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転職知識IT業界は国内で最も市場規模の大きな業界であり、システムエンジニアやプログラマーをはじめ、さまざまなIT系職種が活躍しています。転職では、これらIT業界特有の特徴や採用の動向を踏まえたうえでアピールポイントをまとめ、資格取得などの準備をすることが大切です。
Section01 IT業界とは?
IT業界とは、文字通りIT(情報技術)を活用したサービスや製品を扱う業界のことです。矢野経済研究所が調査した「国内企業のIT投資実態と予測(2021年)」によると、2020年度の国内民間企業のIT市場規模は12兆9,700億円で、前年度より前年度比0.6%増加しています。
特に製造・物流・小売業界等では、労働力不足を補うためIT化のニーズが高まっています。加えて、新型コロナウィルスの感染対策のため、多くの企業がデジタル化を進めており、このような社会的背景もあってIT業界はこれまで以上に活況を呈しています。
IT業界は、以下の4つに大別できます。
ソフトウェア業界
ソフトウェア業界とは、パソコンやスマートフォンといったハードウェアを制御するための「ソフトウェア」を開発する業界のこと。プログラマーやシステムエンジニア、ネットワークエンジニアなどのIT系職種が活躍しています。
ハードウェア業界
パソコンやキーボード、マウス、モニター、プリンター、スマートフォンやタブレット、ゲーム機など、「ハードウェア」を開発・製造する企業を総称して、ハードウェア業界と呼んでいます。ハードウェア業界で活躍する職種には、ハードウェアエンジニアや組み込み系エンジニアなどがあります。
情報処理業界
情報処理業界は、企業や自治体などの組織が必要とする「情報システム」を開発する企業で構成されており、SIer(システムインテグレーター)と呼ばれています。ITコンサルタントやセールスエンジニア、システムエンジニア、プログラマーなどのIT系職種が活躍しています。
インターネット/Web業界
WebサイトやSNS、Webアプリ、スマートフォンアプリなど、インターネットを通じて提供するサービスを扱う業界です。WebデザイナーやWeb エンジニア、Webディレクターなど、数多くの専門職が活躍しています。
Section02 IT業界への転職理由・志望動機
IT業界にはシステムエンジニアやプログラマー、ネットワークエンジニアにITコンサルタントなど、さまざまな職種が活躍しており、それぞれ専門性を発揮して仕事に取り組んでいます。そのため、「スキルアップやキャリアアップ」を目的に、IT業界内で転職をされる方が少なくありません。また、「コンピュータが好き」「IT業界に興味がある」といった理由から、未経験でIT業界へ転職を考える方もいらっしゃいます。
IT業界への転職で志望動機を書く際には、以下の3つの視点からまとめることをオススメします。
1.なぜ、IT業界なのか。
まずは「他の業界ではなく、なぜIT業界を目指したのか」を考えることからはじめてみましょう。IT業界で働いてきた経験を活かして、同業他社に転職したいのか。それとも、未経験だけれど、IT業界に興味があるのか。具体的な理由を提示すると、より説得力のある内容にできるでしょう。
2.なぜ、その企業で働きたいのか。
IT業界を志望する理由が固まったら、次は「なぜ、その企業に転職したいのか」を考えてみましょう。「前職では実現できなかったことを実現したい」「より大規模な案件に携わって、専門性を高めたい」など、「その企業に転職したい根拠」をわかりやすくまとめていきましょう。
3.なぜ、その職種に就きたいのか。
IT業界を志望する理由と、その企業を志望する理由が固まったら、最後に、職種を志望する理由について考えましょう。「これまでの経験で得た知識やスキルを、どのように活かしていけるのか」という視点で、志望動機をまとめていきましょう。
Section03 IT業界は未経験でも転職可能?
