転職時の志望動機・志望理由|例文と書き方のポイントを徹底解説|求人・転職エージェント

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更新日:2025/09/19

転職全般

転職時の志望動機・志望理由|例文と書き方のポイントを徹底解説

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この記事のまとめ

  • 志望動機には応募先企業を選んだ理由だけでなく、将来のキャリアプランや、入社後どのように貢献できるのかを盛り込むことが大切。
  • 志望動機は200文字~300文字程度にまとめ、簡潔かつ明確に伝えることがポイント。
  • 職種別・状況別の例文を参考に、自身の経験やアピールポイントを盛り込みながら、企業ごとにオリジナルの志望動機を作成するのがおすすめ。

転職活動において、志望動機や志望理由は選考の明暗を分ける重要な要素のひとつです。どれほど優れた経歴やスキルがあっても、志望動機が曖昧では採用担当者の心をつかむことはできません。「なぜこの会社なのか」「何を貢献できるのか」について、説得力をもって伝えることが求められます。

そこで本記事では、転職時の志望動機・志望理由の書き方のポイントを例文とともに徹底解説します。職種や状況に応じた適切な志望動機の書き方を知って書類選考通過率を高め、転職成功を目指しましょう。

目次

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転職時の志望動機・志望理由|職種別の例文と書き方のポイント

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志望動機は、職種によって効果的なアプローチが大きく異なります。事務職では専門性向上への意欲、経理職では具体的な実務経験の提示、営業職では実績と貢献方法の明確化、製造業では品質意識と改善姿勢といった具合です。まずは主要な職種別に、選考突破につながる具体的な志望動機の書き方のポイントを詳しく解説していきます。

事務職に転職する場合の回答例

【例文】
前職で総務事務を3年間担当し、株主総会運営や備品管理など幅広い業務を経験する中で、より専門性を高めたいと考えるようになりました。貴社が社内行事に力を入れ、専門チームを組織されている点に魅力を感じております。私のマルチタスク処理能力と進捗管理スキルを活かし、従業員満足度向上に貢献できるイベント企画・運営に携わりたいと考えています。


事務職への転職では、専門性向上を軸とした明確な志望動機がポイント
です。この例文は前職の具体的な経験から転職理由を導き出し、応募企業の特徴的な取り組みと自身のスキルを結びつけています。「残業が少ない」「通勤が便利」といった労働条件への言及は避け、企業への貢献意欲を前面に出すことが選考突破の鍵といえるでしょう。

経理職に転職する場合の回答例

【例文】
前職では月次・年次決算業務を4年間担当し、決算早期化プロジェクトにも参画してまいりました。貴社が来年のIPO準備を進められている状況において、私の開示資料作成経験と内部統制構築の実務経験を活かし、上場に向けた経理体制の構築と業務標準化に貢献したいと考えています。


経理職への転職では、具体的な経験年数と業務内容を明示することがポイント
です。この例文では、単に「経理経験があります」ではなく、年数と具体的な業務領域を示しています。さらに応募企業の成長フェーズを正確に把握し、自身の専門スキルがどのように企業の課題解決に直結するかを明確に表現している点が評価されるでしょう。

営業職に転職する場合の回答例

【例文】
前職で不動産会社の営業職として個人向けに賃貸物件の紹介や中古マンション販売の仲介を3年間担当し、顧客満足度を深く追求したいとの思いが強くなりました。貴社が注文住宅販売をメインとされている点に魅力を感じており、多くの物件を取り扱った経験を活かして、お客様のご要望に最善の提案をすることで、理想の家づくりのお手伝いができると考えております。


営業職への転職を成功させるには、前職での具体的な実績と、応募企業への貢献方法を明確に示すことが重要です。この例文は前職の具体的な業務内容と期間を明示し、転職理由を前向きに表現しています。応募企業の事業特性と自身の経験を結びつけ、入社後の貢献方法まで示している点が評価されるでしょう。

製造業に転職する場合の回答例

【例文】
前職で自動車部品の製造ラインにて品質管理業務を5年間担当し、改善活動により月次不良率を2.8%から0.3%まで削減した実績があります。この経験を通じて、製造現場における品質管理の重要性と、チーム一丸となった改善活動の価値を深く理解いたしました。

貴社が環境負荷軽減に配慮した製品開発に注力されている姿勢に強く共感しております。私の品質改善ノウハウと現場での実践力を活かし、貴社の持続可能なものづくり推進に貢献したいと考えています。


製造業への転職では、品質意識と継続的改善への姿勢を重視した志望動機が効果的です。安全意識と継続的改善への取り組みが高く評価されます。「ものづくりが好き」などの抽象的な表現ではなく、具体的な改善実績や数値を示すことで即戦力としての価値を明確に伝えられるでしょう。

転職の志望動機・志望理由|状況別の例文と書き方のポイント

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ここからは、状況ごとの回答例を7つのパターンに分けて紹介します。なお、紹介する回答例はあくまでも一例です。最適な回答例は、これまでの経験や有しているスキル、応募先企業の特徴によっても大きく異なります。例文を参考にしつつ、オリジナルの志望動機を作成しましょう。

