更新日:2024/10/08
この記事のまとめ
自分の転職回数が多いのではないかと感じている方の中には、仕事が「できる・できない」という能力差よりも、転職の回数で採否が決められているのではないかと思っているケースがあります。
そこで今回は、転職回数と採用実態について、採用する側はどのように考えているのかを解説していきます。
目次
転職回数がそのまま採用に影響を与える業界もあれば、転職回数があまり関係ない業界もあります。
例えば、管理職など広範囲にわたって業務をマネジメントする仕事であれば、ゼネラリスト(分野を限定せずに広範囲な知識や技術などの経験がある人)としての豊富な知識と経験が必要とされるため、知識と経験には深みが必要とされます。
しかし、応募する仕事に経験や特定業界への深い理解が要求されないのであれば、転職回数が多くても差支えがないケースもあります。
内閣府が平成30年1月に発表した「成長力強化に向けた課題と展望」によると、就業経験のある男性の79%は初職(初めて就いた仕事)が正規雇用であり、過半数以上の男性の転職回数は多くても1回となっています。
そして、就業経験のある女性の76%は初職が正規雇用であり、正規雇用で入職した女性のうち、「終身雇用」となる道を進んでいるのは50代で7%程度しかおらず、この年代に達する前に労働市場から退出した割合も高くなっています。
実際に転職した回数が少ない人が主流であるという統計から考えると、男性の場合は転職回数が2回以上になると多いと感じ始め、女性の場合は転職回数というよりも労働市場から退出したブランクの期間が注目されるといえます。
一般的に転職回数が多い人は、その人が経験してきたそれぞれの仕事が短いということです。そのため、採用する側にその分経験が少なく、業務への習熟と理解が足りないと受け取られてしまうこともあります。
採用する側は長期に渡ってあなたに働いて欲しいと考えているのと同時に、将来的には会社へ利益をもたらしてくれる人材を求めています。
転職回数が多い人に対しては、会社へ利益をもたらしてくれるようになる前にあなたが辞めてしまうのではないだろうかと心配する可能性があるのです。
一般的に採用する側にとって、転職者のそれまでの年収がどうだったのかよりも、それぞれの転職がその人に何らかのスキルアップをもたらしているかどうかに関心があります。
転職を重ねるごとにできることを増やしている人については、企業側としても守備範囲の広い有益な人材として、転職回数が多くても「欲しい」と思われる人材になりうる可能性があります。
具体的には、これまでの転職で得た経験やスキルを自分の言葉でアピールでき、今後のキャリアプランやライフプランを具体的に語れる人、適応能力やコミュニケーション能力が高く、職場やクライアントとの円滑な関係が築ける人などが当てはまります。
短期間で転職をしている方は、どのようなことが転職理由になっていたのかが問題となります。
採用する側からすると、求人に応募する前に、その職場ではどのような仕事をするのか調べてから応募をするはずだと考えます。
「実際に仕事をしてみたら自分に合わなかった」という転職理由だと、企業研究という準備を怠った人というイメージをもたれてしまいかねません。
他にも、人間関係が合わなかったという理由であれば、自分の会社へ転職してきた場合にも何かトラブルを起こさないだろうかという心配が生まれます。
とはいえ、短期間での転職理由が、自分以外の家族に関わる重大な出来事であったなら、やむを得ないこととなり悪影響はないといえるでしょう。
1日でも長く継続して働いてもらえることが、採用する側にとって効率よい人材への投資につながります。
たとえ転職先が前職に関連性のある仕事だったとしても、職場ごとに仕事の仕方は違ってきます。
あなたがそれを理解する前に退職することがあれば、企業があなたにかけた時間と労力は無駄になってしまいます。
ここでは、あなたの転職回数が採用先にとってマイナスにならないようにするコツを解説していきます。
転職が多い人は携わった仕事が多いため、あれもこれもとアピールしたいことが増えてしまい、結果として内容に一貫性を失ってしまう場合があります。
大切なことは、「自身がこれまで送ってきた職業人生の中でどのようなことが共通してアピールできるのか」を探すことです。自己分析をしてみた結果、共通したセールスポイントが複数ある場合には、端的にまとめましょう。
