転職エージェントや転職サイトご利用・活用方法などの疑問やお悩みを解決!
更新日:2023-02-16
この記事のまとめ
転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーとの面談の機会を設けられます。面談ではこれまでのキャリアや希望する転職先についてなどさまざまなことを質問されますが、どこまで本音で話すべきか悩む方も多いのではないでしょうか。また「本音で話せば転職先を紹介してもらえないのでは」と不安になる方もいるでしょう。
この記事では、転職エージェントとの面談はどこまで本音で話すべきなのかについて解説します。転職エージェントとの面談で注意すべき4つのポイントや上手な付き合い方についても紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
目次
企業との面接の場合、自分の本音をすべて話すと採用に不利になるケースがあります。そのため、転職エージェントの担当者との面談の際も、本音を隠したほうがスムーズに転職活動を進められると思う方もいるでしょう。
しかし、転職エージェントとの面談は、利用者を評価する場ではありません。担当者から的確なアドバイスや助言をもらうためには、本音を伝えたほうがよいでしょう。特にネガティブな理由で転職を考えている場合、担当者によくない印象を与えてしまうのではないか、と本音を隠す方も少なくありません。
しかし、利用者へ最良なキャリアプランを提案するのが、転職エージェントの役割といえるでしょう。心から望む転職先と巡り合うためにも、最低限のマナーを守ったうえで本音を伝えるのがおすすめです。
担当者と面談をする際に、「自分をよく見せたい」と思う方もいるでしょう。しかし、転職エージェントは利用者にとって大きな味方となる存在です。本音を打ち明けて、悩みや不安について相談できる関係を築くことが希望に沿った転職へとつながります。ここでは、面談の際に本音で話すべき項目をピックアップしました。
転職エージェントは利用者の職務経歴書やスキルを参考にして企業とマッチングします。「条件のよい企業に勤めたい」という気持ちから、学歴や経歴をごまかしたいと考える方もいるでしょう。しかし、虚偽の内容でマッチングした企業の面接に進んだとしても、受け答えをとおして「信憑性がない」と判断されるかもしれません。
ほんの出来心で記載した虚偽の内容のせいで、転職後に発覚して問題になったり、転職に苦労したりするケースもあります。自分のスキルに見合わない職場へ転職しないためにも、前職での役職や実績、自分の経歴、経験について正直に伝えましょう。
転職エージェントを利用する場合には、退職理由を正直に話すことが大切です。都合の悪い部分を抽象的に話し、解釈を相手に委ねてしまうと、自分の希望を理解してもらえないかもしれません。その結果、本当にマッチした求人と出合えないことも考えられるでしょう。
「人間関係をうまく築けなかった」「仕事が嫌になった」など、ネガティブと捉えられがちな理由の中にも、理想の転職先を探すヒントが隠れています。退職理由や企業に対する希望条件をしっかりと伝え、自分の価値観や目指す方向性を担当者と共有することは、「望んでいる働き方」を実現する第一歩です。
転職アプリや転職サイトなど、転職エージェント以外でも転職活動をしている方は、応募状況や選考状況について伝えることをおすすめします。目指す方向性を一致させる意味でも、転職状況の共有は効果的です。また、転職エージェントに現在の状況を開示することで、各フェーズにおけるアドバイスや対策など、より具体的なサポートを得られるでしょう。
ほかのサービスの利用状況を明かせば、担当者との信頼関係を深めることにもつながります。
「転職すること」に重点を置いていると捉えられがちな転職エージェントですが、職務経歴書の添削や模擬面接を含めた面接対策、企業との面接の日程調整など幅広いサポートをしています。また、自分からは言い出しにくい「給与条件の交渉」をしてくれる転職エージェントもあるでしょう。
