転職エージェントとの面談とは?よい企業紹介につなげるポイントも解説|求人・転職エージェント

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更新日:2023-11-16

転職エージェントとの面談とは?よい企業紹介につなげるポイントも解説

この記事のまとめ

  • 転職エージェントが面談を行うのは転職希望者との間に信頼関係を築くとともに、希望条件をすり合わせてよりよい企業を紹介するため。
  • 転職エージェントからよりよい企業の紹介を受けるためには、転職時期や希望条件を明確にしておくことが大切。
  • 転職エージェントを利用すると企業の紹介だけでなく、書類作成や面接対策、入社前の条件交渉などのサポートも受けられる。

転職エージェントを利用すると、理想の転職を実現できる確率が高まります。転職成功率を上げるうえでは、キャリアアドバイザーとの面談が欠かせません。とはいえ、転職エージェントの面談で何を話せばよいのか、不安に感じる方もいるでしょう。

そこでこの記事では、転職エージェントとの面談について詳しく解説します。面談の目的や希望条件を満たす企業の紹介を受けるためにしておくべきことが分かれば、よりよい求人の紹介を受けられて満足のいく転職につなげられるでしょう。

目次

転職エージェントが面談を行う3つの理由

転職エージェントを利用する際のファーストステップは、担当のキャリアアドバイザーとの面談です。ここでは、転職エージェントが面談を行う理由を3つ解説します。転職エージェントの目的を理解しておけば面談をより充実したものにでき、転職エージェントをより効果的に活用できるようになるでしょう。

1.信頼関係を築くため

転職エージェントの目的は企業にマッチする人材を紹介し、企業と転職希望者の双方が満足する転職を実現することです。そのためにも、面談をとおして転職希望者の経歴やスキル、本気度、人となり、企業に推薦できる強みを見極めたいと考えています。

転職の動機や希望条件など本心を伝え合う中で信頼関係が構築されると、キャリアアドバイザーも「この人のために最適な転職先を見つけたい」という思いを強くするものです。企業の意向も踏まえたうえで、転職希望者の側に立ったサポートをする転職エージェントでは、この信頼関係の構築が転職成功の重要な鍵を握ります

2.希望や本心を理解するため

転職エージェントを利用するメリットのひとつはマッチング率の高さにあります。単に希望条件に合った転職先を紹介するのではなく、転職希望者の人となり、仕事に望むこと、ライフスタイルなどさまざまな側面を知ったうえで納得できる転職が実現するようサポートします。そこで重要になるのが、転職希望者本人と行う面談です。

「働きやすい職場」という希望条件ひとつとっても、「福利厚生がしっかりしている」「キャリアに関わりなく実力次第で仕事を任せてもらえる」「チーム作業がない」など、人によって望む内容は異なります。面談は転職希望者の本心を引き出し、希望条件を理解したうえで長く続けられる転職先を紹介するために不可欠なステップです。

3.希望条件のすり合わせをするため

希望条件はいくつ提示しても構いませんが、必ずしも希望を満たす転職先に巡り合えるわけではありません。そこで必要になるのが、希望条件のすり合わせというプロセスです。希望条件の中には、絶対に譲れない部分と妥協できる部分とがあるでしょう。新たな転職先に期待できるものが大きければ、何かをあきらめてもよいと思えるかもしれません。

応募先企業の実情に通じているキャリアアドバイザーはあなたの適性や志向、これからのキャリアマップなどを考慮したうえで、どの条件を活かし、どの条件に幅を持たせるかといったすり合わせを行います。とはいえ、転職エージェントが自分勝手に決めるのでは納得の転職にはなりません。面談でしっかりと意思疎通を図りながら、落としどころを決めていくことが重要です。

転職エージェントとの面談前の確認事項

転職エージェントとの面談は転職の面接とは異なります。重要なのは、リラックスして本心を伝えることです。面談に必要なものや情報をきちんと準備しておけば、言いたいことやキャリアアドバイザーが知りたいことをきちんと伝えられるでしょう。ここでは、転職エージェントの面談を受ける前に確認しておきたい事項を紹介します。