「~点あります」など採用担当者が理解しやすい表現を意識することで、セールスポイントを明確にすることができます。
せっかく意欲をもって転職しようと思っても、その意欲が採用担当者に伝わらなければ意味がありません。
応募先の業務内容のどこが自分の興味につながっていて、どのような場面で自分が応募先企業に貢献できそうなのかということをできるだけ具体的なイメージとして伝えましょう。
今回の転職が自分にとって最後の転職になるという覚悟をもって、「今回の転職で実現したいことや、将来的に自分はどうなりたいのかという長期目線」から意欲をアピールできるようにしておくと、より好感を持たれるでしょう。
あなたの転職理由が曖昧なままだと採用担当者が好評価をつけようと思っても、最終的な決定権者に対してうまく伝えることができません。
たとえ転職理由がネガティブなことだったとしても、そこにポジティブなものはなかったのかどうか、自身のとらえ方を柔軟にすることによって前向きな自分を表現していきたいところです。
もちろん、これらの柔軟なとらえ方はすぐに思いつくものではありませんから、普段から自身が働いてきた経験をたな卸しするクセをつけておき、準備を入念にしておきましょう。
なお、転職エージェントを利用することで、企業ごとに最適化された志望理由を作り上げることができます。
ネガティブな理由はそこから脱するためのポジティブな側面を兼ね備えています。
転職のプロであるエージェントに相談し、採用担当者に刺さる転職理由を伝えましょう。
4月から新年度となる企業が多いことを考えると、転職市場が活発化してくるのは例年2月から3月となります。これは新年度の組織図を作成するために社内体制を整備する必要があるからです。
このことから現在の職場を退職して転職しようと考えている人にとっては、少なくとも1月には自身のたな卸しを始めて、いつでも応募できるように応募用写真の用意や、書類の準備をしておきたいところです。
そして、自身の職場についても退職することを考えて、スムーズに引継ぎができるよう自身の仕事の整理を始めておく必要があります。
当たり前ですが、自身の転職回数が多いことが不採用につながることを恐れて、転職回数を偽ることはNGです。
履歴書などの応募書類に嘘の記述や虚偽の記載をして、それが発覚してしまった場合、また虚偽の記載をした書類で採用されて入社した場合には、民法上の不法行為に該当する可能性があります。就業規則等に記載された解雇事由にもなりえます。
どうせバレないだろうと甘く考えてしまうと、あとから大きな代償を払うことにもなりますので、転職回数を偽ることは絶対にやめましょう。
転職を何回も重ねることには、その分スキルや実績が積み上がっていくという側面もあります。
そのようにして得たスキルや実績をポジティブにアピールすることで、マイナスイメージが強い転職回数の多さをプラスにすることができます。
過去の勤務先で身に付けたスキルを仕事にどう活かしてきたか、またそれがどのように実績の上乗せにつながったかなど、複数回の転職が自らの成長につながっている点をアピールするといいでしょう。
帝国データバンクが2022年1月18日から31日にかけて全国24,072社を対象に行なった「人手不足に対する企業の動向調査(2022年1月)」によると、正社員が不足している企業は47.8%で、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた 2020 年 2 月と同水準にまで上昇。業種別では「情報サービス」が65.7%でもっとも不足しています。他にも「建設」「メンテナンス・警備・検査」「教育サービス」などの業種が60%台と、いずれも深刻な人材不足となっています。
これらの業種の中には、仕事はあるけれど業務を行なえる人が少ないため、事業が成り立たなくなっている企業も少なくありません。
そのため、未経験であったとしても狙い目の転職先となります。
特に研修制度に力を入れていたりする企業を中心に探していき、転職先の候補にすると良いでしょう。
転職回数が多い人は、職務経歴書の書き方についても工夫が必要となってきます。
採用担当は、自社にとって必要な人材なのかどうかという視点から選考を行うので、だらだらと情報を羅列しただけの応募書類よりも、必要なことだけをまとめた書類を好みます。
ここからは転職回数が多い人に向けた職務経歴書の書き方のコツについて解説していきます。