オーソドックスな回答例(教育系ボランティア業界/営業職)

【例文】
私が貴社を志望した理由は、多くの人に低価格でも高いスキルを身につけられるスクールを全国展開していて、教育を通じて人と人とのつながりを作り、よりよい社会を作ろうとしている企業方針に関心があるためです。

私は人に教えることが好きで、大学時代には無料でパソコンスキルを教えるボランティア活動に参加し、教えていました。参加者の多くは、仕事に就くためやスキルアップのために学びに来ている方ばかりでした。

参加者の方に、なぜボランティア主催のパソコンスキル教室に参加したのかを伺うと、本当は確かなスキルを身につけたいけれど通える場所に学校がなかったり、経済的理由で通えなかったりするなどの声を多くいただきました。

負担が軽く利便性のよい教育の必要性をじかに感じられました。ボランティア活動の中で教えるスキルだけでは、基礎がある程度身につく程度ですので、即仕事に活かせるわけではありません。

私は、全国で安価な学費で就職やキャリアアップに役立つスキルを身につけられ、全国や海外で展開している貴社であれば、これらの問題を解決していけると確信しています。

私が入社したら営業職として多くの方にスクールの魅力を知っていただくことに尽力し、将来的にはマーケティング職で、国内だけでなく、世界中の困っている人に教育を提供することで自己実現するためのサポートを提供し、売り上げの向上と発展に貢献していきたいと考えております。


面接で伝える志望動機は、以下のポイントを押さえて作成しましょう。

  • ポジティブな言葉選び
  • マニュアルどおりではないオリジナリティがある内容
  • 実体験から得た学びと志望動機
  • いますぐ活かせるスキル、その活かし方
  • 今後実現したいキャリアビジョン

実際に伝えるときは、「自分語り」にならないように注意しましょう。そのためには、応募先企業の事業内容や応募職種に関連するエピソードを交えて話題を展開するのが効果的です。

そのうえで自分ができることや目標、応募先企業で貢献できる内容を明確に示し、選考担当者に入社後の活躍を具体的にイメージしてもらえるようにします。曖昧で抽象的な表現を避け、具体的で分かりやすい表現を心掛けましょう。

未経験の職種へ転職する場合の回答例

【例文】
事務職を3年間務めてまいりました。その中では営業サポートも担当しており、営業社員と連携して業務を遂行することが多々ありました。

具体的な業務は帳票作成やカタログ整理、クレーム対応などです。その営業事務の経験を活かし、次のステップでは顧客のために第一線で活躍できる営業職に挑戦したく、このたび事務職も含まれる貴社の営業職に応募いたしました。


未経験者を採用するか判断する際には、企業側は以下のような要素に注目します。

  • 未経験分野にチャレンジしたいと思った理由
  • 異職種となる前職でのスキルや経験の活かし方

上記のポイントを明確に伝えられる構成で志望動機を作成しましょう。また、「未経験者である自分を採用する企業側のメリット」についても触れるとよりよいでしょう。

同業種へ転職する場合の回答例

【例文】

防水材の専門メーカーで、改修工事の調査診断員を担当しております。その中で、調査診断だけではなく、問題解決への提案もできる防水改修の営業コンサルタントになりたいと思うようになりました。

顧客によりふさわしい解決法をスピーディーに提案したく、取扱商品が多い防水材の総合商社への転職を希望しています。そこで、貴社を第一志望に応募いたしました。


同業種への転職を検討する場合は、前職の企業では成し得ない要素があったことが理由のひとつに挙げられます。そのような場合は、以下のような内容について伝えるのがおすすめです。

  • なぜ同業種への転職を希望しているのか
  • 転職を決断するに至るまでの心境がどのように変化したのか
  • 入社後に実現したいことは何か

なお、同業種への転職理由を伝える際には、前職を否定するようなマイナスの表現はNGです。前向きな言葉を選ぶように注意しましょう。

第二新卒の場合の回答例

【例文】
新卒入社した会社を退職後、この1年間、自分自身の適性を見つめるため、アルバイトを経験しながら、内省してまいりました。

具体的には接客業に興味があるため、飲食店での店長職、アパレルでのセールスアソシエイト職としてそれぞれ半年ずつ勤務しました。

その中で、接客のほかに「食」に関しても興味関心が強い自分に気づけました。そこでこのたび決意を固め、レストランを複数経営なさる貴社に、店長候補者として応募させていただきました。


第二新卒の志望動機で重要なのは、採用担当者にポテンシャルや熱意を感じてもらうことです。加えて、採用担当者が抱いている「採用してもすぐに辞めてしまうのではないか」との不安要素を払拭できる内容を盛り込むことが有効です。

