転職活動は自己分析からスタート!やり方やポイントを押さえよう|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2023/01/25

転職全般

転職活動は自己分析からスタート!やり方やポイントを押さえよう

common_526.jpg

この記事のまとめ

  • 自己分析は自分のアピールポイントを明確にし、自分に合った転職先を見つけるために必要。
  • 自己分析の結果を志望動機に活かすためには、短所も分析すること、具体的なエピソードを交えてまとめることが大切。
  • 自己分析が難しい場合は「マインドマップ」を使って、頭の中を整理するとよい。

転職活動は自己分析や企業研究など、入念な準備が大事です。特に自己分析は自分の強みを明確にして自分に合った転職先を探すためにも欠かせません。しかし、自己分析のやり方が分からない人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、自己分析の必要性から具体的な進め方のポイントまで詳しく紹介します。転職を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

目次

満足度総合NO.1 ※2023年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位満足度総合NO.1 ※2023年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位

転職で自己分析がなぜ必要なのか

job_change_success_02.jpeg

転職活動を始める前にはさまざまな準備が必要で、自己分析もそのひとつです。転職における自己分析とは、自分のこれまでのキャリアを洗い出して強みや苦手なこと、将来実現したいことなどを明確にすることを指します。ここでは転職で自己分析が必要な理由を3つ紹介します。

1.転職活動の軸を定めるため

転職を考える際には、自分を客観的に分析し、見つめ直す必要があります。転職活動での自己分析は、「なぜ自分は転職するのか?」「どんな会社でどんな仕事をしたいのか?」を明確にするために不可欠です。一時的な感情で転職して「失敗した......」ということにならないよう、自分を客観的に分析して見つめ直し、自分と向き合いながら転職活動を進めるとよいでしょう。

2.自分のアピールポイントを見つけるため

面接においては、ほぼ間違いなく自己PRが求められます。厳しい転職活動を乗り切って成功を勝ち得るためには、面接官に自分が採用に値する人物であるという印象を与えることが重要です。自分の強みは何か、アピールできるスキルや能力は何かをきちんと把握しておくことが大切です。

3.自分に合った転職先を見つけるため

「好きな仕事」と「得意な仕事」は、必ずしもイコールではありません。これまでは考えてこなかった業種や職種が自分に合っている可能性もあるでしょう。自分のこれまでのキャリアを洗い出し、「この分野であれば誰にも負けない」といえる得意分野は何かを知ることで、自分に合った仕事を見つけられます。

自己分析に大事な3つの視点

pixta_86271666_L (1).jpg自己分析を行う際に大事なのは、「Will」「Want」「Can」という3つの視点を持って自己を振り返り、自己分析をまとめていくということです。

Will
「将来どうなりたいか」という視点です。自己分析にあたっては、まず、キャリアビジョンを明確にする必要があります。

Want
「何をしたいのか」という視点です。Willが将来目指す姿であるのに対し、Wantは将来なりたい姿になるために具体的にどういった仕事に就きたいか明確にする必要があります。

Can

「何ができるか」という視点です。WillやWantを実現するために、今の自分には何ができて、何が不足しているのかを把握する必要があります。

これら3つの視点から自己分析を行うことで、転職活動の軸を明確にできます。転職先選びや面接での対応もよりスムーズに行えるでしょう。

【5つのSTEP】自己分析のやり方

job_change_success_04.jpeg

では次に、自己分析はどのようなステップで進めていけばいいのか、具体的な方法やポイントを見ていきましょう。

【STEP1】自分のスキル・キャリアの棚卸しをする

まずは、自分のスキルやキャリアの棚卸しをします。社会人経験が長い場合と第二新卒や社会人経験が短い場合では、見るべきポイントが異なります。

  • 社会人経験が長い場合

社会人経験が長い人は、これまでに培ってきたスキルやキャリアを振り返ることになりますが、ここで大切なのは実績や成果など、プラス面のみに目を向けないようにすることです。長く仕事をしていれば、さまざまな失敗やトラブルが起こります。

それをどう克服して、その後の仕事に活かしてきたのかという点をまとめておくと、面接の際に失敗談などを問われたときにも対応力があることを示せるでしょう。

  • 第二新卒・社会人経験が短い場合

一方、第二新卒・社会人経験が短い場合には、十分なスキルやキャリアがないかもしれませんが、棚卸しは何も仕事だけに限ったことではありません。趣味や特技、人脈、人間性といった観点から棚卸しをしてみるのも有効な方法です。

特に異業種・異職種への転職を考えている場合、これまでの仕事のスキルや経験が活かせなくても、仕事以外の経験から新たな可能性が開けてくる場合があるからです。「仕事には直接結びつかないだろう」と決めつけず、さまざまな観点から棚卸しをしてみると意外な発見があるかもしれません。

【STEP2】自分の興味・関心事について振り返る

仕事以外にプライベートで興味や関心があることも振り返ってみましょう。個人的な経験や同じ趣味をもつ仲間とのつながりは、基本的に仕事とは無関係で損得抜きの世界です。転職に向けた自己分析を行うというスタンスで振り返ってみると、そこで培ったスキルや能力を仕事に活かす可能性を見出せるでしょう。

