マイペースの人に向いてる・マイペースにできる仕事とは? 特徴や理由を解説

マイペースの人に向いてる・マイペースにできる仕事とは? 特徴や理由を解説

「マイペース」とは、一般的には、人に流されず自分のやり方や速度で物事を進めることを指します。

今回は、マイペースの人に向いている仕事やマイペースにできる仕事、その特徴やおすすめの職種などを詳しくご紹介します。

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1.マイペースの人の特徴

マイペースと呼ばれる人は一般的に以下のような特徴を持っていると思われています。

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1.1.自分のペースで仕事を進めたい

マイペースの人は、ある程度の裁量を持ち自分のペースを保ちながら進められる仕事に魅力を感じることが多いです。上司に細かく業務進行を管理される環境や多くの人が関わるプロジェクトでは大きなストレスを感じてしまうこともあります。

1.2.急がされることが苦手

マイペースの人は、人に「早く早く」と急かされたり勤務時間の縛りがあったりすることを快く思わない人もいます。頭の中で優先順位を考えながら自分のタイミングやペースで仕事をこなすことを好むことが多いです。

1.3.時間や場所に縛られたくない

マイペースの人には、仕事をする時間や場所を制限されることを好まない人もいます。自分が好きな時間に好きな場所で働ける自由度の高い仕事で本領を発揮できるタイプの人が多いです。

1.4.自分の価値観・世界観を持っている

自分の確固たる価値観や世界観を持っていることが多いのもマイペースの人の特徴です。無理に他人と合わせようと思わないため同調圧力に屈せず、自分が本当に大切だと思うものを守れる強さがある場合があります。

1.5.ルールに縛られるのが苦手

マイペースの人は組織のルールに縛られるのが苦手な場合もあります。社会人として守るべき最低限のラインは押さえつつ、それ以外は「自分流で自由にやりたい」というのが本音の事が多いです。

1.6.一つのことに集中できる

一つの作業に集中できるのもマイペースの人によく見られる傾向です。自分のやり方を貫ける状況であれば、周りの状況に惑わされず、黙々と作業を継続できる場合が多いです。

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2.マイペースの人に向いている・マイペースにできる仕事の特徴

上記のような特徴を持つ人が多いマイペースの人。そんな人に向いている、マイペースにできる仕事は以下の通りです。

2.1.裁量権がある仕事

ある程度の裁量が与えられた仕事はマイペースの人に向いていることが多いです。一定のルールやゴールを設けられながらも、ゴールまでの過程は各々の管理や判断に任せてもらえるような職場であれば、存分に成果を出せる可能性が高いです。

2.2.創造性・アイデアが求められる仕事

創造性やアイデアが求められる、いわゆるクリエイティブと呼ばれる仕事はマイペースの人に向いている場合が多い仕事の一つです。マイペースの人は良い意味で他人の影響を受けにくく、独特の視点を持っていることが多いため、自由で豊かな発想が生まれやすくなる可能性が高まります。

2.3.場所や時間が自由に決められる仕事

マイペースの人には、時間や場所にとらわれない仕事が向いている場合があります。毎日同じ時間に同じオフィスに出社して仕事をするよりも、自分なりのタイミングや場所で自由に働ける方が生産性や効率も高まる場合もあります。

2.4.一人で最後まで進められる仕事

マイペースの人は、自分のペースを維持し一人で完結できる仕事が向いている場合が多いです。仕事では、関わる人が増えるほど連携が必要になったり課題が生じたりする可能性が高まりますが、最初から最後までワンストップでこなす必要があるような仕事においては、マイペースの人が大きな力を発揮する可能性が高まります。

2.5.コツコツと進めていく仕事

コツコツ自分のペースで進められる作業は、マイペースの人に向いている場合が多い仕事の一つです。たとえ多くの人が避けたがる地道な作業だとしても、自ら計画し作業を進められる環境はマイペースの人にうってつけの可能性があります。

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3.マイペースの人に向いている・マイペースにできる仕事10選、おすすめする理由も

マイペースの人に向いている、マイペースにできる場合が多い仕事について、具体的な職種を10種類ご紹介します。

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3.1.事務職

縁の下の力持ち的な立場の事務職はマイペースの人に向いていることが多い仕事の代表格です。来客や電話対応など発生ベースで対応すべき仕事もありますが、大枠ではルーティン化できるため、マイペースの人も腰を据えて自分のやり方で仕事をこなしていける可能性が高いです。

