転職エージェントとの面談は対面のみ?事前準備や話すポイントも解説|求人・転職エージェント

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更新日:2023-08-25

転職エージェントとの面談は対面のみ?事前準備や話すポイントも解説

この記事のまとめ

  • 転職エージェントとの面談は対面だけでなく、電話やオンラインでも行える。
  • 面談では現在の状況や転職の方向性、転職市場に関する情報、今後の進め方などを共有する。
  • 面談を有意義にするには、質問事項を事前に用意しておくとともに、疑問点や懸念点を積極的に聞くことが大事。

転職エージェントを利用する際は、まずキャリアアドバイザーとの面談の場が設けられます。有意義な面談にするためにも、事前に質問事項をまとめておき、転職に求める条件を整理しておきましょう。

この記事では、転職エージェントの面談内容や面談時のポイントについて解説します。転職エージェントの利用を悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

目次

転職エージェントとの面談は対面で行う?3つの面談方法

転職エージェントの利用にあたっては、担当のキャリアアドバイザーとの初回面談の機会が設けられるケースが一般的です。面談は対面だけでなく、電話やオンラインでも対応してもらえるため、自身の状況に合った方法を選ぶとよいでしょう。ここでは、「対面面談」「電話面談」「オンライン面談」それぞれの特徴や利点について解説します。

1.対面面談

対面面談は、転職エージェントのオフィスや指定された面談場所で担当のキャリアアドバイザーと直接会って話す方法です。相手の表情や態度を見ながら話せるため、コミュニケーションが取りやすい点がメリットです。また直接相談することで信頼関係が築きやすく、個別にカスタマイズされたサポートを受けやすくなります。

ただし面談場所に赴く必要があるため、忙しい方や遠方に住んでいる方は予定の調整が難しい点がデメリットです。また、面談のために交通費や移動時間がかかる点にも注意する必要があります。

2.電話面談

一部の転職エージェントでは、電話面談を取り入れているところもあります。電話を使って相談を行う方法で、簡単な質問やアドバイスを求める際に便利です。

電話面談のメリットは、お互いの都合のよい時間に面談できる点です。忙しい方や遠方に住んでいる方でも、比較的スムーズに面談を受けられます。また面談場所へ向かうための交通費や移動時間が不要であり、コストや時間を節約できる点も魅力です。

ただし電話面談は非対面型のコミュニケーションとなるため、相手の表情や態度は読み取れません。相手の意図や感情を正確に把握しにくい点がデメリットとして挙げられます。

3.オンライン面談

オンライン面談は、ビデオ通話やオンライン会議ツールを利用して転職エージェントと面談を行う方法です。時間や場所にとらわれることなく、スムーズに相談できる点がメリットです。画面をとおして相手の表情も確認できるため、対面面談とほぼ同じようなコミュニケーションが可能です。

ただし、オンライン面談を行うにはインターネット接続が不可欠です。通信環境によっては途切れてしまったり、タイムラグが生じてうまく会話できなくなったりする可能性があります。

転職エージェントと対面で何を話す?主な面談内容

転職エージェントを初めて利用する方は、面談で何を話すのか気になるのではないでしょうか。面談で話す内容を知っておくことで、あらかじめ質問したいことや自分の考えを整理できるでしょう。ここでは、転職エージェントと対面で話す主な内容を6つ紹介します。

1.自己紹介・現在の状況

転職エージェントの初回面談では、双方の理解を深めるために自己紹介から始まります。求職者は自分の名前や職歴、学歴などを簡潔に伝えます。これにより、転職エージェント側は求職者の基本情報を把握でき、面談の進行に役立てることが可能です。

続いて、現在の職場や前職の会社名、勤務期間、担当していた仕事内容、実績などを説明します。具体的なプロジェクトや取り組み、チームでの役割などを挙げると、転職エージェントに自分の経験とスキルを理解してもらいやすくなります。そして現在の転職状況を話します。