履歴書や職務経歴書の準備

キャリアアドバイザーとの面談時に必要な主なものは、履歴書と職務経歴書、筆記用具です。キャリアアドバイザーが行うキャリアの棚卸しに必要なため、応募書類の各項目はきちんと埋めておきましょう。職種によっては「ポートフォリオ」も必要です。面談前にキャリアアドバイザーから持参するものを指示されるので、忘れ物がないようにチェックしておきましょう。

必要書類を忘れたり記入内容に漏れがあったりすると、転職活動をスムーズに進められません。あなたの人となりについて疑念を抱かせてしまう要因にもなるでしょう。

面談場所や日時の確認

企業の面接に遅刻をしてしまうと、ビジネスパーソンとしての基本ができていないと見られても仕方ありません。転職エージェントとの面談も同様です。応募先企業の面接を受ける際と同様の意気込みで臨みましょう。電車を乗り間違える、バスが渋滞に巻き込まれるなど思わぬトラブルが発生することもあるため、万が一を想定して早めに家を出ると安心です。

面談の場所や日時は前もって確認し、乗り換えや道順などもチェックしておきましょう。面談の前後に予定を入れないようにすることもポイントです。

服装のチェック

転職エージェントの面談では、特に服装の決まりはありません。スーツはもちろん、カジュアルな格好でもOKです。ただし服装は印象を大きく左右する場合もあるため、あまりにもラフすぎる格好は避けましょう。オンライン面談の場合には、カジュアルやオフィスカジュアルの服装で臨む方が多い傾向にあります。

どのようなファッションスタイルを選ぶ場合でも、清潔感を意識することが大切です。シャツのボタンが取れている、髪に寝癖がついたままなど、だらしのない印象を与えないよう注意しましょう。

転職エージェントでの面談当日の流れ

ここからは、転職エージェントを利用する際の流れについて解説します。転職エージェントを初めて利用するにあたり、「どのように面談が進むのだろう」と不安に感じることもあるでしょう。事前に利用の流れを把握しておくと、当日はスムーズに面談に臨めます。

1.自己紹介をする

まずは、担当のキャリアアドバイザーとの自己紹介の時間が設けられます。その際、転職エージェントの特徴や利用の流れも説明してくれるでしょう。

自己紹介の場で聞きたいことがあれば、質問しても問題はありません。サポートの流れはもちろん、キャリアアドバイザーのキャリアや転職サポート実績、キャリアアドバイザーがどの業界や職種を得意としているのかなどを確認しておくとよいでしょう。

2.これまでの経歴やスキルを伝える

持参した履歴書と職務経歴書をキャリアアドバイザーに確認してもらいます。キャリアアドバイザーは、転職希望者のこれまでの経歴や仕事内容をチェックします。仕事で得た成果についても、しっかり情報共有しておきましょう。

得意とする仕事や苦手とする仕事についての確認も行われます。仕事に対する価値観や向き・不向きを把握することが、一人ひとりに適した企業の紹介につながります。

3.転職理由について共有する

なぜ転職したいのか、その理由もキャリアアドバイザーに伝えます。転職理由は人それぞれなので、「現職の年収が低いと感じたから」「会社の将来を不安に感じたから」など、思った理由を素直に話して構いません。

転職理由と併せて、キャリアプランの情報も共有しましょう。キャリアプランとは、簡単にいうと理想の働き方をかなえるための計画です。「〇〇のスキルを取得してポジションアップを図りたい」「いずれは〇〇職で活躍したい」など、5年後や10年後の長期的なプランも伝えられるとよいでしょう。

4.転職先の希望条件を伝える

キャリアプランを共有した後は、転職先に求めている条件を伝えましょう。企業選びに直結するポイントになるため、できる限り詳しく伝えます。条件といっても「職場環境」「収入」「働き方」など、人によって重視するものはさまざまです。

職場環境の場合には「職種」や「やりがい」など、収入の場合には年収はもちろんのこと賞与や特別手当などを含めて条件を提示する必要があります。また社風や職場の雰囲気を重視する場合には、それも伝えましょう。求める条件が多くなるほど転職難易度は高まるため、場合によってはキャリアアドバイザーと相談のうえ、条件の「妥協点」を見つける作業を行うケースもあります。

5.求人案件を紹介してもらう

必要な情報をキャリアアドバイザーに伝えた後は、求人の提案に入ります。ヒアリング内容を基に、キャリアアドバイザーがマッチング度の高い求人を紹介してくれるでしょう。面談内容をいったん持ち帰り、求人は後日紹介というケースも多く見られます。

紹介された内容に気になる点がありながらもそのまま転職活動を進め、転職先が決まった後にミスマッチであることが分かるケースもあります。紹介された求人に疑問や不安がある場合には、遠慮せずにキャリアアドバイザーに質問しましょう。

面談後は、応募書類の添削や面接対策などの転職サポートを受ける形が一般的です。

転職エージェントの面談時にやってはいけないこととは?