【STEP3】自分の性格について分析する

次に、自分の性格を分析します。ここでは、一般的な性格というよりも、自分が仕事を進めていくうえでどういった言動をしやすい傾向があるか、といった意味での「性格」について振り返るとよいでしょう。たとえば、以下のような観点から自分の性格を振り返ると、仕事に臨む姿勢をアピールする際に活かすことができます。

  • 論理的に対応するタイプか、感覚的に対応するタイプか
  • 慎重に行動するタイプか、チャレンジ精神が強いタイプか
  • 協調して物事を進めるタイプか、ひとりで物事をコツコツ進めるタイプか

【STEP4】将来実現したいことを明確にする

キャリアの棚卸しや性格の分析をしたら、次に転職によって将来何を実現したいのか明確にしましょう。将来実現したいことを成し遂げるには、どういった企業に入り、どういった仕事に就けばよいのかを考えることによって、自分の転職の軸をしっかりと見極められます。

【STEP5】自分の強み・魅力を言語化する

振り返りによって見えてきた自分の強みや魅力を、言語化してみましょう。「粘り強さがある」「変化への対応力がある」「プレゼンテーション能力が高い」「物事を広い視野でとらえることができる」といったように、自分の強みや魅力を表すとしたらどのようなキーワードが当てはまるかを見つけると、まとめやすくなります。

志望動機に活かす!自己分析のポイント3つ

common_526_1.jpg

履歴書には志望動機を記入する欄があります。志望動機は採用の可否に影響する重要な項目であるがゆえに、悩んでしまいがちです。しかし、きちんと自己分析すれば志望動機もスムーズに書けるようになります。ここで紹介する自己分析のポイント3つを押さえておきましょう。

1.抽象的な言葉を使わない

志望動機では、ほかの人にはない自分の強みを明確にアピールする必要があります。具体性のないエピソードや聞き慣れた言葉は採用担当者に響かず、ほかの応募者との差別化もできません。自己分析で自分の強みや将来像を書き出す際には抽象的な表現は避け、エピソードを深掘りしたり数字を用いたりしましょう

2.短所も分析する

自己分析の際は長所ばかり探すのではなく、自分の短所を探すことも大切です。短所は長所にもなり得ます。たとえば「心配性」といった短所は「慎重」や「計画的」といった長所に変換することが可能です。ほかにも「頑固」は「意志が強い」と言い換えられます。面接では自分の短所を聞かれることがありますが、長所にもなり得る短所をポジティブな表現で伝えれば、好印象を与えられます。

3.具体的なエピソードを交えてまとめる

自分の強みや魅力を言語化する際は具体的なエピソードを交えてまとめることで、自己PRや志望動機に反映する際の説得力、アピール度がグンと高まります。面接の際にも「私の強みは計画的なところです」と伝えるのではなく、「今月の目標に向けて毎日やることリストを作成しています」といったように具体的に何をやっているのか分かると、採用担当者もイメージしやすくなります。

転職時の自己分析に関するQ&A

common_526_2.jpg

自己分析の必要性やポイントが分かっても、いざやってみると「難しくて進まない」「自己分析が十分にできないまま応募してしまった」ということも珍しくありません。そういった悩みを解決すべく、ここでは転職時の自己分析に関するよくある質問を紹介します。

自己分析はいつからする?

自己分析を始めるタイミングは「転職を決意したとき」がおすすめです。自己分析は自分のやりたいことや強み、将来の理想像を明確にする目的があります。すなわち、自己分析ができなければ転職先を探す際に苦戦してしまいますし、本当に転職すべきなのかも分からなくなるでしょう。

転職のスケジュールは人によって異なりますが、自己分析は1週間を目安に終わらせるのがおすすめです。自己分析以外にも企業の情報収集や書類作成などやるべきことがあるため、あまり時間をかけすぎないようにしましょう。

自己分析が難しい場合はどうすればよい?

自己分析が難しい場合は「マインドマップ」を使ってみてください。マインドマップとは、アイディアや情報の流れを紙に書き出していく思考の表現方法のことです。用紙の中央にはメインとなるテーマを書き出し、それに関連するキーワードを書き出していきます。

マインドマップを使うことで自分の頭の中が整理でき、キーワードごとの関係性も「見える化」できるのが魅力です。まずはマインドマップで自分の脳内を俯瞰して見てみるとよいでしょう。

自己分析で困ったら|転職エージェントへご相談ください!

転職を成功させるためには徹底した自己分析が重要です。とはいえ、自分を客観的に分析するのは簡単ではありません。自己分析が難しいと感じたら転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントに登録すると、まず担当のキャリアアドバイザーとの面談が始まります。その際に転職のアドバイスや自己分析のサポートを受けられます。

また自己分析だけでなく、求人の紹介や応募書類の添削といったサポートが受けられるのも魅力です。自己分析に悩んでいる人は、ぜひ転職エージェントへの登録を検討してみてください。

まとめ

job_change_success_06.jpeg

自己分析は転職活動の軸を定めることや自分のアピールポイントを探すこと、自分に合った転職を探すために必要です。これまでのキャリアを振り返り、スキルや経験を洗い出してみてください。自己分析が難しい場合は、ぜひマイナビエージェントへご相談ください。キャリアアドバイザーがあなたのキャリアを丁寧にヒアリングし、自己分析をサポートいたします。

満足度総合NO.1 ※2023年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位満足度総合NO.1 ※2023年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

注目コンテンツ