  • 短期間で転職に至った理由
  • 仕事で大切にしてきたこと
  • 前職での学びと今後実現したいこと

経験やスキルだけで見ると、ほかの応募者に劣る部分もあるかもしれません。それを補う要素として、第二新卒ならではのフレッシュさや熱意、責任感を伝えるようにしましょう

空白期間・ブランクがある場合の回答例

【例文】
前職を退職後、休みたい思いがあり、半年ほど休養を取っておりました。その間、時間もあるので改めて経済を学び直したいと考え、経済書を100冊ほど読みました。

そのような日々を送る中でビジネスの世界、特に金融業に興味を抱きました。ちょうどそのタイミングで、貴社のライフコンサルタント職の求人を拝見し、応募いたしました。


空白期間やブランクが採用においてマイナスな印象となることは避けられません。「働くことへの意欲があるのか」「自社でどのくらい長く働いてくれるのか」などの点を、選考担当者が懸念するためです。そのため、選考担当者の不安を払拭できるように、以下のポイントを重点的に伝えましょう。

  • 前職の退職理由
  • 空白期間やブランクが発生した理由
  • その間何をしていたか

なぜ入社したいのか、会社に対してどのような貢献ができるのかという基本的な部分と、空白期間に学んだ内容や体験したことをアピールしましょう。

出戻り転職をする場合の回答例

【例文】
私が貴社でもう一度働きたいと思った理由は、他社にはない商品開発力の素晴らしさに気づいたからです。また、転職してから、貴社が社員を最優先に考えていることにも気づかされました。

転職先では法人営業を担当し、交渉スキルを身につけて売り上げを50%アップする実績を残しました。以前よりも営業職としてのスキルが高まったと思います。そのスキルを今回募集されている新規開拓営業の業務で活かし、貢献したいと考えております。


一度退職した企業に再び入社することを、出戻り転職と呼びます。しかし、出戻り転職は退職の経緯や社内の状況によっては、難度が高くなるケースがあるのも事実です。一度退職した事実からも「また何かのきっかけで辞めてしまうのではないか」との不安を抱かせてしまう可能性は否定できません。そのため、以下のポイントを押さえて志望動機を作成しましょう。

  • もう一度働きたいと思った理由
  • 他社で得たスキルや経験の活かし方
  • 外側から見た応募先企業の魅力

出戻り転職者ならではの強みは、応募先企業を内側からも外側からも見た経験です。その強みを活かし、独創的な志望動機でアピールしましょう。

転職経験が多い場合の回答例

【例文】
私は、これまでに家族の介護・転勤を背景に4回の転職をしております。多数の転職経験がありますが、私には一貫したポリシーがあります。職種は同じものを選び続けるということです。

会計の専門学校を卒業後、すべての会社で経理を担当してまいりました。このたびも、経理事務職を希望しております。家族の介護と転勤は終わったため、可能であれば長く勤務させていただきたいと考えています。


転職回数が多い場合において、選考担当者は応募者の早期退職を懸念します。実際に複数回の退職・転職を繰り返している事実があるためです。しかし筋の通った説明ができれば、その懸念を払拭できます。以下のポイントを踏まえて、志望動機を検討しましょう。

  • 転職回数が多い理由
  • キャリアに対するポリシー
  • 一貫性のある経験

たとえ転職回数が多くても、一貫性のある経験がアピールできれば、逆に大きな武器になります。たとえば、ひとつの職種を複数社で経験している実績は、即戦力として使えるスキルを持ち合わせていることはもちろん、応用力や柔軟性がある対応が可能との捉え方もできるからです。選考では、応募先企業で長く働いて貢献し続けたいとの意欲も示しましょう

企業が志望動機や志望理由を聞く理由

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志望動機は多くの採用選考において確認されますが、なぜ企業はこれほど重視するのでしょうか。実は、採用担当者は志望動機を通じて応募者の複数の側面を同時に評価しています。ここでは、企業が志望動機を聞く3つの主要な理由について詳しく解説していきます。

志望度を測るため

採用担当者は「この人は本当に当社で働きたいと思っているのか」との点を慎重に見極めています。志望度の高い応募者ほど入社後の定着率が高く、早期退職のリスクが低いと考えられているためです。特に転職市場では、複数の企業に同時応募するケースが一般的であるため、志望動機は自社への本気度を判断する重要な指標となります。

貢献できる人材か見極めるため

営利企業にとって、自社の売上向上や業務効率化に貢献できる人材の採用は重要な投資判断です。採用担当者は志望動機を通じて、応募者のスキルや経験が自社の求める人物像と合致しているかを慎重に判断します。熱意だけでなく、具体的にどのような成果を生み出せるかを伝えることが重要です。

社風や文化にマッチするかチェックするため

採用担当者は、志望動機を通じて応募者と自社の社風や文化との適合性も確認します。社風や方針に合わないと、十分なパフォーマンスを発揮できず、モチベーションの低下や早期退職につながることがあるためです。

企業は長期的に活躍できる人材を求めており、スキルが優秀でも企業文化に馴染めなければ、本来の能力を発揮できません。志望動機では企業の経営理念や価値観への共感を示すことが効果的といえるでしょう。