転職エージェントは転職希望者を無料でサポートしてくれる優れたサービスですが、利用時にはいくつか気をつけておきたいこともあります。たとえば、虚偽の情報を伝えたり、マナー違反の行動をしたりするといった行為です。キャリアアドバイザーから信頼されるよう、事前に注意点を押さえておきましょう。

経歴や給与を詐称する

転職活動中は「転職を有利に進めたい」と思う方がほとんどでしょう。学歴や経歴が企業側にとって目を引くものであれば、転職活動を有利に進められるかもしれません。しかし転職を有利に進めたいあまり、うその情報をキャリアアドバイザーに伝えないよう注意しましょう

学歴や職歴を偽ると、適切なマッチングが行えません。見えを張ったり虚偽の情報を伝えたりする行為は、大きなリスクを伴います。信用問題へと発展して内定取り消しになるケースも考えられるので、情報は正確に伝えるよう意識しましょう。

マナーに反する行動をする

キャリアアドバイザーを見下したような態度で接するのはマナー違反です。怒鳴ったり暴言を吐いたりなどといった行為も避けましょう。また、面談時間が終わっているのに意図的に面談を終わらせない行為も、マナー違反に該当します。こうした態度でキャリアアドバイザーに接すると、適切なサポートが受けられなくなる可能性さえ出てきます

不満ばかりを伝えてしまう

キャリアアドバイザーと信頼関係を築けるのはよいことですが、現職や前職の愚痴や不満だけで終わってしまうような会話は避けたほうがよいでしょう。現職に対して不満があるから転職する方も多いかと思いますが、単に不満ばかりを述べていては、キャリアアドバイザーも解決策を見いだせません。

愚痴ばかり伝え続けると、あなたに対する心証も悪くなってしまうでしょう。キャリアアドバイザーの助言をしっかりと聞いたうえで今後について話し合えると、面談が実りあるものになります。

面談をよりよい企業紹介へつなげる4つのポイント

キャリアアドバイザーとの面談を実りあるものにするためには、転職につながる情報をしっかりと伝えることが不可欠です。「現状よりよければどこでもよい」「やる気のある人材を求める企業で働きたい」といった漠然としたものではなく、あなたの求める条件や持っているスキルが企業とマッチすることを裏づける情報が必要です。

ここでは、面談後によりよい企業を紹介してもらうために準備しておくべき4つのポイントを解説します。

1.転職時期を明確に定めておく

中途採用は退職者のポジションを補充するためだったり、新規プロジェクトの立ち上げに伴う必要人材の採用であったりすることが多いため、基本的にはスピードが重視されます。「いつかよい人の応募があれば採用しよう」などと、悠長に構えてはいけません。

転職エージェントが企業に人材を紹介する際も、「よい会社があれば転職しようと考えている人」と「なるべく早く転職しようと考えている人」とでは、どうしても後者のほうが求人を紹介しやすくなります。

焦って転職をする必要はありません。だからといってのんびりしすぎてしまうと、転職のチャンスを失う結果にもなりかねません。いつまでに転職を完了させたいか自分の中で明確なリミットを設けておき、それを転職エージェントにしっかり伝えるようにしましょう

2.自身のスキルや経験を棚卸ししておく

具体的なスキルや経験を持ったアピールポイントのある人は、それだけ転職エージェントも企業に紹介しやすくなります。転職エージェントとの面談前に、自分がこれまで積み上げてきた経験や身につけたスキルについて、具体的な数字も交えて語れるようにしておきましょう

キャリア面談の場では、キャリアアドバイザーが具体的なアピールポイントを探そうとします。応募先企業によってもアピールすべき点は異なります。無理に絞り込まず、キャリアアドバイザーには思いつくすべてのアピールポイントを伝えることが重要です。

