【女性銀行員必見!】銀行から転職するポイントまとめ|求人・転職エージェント

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更新日:2023/11/30

金融業界

【女性銀行員必見!】銀行から転職するポイントまとめ

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この記事のまとめ

  • 女性銀行員は、働きづらさや将来性に不安を感じて転職をすることがある。
  • ビジネスマナーやコミュニケーション能力の高さは銀行員の強みで、転職では有利になる。
  • 「前職ではどの部門で働いていたのか」「どのような経験を積んだのか」を整理したうえで転職先を選ぶことが大切。

銀行員は他業界と比較して収入が安定している傾向にあり、女性に人気のある職業です。しかし、「人間関係がうまくいかない」「営業職への配置換えが嫌」といった理由から、転職を考えている方もいるかもしれません。

女性銀行員は業務遂行力やコミュニケーション能力が高く、転職では有利になることが多いといわれています。しかし、転職が初めてだったり慣れていなかったりすると、銀行員としての経験やスキルが転職に生かせるのか不安な方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、女性銀行員が転職したいと考える理由や転職のポイントについて解説します。銀行から転職したいと考えている女性の方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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女性銀行員によくある転職したい理由

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収入が安定している銀行に勤めていても、働きづらさや将来性に不安を感じ、転職したいと考える方もいるでしょう。転職する理由を明確にすることで、転職活動に生かせます。ここでは、女性銀行員によくある転職したい理由を4つ紹介します。

人間関係が悪化しているため

苦手な上司や先輩、相性の悪い仕事仲間など、どのような職種でも人間関係で悩む方はいるでしょう。特に、大企業や歴史の長い企業では古い組織体質や派閥ができていることもあり、社内にうまく溶けこめない方もいます。

人間関係の悩みは難しい問題で、すぐに改善することは期待できないでしょう。転職することで、相性のよい上司や先輩との出会いに恵まれたり新しく人間関係を構築できたりといったメリットが享受できるかもしれません。

プライベートの時間を大切にしたいため

プライベートの時間を重視したいというのも銀行を辞める理由のひとつです。職場や職種にもよりますが、銀行は残業や休日出勤が多く、日々の仕事に追われてプライベートを充実させられないという方もいます。

特に子供がいる家庭では、仕事と家事の両立で苦労している方もいるでしょう。なるべく残業や休日出勤の少ない職場で働くために転職を考える方もいます。

営業職への配置換えがあったため

銀行の経営悪化により、窓口業務から営業職へ配置換えがされることがあります。また、口座開設や引き落としが窓口ではなくATMやオンラインでできるようになり、事務員を削減するというのも配置換えの理由のひとつです。

慣れた部署を離れて新しい仕事を覚えるのは簡単ではありません。新しい仕事についていけなくなったことによって、銀行を辞めたいと考えるケースがあります。

銀行の将来性に不安があるため

銀行の経営悪化やAI化の促進により、銀行員の業務が減る恐れがあります。安定しているといわれる銀行員でも、働き続けることに不安を感じる方もいるかもしれません。

また、昔と比べて金利が下がっていることから、銀行が得られる金利収入も減っています。利益が落ちると企業としては人件費をできる限り削りたいと考えるため、窓口業務や事務処理など、AI化できるものは採用されることが予想されます。

女性銀行員が転職に生かせる経験やスキル

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銀行で働いた経験が転職先で生かせるか不安な方もいるでしょう。銀行員として窓口業務や営業の経験があれば、業務遂行力やコミュニケーション能力が身についている場合がほとんどで、他業種でも生かせるでしょう。ここでは、女性銀行員が転職で生かせる経験やスキルを紹介します。

業務遂行力

銀行員は顧客の大切な資産を預かったり運用したりと、お金に関わる重要な仕事です。数字を少しでも間違えば顧客の信頼を失う原因になるため、銀行員はミスのないよう正確に業務をこなさなければなりません。

このような業務を遂行する正確性や事務処理能力が身につけられるのは、銀行員の強みです。多くの企業が求めているスキルであるため、転職で有利になります。面接では実体験を交えてアピールし、企業にどのような貢献ができるか伝えるとよいでしょう。

コミュニケーション能力や交渉力

銀行員として窓口業務や営業職を経験した方は、ビジネスマナーやコミュニケーション能力が備わっています。窓口業務では清潔感のある身だしなみや印象が大切です。また、営業を経験していれば、顧客との交渉術に長けているでしょう。

どのような業界でも人と関わる仕事であれば、社会人としてのマナーやコミュニケーション能力は大切です。転職活動でも活用でき、新しい職場での人間関係構築においても役立つでしょう。

女性銀行員におすすめの転職先は?