転職の志望動機・志望理由|作成前に必要な準備

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選考結果を左右する重要な項目といえる志望動機を書くときは、入念な準備が必要です。どれほどのスキルがあっても、志望動機を通じて正確に伝えなければ、最終的によい結果を得られないでしょう。ここからは、どのように志望動機をまとめればよいのか、押さえておきたい大切なポイントを紹介します。

転職する理由を明確にする

まずは、自分がなぜ転職したいと考えるようになったのかを明確にしましょう。「新たに挑戦したいことがあった」または「スカウトがきっかけで、いまの仕事を深くきわめてみたいと思うようになった」ということもあるかもしれません。

転職理由を深く考えると志望動機が明確になり、目的を見失うことなく転職活動に取り組めます。ぜひ、前向きな転職理由をまとめてみましょう。

退職から転職へのストーリーを明確にする

転職活動で採用に至りやすいのは前向きで計画的、かつチャレンジ精神がある方です。そのため、退職理由や転職先の業界・企業・職種の選択理由を通じて、自分の計画やキャリアプランを伝えるとよいでしょう。

伝えるときに意識したいポイントは、退職から転職への流れ(ストーリー)を明確にしておくことです。「いまの仕事をもっと極めたいので、活動する場が広がる転職先を探している」「いまの業務が一段落したため、新たなフィールドで経験を活かしながら挑戦してみたい」など、向上心や積極性が伝わる表現を用いましょう。共感や応援を得られるように筋道立てて表現し、あなたのよさを伝えるように工夫することがポイントです。

入念に情報収集する

志望動機をまとめるにあたって入念な情報収集は欠かせません。志望動機をうまくまとめられずに悩んでいる場合、企業研究が十分にできていなかった、すなわちリサーチ不足が原因になっているケースが考えられます。

採用担当者は、志望動機を読めば情報収集・企業研究をきちんと行っているかどうかが分かります。「なぜ応募先企業を選んだのか」を説得力のある言葉で伝えるためにも、きちんと情報収集してから文章化するようにしましょう。

マイナビエージェントでは、多種多様な業界に精通したプロのキャリアアドバイザーが転職に関するサポートを提供しています。詳しくは下記のページをご覧ください。

転職の志望動機・志望理由|書き出しはどのように書く?

応募書類に記載した志望動機に注目してもらうには、書き出しを工夫して興味を抱かせることが大切です。そのためには、結論を冒頭に記すことを意識しましょう。以下では、経験者・未経験者に分けて志望動機の書き出しでどのようなことに言及すればよいかを紹介します。志望動機を思うように書けずに悩んでいるのであれば、ぜひ参考にしてみてください。

【経験者】転職後に発揮できるスキルを伝える

これまでの経験を活かせる同職種への転職では、転職後に担当する業務で発揮できるスキルに言及することがポイントです。「これまでのWebエンジニア経験を活かし、企画・設計職にキャリアアップしたいと考えています」のように、簡潔な表現で伝えるとよいでしょう。

続く部分には、思い描いているキャリアプランや転職後にやりたいと考えている業務、具体的なスキルや経験など、志望動機を通じて伝えたい具体的な内容を記します。

「前職ではJavaを使用したコーディングがメインでしたが、転職後はその経験を活かして貴社が注力している大規模システムの開発の企画・設計・要件定義を担当したいと考えています」のように、冒頭で記した結論を補強する内容を伝えましょう。

【未経験者】熱意や関連する経験を伝える

異業種・異職種への転職など自分のスキルを活かしにくいケースであれば、転職に対する熱意や関連性がある経験に言及しましょう。たとえば、「前職で保険の営業を担当していた経験を活かし、同じ無形商材であるIT営業のフィールドで活躍したいと考えています」といった形です。

続く部分に冒頭で示した情報を補強する内容を記述するのは、経験者転職の場合と同様です。未経験者の場合は、なぜ応募した職種を目指そうと考えたのかを記すことをおすすめします。

「貴社は数あるIT企業の中でもAIを活用した業務系システムの開発をメインとしており、生産性向上が求められる社会において需要が高く、将来性に期待できると感じています」のように、入社意欲が伝わるものにすると効果的です。

転職の志望動機・志望理由|書き方・まとめ方のポイント9選

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実際に応募書類を作成するときには、志望動機を書く際にどのようなポイントを意識するとよいのでしょうか。コツを踏まえて書くと、シンプルかつ読みやすい文章にまとめられます。以下で9つのポイントを紹介します。

ポイント1.提出方法によって文章量を調整する

志望動機を考える際には、提出する書類(フォーマット)選びから考えるのも大切なポイントです。A4サイズの1枚の用紙をフルに活用できる「志望動機書」であれば、具体的かつ詳細な内容を伝えられます。長すぎると内容にまとまりがなくなるため、簡潔で分かりやすい文章を心掛けましょう。