結論から言うと、未経験でIT業界に転職することは可能です。IT業界は成長が著しく、総務省が発表した「令和3年 情報通信白書」によれば、2019年の情報通信産業の名目国内生産額は 108.4兆円と国内最大規模となっています。2016年の94.4兆円から10.0兆円増加しており、この数字からも成長性の高い業界であることがお分かりいただけるかと思います。
このように、常に成長を続けてきたIT業界では、慢性的に人材が不足しています。そのため、多くのIT企業が経験の有無を問わず、広く優秀な人材の確保に努めています。
未経験者の方向けに教育・研修を用意している会社であれば、入社後の研修を通じて必要な技術を身につけることができます。また、採用の可能性を高めたいのであれば、IT関連の自己学習をすることをオススメします。最近は、オンラインのプログラミング学習スクールなどもあるので、働きながらITのスキルを学ぶことも可能です。
- プログラマー
- システムエンジニア
- ネットワークエンジニア
- サーバーエンジニア
以上の職種はIT系職種の中でも、未経験採用の求人が多い職種です。未経験でIT業界への転職を目指している方は、以上の職種からキャリアをスタートしてみてはいかがでしょうか。
Section04 IT業界への転職で、
持っていると有利なスキル・資格IT関連の資格は非常に充実しており、なかには転職に有利に働く資格もあります。
未経験の方は、「ITパスポート」を持っていると、「IT業界への転職意欲」をアピールすることができます。経験者の方は、「基本情報技術者」や「応用情報技術者」「PMP」「セキュリティ関連資格」などが評価の対象となります。
なお、職種によって有利に働く資格が異なります。
システムエンジニア
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
- プロジェクトマネージャ
- MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
- オラクルマスター(ORACLE MASTER)
- DB2グローバルマスター
- シスコ技術者認定
プログラマー
- PHP技術者認定試験
- Ruby技術者認定試験
- C言語プログラミング能力認定試験
- Oracle Certified Java Programmer
- Javaプログラミング能力認定試験
ネットワークエンジニア
- 基本情報技術者
- ネットワークスペシャリスト
Webエンジニア
- PHP技術者認定試験
- HTML5プロフェッショナル認定試験
- Ruby技術者認定試験
- Oracle Certified Java Programmer
Webデザイナー
- ウェブデザイン技能検定
- Webクリエイター能力認定試験
- HTML5プロフェッショナル認定資格
- Photoshopクリエイター能力認定試験
- Illustratorクリエイター能力認定試験
- アドビ認定エキスパート
これらの資格を取得すると、転職に有利に働く可能性があるほか、スキルアップにつなげることもできます。目指す職種が定まっている方は、ぜひ資格取得を検討してみましょう。
Section05 IT業界の年収
マイナビエージェントの調べによると、IT業界全体の平均年収は427万円となっています。これを年代別に見ていくと、20~24歳が307万円、25~29歳が373万円、30~34歳が449万円、35~39歳が528万円と続きます。
ここでは、IT業界中でも特に年収の高い上位5職種をご紹介します。
順位 職種 平均年収 第1位 プロジェクトマネージャー(オープン・WEB) 670万円 第2位 プリセールス 599万円 第3位 社内システム企画(社内SE) 512万円 第4位 サーバーエンジニア 462万円 第5位 システムエンジニア(制御・組み込み) 455万円 年収の高いシステムコンサルタントやプロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダーは、プラスαのスキルを武器に活躍しています。例えばシステムコンサルタントは、システムの導入を通じてクライアントの課題解決に貢献しており、このようなコンサルティング力や提案力が、この職種の大きな武器になります。
そのため、年収アップを狙いたい方は、IT業界に転職後、どのようなキャリアを築いていくべきかイメージすることが大切です。未経験の方が最初から高収入を期待することは難しいかもしれませんが、転職先でスキルを磨き、年収上位の職種にキャリアチェンジすることで、着実に年収アップを実現することができるでしょう。
Section06 IT業界への転職・求人情報