単調で退屈な仕事だと感じる人もいますが、自分なりに工夫しながらコツコツと仕事をすることに楽しさを見出せるかもしれません。

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3.2.営業系

成果主義の傾向が強い営業の仕事もマイペースに仕事を進めたい人に向いている場合が多い仕事の一つです。たとえノルマが厳しくても、達成までの過程は各々に委ねられている場合が多いため、自分なりの営業手法を構築して仕事を進行することができる可能性が高いです。

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3.3.Webライター

Webライターはその名の通り、ウェブサイト向けの文章を専門に執筆する仕事です。納期さえ守れば自分のペースでコツコツ仕事を進められるため、マイペースの人に向いている場合が多い仕事といえるでしょう。

仕事の性質上、在宅可能なケースが多くあるため、働く時間や場所に縛られたくないという方にも適している場合が多いです。比較的参入障壁が低いため、副業からスタートするのもおすすめです。

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3.4.デザイナー・クリエイター

想像力を働かせてゼロから価値を創出するデザイナーやクリエイターと呼ばれる仕事もマイペースの人に向いている事が多い仕事です。いかにクライアントが満足する創作物を作り上げられるかが重要であり、時にはシビアな評価を受けることにも覚悟が必要です。

しかし、作業自体は一人で黙々と進められる事が多いため、アイデアを形にすることに喜びを感じつつ高い成長意欲を持てる人はやりがいを感じられるでしょう。

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3.5.エンジニア系

エンジニアの仕事は、専門とする領域によりシステムエンジニアやアプリケーションエンジニアなど、いくつかの職種が存在します。パソコンに向かう時間が多く、地道な作業を繰り返すことになることから、コツコツ集中して取り組める人に向いています。

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3.6.研究職

一つのことを突き詰められるマイペースの人には、特定分野をあらゆる角度から調査、考察し答えを導く研究職も向いていることが多いです。

結果が重視され、必ずしも努力と成果が一致するものではありませんが、柔軟な発想と多角的な視点を生かしながら仮説と検証を繰り返す工程は楽しめる要素の一つでしょう。

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3.7.農業系

農業は農作物と向き合う時間が圧倒的に多く、その成長を毎日地道に観察・管理する必要があることから、マイペースの人に向いている場合が多い仕事です。カレンダー通りに動ける仕事ではありませんが、季節や天候、農作物の生育状況を踏まえてある程度自分で働く時間をコントロールできることが多いです。

ただし、時には自然災害の脅威にさらされることもあることから、必ずしも自分のペースや計画通りにいかないことも理解しておきましょう。

3.8.自営業・フリーランス

自ら事業を興し経営する自営業や仕事を受注しクライアントワークを行うフリーランスは、仕事選びから業務の進め方まですべてを自分で意思決定して進めることが多いため、マイペースの人に向いていることが多い仕事の一つです。

良くも悪くも自分次第であり、利益を確保するためには時に不本意な道を選択しなければならない事もある点は覚悟が必要です。

しかし、自由な働き方を優先に考える人や、仕事を通して成し遂げたい夢がある人には向いている仕事だといえます。

3.9.芸術家

芸術家のように自らのアイデアを作品にして販売する仕事もマイペースの人に向いていることが多い仕事の一つです。芸術家といっても音楽や美術など、多様なジャンルが存在しますが、いずれにしても柔軟で自由な発想力が求められます。

自分の世界観を生かしたオリジナリティ溢れる作品を生み出せたときには大きな喜びを感じられるでしょう。

3.10.外資系

マイペースの人は日本の企業よりも外資系企業の方が向いているケースもあります。日本の企業は慣習や規律、組織としてのあり方が重視される事が多いのに対し、外資系企業は自主性や個人成果が重視され、個人主義的な傾向がある場合が多いです。