職務経歴書や履歴書に数行(5行~6行)にまとめて記入する場合、文字数の目安は200文字~300文字程度です。要点を押さえて簡潔に表現しましょう。

ポイント2.「転職の理由」と自分の「魅力」を結びつける

企業側は、転職者に対して自社で強みやスキルを発揮して業務に貢献してくれることを願っています。そのため、志望動機では転職理由と自分のスキルや経験を絡めて伝えられるように表現を工夫しましょう。応募先企業に入社することで、スキルや経験・強みをどのように発揮できるかにフォーカスします。

自分の知識・技能・人柄などをどのように伝えれば魅力的だと思ってもらえるか、採用側のニーズをよく理解して表現するとよいでしょう。

ポイント3. 応募先企業を選んだ理由を明確に伝える

志望動機には「応募先企業を選んだ理由」を明確に記載しましょう。選考担当者は「転職者が求めている条件と自社が提供できる内容にミスマッチはないか」「自社のことを入念に調べてから応募しているのか」を知りたいとの思いから、自社で働く理由や志望動機を明確に確認したいと考えています。

事前に応募先企業の事業内容やビジョンを把握し、自分がなぜ入社したいと感じたのかを考えて志望動機に盛り込みましょう。

ポイント4. 会社にどれだけ貢献できるかをアピールする

入社したいと思った理由に加えて、応募先企業にどれだけ貢献できるかをアピールする必要があります。選考では、応募者を採用することで自社にどのようなよい影響をおよぼすのかを見られます。スキルや価値観・経験・熱意など、さまざまな要素で企業に貢献できることを示すようにしましょう。

「応募者を採用することで売り上げをさらに伸ばせる」「自社が予定している新たなビジネスの展開を加速できる」のように、メリットが大きいと判断されれば採用に至る確率を高められます。

ポイント5. 自分の体験・スキル・実績を活かしたオリジナルな内容を書く

自身の社会人経験やいままでに培ったスキル、実績(成果)などをどのように活かしたいのか、誰が聞いても(読んでも)分かるように表現しましょう。

大切なのは、「自分が積んできたキャリアを転職先でどのように応用・活用できるか」を相手がイメージしやすいように表現することです。この点に注意すると自分を採用するメリットを明確に伝えられ、より高く評価してもらえるでしょう。

ポイント6. 自分と企業の話をバランスよく盛り込む

自分の思いと企業への思いを伝える量のバランスには注意しましょう。なぜならば、応募者がどのように企業を評価したのかは志望動機において不要なトピックであるためです。

志望動機では、入社してからどのようなことにチャレンジして業界・企業に貢献していきたいと考えているのかにフォーカスすることがポイントです。必要であれば、企業の活動に対する敬意を表現したり、共感する部分や自分が貢献できる部分が何かを盛り込んだりしましょう。

ポイント7. 将来のキャリアビジョンも伝える

志望動機では、キャリアビジョンについてもアピールしましょう。具体的には、入社後にどのように成長したいと考えているのかを含めます。応募先企業に入社し、経験を積んだ後に将来やりたい仕事を伝えることで「長年働いていく意思を持っている」と認識され、意欲が高い人と思われやすいでしょう。

具体的な職種を挙げると、さらに高評価を得やすくなります。「将来的には海外でマーケティングの仕事をしたい」「経営幹部になり多くの新規事業を立ち上げたい」「店長になって新規店舗を運営したい」など、さらに成長してビジネスに貢献したいと考えていることをアピールしましょう。

ポイント8. 経営理念やビジョンとの関連づけも忘れない

志望動機を書く際には、応募する会社が掲げている経営理念やビジョンと関連づけることも忘れないようにしましょう。志望動機に企業の経営理念やビジョンを盛り込むと、自分がその会社にマッチした人材であることのアピールにつながります

ただし、単に「貴社の経営理念に共感しました」と書くだけでは、マニュアルどおりでアピールにはなりません。具体的にどこに共感したのかを分かりやすく、自分の経験なども織り交ぜながら書くことが大切です。そのうえで、「スキルを活かして貢献したい」という意欲を伝えれば、「自社に貢献してくれる即戦力となる人材である」と評価してもらえるでしょう。

ポイント9. ポジティブな内容にする

志望動機は「応募先企業に入社したい」気持ちをアピールするものです。伝え方や書き方はポジティブなものにしましょう。

転職理由は待遇への不満や人間関係の問題など、ネガティブなケースも少なくありません。そのような理由で転職活動を始めたとしても、志望動機ではネガティブな理由をポジティブに言い換えて表現し、「応募先企業に貢献したい」との熱意を伝えることが大切です。

また、転職理由をポジティブに伝えることで、自分自身のパーソナリティを評価してもらえるかもしれません。

印象に残る志望動機・志望理由にするための結びの書き方

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選考担当者は志望動機に触れる機会が多いため、選考を通過するにはより印象に残る文章に仕上げることが欠かせません。ここでは、選考担当者の印象に残る志望動機を仕上げるために意識したい結びの書き方のポイントを3つ解説します。