Section07 IT業界への転職成功事例
Section08 IT業界への転職に関するその他お役立ち情報
IT業界への転職は、
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IT業界から
異業種への転職知識IT業界での経験を活かして他業種に転職するのであれば、これまでの経験で得た知識やスキルを志望する業界でも活かせることをアピールすることが大切です。ここでは、IT業界からの転職先や、異業種への転職で活かせるスキル・資格などを紹介します。
Section01 IT業界からの転職先
「希望をもってIT業界に転職したものの、実際に働いてみたらどうもイメージしていた内容と違う」「今の会社でできることはすべてやった。スキルアップのために転職したい」「納期のある仕事だと、どうしても残業が発生する。転職をしてワークライフバランスを充実させたい」――IT業界で活躍している方が転職を考える理由はさまざまです。中には、異業種への転職を検討される方もいらっしゃいます。
では、IT業界から異業種に転職する場合、どのような業種が考えられるのでしょうか。二つの視点から、ご紹介します。
未経験者を多く採用している業界に転職する
- 建築業界
- 製造業界
- 運輸業界
- 専門商社
- 接客業
- 産業機器メーカー
異業種への転職を考える際、大きなポイントとなるのが「未経験者を多く採用しているか」という視点です。経験者採用がメインで敷居が高い業界もあれば、未経験者歓迎の求人が多い業界もあります。未経験者を多く採用している業界の中から、自分に合った業界を選ぶと転職がスムーズに進むでしょう。
仕事を通じて理解が深まった業界に転職する
IT系職種に就いている方のメリットの一つに、「さまざまなクライアントのプロジェクトに携わることで、クライアントの業種や業務内容を理解できる」という点があります。例えば金融系の基幹システム開発に携わっている方なら、金融業界の理解が深まっているはず。また、化粧品のECサイトの開発に携わっている方なら、化粧品関連の知識が身についていることでしょう。このような知識を土台にして、異業種への転職を検討するのは、とても賢い方法と言えます。
Section02 IT業界から異業種への転職理由・志望動機
IT業界から異業種への転職を成功させたいのであれば、志望動機のまとめ方も一工夫したいところです。以下のポイントに沿って、志望動機をまとめていきましょう。
- これまでの仕事内容と、仕事で得た知識やスキル
- 異業種に興味をもった理由
- 志望する会社に興味をもった理由
- これまでの経験で得た知識やスキルを異業種でどう活かせるか
まずは、皆さんがこれまでどのような仕事に就き、どのような経験をしてきたのか、振り返ってみましょう。すると、身についた知識やスキル、強みなどが見えてきます。そのうえで、志望する業種や会社について調べます。なぜ異業種に転職したいのか、なぜ志望する会社に転職したいのかという視点で調べていくことがポイントになります。最後に、これまでの経験で得た知識やスキルを、志望する業種や転職先でどのように活かせるかイメージし、志望動機にまとめていきましょう。
Section03 IT業界から異業種の転職で活かせるスキル・資格
IT業界から異業種への転職では、転職先の業界や職種によって求められる専門性が異なってきます。まずはどの業種に転職するか定めたうえで、必要となる資格やスキルをチェックすることが大切です。
異業種へ転職する場合、IT系の資格を活かす機会はほとんどありません。けれど、仕事を通じて身につけてきたスキルのなかには、あらゆる業界で必要となる汎用的なスキルもあります。
- コミュニケーション力
- 課題解決力
- 論理的思考力
- 目標達成力
例えばシステム開発のプロジェクトが立ち上がり、プログラマーとして参加したとします。システムエンジニアの指示の下、プログラムを組み、単体テストや結合テストを行って、システムを完成させる。このような経験を何度もしているプログラマーは、コミュニケーション力や目標達成力が備わっています。また、システムエンジニアやITコンサルタントは、クライアントの課題をヒアリングして、課題解決につながる提案することから課題解決力や論理的思考力も磨かれています。異業種への転職を考えている方は、仕事を通じて身についたスキルの中から、「強みとしてアピールできるスキル」を洗い出していきましょう。
マイナビITエージェントでは、異業種への転職を志望されている求職者様に転職先をご紹介した事例が数多くあります。お気軽にマイナビITエージェントにご相談ください。
Section04 IT業界からの転職・求人情報