職務経歴書の実績・自己PRはどのように書けばよい?記入例とポイント|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2024/07/16

職務経歴書

職務経歴書の実績・自己PRはどのように書けばよい?記入例とポイント

職務経歴書の実績・自己PRはどのように書けばよい?記入例とポイント.png

この記事のまとめ

  • 職務経歴書の実績は、採用担当者がイメージしやすいように数字や具体例を盛り込む。
  • 「社会人経験が浅い」「実績を提示しにくい」などの場合でも、自己PRでカバーできる。
  • 過去に熱中したことや携わった業務を思い出す、短所を言い換えることで実績や自己PRは見つかる。

「職務経歴書を作成したことがない」
「職務経歴書に書ける実績の見つけ方や自己PR方法が分からない」
と、職務経歴書の実績や自己PRの書き方についてお悩みの方もいるのではないでしょうか。

職務経歴書の実績や自己PRは、具体的な数字やエピソードを盛り込むことで、採用担当者のイメージをかきたてる魅力的なものになります。

そこで今回は、職務経歴書を作るポイントと注意点、実績がない場合の書き方、職種ごとの具体的なPR例、みつけるためのアイディアなどを解説します。

応募先企業にとって貴重な人材であることを適切にアピールできる、充実した職務経歴書を作成しましょう。

目次

満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位

職務経歴書における実績の書き方やポイント

どれほど目立つ実績があるとしても、相手に伝わらなければあまり意味がありません。応募先の企業にぜひとも欲しい人材と思わせるためには、応募者がこれからどのように働き自社に貢献できるかを採用担当者にイメージさせることが必要です。

ここでは、実績を書く際に注意したいポイントをご紹介します。

具体的な数字を提示する

実績を具体的な数字で提示すると、採用担当者はあなたの実績を理解しやすくなります。

たとえば、「前年比◯%増益」「目標達成率◯%」「社内成績◯人中◯位」といったように、年度や期間、売上金額、目標達成率、前年比などを数字で提示しましょう。

ただ「業務に精一杯取り組みました」と書くよりも、根拠となる数字を提示することで、実績の説得力が上がります

イメージしやすい説明を意識する

業務経験や実績を記載する際、自分ではなく採用担当者から見てイメージしやすい説明を意識しましょう。

たとえば、営業の業務経験を示す場合は、取り扱った商品やサービス、対象の顧客、担当エリアについて記載します。「業務内容は営業アシスタントです」と記載されていても、どのような業務内容かをイメージできない採用担当者もいるかもしれません。

資料作成、見積作成、受発注業務、納期管理など、業務内容を具体的に記載しましょう。記載した業務内容について採用担当者が詳しくない可能性も視野に入れて、分かりやすい説明を意識することが重要です

企業との接点はないか考える

自分の実績と、応募先企業・募集ポジションとの接点を探しましょう。接点が見つかれば、実績に基づくアピールによりインパクトが生まれます

応募先企業が採用したいのは、自社で成果を上げられる人材であり、その裏付けとなる根拠を職務経歴書などから判断しようとしています。業種や職種以外にも、たとえばプロジェクト管理の内容や業務スタイル、クライアントとの関わり方などから接点を見出しましょう。

今後の働き方や何を目指しているのか伝える

職務経歴書は、現在に至る過程や実績のみを書くものではありません。過去の経験を経て、この先どのような働き方をしたいのか、どのような目標を達成したいのかなど、思い描くキャリアビジョンを示すことも大切です

前項で見つけた接点も踏まえ、応募先企業に入社してからどのような成長・成果を得たいか、どのような分野に挑戦したいか、数年後にどんな存在になりたいかなどを伝えましょう。具体的なビジョンがあるほど、採用担当者もあなたを迎えた後の自社についてイメージをもちやすくなります。

専門用語に注意する

同業界であれば問題ありませんが、異業界への転職の場合、自分が今まで日常的に使用していた言葉は、応募先企業の採用担当者にとっては聞き慣れない言葉の可能性があります。業界特有の専門用語は、言い方を変えるか補足を加え、採用担当者がスムーズに理解できるようにしましょう。

