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転職エージェントに関するFAQ

転職エージェントや転職サイトご利用・活用方法などの疑問やお悩みを解決!

更新日:2024-12-04

転職エージェントの登録から入社までの流れは?活用ポイントも解説!

この記事のまとめ

  • 転職エージェントを利用したときの転職の流れは、「登録」→「面談・求人紹介」→「応募・選考」→「内定・調整」の順で進む。
  • 転職エージェントを利用するメリットとして、「求人の紹介」に加えて「応募書類の添削や面接対策を受けられる」「入社前に条件交渉をしてもらえる」などが挙げられる。
  • 転職エージェントを最大限活用するには、自分が希望する転職先の業界や職種に強いか、どのようなサポートを提供してもらえるのかなどを事前に確認しておくことが重要。

転職エージェントを利用すると求人の紹介や応募書類の添削、面接対策などさまざまなサポートを受けられるため、より効率よく転職活動を進められるようになります。しかし初めて転職エージェントを利用する場合、具体的な使い方が分からずに戸惑ってしまう方もいるでしょう。

そこでこの記事では、転職エージェントを利用して転職活動を行う際の流れを詳しく解説します。転職エージェントを活用するポイントも紹介しているので、転職エージェントの利用を悩んでいる方や登録したものの使いこなせないでいる方はぜひご一読ください。

目次

転職エージェントを利用した転職の流れ|STEP1「登録」

転職エージェントを利用するには、まずは会員登録をする必要があります。しかし一口に転職エージェントといってもさまざまな企業があり、提供しているサービスもそれぞれ異なります。

そこでまずは、自分にとって理想の転職をかなえてくれる転職エージェントを見つけるための流れを解説します。

事前に転職の目的を明確にしておく

最初に「なぜ転職したいのか」「どのような仕事に就きたいのか」「自分の強みや弱みは何なのか」を考え、明確にしておきましょう。転職は人生の大きな転機になり得る行動です。「転職したい」という思いだけで行動し、いまの仕事の何が不満なのか、どのような仕事がしたいのかなどの自己分析をおろそかにしてしまうと、転職後の後悔につながりかねません。

頭の中だけで考えていてはまとまりにくいため、できれば紙に書き出してみるとよいでしょう。その結果、「自分の求めるものは転職しなくても得られそう」と感じた場合には、転職自体を見直すのもひとつの選択肢です。

新しい業界や業種に挑戦してみたいときは、その業界や業種の特徴やどのような会社があるのかを事前に把握する必要があります。働き方の選択肢をインターネットで調べたり、実際にその職業に就いている人に話を聞いたりして、広く情報を集めてみましょう。

自分に合った転職エージェントを見つけて登録する

転職目的がある程度はっきりした、もしくは自己分析がなかなかうまくいかなくて誰かに相談したいと思ったら、転職エージェントに登録する段階へと進みます。

自分が希望する業界の転職に特化している、応募書類の添削をはじめとする転職サポートが手厚いなど自分に合った転職エージェントを見つけたら、Webサイト上で基本的なプロフィールをはじめ、最終学歴、職務経歴、希望勤務地、希望業種といった事項を入力して登録しましょう

過去に担当した職務内容や希望条件について詳細に記入しておくと、より自分の条件に合った求人を紹介してもらえる可能性が高まります。登録した情報は転職エージェントで確認され、登録サポートからメールか電話により面談日程の連絡が届きます。

転職エージェントを利用した転職の流れ|STEP2「面談・求人紹介」

転職エージェントへの会員登録後は、スケジュールを調整して転職エージェントのキャリアアドバイザーと面談を行います。より自身に合った求人を紹介してもらうためにも、面談では希望条件や不安点などを正直に伝えましょう。ここでは、転職エージェントとの面談や求人紹介の流れについて解説します。

転職エージェントとの面談を行う

面談はキャリアアドバイザーと1対1の形式で行い、これまでの経歴や希望の業界、職種、転職に期待することなどを伝えます。専用の個別面談ルームで行うのが基本ですが、オフィスまで足を運ぶのが難しい場合は電話やWebでも行えます。

