選考に通らない状況が続きかねません。

自分の希望や方向性をしっかり共有しておけば、条件に合った求人を紹介してもらいやすくなるだけでなく、ミスマッチによる書類選考落ちのリスクも大幅に軽減できます。

応募書類の添削を依頼する

企業の求人に応募する前には、キャリアアドバイザーに応募書類の添削を依頼しましょう。書類選考に通らない状況が続いている場合、自分では十分に書けているつもりでも、企業側の評価ポイントとずれが生じていることが原因となっているケースが多いためです。

事前に添削を受けることで、「企業側が知りたい情報がきちんと盛り込まれているか」「より評価されやすい表現や構成になっているか」といった点を、採用側の視点から具体的にアドバイスしてもらえます。

採用担当者がどこに注目して応募書類をチェックしているのかを、求職者が正確に把握するのは容易ではありません。だからこそ、プロの視点で客観的にチェックしてもらい、自分の経験やスキルが伝わる形になるまでブラッシュアップすることが、書類選考通過への鍵といえるでしょう。

希望する業種・職種に強い転職エージェントに相談する

転職エージェントには、幅広い業界・職種を扱う「総合型」と、特定の業界・職種に特化した「特化型」の大きく2種類があります。書類選考になかなか通過しない場合は、自分が目指す業界・職種に強い特化型の転職エージェントを活用するのも有効な選択肢です。

特化型の転職エージェントは、その業界・職種の採用動向や企業ごとの評価ポイント、求められるスキルの傾向を深く理解しているのが特徴です。そのため、「どのような経験をどう書けば評価されやすいのか」といった、より実践的で具体性のあるアドバイスを受けられます。

IT業界、メーカー、金融業界などは、特に特化型の転職エージェントが充実している分野です。総合型の転職エージェントだけで結果が出ていない場合は、特化型にも登録して相談してみると、書類選考通過のきっかけをつかめる可能性があります。

応募書類を提出する前のチェックポイント

応募書類が完成したら、すぐに提出せず、「基本がきちんと押さえられているか」「企業にとって魅力的な内容になっているか」をチェックしましょう。具体的なチェックポイントは以下のとおりです。

  • 必要な応募書類がきちんとそろっているか
  • 冒頭で要点や結論を簡潔に示せているか
  • 自分の経験や実績・スキルを数値で具体的にアピールできているか
  • 年収や条件を明記した場合は、自分の市場価値と大きくずれていないか
  • 転職理由と長く働きたい意思が一貫して伝わる内容になっているか

これらのポイントをチェックし、問題がないことを確認できたら、応募書類を転職エージェントに提出しましょう。応募企業への書類提出は転職エージェントが代行してくれるため、提出後は次の選考に備えて面接対策を進めていくのがおすすめです。

マイナビ転職エージェントで書類選考の通過率アップ!

転職エージェントを利用しているのに書類選考に通らないと悩んでいる方は、ぜひマイナビ転職エージェントへご相談ください。マイナビ転職エージェントは面談で状況を詳しくヒアリングし、経歴やスキルの洗い出しからお手伝いします。

書類添削では、各企業の採用ニーズを押さえたうえで対応するため、応募書類の完成度を上げられます。また、マイナビ転職エージェントは面接の日程調整から練習まですべて無料でサポートしています。書類選考通過後のサポートもお任せください。

まとめ

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転職エージェントを利用しているからといって、書類選考に通過できるとは限りません。実際には、応募書類の書き方や応募企業とのミスマッチなど、さまざまな要因が重なって書類選考に通過できないこともあります。だからこそ、なぜ通らないのか分からないまま応募を続けるのではなく、原因をひとつずつ整理し、状況に合った対策を講じることが重要です。

それでも状況が好転しない場合には、より信頼できる転職エージェントに相談することも有効な選択肢です。マイナビ転職エージェントでは、経験豊富なキャリアアドバイザーが一人ひとりの応募書類を丁寧に添削し、書類選考の通過率アップにつながる具体的なアドバイスを行っています。

また、IT業界やメーカーなど、業界に特化した転職エージェントサービスも展開しているため、より専門性の高いサポートを受けることも可能です。書類選考になかなか通過できずにお悩みの方は、ぜひ一度マイナビ転職エージェントにご相談ください。

執筆・編集

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