「難しい言葉を使っていればスキルが高く見える」といったことはありません。あくまでも受け手である採用担当者の視点で考えることが重要です

実績の書き方例

職務経歴書には特に決まったフォーマットがないため、どのように書けばよいか迷う方もいるでしょう。

業種や求人情報によって多少の違いはあるものの、重要なのは採用担当者にとって分かりやすくまとめることです。以下に箇条書きと文章の2パターンの書き方例をご紹介しますので、自身がどちらが書きやすい・読みやすいのか比較してみましょう。

箇条書の場合

箇条書きは、読み手である採用担当者の負担になりにくい書き方です。一文が短いので、採用担当者は素早く情報を読み取れます。単に実績を羅列するよりアピールポイントも目立ちやすくなるでしょう

ただし、短い文章にまとめることでストーリー性が見えづらくなり、各実績の背景も分かりにくいデメリットもあります。不足があれば、面接時に口頭で補足することも検討しましょう。

【例文】

○○○株式会社
在籍期間(20◯◯年◯月〜20◯◯年◯月)
業種:OA機器全般の販売・リース
資本金:◯◯百万円 従業員数:◯◯人
業務内容:新規顧客開拓(電話によるアポイント取り、訪問、飛び込み営業)
     既存顧客フォロー(商品のヒアリング、新商品の提供)
     商品の搬入、設置
     見積作成
     メンテナンス
契約実績:20◯◯年度:売上 ◯◯◯万円 達成率:◯◯%
20◯◯年度:売上 ◯◯◯万円 達成率:◯◯%

文章の場合

文章の場合は、実績を得るまでの過程や背景も採用担当者に伝えられます。ストーリー性が生まれることで採用担当者もイメージをもちやすくなり、興味をもってもらえる可能性が高まるでしょう

ただし、文章で表現すると全体が長くなり、読み手である採用担当者の負担が増えます。あれこれ盛り込もうとすると重要なアピールポイントが埋もれてしまうため、実績の取捨選択や文章構成の配慮が必要です。

【例文】

20◯◯年◯月より○○○株式会社△△支店・営業1部に配属され、法人を対象にしたOA機器の販売またはリースの営業に従事し、見積作成や商品の搬入、設置を担当しました。既存顧客に対してはメンテンナンスを含むアフターフォローに加え、新商品の紹介やお付き合いのある企業を紹介してもらうなど新規契約のアプローチにも力を入れています。

20◯◯年度は売上◯◯◯万円で達成率◯◯%、20◯◯年度は売上◯◯◯万円で達成率◯◯%、新規顧客による契約が増加し売上対前年比は◯◯%となりました。

読みやすい職務経歴書に仕上げるポイントはほかにもあります。以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

職務経歴書に記載する実績がない場合や掲示しにくい場合の対処法

いざ職務経歴書を作成しようとしても、「記載できる目立った実績がない」という方もいるかもしれません。書ける実績がない場合は自己PRを工夫することで実績をカバーし、応募先企業にとって貴重な人材であることをアピールしましょう。

ここでは、職務経歴書に記載する実績がない場合や提示しにくい場合の対処法をご紹介します。

社会人経験が浅い方の場合

社会人経験が浅いために目立った実績が提示できない方は、仕事をしてきた中で「心がけたこと」「努力したこと」「身につけたもの」に重点を置き、将来性やポテンシャル、対応力をアピールしましょう。

たとえば営業の場合、「顧客との信頼関係を築きました」とだけ書いてあっても、今後その経験がどのように活かされたのか、採用担当者はイメージしにくいかもしれません。

「顧客からの信頼を勝ち得るため、迅速かつニーズに応える対応を心がけました。顧客からの問い合わせには当日中の対応を目標とし、丁寧なヒアリングをとおして顧客のニーズを読み取るよう努力しました」と詳しく書くことで、あなたがこれまで努めてきたことについて採用担当者はイメージしやすくなります。