事前に入力した登録情報とともに、面談で伝えた情報はキャリアアドバイザーが転職先を紹介する際の基準となるので、うそを言ったり隠しごとをしたりせず正直に話すことがポイントです。しっかり自分の希望を伝えましょう。

職種や業種に迷いがある場合は、アドバイスも受けられます。面談によって転職目的や実現したい条件がより明確になり、自分の客観的な強みや弱みもはっきりするでしょう。

転職エージェントから求人を紹介してもらう

面談によって転職目的や希望の職種・業種が明確になったら、転職エージェントが持つ公開・非公開の求人情報の中から、条件に合った求人が紹介されます。非公開求人とは一般の転職サイトなどでは公表されていない求人です。

求人紹介では仕事内容や条件面だけでなく、求人票からだけでは分かりづらい企業の社風や雰囲気、業界の成長性や動向、入社後のキャリアパス、書類選考・面接通過の難易度についても詳細な情報を伝えてくれます。結論を急がされることもないので、自分に合っているかどうかじっくり考えられるでしょう。

転職エージェントを利用した転職の流れ|STEP3「応募・選考」

ここでは、転職エージェントから紹介された求人へ応募して選考へ進む流れを紹介します。求人への応募や選考の前には、応募書類の添削や面接対策などのサービスを無料で受けられます。転職市場に精通し、かつ応募先企業の人事とも密接にやりとりしている転職エージェントからのアドバイスがあれば、選考通過率をより高められるでしょう。

希望する企業に応募する

興味のある求人が見つかった際は、キャリアアドバイザーに応募したいと伝えましょう。応募書類は自分で作成する必要がありますが、応募手続きはキャリアアドバイザーが代行してくれます。

また、求人への応募時にキャリアアドバイザーが推薦状を添えてくれるのも転職エージェントを利用するメリットです。転職エージェントは、企業から「どのような人材ニーズがあるのか」を聞いたうえで求職者を紹介しています。転職エージェントを介した応募は、一般応募よりも「適性のある求職者の可能性が高い」と企業に捉えてもらいやすいでしょう。

応募書類の添削や面接対策を利用する

転職エージェントではキャリアアドバイザーから応募書類に関するアドバイスを受けられるので、書類作成が不慣れな方でも好感を持たれる履歴書を作成しやすいでしょう。

履歴書・職務経歴書は、応募先企業に対して最初に自分をアピールする手段です。整っていて見やすく、採用担当者の目に留まるような書類を作る必要があります。そのためには「誤字脱字をなくす」「年の表記を統一する」などといった初歩的なことから、「簡潔かつ分かりやすく伝える」といった内容にいたるまでクリアすべきポイントは多いので、キャリアアドバイザーに確認してもらえるのは安心感が大きいでしょう。

面接対策も充実しており、面接の雰囲気に慣れるように模擬面接を行ってくれたり、企業によっては過去の面接で聞かれた内容を事前に教えてもらえたりすることもあります。また、面接後は企業側に評価のポイントを聞き、フィードバックしてくれるサービスがあるのもポイントです。たとえ不採用でも次の面接に活かせます。

転職エージェントを利用した転職の流れ|STEP4「内定・調整」

書類選考や面接を終えたら、内定の連絡は転職エージェントを介して届きます。内定通知書を確認し、雇用条件や勤務開始日など調整が必要なことがあれば、それらもすべて転職エージェントを介して交渉してもらいましょう。

ここでは、転職エージェントに依頼できる交渉の詳細や入社後のアフターフォローに関する流れを紹介します。

内定後の各種調整を行う

見事面接を突破し、内定・入社が決まった後も、キャリアアドバイザーのサポートは続きます。勤務開始日の調整や自分からは言い出しにくい給与などの条件面の調整を頼めます

また、転職のよくある悩みとして「上司に退職の意思を伝えたところ、強い引き留めにあって円満退職が難しそう」というものがあります。しかしキャリアアドバイザーからは退職に向けての交渉や関係者へのあいさつの仕方、業務の効率的な引き継ぎ方法についてのアドバイスももらえるので、安心して転職できます。