2.転職の方向性やキャリアプランの確認

転職エージェント側からは、どのような業界や職種、役職を目指しているのか、なぜ転職したいと考えているのかなどについて細かく聞かれます。理想とする転職先を紹介してもらうためにも、転職先に求める条件や労働環境などをあらかじめ整理しておきましょう。

また、求職者のキャリアプランや将来のビジョンについても話し合います。転職エージェントは求職者の経歴やスキル、成長意欲を踏まえて、将来的なキャリアの方向性をアドバイスします。これにより求職者のキャリア目標が明確となり、適切な転職活動を進めるためのプランを立てられるようになります。

3.転職市場についての情報を共有

求職者の情報をある程度ヒアリングした後は、キャリアアドバイザーと転職市場の情報を共有します。キャリアアドバイザーは、求職者が興味を抱いている業界の最新動向や求人状況を把握しています。業界の成長率やトレンド、競合他社の動向など、転職活動に関連する情報を提供してもらえるでしょう。

また求職者が希望する職種について、求人がどれくらいの頻度で出ているのか、求人数が多いか少ないかなどの情報も教えてもらえます。

4.今後の進め方

求職者とキャリアアドバイザーの双方の情報共有が終わったら、今後の転職活動の進め方について話し合います。求職者がいつまでに転職を成功させたいか、その目標に向けて具体的なスケジュールを立てます。

具体的には、応募書類をいつまでに作成するのか、求人に何件応募するのか、どのくらいの頻度で応募するのか、いつエントリーするのかなどです。また連絡手段はメールか電話か、都合のよい時間帯はあるかなどを話し合います。

5.求人の紹介

面談後は、キャリアアドバイザーから求職者のスキルや経験、希望条件に沿った求人の紹介を受けます。転職エージェントは幅広い求人情報を持っているため、自分に合ったポジションや企業を紹介してもらえるでしょう。

そして紹介する求人案件について、職務内容や勤務条件、給与、福利厚生など詳細な情報の説明を受けます。求人が持つ魅力や成長性、おすすめした理由について説明されることもあります。

6.応募書類の添削・面接対策

キャリアアドバイザーから求人案件を紹介された後、求職者はその案件に対して興味を持ったかどうかを伝えます。応募の意思がある場合はキャリアアドバイザーにその旨を伝え、応募の手続きへと進みます。

多くの転職エージェントでは、応募書類の作成や面接対策などのサポートを提供しています。無料で利用できるため、転職活動の成功率を上げるためにも積極的に利用するとよいでしょう。

転職エージェントとの対面前に行うこと

基本的に転職エージェントとの面談時間は限られています。限られた面談時間でスムーズに転職の話を進めるためにも、質問したいことをまとめたり自己分析をしたりなどある程度の準備をしておくとよいでしょう。

ただし転職エージェントは相談だけの利用も可能であるため、転職の方向性が定まっていない、転職するかどうかが決まっていない場合は「とりあえず相談だけしに行く」という心構えでも問題ありません。ここでは、転職エージェントとの対面面談をスムーズに進めるための準備について解説します。

応募書類を用意する

転職エージェントによっては履歴書や職務経歴書の事前送付を求められたり、初回面談時に用意するよう指示されたりする場合があります。履歴書や職務経歴書から求職者のキャリア・スキルに関する基本情報を事前に把握するためです。これにより、面談時に具体的なアドバイスや適切な求人の紹介が可能になります。

質問事項をまとめる

転職エージェントとの面談の時間は限られているため、事前に聞きたいことや不安点などがあればメモにまとめておくとよいでしょう。転職エージェントは、転職に関する質問であれば基本的に何でも答えてくれます。

質問内容としては、業界情報や転職成功のコツなどが定番です。疑問を抱えたまま転職活動に臨むのはおすすめできないため、ささいな悩みや不安であっても遠慮なく質問しましょう。

