転職エージェントや転職サイトご利用・活用方法などの疑問やお悩みを解決!
更新日:2024-05-22
この記事のまとめ
複数の転職エージェントを利用して転職活動を進める際には、他社の選考状況を共有することが大切です。他社状況を伝えることで同じ求人に重複して応募するトラブルを防げます。しかし、どのように転職エージェントに他社状況を伝えればよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、転職エージェントへの他社状況の伝え方と例文を紹介します。複数の転職エージェントを利用する際のポイントや注意点も解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
転職エージェントによって扱う求人やサポート内容が異なることがあります。そのため、転職エージェントを複数利用するのは納得感を持って転職活動を進めるうえで効果的です。しかし複数の転職エージェントを利用している場合は、ほかの転職エージェントでの選考状況を共有することが大切です。ここでは、その理由を解説します。
それぞれの転職エージェントが、同じ企業の求人を扱っていることも多くあります。そのため、転職エージェントを複数利用していれば、同じ求人を紹介されることもあるでしょう。しかし同じ求人に重複して応募すると、応募先企業からマイナスな印象を持たれてしまうためNGです。
複数の転職エージェント経由で同じ求人へ応募するトラブルを防ぐためには、どの企業の求人に応募しているかを共有することが大切です。転職エージェント側にとってもすでに紹介済みの企業を選択肢から省け、新たな企業紹介に時間を割けるメリットがあります。
転職エージェントに他社状況を伝えることで、求人の紹介や連絡の頻度などを調整してくれる場合があります。たとえば何社も選考を受けていると伝えれば、求人の紹介数を減らしてくれるでしょう。反対に、選考がうまくいっていないことを伝えれば積極的に求人を紹介してくれます。
結果的に自分のスケジュールを調整しやすくなり、負担やストレスがかからずに転職活動を進められます。
転職エージェントとの初回面談では自分の希望条件や譲れない条件などを丁寧に説明する必要がありますが、理想とする企業のイメージが共有しにくい場合があります。
しかし、ほかの転職エージェントでどのような企業に応募しているのかを伝えることで、担当のキャリアアドバイザーに自分の希望する職場の条件や傾向を理解してもらいやすくなります。その結果、応募先企業と似たような企業を紹介してもらえるようになり、応募の的を絞って効率的に転職活動が進められるでしょう。
複数の転職エージェントから求人に応募して同時に選考を進めていれば、選考途中に内定をもらうこともあるでしょう。選考途中でも他社から内定をもらったのであれば、選考を辞退して転職エージェントの利用を辞めることが可能です。
ただし、選考辞退を決めたらできる限り早めに転職エージェントに連絡することが大切です。連絡を無視したり、無断で退会したりなどビジネスマナーに欠けた行動は避けましょう。
他社状況をどのように転職エージェントに伝えたらよいのか、悩む方も多いのではないでしょうか。ぶしつけな表現にならないようにするには、伝え方や内容に気を遣う必要があります。ここでは、転職エージェントに他社状況を伝える方法・内容を紹介します。
転職エージェントに他社状況を伝える手段は、主にメールや電話、対面の3つがあります。面談前であれば対面で直接伝えるのがよいでしょう。面談後に他社状況を伝える場合は、電話かメールで問題ありません。ただし、他社で内定をもらい選考を辞退する場合は、スピーディーに意思疎通できる電話が適しています。
他社状況を伝えるときの内容は、転職エージェントと応募先企業の名前、選考状況です。別の転職エージェントを通じて新たな求人へ応募した際には、その都度伝えることが大切です。転職活動の状況を細かく共有することで、より効果的なサポートを受けられるようになります。
他社状況を伝える手段や内容が分かっても、「具体的にどのように伝えたらよいのか」「失礼にならない伝え方にするにはどうしたらよいのか」など悩んでしまう方もいるでしょう。そこでここでは、メールで転職エージェントに他社状況を伝える際の例文を3つ紹介します。
【例文】
件名:他社状況についてのご連絡
【本文】
いつもお世話になっております。
〇〇(自分の名前)です。
面談時にお話ししました○○エージェントにて、株式会社○○に応募いたしました。
現在は面接の段階ですが、まだ判断を決めかねているのが現状です。
希望している○○業界でよりよい条件の求人がございましたら、紹介を賜れれば幸いです。
まだ貴社のサポートを受けて転職活動を進めたいと考えておりますので、引き続き求人の紹介のほど、よろしくお願いいたします。
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署名
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【例文】
件名:〇〇株式会社からいただいた内定について
【本文】
いつもお世話になっております。
〇〇(自分の名前)です。
現在、貴社から〇〇株式会社に応募し、内定をいただいております。
しかし、〇〇エージェントから応募した〇〇コーポレーションにも魅力を感じており、悩んでいる状況です。
〇〇コーポレーションとの面接が明日〇日(水)にありますので、面接後の〇日(木)に内定承諾するかのご連絡をさせていただいてもよろしいでしょうか。
本来であれば期限内に回答すべきですが、勤務条件について慎重に考えたく、時間をいただけたらと思っております。
ご迷惑をおかけしますが、ご検討いただけますと幸いです。
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署名
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【例文】