入社後のアフターフォロー

マイナビエージェントの場合は、内定が決まり入社した後もアフターフォローとして長期的なキャリアアップ支援が受けられます。入社後に「このまま勤続してよいのか不安」と感じることがあったり、万が一「雇用条件や労働環境が聞いていた話と違う」などのトラブルがあったりしたときには、すぐにご相談ください。企業への問い合わせや交渉を改めてマイナビエージェントが代行します。

転職エージェントをフル活用する7つのポイント

転職エージェントには転職のプロともいえるキャリアアドバイザーが在籍しているため、転職先探しからスケジュールの調整までさまざまなことを任せられます。しかしすべてを任せきりにした主体性のない転職活動では、理想の転職はかないません。事前に転職エージェントをフル活用するポイントを押さえておきましょう。

目的に合う転職エージェントの種類を選ぶ

転職エージェントは総合型と専門特化型の2種類に大きく分けられているので、まずはそのどちらを利用するかを考えましょう。総合型はジャンルを問わず、幅広い業界の求人を保有しているのが特徴です。一方、専門特化型はIT系、メーカー系というように取り扱う求人のジャンルが絞られています。

たとえば「コンサルタント職に就きたいが、業界は特に絞っていない」「自分に合った仕事が何なのか悩んでいる」といったケースでは、総合型の転職エージェントが向いているでしょう。一方、「Webアプリ制作に関わるITエンジニア職を目指したい」というように転職先の希望が明確に定まっている場合には、専門特化型の転職エージェントがおすすめです。

複数社に登録しておく

転職エージェントを利用する際には、複数社の掛け持ちがおすすめです。転職エージェントによって取り扱う求人には違いがあり、中にはその転職エージェントにしかない求人もあります。複数社を掛け持つことで、転職先の選択肢を増やせるでしょう。

登録数の目安は、2社~3社です。転職エージェントを適切に活用するには、キャリアアドバイザーとのこまめな情報共有が大切です。登録数が多くなり、個々のキャリアアドバイザーとのやりとりがおろそかにならないように注意しましょう。

目的やキャリアの棚卸しをしておく

転職エージェントを利用する際には、キャリアアドバイザーとの面談を迎える前に転職目的をはっきりさせるほか、キャリアの棚卸しも済ませておきましょう。転職目的や経験およびスキルを明確に伝えれば伝えるほど、キャリアアドバイザーは求職者の人物像を理解でき、適職を紹介しやすくなるためです。

なお、転職目的はなるべく細分化しましょう。たとえば「キャリアアップ」が転職目的であれば、収入アップのためなのか、技術や知識を深めるためなのかなど、具体的なキャリアプランや人生プランを模索してみてください。

希望は明確に伝える

求人紹介のミスマッチを起こさないためには、転職先の希望条件は明確に伝える必要があります。そのための前準備として、まずは希望条件を思いつくだけ箇条書きにしてみましょう。次に、書き出した希望条件を絶対に譲れない条件とそうでない条件とでふるい分けます。

このように希望条件に優先順位をつけることで、希望に合った求人をより紹介してもらいやすくなるでしょう。また自分で求人を選ぶ際にも、選び方の軸がぶれにくくなり、迷いを捨てやすくなります。

サポート内容を把握しておく

転職エージェントがどのようなサポートを実施しているのかをあらかじめ把握しておけば、スケジュールを立てやすくなります。たとえば「面接対策をいつ利用しよう」「給与交渉してもらえるようにあらかじめ相談しておこう」といった具合です。

また転職エージェントによって、提供しているサービスには少し違いがあります。自分が求めているサポートを受けられる転職エージェントを選ぶようにしましょう

取り繕うのは避ける

キャリアアドバイザーの前で見えを張ったり、うそをついたりすることは避けましょう。キャリアアドバイザーはヒアリング内容から求職者の人物像を見極めたうえで求人を紹介するため、取り繕った内容を伝えては、ミスマッチが起こりやすくなってしまいます。