希望条件や妥協できる条件を整理する

キャリアアドバイザーは求職者の希望条件を考慮して求人を探します。そのため、希望条件を事前に考えておくことが大事です。望む職種や業界、ポジション、雇用形態、勤務地、給与、福利厚生など、具体的な希望条件をリストアップします。

とはいえ希望条件をすべて満たす職場が見つかるとは限らないため、条件に優先順位をつけたり、妥協できる条件を決めたりしておくとよいでしょう。

目標とする転職時期を決める

いつまでに転職したいのか、目標とする時期を決めておくことも大事です。キャリアアドバイザーは求職者が目標とする時期に転職が成功するよう、スケジュールを立ててくれます。ゴールが明確になることで、履歴書や職務経歴書の準備はいつまでにすればよいのか、いつまでに何社応募するかなどのスケジュールが立てやすくなります。

キャリアプランを立てる

自己分析をしてキャリアプランを立てておくと、自分のキャリアの方向性や希望が明確になり、面談がスムーズに進行しやすくなります

自分の経験やスキル、興味関心を振り返り、今後のキャリアにおいて何を重視したいかを明確にしてみてください。そして5年後、10年後、20年後といったように数十年先のプランまで、具体的に考えるとよいでしょう。とはいえ、キャリアプランを立てるのは簡単ではなく、時間もかかります。転職エージェントはキャリアプランを立てるサポートもしているため、難しい場合は相談してみるとよいでしょう。

転職エージェントと対面で話すときのポイント5つ

転職エージェントとの面談が初めての場合、緊張したり不安になったりするでしょう。しかし転職エージェント側が上手にリードして話を進めてくれるため、リラックスして臨んで問題ありません。ここでは、転職エージェントとの対面面談をより有意義にするポイントを5つ紹介します。

1.転職理由や要望などは正直に話す

転職理由がネガティブな内容の場合は話しにくいと感じることもあるでしょう。しかし、転職を成功させるには転職エージェントに正直に話すことが大切です。

転職理由や要望を正確に伝えることで、転職エージェントからより自身に合った求人の紹介を受けられます。逆に情報を隠してしまうと、自分にマッチしない求人を紹介される可能性があります。とはいえ、退職理由を伝える際には不満や愚痴ばかりにならないよう気をつけましょう。

2.分からないことは積極的に質問する

転職エージェントとの面談の中で、分からないことや懸念点などがあれば積極的に質問しましょう。認識の違いが生まれるとミスマッチが発生したり、転職活動がスムーズに進まなかったりします。また疑問を抱えたまま転職活動に臨むと、不安やストレスもたまりやすくなるでしょう。

積極的に質問する姿勢は、転職に対するモチベーションの高さのアピールにもつながります。高い転職意欲が伝わることで、転職エージェントもいっそう力を入れてサポートしてくれるでしょう。

3.アピールできる実績や経歴はきちんと伝える

転職エージェントには、アピールできる実績や経歴、スキルなどを具体的なエピソードを交えて伝えるようにしましょう。これにより、自分の市場価値に見合った求人を紹介してもらいやすくなります。

またアピールできる実績などがない場合でも、転職エージェントは求職者へのヒアリングを通じてアピールポイントを見いだしてくれます。理想の転職を実現するためにも、面談には本音で臨みましょう。

4.礼儀正しく接する

あまりにも態度が悪かったり、社会人としてのマナーが欠けていたりすると利用を断られる可能性があります。転職エージェントは企業と求職者をマッチングさせる仲介役を担っていますが、もし一般常識を備えていない人材を紹介してしまうと提携先の企業から信用を失う恐れがあるためです。

転職エージェントと良好な信頼関係を築くためにも、礼儀正しく接することが大事です。

5.担当のキャリアアドバイザーとの相性を見極める

転職活動が始まると、担当のキャリアアドバイザーと協力して転職活動を進めていくことになります。転職活動をスムーズかつ納得感を持って進めるためには、担当のキャリアアドバイザーとの相性が重要です。

担当のキャリアアドバイザーの変更は可能ですが、後から変更すると転職活動が一時的にストップし、無駄な時間と労力がかかる可能性があります。なるべく最初の段階で自分に合ったキャリアアドバイザーを見つけることが、スムーズな転職活動につながります。

転職エージェントに関するよくある質問

転職エージェントに関して、まだ疑問点や不安点がある方もいるのではないでしょうか。気になる疑問は早めに解消し、すっきりした状態で転職エージェントとの面談に臨むことが大事です。ここでは、転職エージェントに関するよくある質問を6つピックアップして紹介します。

相談だけの利用も可能?