どのようなサポートを求めているかは明確に伝えたいポイントです。サポートしてほしいことを正直に伝えれば、転職エージェント側のモチベーションアップにもつながります。転職に関することは何でも相談できるため、積極的に担当者を頼り、転職エージェントを上手に利用しましょう。
希望する企業への転職を叶えるには、担当者に本音を伝えることも大切ですが、「建前」を含めて話したほうがよいポイントもあります。本音で話しすぎるあまり、「転職意欲がない」と捉えられることは、利用者にとって不利になるでしょう。ここでは、面談で気をつけたいポイントを4つ紹介します。
前向きな理由で転職を考えていると、担当者からの評価が上がる傾向にあります。担当者から転職理由を聞かれた場合には、現時点で思いつく「ポジティブな理由」を伝えるのがおすすめです。ネガティブな理由で転職を考えている場合には、伝え方を工夫して前向きな内容に変換するとよいでしょう。
たとえば、「人間関係が嫌になった」という理由は「チームワークのよい職場で働きたい」といったように変換できます。
転職への意欲を示すことが、転職エージェントからの手厚いサポートにつながります。いますぐに転職を考えていない方や、転職を迷っている方もいるでしょう。その場合は、転職する気がないというのではなく、「よい求人があれば転職したい」「転職に向けてアドバイスをもらいたい」という風に伝えます。
履歴書や職務経歴書を持参したり、自己アピールや希望の条件をまとめたりして面接に挑むことも、転職意欲のアピールになるでしょう。
「休みが多い職場」「残業がない職場」など、働き方の理想がある方は多いでしょう。しかし、多くの希望を求めすぎている場合や現実的ではない条件を求めている場合には、伝え方を考えなくてはなりません。特に、前職の働き方に不満を抱えていた方は、理想を全面に押し出してしまう傾向にあります。理想を伝えることも大切ですが、非現実すぎる条件は働く意欲がないと捉えられてしまうでしょう。
年収アップのために転職を希望する場合、目標とする年収は現実的な範囲に設定することがポイントです。現実的ではないと思われるような年収を提示した場合、マッチングできる求人が見つからず転職が難しくなる恐れがあります。スキルや経歴だけではなく、職種や地域によっても現実的な年収は異なるでしょう。
目指せる年収の範囲が分からない場合は、無理に条件を設定するのではなく、担当者と相談しながら決めるのがおすすめです。
転職エージェントとの面談を成功させて、転職をスムーズに進めたいと考える方は多いでしょう。面談を成功させるためには、希望条件の伝え方や自己PRを探す方法などいくつかのコツがあります。ここからは、すぐに実践できる面談のコツを見てみましょう。
転職先を探す際には、最低限満たしてほしい条件を絞り込んで伝えるのがポイントです。「インセンティブ制度がある職場がよい」「語学を活かせる職場がよい」など、最も望む条件を明確に伝えましょう。希望の条件が多すぎる場合、マッチングする企業が見つからないこともあります。
転職を実現させるためには、希望条件について「譲れないもの・できれば叶えたいもの」のように、優先順位をつけておくのがおすすめです。
前職の話をしていると、不満や愚痴を言いたくなる方もいるでしょう。特に、ネガティブな理由で転職する方は、前職に対して不満が大きいかもしれません。しかし、転職エージェントは愚痴を聞いてもらうサービスではないため、伝え方にも工夫が必要です。
勤務時間が長く転職を希望した場合、「仕事がきつかった、休めなかった」と話すだけではただの愚痴になるでしょう。「勤務時間が長く自分の時間が持てなかったので、残業が少ない仕事を探したい」などネガティブな部分は簡潔に伝え、担当者が解決策を見つけやすいように話します。
転職に活かせるスキルや経験がある方は、担当者に積極的に伝えることで、マッチングする企業の幅が広がります。転職に活かせるスキルがないと感じている方は、「資料作成を担当していた」「接客業のクレーム対応を担当していた」など、具体的な業務を例に挙げるのもおすすめです。詳細を伝えることで、自分では気づかなかった強みを、担当者が見つけてくれることもあるでしょう。