入社後のビジョンを伝える

志望動機の結びで入社後のビジョンやキャリアアップの方向性を伝えることで、入社後に活躍している姿をイメージしてもらいやすくなります。入社してからやりたい仕事に言及しつつ、キャリアアップの方向性を伝えるとよいでしょう。

「製品の改良を担当する現場で経験を積みつつ、将来的には設計職へキャリアアップし、多くのユーザーのニーズに応えられる商品開発に携わりたい」のように、できるだけ具体的に伝えることがポイントです。

キャリアアップするために資格の取得が求められる職種を目指すときは、積極的に資格を取得したいと考えていることも盛り込みましょう。建設業で施工管理職を目指す場合などが該当します。

即戦力として最前線で活躍できることを伝える

経験者採用で企業が求めるのは、ビジネスの最前線で即戦力として活躍できる人材です。即戦力として活躍するには、自分が有しているスキルを十分に発揮する必要があります。したがって、志望動機で即戦力として活躍できることを伝えるためにも、自分のスキルが応募先企業の業務でどのように役立つのかに言及しましょう。

「Pythonを扱ったWebアプリケーションの開発に5年間携わった経験を活かし、貴社のAIシステム開発に貢献したい」のように、スキルレベルをイメージさせられるように伝えることがポイントです。

自分で習得したスキルを伝える

未経験職種に転職するときでも、自分で学んだスキルがあればそれをアピールできます。「プログラマーの経験はありませんが、スキルを習得するためにプログラミングスクールに通ってJavaを扱えるようになりました」のように、どのようなスキルを習得したかを伝えましょう。

また、応募先企業で担当する職種に関連性があるスキルを伝えるのもひとつの方法です。「営業職としてユーザーに合った保険商品を提案しており、そこで培ったヒアリングスキル・提案スキルを貴社のコンサルティング業務に活かしたいと考えております」などのように伝えると効果的です。

転職の志望動機・志望理由|よくある失敗例【履歴書・職務経歴書編】

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「志望動機にどのようなことを書けばよいか分かっていても失敗してしまう」方は、以下の失敗例を参考にして、履歴書や職務経歴書を書いてみましょう。ここでは、選考担当者の評価が低くなりがちな志望動機の例を紹介します。志望動機が完成したら読み直し、以下で紹介する要素を含んでいないかをチェックすることが大切です。

失敗例1.アピールが「自慢話」になっている

【例文】
私は営業第一部第一課に所属し、創業以来最年少でグループリーダーを任されました。最年少のグループリーダーにもかかわらず、部下は15名もいました。これは社内リーダーの中で、歴代最多の人数です。最近の成績は、3ヵ月連続で50名の営業部においてトップでした。部長の3倍の実績を上げた月もあります。


このような表現では、「ごう慢な人材」と評価される恐れがあるでしょう。経験をアピールする部分はもう少し簡潔にまとめ、その経験を応募先企業でどのように活かせるかにフォーカスしたほうが効果的です。

失敗例2.会社のニーズと合致していない

【例文】
私は現職のSIerで、Javaを使用した業務用システムの開発を担当しています。5年間の経験を通じてシステム開発だけでなく、要件定義や基本設計も担当できるようになりました。貴社ではこの経験を活かして、IT営業として売り上げの向上に貢献したいと考えています。

上記の例文では、システム開発の経験が応募先企業の業務にどう活かせるのかが明確になっていません。選考担当者側から見ると、ミスマッチのリスクが高いと判断されやすい内容といえるでしょう。

異職種への転職では経験をアピールしにくいのは事実ですが、上記の場合は「要件定義や基本を通じてユーザーのニーズを知る経験を積みました。その経験を提案に活かし、営業職として活躍したいと考えています」のように伝えたほうが効果的です。

失敗例3.意気込みだけで具体的なことや実績について書いていない

【例文】
体力には自信があります。精いっぱい死ぬ気で頑張ります。いろいろなことに挑戦したり、学んで成長したりしていきたいと思っていますので、本当によろしくお願いします。


こうした意気込みの表現は好印象を与える場合もありますが、説得力に欠けます。あなたの魅力を伝えるには、不十分な表現といえるでしょう。入社後に何ができるのか、どのように成長したいと考えているのかが一切分からないためです。具体的な実績や業務経験を明確に書き、その内容を活かして貢献したいと伝えるほうが、説得力が高まります

失敗例4.業務内容について言及していない

【例文】
貴社では多くの人から高い評価を受けている「○○」という製品を販売しています。私もその製品を使用したことがあり、使いやすいと感じました。次々とヒット商品を開発する貴社に魅力を感じ、この度応募いたしました。

志望動機では「なぜ応募先企業を選んだのか」を伝えることが重要なポイントです。しかし、企業理念やビジョンへの共感、他社にはない独自性、商品やサービスへの魅力だけを述べていては「企業のファン」の域を出ず、志望動機として十分とはいえません。

