転職エージェントや転職サイトご利用・活用方法などの疑問やお悩みを解決!
更新日:2022-04-28
転職をきっかけに、新しい職種にチャレンジしたいと考える人は少なくありません。しかし、そう考える人の多くが、経験がないと転職そのものも難しいのではないかと思うようです。
そこで、未経験職種への転職での注意点をまとめました。未経験であるという事実は転職にどんな影響を与えるのか、未経験でも転職はできるのかなどについてご紹介します。
目次
企業の求人情報を見てみると、中には「未経験可」と書かれているものも多くあります。それだけを見れば、未経験の人でも採用したいという企業があるのだから、転職に経験は関係ないと感じてしまう人もいるかもしれません。しかし、本当にそのように受け取っていいのでしょうか?
一般的に、転職者に求められるのは「即戦力」としての力ですが、当然ながら未経験者は過去の実績がなく、即戦力としては応えられません。
それでは、「未経験可」の企業は応募者の何を見ているのでしょうか?多くの企業に共通するのは、応募者のポテンシャルや将来性を評価するという点です。
企業が未経験者を採用するメリットは、これまでの経験による癖などがまったくないことから、自社のカラーに染まってくれること。また、それにより将来的に自社に大きな利益をもたらしてくれる点にあります。
そのため即戦力にはならなくても、自社の仕事に合うかどうかや、将来の伸びしろを見ようとするのです。
前述したように、「未経験可」の求人には経験者が応募してくる場合もありますから、未経験で応募する場合は、少なくとも同じ未経験者に勝つことが重要なポイントになります。
ここでは、同じ未経験者に差をつける方法についてご紹介します。
「未経験可」の求人では、仕事の経験は求められていませんが、業界に関する知識までなくても良いと考えるのは間違いです。仕事の経験がなくても、本やインターネット、その業界で働く人から話を聞くなどして、業界研究や情報収集をすることは可能です。
そうして、自ら情報を集めていくことで他の未経験者に差をつけ、企業に積極性をアピールすることができます。
未経験とはいえ、まったくゼロからのスタートではいけません。未経験の業務に関係した資格の勉強をするだけでも、業務の知識を得ることができますし、新しい仕事への理解も深まります。
また、そうした努力は、「仕事に対する意識が高い」と転職活動の際に高く評価されるでしょう。もし、面接時に資格取得の準備中だったとしても、そのことをアピールすることをおすすめします。
企業の採用担当者の多くが、面接の際に未経験の応募者に聞く質問として、「どうして未経験でも目指そうと思ったのか」というものがあります。そのような質問をされた場合は、あなたにとってアピールできるチャンスと捉えて、しっかりと動機を伝えましょう。
受け身ではなく、「こうなりたい」「成長したい」という積極的な姿勢が大切です。また、そうした積極的な動機を、職務経歴書にも事前に書き込んでおきましょう。
新しい職種は未経験であっても、これまでの経験がまったく評価されないというわけではありません。具体的にどのような仕事をしてきたのか、やりがいを感じたエピソードなどを交えて、これまでの仕事ぶりを担当者に伝えるといいでしょう。
しかし、ここで大切なのは伝え方です。採用担当者は、あなたの経験してきた職種の知識があるとは限りませんから、相手が想像しやすい伝え方を心掛けましょう。
例えば、営業職から未経験の企画職に応募する場合に、「営業時代に顧客のニーズを的確に把握する力を身に付けたので、顧客のニーズを反映した商品企画を提案できる自信があります」など、あなたが現在持っているスキルが転職先で具体的にどう活かせるのか説明しましょう。
さらに、社会人としての経験や仕事に対する熱意をアピールできれば、未経験食への転職成功も夢ではありません。
未経験職種でも、今までの社会人経験を新しい職種にも活かせることや熱意をアピールできれば、転職成功も夢ではありません。
例えば、営業職から未経験の企画職へ応募する場合は「営業時代に顧客ニーズを的確に把握する力を身につけたので、顧客ニーズを反映した商品企画ができる自信があります」など、具体的に新しい職種へ活かせる強みがあることを応募書類や面接の場で伝えましょう。企業側にあなたを雇うことでなんらかのメリットがあると思わせることが重要です。
また、未経験職種への転職で、業界動向がわからないようなケースでは、転職エージェントのサービスの活用もポイントとなります。担当のキャリアアドバイザーから、希望職種の募集状況に関する情報や自己分析のサポートやアドバイスをもらいながら転職活動を進めていきましょう。
現在、転職は売り手市場であり、経験者が集めにくいことから、「未経験可」の職種は増加傾向にあります。ただし、未経験からの転職のしやすさは、業種や職種によっても違います。
未経験からの挑戦がしやすい業種・職種としては、たとえば次のようなものが挙げられます。
<未経験からの挑戦がしやすい業種・職種>
たとえ未経験であっても求めている企業があることや、未経験の場合の転職活動の仕方をご紹介してきました。しかし、未経験の職種への転職は、そう簡単なことではありません。また、転職活動を勝ち抜き、内定をもらえたのに、その後、その転職は失敗だったということもあります。
というのも、未経験者は実際にその仕事をしたことがなく、転職前にどういう仕事なのかを完全に把握するのは難しいからです。転職希望者の中には、未経験職種に過度な期待をしてしまって、「転職してみたら想像と違った」「思い描いていたような仕事ではなかった」といった事態が起こりえます。
そこで、もしも未経験の職種への転職を思い立ったなら、その職種の経験者から話を聞くなどして、良い面だけではなく、仕事の大変さなどについても知っておくといいでしょう。もしも、経験者が周りにいないのであれば、転職エージェントに相談することをおすすめします。
マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは、さまざまな職種を専門とするスタッフです。未経験の職種でも、その仕事の実情などについてお伝えすることができます。
転職を検討されている方は
マイナビエージェントに
ご相談ください
ご状況に合わせた転職ポイントはこちら