仕事はやりがいをもって取り組んでいたほうが、採用担当者にとって好印象でしょう。
自身のキャリアに一貫性がないと、生活だけのために思いつくまま仕事を選んでいたのではないか、やりがいをもって働けていなかったのではないかと疑問をもたれる可能性があります。これは転職先を選ぶときにも大切なことです。
例えば、警察官と銀行員のように一見違う内容に思えるような業務内容であったとしても、警察官であれば「人名や平和な環境」を、銀行員であれば「資産や私財」を守ることにやりがいが感じられるといえるでしょう。
このように、これまでの仕事の共通点を探しだし、その共通点と自身が働く上で大切にしたいことを関連づけて表現すると、キャリアに一貫性をもたせることができます。
転職の際には、何のために転職をするのかという理由も重要です。
今の仕事がイヤだからというネガティブな理由だけだと、採用担当者も「採用したあとでイヤなことがあったらまた辞めてしまうかも」と考えてしまいます。
このことから、転職回数が多い人ほど「自身の能力が高まったため」あるいは「自身の能力をここまで御社で高めたい」というステップアップを連想させる転職理由を伝えます。
ポジティブな理由を探しだして表現していくほうが、採用担当者には歓迎されやすいでしょう。
あなたの実績を伝えることは、複数の採用担当者が関わるときの客観的な判断材料として重要なものとなります。特に、実績は具体的な数値で表現することを心がけましょう。
たとえ携わった期間が短かったとしても、その仕事に携わることで他の仕事のどのような場面で活かすことができたのかを振り返り、たな卸しをしておけば自身のモチベーションが上がることもありますし、自信にもつながっていきます。
実際に、応募書類に複数の実績を書いておいただけで、面接前にあらかじめ好評価がされ、良い雰囲気の面接が行われて採用につながったという例もあります。普段から自身の行動を数値化しておくクセをつけておくと良いでしょう。
企業に貢献できることを伝えるためには、その企業についての入念な調査が必須となります。
採用担当者は選考において他の企業ではなく、自社を選んだ理由を知りたがっています。それはお互いのミスマッチを防ぐために大切なことだからです。
応募先の企業が何を目的として、何をしているのかをあなたが詳細に知っていることは、自身の能力がその企業のどこで活かせるかをすでに知っているという証明につながります。
そのためにも、今までの職場で身につけたことが応募先のどのようなところで役立てられるのかを伝えられるようにしておきましょう。
あなたはせっかく多くの転職をして、さまざまな現場で経験やスキルを高めてきたのですから、それが伝わらないと採用担当者の期待に応えることはできません。
免許や資格などの客観的なグレード(級など)があれば、それを応募書類に書くこともできますし、免許や資格はないけれど実務で携わった内容や期間を具体的に「○○ができる」という形で伝えるようにしましょう。
例えば、「Excelならマクロを使うことやグラフの作成、関数がひと通り使えます」など実務者なら通常理解ができるレベルに配慮した書き方をすればスムーズですね。
管理職に多いのですが、企業の採用活動において採用担当者となっている人の中には、自身の他の業務と採用担当者をかけ持ちしている方がいます。
このような人に対して、まとまりがなく、だらだらと続くような応募書類を提出することはその人の時間を無駄に奪うだけでなく、実際に業務に就いた後としても報告等を含めた提出書類の文章能力も低いのではないかと評価される原因にもなります。
特に転職回数の多い人は携わった仕事の数も多く、全てのことについて書いてしまうと応募書類が何枚あっても足りなくなってしまいます。
要点をコンパクトにまとめ、さらに伝わりやすい内容になっているか何度も読み返して、「この人は文章能力も高く、要点を得た説明ができる」と高評価を得られるようにしましょう。
マイナビエージェントでは、業種ごとに職務経歴書のサンプルをご用意しています。
職業経験に応じたサンプルをWord、Excelの2フォーマットで掲載しており、いずれも無料でダウンロードすることができます。
回数の多い転職活動の際には、複数の職業経験を組み合わせるなどして、お気軽にご活用ください。
面接では、転職回数が多い人に対して「またすぐに辞めてしまわないか」「長く仕事を続けることができるのか」といった観点から質問をすることが少なくありません。