自分の経験やスキルを活かして入社後にどのようなことができるのか、社員となった際にはどういった貢献をしたいと考えているのかを盛り込みましょう。

失敗例5.退職理由の内容と矛盾がある

【例文】
私は前職でプログラマーとしてパッケージソフトウェアの開発を担当していました。コーディングを担当しているうちに、要件定義をはじめとした上流工程に携わりたいと考えるようになったものの、前職ではそのようなキャリアプランが開かれていないために転職を検討するようになりました。

貴社では、さらに開発経験を積みつつ高度なスキルを習得し、複雑なシステムを開発できるプログラマーになりたいと考えています。

上記の例文では転職理由として「上流工程を担当したい」と記しているものの、入社後に「スキルアップして高度なシステムを開発したい」と記しています。転職理由とやりたいことがマッチしていないため、選考担当者は何が本当にやりたいのか理解できません。

退職理由と志望動機につながりが感じられない場合、「本当の理由はほかにあるのではないか」「例文を参考にしただけなのではないか」と不信感を抱きます。「退職理由が転職先では改善できると感じ、転職を希望した」などのように、退職理由と志望動機には一貫性を持たせましょう

失敗例6.将来的に辞めることを示唆している

【例文】
入社後は経営コンサルタントとしてさまざまな企業のコンサルタントを担当しつつスキルアップし、いずれは自分のコンサルティングファームを立ち上げたいと考えています。

未来のビジョンを見据えた志望動機は高評価ですが、「将来的に起業したい」「結婚や出産後は退職したい」などは避けましょう。いずれ辞めることを前提としている転職者を採用したいと考える企業は、そこまで多くないと考えられます。

志望動機として未来のビジョンを伝えるのであれば、転職先企業の利益にどのように貢献したいかを基に考えることが大切です。

転職の志望動機・志望理由|よくある失敗例【面接編】

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魅力的な志望動機に仕上がったとしても、相手に伝えるときには以下のポイントに気をつけなければ評価を落とす結果になりかねません。以下では、面接で志望動機を効果的に伝える方法を紹介します。一つひとつ確認しながら、より効果的なものを作っていきましょう。

失敗例1.履歴書に書いた志望動機をそのまま読む

面接では、応募書類に書いた志望動機を一言一句そのまま言わないように気をつけましょう。暗記してそのまま伝えるだけでは、「本当にそのように思っているのだろうか」と相手に疑問を抱かせてしまうためです。面接では履歴書に書いている志望動機と同じ軸で、より具体的かつ詳細な内容を伝えることを意識しましょう。

失敗例2.具体性がなく就活本やマニュアルどおりの回答をする

志望動機は、具体性とオリジナリティがある内容にしましょう。そのためにも企業に対する深い理解は欠かせません。具体性がない志望動機の一例を紹介します。

【例文】
この会社は、福利厚生制度もよく、女性にも優しい職場だとHPで知りました。また、最近はTVのCMなどでも多く見かけますし、事業拡大されているようなので、ぜひ一緒にお仕事をさせていただければと思いました。

上記の志望動機は全体的に受け身であることに加えて、別の企業でも通用するためオリジナリティがありません。志望動機は、その企業独自の内容であるほど好印象を与えられます。

そのためにも、参考書やサイトなどの内容を参考にしすぎるのは避けたほうが無難です。採用担当者は日々多くの応募者と接し、その人数の分だけ志望動機を目にしているため、参考書やサイトをなぞって作られた志望動機はすぐに見透かされてしまいます。自分が応募先企業に対して抱いた思いを、自らの言葉で伝えることが重要です。

失敗例3.回答が短すぎる

面接の際に志望動機を述べる際は、短すぎても長すぎてもNGです。一般的には1分〜2分、長くても3分以内が目安とされています。話すスピードにもよりますが、短くても1分以上の内容にしましょう。回答時間が短いと、志望動機がそれだけ弱い人だと思われることがあります。一方で回答が長すぎると要点がまとまらず、選考担当者に大事なポイントを伝えられなくなるため注意しましょう。

失敗例4.企業への魅力と自己アピールのバランスが悪い

志望動機に求められるのは、これまでの経験やスキルを活かして「応募先企業にどのように貢献したいと考えているか」をアピールすることです。

もちろん「なぜ、この会社なのか」との理由も必要ですが、自己アピールを適切に盛り込むことも大切です。ただし、志望動機は自己PRとは異なり自分の強みがメインではない点も意識しておきましょう。応募先企業に入社したいとの思いや将来のビジョンが、志望動機の中心となる要素です。

応募先企業のどういったところに共感し、魅力を感じたかを述べようとするあまり、熱意や貢献したい思いがおろそかになっては意味がありません。同様に自己アピールがメインとなっても、自己PRと志望動機を区別できない応募者という印象になります。事前にシミュレーションし、それぞれの要素をバランスよく盛り込めるようにしておきましょう。

失敗例5.応募書類に記載した内容と矛盾がある

面接で履歴書や職務経歴書に記載した志望動機と異なる内容を話すことは、「準備不足」や「一貫性のなさ」を疑われる可能性があります。

応募書類と面接での一貫性を保つためには、面接前に提出書類を見直し、記載内容を再確認することが重要です。面接では書類の内容をベースに、より具体的なエピソードや熱意を肉づけして伝えるようにしましょう。

転職の志望動機・志望理由に関するQ&A

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転職の志望動機について、寄せられることの多い質問に回答しました。実際に志望動機を書く際に抱きがちな疑問もここで解決し、十分に準備を整えて転職活動を進めましょう。

Q.志望動機と自己PRの違いは?