そのため他者から過度な影響を受けず、「自らの仕事に集中できる」と感じられる可能性があります。

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4.マイペースの人に適さない可能性のある仕事の特徴

マイペースの人に適さない可能性のある仕事は以下の通りです。仕事選びでは苦手なことを避けることも大切なので、理解しておきましょう。

4.1.チーム単位で動く仕事

チーム単位で動く仕事は、マイペースの人に適さない可能性のある仕事の一つです。身軽な状態を好むマイペースの人にとって、集団行動により時間的な縛りが生じることはストレスフルな状況になってしまうかもしれません。

4.2.時間が決められている仕事

マイペースの人の中には、納期などが厳密に決められている仕事への対応が苦手という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。時間制限がプラスに働き、集中して高い成果を挙げられる人もいますが、自己流でこそ本領を発揮できるという人にとっては逆効果となる恐れもあります。

4.3.臨機応変な対応が求められる仕事

マイペースの人は臨機応変な対応が求められる仕事に適さない可能性があります。想定外の対応が必要な際やトラブル発生時など、自分の計画が乱れたり想像の範疇を超える出来事が起こったりすると、混乱してしまい優先順位を見誤るリスクも考えられます。

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5.向いている仕事がないと感じたら?

これまでの内容を踏まえてもなお「マイペースの自分に向いている仕事なんて何もない」と感じる人もいるかもしれません。

しかし、焦りは禁物です。まずは、なぜ向いている仕事がないと感じるのか理由を探ることが大切です。それによってこの先の対処法が変わってきます。

例えば自分を客観視できていなければ、どんなに素晴らしいスキルを持っていたとしても「向いている仕事がない」と感じてしまうでしょう。

この場合はスキルや経験、成功体験の棚卸しに着手することが有効な対処法の一つです。

以下の記事も参考に、なぜあなたが向いている仕事がないと感じるのか、今一度向き合ってみましょう。

【関連記事】「「向いている仕事がない」と感じるあなたに!自分に合った仕事の探し方や自己分析方法をご紹介」

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6.自分に合った仕事の探し方

「自分のペースでできる仕事が見つからない」「どうやって探したらいいか分からない」など、なかなか自分に合う仕事が見つからない人も多いはずです。

そのような場合にできる対策をご紹介します。

6.1.自己分析をする

過去に経験した仕事や自分の性格、得意不得意を振り返ることで、自分の強みや弱みを知ることができます。

自己分析をしっかり行うことができれば、自分に向いている・向いていない仕事は何かを見極められ、自分に合った仕事探しをする際に役立つでしょう。

6.2.仕事情報を集める

仕事の種類はたくさん存在します。少しでも気になる企業があればどのような事業をしているのか詳しく調べていくのがおすすめです。

それぞれの社風や事業内容を確認し、そこでの仕事が自分自身に合っているか見極めることで向いている仕事が見つかるかもしれません。

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7.仕事が合わなければ転職も視野に

現在の仕事が合わないと感じているなら転職を検討してみましょう。

なぜ転職を検討するといいのか解説していきます。

7.1.転職した方がいい理由

転職をすれば仕事環境がリセットされるため、これまでの仕事の悩みから解放されて心が軽くなるでしょう。

自分に向いている理想の仕事に出会えれば、仕事に対するやりがいを感じられたりモチベーションも高くなったりする可能性があります。

仕事を長く続けるきっかけにも繋がるため、一度転職を検討してみましょう。

7.2.転職エージェントに相談

「マイペースな自分に向いてる仕事がない」との悩みが続くという方は、転職エージェントに相談するという選択肢もあります。

就職活動で利用されたことが多い「マイナビ」を運営する株式会社マイナビの転職エージェントサービス「マイナビエージェント」なら、職種や業界に特化したキャリアアドバイザーが無料で転職候補先選びや書類・面接対策などを行ってくれますのでおすすめです。

ぜひご活用をご検討ください。

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8. その他の「〇〇な仕事」

その他の「〇〇な仕事」は以下の記事でもご紹介しています。
自分に合った仕事を探すための参考に、ご覧いただければ幸いです。

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9.まとめ

私たちは一人ひとり性格や個性が異なる以上、同じ職場や業務でも「向いている」と感じる人もいれば「向いてない」と感じる人もいます。それは決して特別なことではありません。

「自分はマイペース」という自覚がある場合は、その個性を生かせる仕事の仕方を考えたり、向いている仕事に転職したりするなどの対策を講じて、望ましい働き方の実現を目指しましょう。

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