採用担当者は、社会人経験の浅い方が目立った実績を示せないことを理解しているので、転職後の活躍をイメージさせるような自己PRを意識しましょう

【例文】

私は、未経験の環境や状況に遭遇しても諦めずに努力を重ね、目標を達成してきました。

前職では、入社後間もないタイミングで社内の大きなプロジェクトに新卒を代表して参加することになりました。アルバイト経験すらまともにない私がプロジェクトメンバーの一員になっても良いのだろうかと悩み、うまくいかないことも数え切れないほどありました。

しかし、まわりの状況を観察して自分にできる仕事を探し、先輩や上司に積極的に質問し知識を吸収しているうちに、さまざまな調整役を任されるようになり、微力ながらプロジェクトの進行に貢献できるようになりました。そして、「君のおかげでスムーズに自分の仕事ができるようになったよ」と先輩に声をかけてもらえるまでになりました。

私は、自分が経験したことがない環境に身を置いたり、知らないスキルを学んだりすることに大きなやりがいを感じます。貴社での業務においても、はじめは分からないことが多いと思いますが、学ぶ姿勢と目標を忘れずに、1日も早く貴社に貢献できる人材になりたいと思っています。

定型業務や事務職などの実績を掲示しにくい場合

数字や具体的な実績を掲示しにくい定型業務や事務職であっても、アピール要素は見つけられます。まずはこれまでの自分の業務を振り返り、日々の仕事で意識している点をピックアップしましょう
たとえば次のような点が挙げられます。

  • 正確性の向上のための努力
  • 新人教育の成果
  • 業務の効率化
  • 顧客との関係をよくするための努力
  • ツール導入による経費削減

数字では表せない会社への貢献をアピールしましょう。ただ漠然と日々の業務をこなすのではなく、目的をもって仕事に取り組む姿勢は、大きなアピールポイントになります。

【例文】

私は、前職での一般事務職において「いかに正確でスピーディーな仕事ができるか」という点に力を入れ、まず事務職の日常業務のガイドラインの作成に取り組みました。

いくらスピーディーでも正確性が伴わなければ意味がないと考え、業務プロセスの洗い出しと再構築を行いガイドライン化、ほかのメンバーに共有したところ、業務ミスの発生率が前年から20%減少しました。業務プロセスが定着したあとは、いかにスピーディーにこなせるかに着目し、従来の管理表にマクロを組み込み、より効率的に処理できる土台を構築しました。

その結果、前年と比べて15%の業務時間短縮に成功しました。

正社員経験がない方の場合

職務経歴書には、基本的にアルバイトやパートの実績を記載する必要はありませんが、正社員の経験がない場合は記載しても問題ありません。アルバイトやパートでどのような業務を担当し、何を学んだのかどのような評価を得ていたのかを分かりやすく記載しましょう。たとえば、コンビニエンスストアでアルバイトの経験がある場合は以下のように書けます。

【例文】

コンビニエンスストアでのアルバイトで接客マナーを学びました。忙しい時間帯でも明るいあいさつと笑顔を意識し、迅速な対応を心がけていました。バイトリーダーに指名されてからは、新人アルバイトの教育と指導を経験しました。ほかのアルバイトのモチベーション管理に気を配り、声をかけ明るい職場づくりに貢献できたと思います。

雇用形態にかかわらず常に改善を図って成長しようとする意欲や姿勢を、新しい環境においても発揮したいと思っています。

【職種別】実績・自己PRの例文とポイント

実績・自己PRの作成のポイントは職種ごとに異なります。このポイントをしっかり押さえることで魅力的な職務経歴書を作成でき、ほかの応募者との差別化も図れるでしょう。

ここでは、実績・自己PRの例文と押さえるべきポイントを職種別にご紹介します。

営業職

営業職の場合、これまでに扱った商品やサービス、顧客層、件数などを具体的に記載しましょう。実績や達成率、成約件数などを数字で具体的に提示するのがおすすめです。また、社内表彰についても忘れずに記入しましょう。