「好条件の企業に転職したい」といった理由から、担当者にうその学歴や職歴を伝えてしまう方もいるでしょう。しかし、うそが発覚した場合には企業の信用を失い内定取り消しになったり、入社後は解雇になったりするケースもあります。また、履歴書や職務経歴書など重要な書類にうそを記載することは「経歴詐称」にあたります。以下のケースは特に注意が必要です。
転職エージェントと良好な関係を築ければ、連携や意思の疎通がスムーズに取れ、転職も成功しやすくなるでしょう。一方で転職エージェントと上手に付き合えなければ、認識の違いが生まれやすくなり、思うように転職が進まない可能性があります。ここでは、転職エージェントを利用する際に押さえておきたい5つのポイントを紹介します。
自分に合った職場を見つけるためには、担当のキャリアアドバイザーに自分の希望条件や経験などをきちんと伝えることが大切です。こまめにコミュニケーションを取って信頼関係を築いていけば、自分の考えや意図もキャリアアドバイザーがくみ取ってくれるようになります。
転職先に求める条件が変わった際や、転職活動に進捗があれば都度報告しましょう。また、資格を取得したりスクールに通ったりした場合もその旨を伝えることをおすすめします。
応募書類の作成が難しいと感じたり、面接がうまくいかなかったりした場合はキャリアアドバイザーにすぐ相談しましょう。転職エージェントによってサポート内容はさまざまですが、多くの場合は応募種類の添削や面接対策をサポートしています。
転職活動がうまくいかずに悩んでいる場合は、転職のプロにアドバイスを求めることで問題点や改善方法が明確になるでしょう。不安や悩みを気軽に相談できるのが転職エージェントを利用する大きな魅力でもあります。
働きながら企業の情報収集を行うのは難しく、限界があります。その点、転職エージェントは多くの求人を扱っており、転職に関する知識やノウハウを熟知しているため、企業の情報収集はプロに任せるとよいでしょう。また、求人情報に載っていないリアルな職場の雰囲気や上司の人柄なども調べてもらえるケースがあります。
年収の交渉や入社日の調整といったやり取りや交渉も、転職エージェントにすべて任せるとよいでしょう。交渉のノウハウを熟知しているキャリアアドバイザーが尽力してくれます。
扱っている求人やサポート内容は転職エージェントごとに異なる場合があります。そのため、自分に合った求人を見つけるために転職エージェントを複数利用するのは賢い方法です。担当のキャリアアドバイザーに転職エージェントを複数利用していることを伝えるのは気が引ける方もいるかもしれませんが、自分の本気度やスケジュール感を知ってもらうためにも正直に伝えましょう。
転職エージェント側も利用者の期待に応えられるようサポートしてくれます。
応募書類の提出期限や面接の時間を守らないと、転職先やキャリアアドバイザーからの信頼を失ってしまう恐れがあります。キャリアアドバイザーは企業と応募者をつなぐ存在として責任を持って仕事をしています。社会人としての基本的なマナーが守れない人を、大切な取引先である企業に紹介したいとは思わないでしょう。理由があって書類の提出や面接の時間に遅れる場合は、早めに連絡して理由を正直に伝えることが大切です。
転職エージェントの面談は、本音を伝えることが基本です。退職した理由や希望条件はもちろん、サポートしてほしい内容についても明確に伝えましょう。一方、建前を使ったほうがよい場面があることも事実です。転職への前向きな姿勢が伝わるように話すことが、担当者と信頼関係を築くための第一歩といえます。
丁寧な面談とヒアリングに基づいた手厚いサポートが、マイナビエージェントの特徴です。自然な会話から求める条件やスキルを把握し、将来についてのプランをともに考えます。本音を伝えていただけると、より希望に沿った求人を紹介できるでしょう。直接の面談はもちろん、Webや電話での面談も可能です。転職に不安がある方や、理想の転職を叶えたい方は、ぜひマイナビエージェントをご活用ください。
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