採用担当者の疑問や懸念を払拭するために、ポジティブな回答ができるように対策を立てておきましょう。
転職回数が多いとされがちなこの質問。転職回数が多いと、「忍耐力がない」「またすぐに転職してしまうのではないか」などとマイナスな印象を持たれてしまう可能性があるため、回答には注意が必要です。
ですが、具体的な意図や理由をもって答えれば、マイナスの印象を持たれることもないはずです。
では、実際にポイントや良い回答例・悪い回答例を見てみましょう。
転職回数が多い理由に対して質問をするのは、「採用しても長続きしないのではないか」と感じるからです。そのため、面接担当者に前の会社で何らかの問題があったことをそのまま答えるのは印象がよくありません。
そこで面接担当者に、転職回数の多さには必然性があり、自分にプラスになっていることを納得してもらう必要があります。
「自分の能力を高めてステップアップを図ることを常に意識しており、そのために転職を重ねている」といったように、具体的な意図を添えて転職回数が多い理由を説明しましょう。
「確かに転職回数は多いのですが、私は『自分の能力を高めてステップアップを図る』という考えで転職をしてきました。これまでの会社でも、今まで身に着けていなかったスキルを習得するなどのステップアップを実現してきましたが、御社ではさらなるステップアップを図り、○○のスキルを活かして御社に貢献したいと考えております。御社では○○事業のリーダーになることを目標としており、一層の努力を重ねる所存です」
「上司との人間関係がうまくいかなかったり、業績悪化によって給料が減ってしまって生活に支障が生じ始めたりしたため、やむを得ず何度も転職せざるを得ませんでした」
「どういったことに魅力を感じたか」というより、「なぜ」魅力を感じたのかという部分も合わせて答えるようにしましょう。
また、魅力を問う質問は、業界や職種への研究度合いが滲み出やすい質問でもあります。
入念に下調べをして臨むようにしてみてください。
自分が持っているスキルや実績を活かして貢献ができる仕事であることなどをアピールし、「ぜひともこの仕事に就きたい」「この会社で働きたい」という熱意や意欲が伝わるように答えましょう。
「○○の事業は、これからの時代にニーズが高まる事業であり、その先駆けとして業界をリードする御社で働かせていただきたいと考えました。これまでの転職で培った○○のスキルが活かせる事業ですので、ぜひ貢献させていただきたく思います」
「前職よりも給与が高く、○○は御社が他社に先駆けて手がけられる事業で面白そうだったからです」
前職と比較すること自体は問題ありませんが、前職の環境や不満に終始した回答で終わってしまうと、良くない印象を与えてしまう恐れがあります。
ポジティブにつなげられるような良い回答例を見てみましょう。
前職から転職する本当の理由には、ネガティブなものが多いものです。
しかし、それをストレートに伝えると良くない印象を与えてしまう可能性があります。嘘をついたり事実を捻じ曲げる必要はありませんが、ネガティブな面ばかりが伝わらないようにポジティブな方向につなげ、最終的に具体的な目標やビジョンを伝えることがポイントとなります。
「これまでの転職で身に付けたスキルを十分に活かせるのは御社だと思いました。具体的には、今回募集のあった新規プロジェクトの〇〇スタッフとして□□の役割を果たすことで御社に貢献できると考え、転職を決意しました」
「前の職場では、希望している仕事を任せてもらえませんでした。このまま今の職場で働き続けても、やりがいやスキルアップが望めないので、環境を変えようと考えました」
自己分析や自己反省が問われる質問です。
ポイントは見栄を張りすぎずに素直に答えることと、「失敗した経験から自分がどう行動を起こしたか」ということです。
短所や失敗経験を質問するのは、「自分を客観視できているか」「課題をクリアしていく能力があるかどうか」などをチェックするためです。
こうした点を踏まえ、マイナス面をプラスに転換していることを具体的に伝えられるようにしておきましょう。
「私の短所は頑固なことで、自分の考え方に執着しがちなところがあります。そのため、今の職場では取引先への提案書作成にあたり、先方のニーズにそぐわないものをプレゼンし、新規開拓に失敗してしまいました。この経験を踏まえ、以後は事前に部署のメンバーに提案書について意見を求め、様々な視点を考慮して、内容のブラッシュアップを心がけました。その結果、次の提案を取引先に採用していただき、年間2,000万円の3年契約を受注することに成功しました」