【例文】

■配属先:営業部
■業務内容:寝具ブランド○○全般
■担当エリア:東京23区西部
■実績:
・2019年 新人賞獲得
・2020年 新商品開発プロジェクトに参加
・2021年 個人売上成績社内2位獲得
■売上実績:
・2019年度:売上2,400万円/成約件数40件/目標達成率110%
・2020年度:売上3,250万円/成約件数70件/目標達成率120%
・2021年度:売上4,500万円/成約件数90件/目標達成率150%
■営業スタイル:
新規開拓60% ルート営業40%
■顧客層:個人
■自己PR:
私が日頃から目標としていたのは、顧客が納得したうえで契約できる、顧客目線の営業です。いかに顧客に「ほしい」と思ってもらえるか、商品の見せ方について常に研究してきました。

顧客の購買意欲をかきたてるには、商品の購入により課題解決が実現するイメージをもってもらうことが重要だと考え、顧客の話によく耳を傾け、一人ひとりに合わせたアプローチを繰り返し試しながらブラッシュアップしてきました。

こちらが一方的に売りつけるような状態にならないよう、常に複数の選択肢を用意していたことも、成約率の高さに貢献したと感じています。

事務職

事務職の業務範囲は広いため、携わった経験のある業務やスキルは細かいものも含めて記載しましょう。特に応募先企業の業務に関連するものは忘れずに記入します。目立った実績がない場合でも、仕事上の努力や工夫をアピールすると好印象につながります。業務の効率化、コストやミスの削減など、改善実績についてアピールしましょう。

【例文】

■配属先:管理部
■業務内容:事務サポート
■担当業務:
・社内外向け文書作成
・社内外との調整業務
・電話、来客対応
・各種データ入力、管理
・備品発注、在庫管理
・会議室予約管理
・出張手配
・経費精算サポート
■実績:
・業務管理表の導入
・事務サポートメンバーの残業時間を前期比15%削減
・定例ミーティングの提案、実行
■PCスキル
・Word:各種ビジネス文書作成(通達・報告書・稟議書・申請書など)
・Excel:関数(VLOOKUP・IFレベル)による分析、データベース作成、マクロ作成
・PowerPoint:プレゼンテーション資料作成
■自己PR:
私は、管理部の事務サポートとして部内の業務効率化に貢献してきました。

管理部では、ここ数年で急速に従業員が増加したことで事務サポートメンバーの業務ボリュームが増大し、誰が何の業務を担っているのか、また各業務の進捗が不鮮明になっていました。そのため、まずはそれぞれの役割を把握・整理し業務プロセスを見直すことが必要だと考えました。

そこで、メンバーに集まってもらい、一人ひとりの業務の洗い出しと割り振りをおこなって、互いの業務状況を把握できるような管理表をExcelで作成し共有しました。また、週に一度の定期ミーティングを開催し、悩みやみんなで考えたい内容について話し合いの場を設けました。

結果、3ヵ月ほどで業務が円滑に進むようになり、メンバー全員の残業時間を前期比15%削減することに成功しました。

現在は、PCスキル向上のためMOSの資格取得を目指して勉強中です。

販売・サービス職

どのような業態の販売・サービスの経験があるのかを細かく説明しましょう。取り扱った商品やサービス店舗の規模や従業員数を盛り込むことで面接担当者が実績をイメージしやすくなります
また、販売や接客で工夫した点や顧客からの評価などもアピールポイントとなります。顧客評価や社内コンテストなどの表彰実績がある場合は、それも記載しましょう。

【例文】

■配属先:ラーメン○○
■業務内容:飲食店舗運営
■店舗規模:約20坪
■従業員数:15人
■担当業務:
・店舗レイアウト、整備
・メニュー開発
・在庫管理
・予算、売上管理
・衛生管理
・顧客対応
・スタッフ管理、教育
■実績:
・LINE登録者へ割引クーポンの配布
・考案メニューが民放4局で特集
・前店長の売上実績から30%増を達成
・2022年度○○グループ優秀店舗に選出
■売上実績:
・2020年度:売上200万円
・2021年度:売上280万円
・2022年度:売上350万円
■自己PR:
2020年に店長に指名されましたが、私が最も力を入れたのはリピーターの獲得です。