3.希望の会社や条件を明確にしておく

「よい会社に転職したい」というのはすべての転職希望者の思いです。しかし、よい会社の条件は人によってさまざまです。自分が重視する労働条件のポイントなどを、できるだけ具体的に話せるようにしておきましょう

「いまよりよい会社に行きたい」では、転職エージェントもどのような企業を紹介すればよいのか迷ってしまいます。転職エージェントに希望条件を明確に提示できれば、「あの会社が紹介できそうだ」とイメージを持ってもらいやすくなるでしょう。

4.希望は本音で伝える

転職エージェントの面談は企業の面接ではありません。キャリアアドバイザーは、転職希望者の理想のキャリアを実現したいと考えているので本音ベースで相談するのがポイントです。自分をよく見せるために見えを張ってしまうと、本来の転職目的とは異なるゴールになるかもしれません。

「転職理由」「転職先の企業に求める条件」などは、自分の思うままを正直に伝えてみてください。たとえ難しい条件であったとしても、キャリアアドバイザーが条件の絞り込みや妥協点の提案をしてくれるでしょう。

転職エージェントで受けられる面談後のサポート

転職エージェントの目的は、転職希望者の転職を成功に導くことにあります。そのため、面談後には求人の紹介に加え、さまざまなサポートを提供しています。転職エージェントを利用するとどのようなサポートを受けられるのか、具体的なサービス内容を見ていきましょう。

書類作成のサポート

応募先企業へ提出する履歴書や職務経歴書作成のサポートを受けられる点は、転職エージェントを利用するメリットのひとつです。

転職エージェントのキャリアアドバイザーは企業目線での書類作成におけるポイントを熟知しており、あなたの魅力が伝わる書類になるようサポートしてくれます。キャリアアドバイザーのアドバイスを受けたうえで応募書類を磨き上げれば、より書類選考の通過率を上げられるでしょう。

面接対策

書類選考の通過後には、応募先企業の採用担当者との面接が待ち受けています。転職エージェントを利用すると、本番の面接に臨む前に模擬面接を受けられる点がメリットです。応募先企業に合わせてアピールすべき内容や話し方などのアドバイスをしてもらえるため、より面接の通過率を上げられます。また、本番の面接に落ち着いて臨めるようになるでしょう。

仮に面接に落ちてしまった場合でも、評価されたポイントや採用にはいたらなかった理由を応募先企業に確認してフィードバックしてくれるため、次回以降の面接に活かせます。

内定から入社までのサポート

応募先企業の面接を通過して内定を得た後も、転職エージェントが年収や入社日などの条件交渉を代行してくれます

また、現在働いている企業を退職する際のアドバイスも、転職エージェントのサポート内容のひとつです。上司への退職の伝え方や業務の効率的な引き継ぎ方法などを教えてくれるため、スムーズな退職を実現できるようになるでしょう。

マイナビエージェントの面談は対面でもオンラインでも!

マイナビエージェントは、これまでに多くの転職希望者の転職を成功に導いてきた転職エージェントです。取り扱っている求人の業界や職種も幅広く、各業界の転職事情に通じた専任のキャリアアドバイザーがあなたに最適な転職先を紹介します。また、企業担当アドバイザーが各企業の人事担当者とのパイプを活かして求人票には掲載されていない職場のリアルな雰囲気をお伝えするので、転職後のミスマッチを防ぐことも可能です。

マイナビエージェントでは、転職の希望を伺う面談を対面だけでなくWebでも実施しています。「本当に転職するのが正解かが分からない」「新たなキャリアに挑戦したい」など、気になることがあれば何でもお気軽にご相談ください。

まとめ

転職エージェントを活用して転職を成功させるポイントは、キャリアアドバイザーとの面談を充実させることです。転職先へ求める条件や希望する転職時期、目指したいキャリアプランなどを正直に伝えることで、キャリアアドバイザーがあなたに最適な転職先を紹介してくれます。ミスマッチを防ぐためにも、疑問や不安点があれば事前にキャリアアドバイザーに相談して解消しておきましょう。

「納得のいく転職を実現したい」「転職しようかどうか迷っている」方は、ぜひマイナビエージェントをご利用ください。担当のキャリアアドバイザーが面談を通じて得た情報を基に、より条件にマッチした転職先を紹介します。

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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