件名:〇〇株式会社の選考について
【本文】
いつもお世話になっております。
〇〇(自分の名前)です。
現在、貴社から〇〇株式会社に応募し、最終面接まで進んでおります。
しかし先日お伝えしたとおり、知人から紹介された企業に入社を決めましたので、〇〇株式会社の選考の辞退と、貴社を退会させていただきたくご連絡しました。
貴重なお時間を割いてサポートしていただいたにもかかわらず、このような結果になり申し訳ございません。
〇〇様(担当のキャリアアドバイザー)の親身なサポートにより、効率よく転職活動を進められたこと、大変感謝しております。
またご縁がありましたら、何卒よろしくお願いいたします。
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署名
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納得感を持って転職活動を進めるためには、複数の転職エージェントを利用するのは賢い選択です。とはいえ、管理が難しくなる点には注意が必要です。ここでは、複数の転職エージェントを活用する際の注意点やポイントを紹介します。
求人の紹介を多く受けるために、選考状況や共有する情報にうそをついたり、曖昧にしたりするのはNGです。うそがばれてしまえば信頼関係が崩壊し、転職エージェント経由で転職活動を進められなくなってしまいます。
キャリアアドバイザーは人材を見抜くプロでもあるため、下手なうそは簡単に見破られてしまいます。自分に合った転職先を見つけるためには、キャリアアドバイザーとの信頼関係の構築が欠かせません。自分自身のためにも、正直に選考状況を伝えるようにしましょう。
複数社から内定をもらっている場合は、どの企業に入社するか迷うこともあるでしょう。しかし、基本的には内定回答には期限が決められており、多くの企業は1週間に設定しています。どれだけ迷ったとしても、内定回答の期限は原則守る必要があります。
ただし、内定回答の期限を延ばしてもらうよう交渉することは可能です。転職エージェントに「他社でも内定をもらっていて悩んでいるため、延ばしてもらえないか」と頼んでみるとよいでしょう。
「新たな求人へ応募した」「ほかのエージェント経由で応募した企業の書類選考に通過して面接が決まった」など他社の選考状況に変化があった場合は、こまめに報告することが大事です。情報共有を密にするとキャリアアドバイザーも動き方や方針を考え直すことができ、求職者のペースに合わせた適切なサポートを提供してくれます。
転職エージェントを複数利用していると、多くの求人情報に触れられるのがメリットです。ただし、情報が増えるほど迷いが生じやすくなり、転職活動がスムーズに進まなくなる恐れがあります。気になる企業はリストにまとめておくなど、転職エージェントからもらった情報はこまめに整理しましょう。
転職エージェントを複数活用すれば、それぞれの担当者と連絡を取ることになるため、管理が難しくなります。複数社へ応募すれば、それぞれの面接日程の調整も必要です。連絡のやりとりやスケジュール管理が負担になる場合は、利用する転職エージェントを1社〜2社に絞ることをおすすめします。
転職活動がうまく進まないと、焦りや不安が生じてきます。転職エージェントを複数利用しても思うように転職先が決まらない場合は、サポートをうまく活用できていないか、進め方に問題があるといえるでしょう。ここでは、転職エージェントを複数利用しても転職活動がうまくいかない人に向けて、対策を3つ紹介します。
効率よく転職活動を進めるには、担当のキャリアアドバイザーとの相性が重要です。複数の転職エージェントを利用するよりも、担当のキャリアアドバイザーを変えてもらったほうがよいケースもあります。
キャリアアドバイザーの変更に遠慮する人もいますが、転職エージェント側は納得感を持って転職活動を進めてほしいと考えているため、遠慮せずに変更してもらいましょう。
自分に合った求人が紹介されない場合は、担当のキャリアアドバイザーに希望条件が伝わっていない可能性があります。「年収400万円以上」「残業は月10時間まで」など、条件があれば細かく伝えましょう。
特にキャリアアドバイザーと面談してから時間が経過している場合は、改めて希望する条件を伝えてみてください。条件面に変化があった場合は、その都度情報共有することが大切です。
求人に応募しても選考を通過できない場合は、応募書類や面接対策に問題があるといえるでしょう。その場合には、転職エージェントが提供している応募書類の添削や模擬面接などの選考対策を活用することがポイントです。
キャリアアドバイザーは転職成功のノウハウを熟知しているため、アドバイスを受けることで選考通過率をアップできます。サポートを利用していないときや選考に通過できない場合は、キャリアアドバイザーに相談してみてください。
転職エージェントによってサポートの内容や質は異なります。「転職活動がうまくいかない」「自分に合う求人を紹介してほしい」といった方は、ぜひマイナビエージェントにお任せください。
マイナビエージェントは大手総合型の転職エージェントで、転職活動で悩んでいる方に寄り添うことを大切にしています。転職に関するお悩みや希望を丁寧にヒアリングしてあなたに合った求人を紹介し、採用がもらえるよう全力でサポートいたします。お気軽にお問い合わせください。
転職エージェントを複数利用しているときや他社で選考を受けている場合は、その旨を利用している転職エージェントに共有することが大切です。他社状況を伝えることで、同じ求人への応募を防げたり、理想の転職先を理解してもらえたりします。トラブルを避けるためにも、正直に選考状況を伝えましょう。
転職活動をサポートしてほしい方、転職エージェントの利用を考えている方は、ぜひマイナビエージェントにご相談ください。転職のノウハウを熟知したキャリアアドバイザーが、あなたの転職を誠心誠意サポートいたします。
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