前店長時代から売上が徐々に落ち込みはじめ、売上アップは当時の大きな課題でした。そこで私は、「また食べに来たい」と思ってもらえるような店舗づくりを目指し、スタッフの接客指導に着手しました。その成果もあり、お客様から「最近店の雰囲気がよくなったね」と声をかけていただけるようになり、少しずつリピーターのお客様も増え始めました。

その後、新しい試みとして、LINE登録者への割引クーポン配布をスタートしました。結果、さらなるリピーターの獲得に成功し、前店長時代の売上実績から30%増を達成しました。

エンジニア職

エンジニア職は業務範囲が広いため、経験した業務を丁寧に記入しましょう。特定の知識や専門技術に特化した人材は需要が高くなる傾向があるため重要なアピールポイントとなります

携わったプロジェクトや実績について書く場合は、長くなりすぎないよう、特にアピールしたいものや応募先企業が募集している内容に関連のあるものを優先的に提示しましょう。マネジメント能力も高評価ポイントとなります。プロジェクトに関わった人数や、それにより達成した売上、コスト削減など、具体的な成果を示すことが効果的です。

【例文】

■配属先:システム開発部
■業務内容:ソフトウェア開発管理
■担当業務:
・計画立案
・要件定義作成
・基本設計
・詳細設計
・予算管理
・開発プロセスの管理
・顧客折衝
■主な担当プロジェクト:
【不動産業/人事管理システム】
開発環境:Windows・Linux・Java・PHP
役割:プロジェクトリーダー
規模:メンバー5名
売上:500万円
■実績:
・上記含め、プロジェクトリーダーとして10プロジェクトに参加
・スケジュール遅延率20%削減
・コスト15%減に成功
■自己PR
前職では、プロジェクトリーダーとしてメンバーや顧客との信頼関係を構築し、業務効率化を実現しました。日頃から顧客との打ち合わせを重ね、課題の発見や改善点の提案を積極的に行ったことで、大型プロジェクトの際にも顧客との方向性に齟齬が生まれず、プロジェクトがスムーズに進行しました。結果、スケジュール遅延率20%削減、コスト15%削減に成功しました。

また、メンバーに対しては、それぞれの得意分野で力を発揮できるよう、人員配置とスケジュール管理に気を配りました。システム開発の遅延は不適切なアサインが大きな原因と考え、定期的な個人面談を通してメンバーの成長段階を把握するよう努めてきました。また、プロジェクト進行をリアルタイムで把握できる管理システムを導入。遅れの出ているタスクを素早くフォローする体制を整え、納期遅れやトラブルを回避しました。

管理職

管理職の転職者に求められるのは、主にマネジメント能力と経験です。高いコミュニケーション能力と管理能力を示すエピソードを自己PRに織り交ぜましょう

【例文】

■配属先:法人営業部
■業務内容:営業部長としてマネジメント業務
■担当エリア:神奈川県東部
■メンバー数:20人
■実績:
・2020年度:チーム年間売上高1億円(目標達成率110%)
・2021年度:チーム年間売上高1.2億円(目標達成率100%)
・20222年度:チーム年間売上高1.8億円(目標達成率130%)
■営業スタイル:
新規開拓90% ルート営業10%
■顧客層:中小企業
■自己PR:
私は管理職として、コミュニケーション能力と管理能力を磨き続けてきました。継続的な付き合いのある顧客は月に3回ほど訪問し、継続的なコミュニケーションを取るように心掛けました。そこから汲み取った本質的なニーズは常にメンバーに共有し、スピーディーに反映するよう努めてきました。その結果、顧客満足度95%という高い数値を記録できました。