志望動機と自己PRには以下のような違いがあります。

志望動機:応募先企業に入社したいとの意思や将来のビジョン・キャリアプランを伝える
自己PR:これまでに習得したスキルや自分の強みを伝え、ビジネスに貢献できる人材であることを伝える

志望動機は将来に焦点を当てて自分の思いを伝えるもの、自己PRは現時点の自分にフォーカスして市場価値をアピールするものと意識するとよいでしょう。経験やスキルは志望動機と自己PRの双方で言及するケースが多いため、上記を意識すると重要なポイントを目立たせやすくなります。志望動機ではスキルアップの方向性を、自己PRでは現在のスキルレベルを重点的に盛り込みましょう。

Q.履歴書は手書きとPCならどちらがよい?

募集要項に指定がない場合には、手書きとPCのいずれでも問題ありません。重要なのはあくまでも内容です。ただし、IT企業や外資系企業ではPCで履歴書を作成するのが一般的です。応募先企業に合わせた選択も必要なため、迷ったときには募集要項を確認しましょう。

Q.履歴書と面接では志望動機は変えたほうがよい?

履歴書と面接で志望動機を変える必要はありません。ただし、面接では言い回しや態度などに注意しましょう。どれほどよい志望動機であっても声が小さかったり目線が泳いだりしては、「本音ではないのではないか」「意欲が感じられない」などよくない印象を与えかねません。

伝えるときには、はきはきと大きな声で前を見据えながら話すことを心掛けましょう。事前に練習して、自信を持って臨めるようにすることも大切です。

Q.志望動機は使い回してもよい?

志望動機の使い回しは基本的におすすめしません。なぜなら、企業はそれぞれ独自の文化や事業目標を持っているからです。採用担当者は「なぜ当社を選んだのか」を重視しています。どの企業にも当てはまる一般的な志望動機では、応募企業への本気度が伝わりません。

ただし、同じ職種や業界であれば、共通するスキルや強みの部分は活用できます。重要なのは、そのスキルを応募企業でどのように活かすかを具体的に示すことです。企業ごとにオリジナルの内容を作成すると、選考通過率の向上が期待できるでしょう。

Q.志望動機の作成にAIを活用してもよい?

志望動機の作成にAIを活用すること自体は問題ありませんが、あくまで補助ツールとして活用することが重要です。

AIが生成する文章は一般的な表現になりがちで、不自然な言い回しが含まれることがあります。また、個人の具体的なエピソードや経験談を盛り込むことができないため、採用担当者に印象を残しにくい可能性もあるでしょう。事前に自己分析と企業研究を行い、そのうえでAIが生成した文章を基に、自分の具体的な経験や応募企業独自の特徴を盛り込んで調整しましょう。

マイナビエージェントで選考通過率の高い志望動機を考えよう

志望動機を書くときには、応募先企業に入社したいという熱意やスキル・経験など盛り込みたい要素が多数あります。基本的なポイントを押さえたうえで文章化しようとしても、実際にまとめてみると思ったように進まないこともありがちです。また、現職の仕事が忙しいために志望動機をまとめる時間が取れなかったり、考えた志望動機に不安を抱いたりする方もいるのではないでしょうか。

そのようなときには、マイナビエージェントに相談すれば「志望動機がうまく書けない」「現職で忙しくて企業研究の時間が取れない」「志望動機を添削してほしい」といった悩みをスムーズに解決できます。

マイナビエージェントでは、各業界に精通したキャリアアドバイザーが専任でサポートしています。応募書類の添削や面接対策といった選考の準備をサポートするだけでなく、さまざまな企業を入念にリサーチした結果もお伝えしています。企業が求めている人材や社風、社内の様子など求人票に載っていない情報を事前に把握でき、一人ひとりの転職目的に応じた企業を紹介可能です。

まとめ

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転職の志望動機には、転職理由と自身のスキルを結びつけ、応募企業への貢献度を明確に示しながら将来のキャリアビジョンも盛り込みましょう。職種別・状況別の例文を参考にしながら各企業に合うオリジナルの志望動機を作成し、履歴書と面接での一貫性を保つことで、選考通過アップが期待できるでしょう。

自分だけの説得力のある志望動機を作り上げるには、専門的な知識や経験も必要です。マイナビエージェントでは、各業界の転職市場に精通した専任キャリアアドバイザーが、あなたの経験やスキルを最大限にアピールできる志望動機の作成をサポートいたします。ひとりで悩まず、転職のプロと一緒に理想のキャリアを築いてみませんか。

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執筆・編集

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