転職エージェントは相談だけでも無料で利用可能です。転職の方向性が決まっていない場合や、転職するか悩んでいるときには気軽に相談してみるとよいでしょう。また、転職エージェントとの相性や提供しているサービス内容を確認するために「まずは相談だけする」のもおすすめです。

面談時間はどのくらい?

転職エージェントとの面談時間は、一般的に1回あたり1時間~2時間程度です。しかし、実際の面談時間は転職エージェントや相談内容によって異なります。

特に相談者が特定のテーマについて深く話したい、特定の求人について詳細な情報を得たいなどの場合には面談時間が長くなるケースがあります。転職エージェントの多くは土日の面談にも対応しているため、時間がしっかり取れる日に予約するとよいでしょう。

転職エージェントとの面談はどのような服装で臨む?

服装は基本的に自由ですが、清潔感があり、相手に好印象を与えるような服装を選ぶのがおすすめです。一般的にはオフィスカジュアルがよいとされていますが、迷った場合はスーツでも問題ありません。派手な服装やカジュアルすぎる服装は控えましょう。

面談の場所はどこ?

転職エージェントによって異なりますが、自社のオフィス内に設けられた個室で面談を行うケースが一般的です。第三者にプライベートな話を聞かれる心配はないので、安心して利用できるでしょう。

一方、求職者が転職エージェントのオフィスまで足を運ぶのが難しい場合には、自宅の最寄り駅近くにあるカフェなどで出張面談を行ってくれることもあります。

面談のお礼メールは送るべき?

面談後のお礼メールは必須ではありません。しかし担当のキャリアアドバイザーへお礼メールを送ることで感謝の気持ちを伝えられ、良好な関係を築きやすくなるためおすすめです。ただし、面談相手からお礼メールを望まない旨を伝えられた場合は、その指示にしたがうようにしましょう。

転職エージェントの対応が遅いときはどうすればよい?

転職エージェントの対応が遅い(連絡が返ってこない)場合は、キャリアアドバイザーが多忙か、休みを取っている可能性があります。

連絡の頻度があまりにも少なく、転職活動がスムーズに進まないと感じたら、その旨を担当のキャリアアドバイザーに伝えるか、担当を変更するのもひとつの手です。担当はいつでも変更できるため、自身の転職活動をストレスなく進めるためにも検討してみてください。

マイナビエージェントがあなたの転職活動を親身にサポートします

転職活動は人生のターニングポイントといっても過言ではありません。理想の転職を実現したい、転職活動をスムーズに進めたい場合は、ぜひマイナビエージェントをご活用ください。

マイナビエージェントでは、経験豊富なキャリアアドバイザーが職歴やスキル、希望条件などをヒアリングしたうえで、目標としているキャリアプランを実現できる理想の転職先をご紹介します。

まとめ

転職エージェントとの面談形式には、「対面」「電話」「オンライン」の3種類があります。いずれの面談形式でも、希望に沿った求人を紹介してもらうには正直に話すことが大切です。事前に話すべきことや質問事項などをまとめておくと、面談を有意義なものにできるでしょう。

転職に不安を抱える方、転職活動のサポートを受けたい方は、ぜひマイナビエージェントにご相談ください。マイナビエージェントはあなたの転職活動を一つひとつ丁寧にサポートし、キャリアに合った最適な転職先を見つけるお手伝いをします。

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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