得意なことやしたいことを伝えるのはもちろん、苦手なことやこれまでの経験上うまくいかなかったことなども包み隠さず共有するのがおすすめです。

応募するかは自分で決める

キャリアアドバイザーから求人を紹介されたとしても、最終的に応募するかどうかを決めるのは自分です。「せっかく探してもらったから申し訳ない」などとは考えず、自分の希望に合った求人であるかをじっくりと検討し、魅力を感じられないようであればはっきりと断りましょう

断る際には、どのような点が条件に見合わないのかをキャリアアドバイザーに伝えて断るのがおすすめです。希望条件の共有がより明確になるでしょう。

転職エージェントに関するよくある疑問

ここでは、転職エージェントについてよく寄せられる質問にお答えします。転職サイトと転職エージェントのどちらを利用するべきなのかから利用料金についてまで、さまざまな疑問を解消したうえで転職エージェントを利用しましょう。

Q.転職サイトとの違いは?

一番大きな違いは、担当のキャリアアドバイザーがつくかどうかです。転職サイトとは求人情報が掲載されたサイトのことであり、キャリアドバイザーはつきません。求職者は自分で求人情報を検索し、自分で応募を進めます。

一方、転職エージェントでは担当のキャリアアドバイザーがつき、まずは面談を受けます。面談内容を基に求人を紹介してもらえるほか、面接の日程調整や内定後の条件交渉まで担ってくれる点が特徴です。

以上のことからマイペースに転職活動を進めたい方には転職サイト、「キャリア相談をしながら転職活動を進めたい」「非公開求人を見たい」方には転職エージェントが向いているでしょう。

Q.無料で利用できる?

転職エージェントのサービスは、原則すべて無料で利用できます。転職エージェントは顧客企業に人材を紹介し、成功報酬として利益を得るビジネススタイルです。そのため、求職者に対してサービス料を求めることはありません。求人情報の紹介はもちろん、面接対策や条件交渉といったサポートの利用に関しても、すべて無料です。

Q.休日でも相談できる?

土曜日、日曜日、そのほか平日の夜間にも相談を受けつけている転職エージェントはあります。在職中の転職活動が一般的になり、休日対応のニーズが高まっているためです。休日以外に時間を割くことが難しい場合には、そのような転職エージェントを選ぶとよいでしょう。

なおマイナビエージェントでは平日は2030まで、土曜日は9301730まで対応しています。異なる営業時間の店舗もあるため、詳細は各店舗の情報をご確認ください。

Q.すぐ転職しないなら利用しないほうがよい?

すぐ転職しない場合はもちろん、まだ転職を決めかねているといった段階であっても、転職エージェントは利用可能です。実際、転職エージェントをキャリア相談のためだけに利用している方もいます。

ただし面談の際には、「よい転職先が見つかればすぐにでも動きたいと考えている」など、明確な転職時期を決めていないことはあらかじめ伝えておくのがおすすめです。転職希望時期について求職者とキャリアアドバイザーの間でずれが生じると、サービスのミスマッチが起こりやすくなってしまいます。

経験豊富なノウハウを持つエージェント探しが転職成功のカギ!

どのような転職エージェントが合うかは人それぞれです。しかし転職成功率を高められるのは、経験豊富なノウハウを持つ転職エージェントといえるでしょう。

マイナビエージェントには、各業界や職種に精通した専任のキャリアアドバイザーが在籍しています。応募書類の添削や面接対策、条件交渉など、的確かつ手厚いサポートができるので転職未経験の方でも安心してご利用いただけます。登録は無料なので、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

転職エージェントを利用した場合はキャリアアドバイザーがさまざまな手続きを代行してくれるので、ひとりで転職活動を行うよりも流れがスムーズになります。また推薦状の送付や応募書類の添削などのサービスにより、選考通過率を高められる点もメリットです。

転職活動を効率よく行いたい方、転職に不慣れな方はぜひマイナビエージェントをご利用ください。求人探しから入社後のフォローまで、理想のキャリアをかなえるサポートをいたします。

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

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