また部長として、社員のモチベーションを保ちつつ会社の業績を上げることも常に意識してきました。各メンバーが抱える課題を細分化し、一つひとつに対策を講じたところ、3ヵ月後にはチーム全体で20%の業務効率化が実現しました。各メンバーが自分の役割を明確に認識できるようになったことで、モチベーションの向上にもつながりました。メンバーがいつでも気軽に相談できるチャットツールを導入したことも、部内の一体感の向上と業務効率化に一役買ったと感じています。

実績・自己PRを見つけるための方法

自分には誇れるような実績やアピールできるものがないと考える方もいるかもしれません。しかし、採用担当者は輝かしい実績だけで応募者を判断するわけではなく、人柄や行動力価値観アピール力分析力にも注目しています

自分では大したことがないと思うスキルや能力、経験を、採用担当者が高く評価することもあります。アピールの方法や切り口を変えるだけでも説得力が上がるでしょう。

ここでは、実績・自己PRを見つけるための方法をご紹介します。

モチベーションが高かったときのことを考える

これまでの自分のモチベーションの推移をグラフにするとアピールポイントを見つけやすくなります。モチベーションが高かったのはなぜかを考えましょう。仕事やプライベートで充実感や手ごたえを感じた要素に自分の強みを見いだせるかもしれません

また、モチベーションが低いときには何が支えになったか、どのようにモチベーションを高められたかを考えると、自分の強みを再発見できるでしょう。

短所からの言い換えを考える

短所は誰もが持っているものですが、少し見方を変えるだけで長所ともいえる一面を見つけられます。自分の短所を書き出し、どのようなポジティブな面があるかを考えてみましょう。
以下は、短所を長所に言い換える例です。

飽きっぽい → 好奇心が強く、新規性を求める
悲観的 → 慎重さ、分析力がある
自分の意見を主張できない → 傾聴力がある
周囲を引っ張っていけない → 協調性がある
せっかち → 仕事が速い
頑固 → 意志が固い、こだわりがある

いままで携わってきた業務を洗い出してみる

前職まで経験してきた業務を一通り洗い出してみるのも、実績や自己PRを見つける有効な手段です。自分では思いもしなかった部分にアピールポイントが見つかる可能性があります。

まずは選別しようとせず、順番に業務を書き出してみましょう。書き出しているうちに、忘れていた記憶を思い出すこともあるかもしれません。一通り書き出したら、実績になり得るエピソードや数値がないかをチェックしていきましょう。

家族や友人・同僚に聞いてみる

自分の強みやよさは何か、家族や友人、周囲の同僚などに率直に聞いてみましょう。自分自身ではなかなか気づかないものですが、第三者から見ると意外なアピールポイントが見つかることもあります。

どのような仕事をお願いしやすいか」「どのようなときに頼りたいと思うか」といった質問でも有効です。

転職エージェントに相談する

実績・自己PRを見つけるために転職エージェントへ相談してみるのもおすすめの方法です。転職のプロとして応募者のこれまでの経験や実績を丁寧にヒアリングし、何気ないところから強みやアピールポイントを見つけてくれるでしょう

また、採用担当者目線で職務経歴書をチェック、添削してくれるので、自己PRのブラッシュアップも可能です。

まとめ

職務経歴書の実績・自己PRは、転職の成功を左右する大きな要素となります。自分がどのような形で貢献できる人材であるかをアピールし、理想の転職を実現しましょう。

大切なのは、採用担当者が具体的なイメージを描ける要素を盛り込むことです。あなたが前職で働いていた姿や自社に迎えたあとの働きぶりを採用担当者が具体的にイメージできれば、採用の可能性は大いに高まります。

なお、職務経歴書の完成度に不安がある方は、転職のプロの力を借りるのもひとつの方法です。マイナビエージェントは、求人紹介から内定まで無料で利用できる転職エージェント。添削サービスでは、応募先企業に最適な職務経歴書づくりをサポートしています。

職務経歴書の実績が書けないとお悩みの方は、ぜひマイナビエージェントの利用を検討してみてください。

満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

注目コンテンツ