「私は気が早く、うっかりミスをすることが多いのが欠点です。
前職では発注ミスをしたこともたびたびですが、あまりクヨクヨせず、『悩んでいても仕方がない、何とかなる』というポリシーを持っています」
面接時に明るくハキハキと答えることは、あなたの印象を良くするだけでなく、仕事への意欲や採用してもらいたいという意思表示に対してもプラスに働きます。
ただ、質問されるたびに何度も考え込んだり、一方的にあなたが話してばっかりだと採用担当が聞きたいことも聞けなくなって、適切な評価ができずに不採用となることもあります。
面接で大切な伝え方は、聞かれたことに対して「結論から簡潔に答える」ことです。
面接官はあらかじめ決められた時間の会話の中で、聞きたいことだけを聞きたいと思っていますから、あなたが余計なことまで話しすぎて面接官の時間を奪わないようにすることが大切です。
また、転職理由については必ず聞かれるので、ポジティブでコンパクトに話せるよう、あらかじめ準備しておくと良いでしょう。
最後に、多くの転職経験がありながら、転職を成功させた方の事例をご紹介します。
新卒で大手IT関連の会社に技術者として入社したけれど、大きな組織で自身のやりたい仕事ができないと悩み始め、持ち前の向学心から学ぶために海外へ行ったり、実力がつくごとに転職を繰り返していた方がいました。
この方は、年齢やスキルが上がるごとにそれぞれの職場で責任あるポジションを任され、プレイヤーとしても管理者としても充実した日々を送られていました。
ただ、50歳を過ぎた頃に転機があり、お母様の介護の必要性からこれまでのような働き方ができなくなってしまいました。ご本人もこの年齢では転職も難しいと考えていらっしゃったのですが、社長が30代のIT関連企業に部長職として採用されました。
そのときの採用理由は「僕みたいな若い人が企業に訪問すると社長に見えないんですよね、だから一緒に訪問できて、しかもそれなりの人が雇える会社だっていう証明も兼ねて、経歴も合っていたので採用させていただきました」とのことでした。
このとき、転職は回数ではなく、その会社のどんなところに貢献できるかということが重要なんだと感じたのです。
転職回数の多さが転職活動に影響を及ぼすのではないか気になる方は、転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントでは、あなたのこれまでの転職歴を洗い直したうえで、スキルや経験、志向に合った企業を紹介します。そのため、転職後のミスマッチを防ぐことができるでしょう。
また、それぞれの企業に合った応募書類の書き方や面接対策も、丁寧に指導します。
転職回数の多さを問われた場合にどういった答え方をすれば面接官を納得させられるか、どういう回答をするとNGなのかをしっかりと押さえたうえで面接に臨むことができます。
このように、転職回数が多い方ほど、転職エージェントを上手に活用することで、納得のいく転職先が見つかるはずです。
従来の転職に関するイメージだと、転職回数が多いことは「この人は長く続かない人だ」というネガティブな印象を持たれてしまうケースもありました。
しかしながら、昨今の技術進歩はこれまで以上に変化のスピードが早く、個人のスキルが陳腐化しやすい状態となっています。
これからは年齢に関わらず定期的にスキルをアップデートできる人材が求められていくのです。
転職市場としてネガティブな理由での転職はこれからも歓迎される可能性は低いですが、スキルをアップデートして能力を高めるためにポジティブな転職を繰り返していくことは、今後必要なこととなっていくのかもしれません。平均寿命が長くなり、就業期間が長期化していく日本ではなおさらです。
転職回数が多かったり、応募先の企業からどう見られるか不安だという方は、マイナビエージェントを利用してみましょう。
エージェントの徹底的な情報収集から、企業がどういう人材を求めているか、どういったニーズを持っているかを事前に把握することができます。
まずは無料のキャリアカウンセリングを受けて、プロのスタッフと一緒に効率よく転職活動を進めていきましょう。
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