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銀行員として働いて得た経験やスキルは、ほかの業界でも有利に活用できます。総合職と一般職では業務内容や身につくスキルが異なるため、自分の経験が生かせる転職先を知ることも大切です。ここでは、「一般職」「総合職」「本部在籍」3つのケースに分けて、おすすめの転職先を紹介します。

一般職の場合

一般職は窓口業務や事務作業が多いため、事務処理の経験や能力を生かした事務職に転職するのがおすすめです。書類作成や顧客との電話対応など、日々細かいタスクをこなした経験から、細かい作業でもコツコツ遂行する能力や業務の正確性をアピールできるでしょう。

事務処理の能力を生かせる仕事として、一般事務・営業事務・人事アシスタント・経理アシスタント・秘書が挙げられます。

また、上記の転職先は基本的に内勤業務であるため、総合職と比べると残業が少ない傾向にあります。給与や出世しやすさでは総合職に劣りますが、育児や家事で忙しい方やプライベートの時間を重視する方は、いままでと同じような職種を選ぶと安心です。

総合職の場合

総合職は社内の中核を担うポジションで、銀行では営業部門や投資銀行部門、リスク管理部門で幅広い業務に携わります。営業力やリスク管理能力を生かして、キャリアアップを狙うとよいでしょう。

高い営業力を生かすのであれば、無形商材の営業職・コンサルティング・外資系の金融業界がおすすめです。また、総合職で働いた経験は異業種でも生かせるため、人材やIT系でも活躍できるでしょう。

一般職と比べてスキルや経験を評価される傾向があるため、転職先でも管理職や幹部候補として出世を狙えます。しかし、転勤や異動、残業も多く、プライベートの時間を大切にしたい方にとっては大変な仕事かもしれません。

本部に在籍している場合

本部に在籍している女性銀行員は、本部直下で働いた経歴だけで転職に有利になる場合があります。本部の仕事は法人営業・企画・管理と幅広く、銀行の中核業務に携わった経験やスキルは志望先企業からも高く評価されるでしょう。

おすすめの転職先として、管理や企画・コンサルティング業界・無形商材の営業職が挙げられます。同じ金融業界でキャリアアップを狙うだけでなく、異業種でも活躍できるでしょう。

いま持っている経験やスキルを伸ばしたい方は、在籍していた部門に関係性のある職種を選ぶのがおすすめです。たとえば、営業企画部・営業渉外部で働いていた方は、同じ営業に携わるとよいでしょう。

女性銀行員が転職に失敗した事例

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転職に大きな期待を持っている方は多いでしょう。しかし、「上司に引き止められ転職のタイミングを逃してしまった」「自分に合う転職先が見つからなかった」といった理由で転職に失敗することもあります。ここでは、女性銀行員が転職に失敗した事例を4つ紹介します。失敗事例を知れば事前に対策を立てられ、転職活動も有利になるでしょう。

【事例1】自分に合う転職先が見つからない

自分の経験やスキルを十分発揮できる理想的な職場を見つけるのは簡単ではありません。また、自らのスキルを分析し、適している企業を判断するのも難しいでしょう。せっかく銀行を退職しても、自分に合った転職先が見つからずに失敗するケースがあります。

タイミングによっては、勤めたいと希望している企業が人材を募集していない場合もあります。企業が募集をかけるタイミングは把握できません。自己分析と転職先の条件を整理することが大切です。

【事例2】転職のタイミングを逃した

銀行を辞めると決意しても、仕事が忙しかったり希望する企業の募集がなかったりして、転職のタイミングを逃すケースがあります。焦りを感じながら転職活動をすると、判断を間違えて後悔する恐れがありますが、ダラダラと時間をかけるのもよくありません。

とはいえ、人によってスムーズに進むこともあれば、なかなか成功しないこともあります。転職活動を始めるタイミングや転職活動をする期間をあらかじめ決めておくことが大切です。

【事例3】上司に引き止められてしまった

勇気を出して上司に「仕事を辞めたい」と伝えたものの、引き止められて転職しづらくなるケースがあります。銀行員に限らず、ほかの職種でも頻繁にある事例です。「いま辞められると困る」「あと1年考えてみて欲しい」と言われ、その場の空気に流されることもあるでしょう。

しかし、上司に引き止められることで、転職のタイミングを失う恐れがあります。「辞めたい」という強い意志と上司を説得する力が大切です。

【事例4】職場環境が前職とほとんど変わらない

「苦手な上司や先輩がいる」「残業が多くてプライベートの時間がない」といったネガティブな理由で転職を考える方もいるでしょう。しかし、転職先の職場環境や待遇が前職とほとんど変わらず、不満に感じるケースがあります。

実際に入社してみないと分からないこともありますが、応募する前に転職先の情報収集を徹底することが大切です。情報収集にはSNSや転職エージェントを利用し、企業の口コミや社風を調べるとよいでしょう。

女性が銀行からの転職で成功するコツ

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給与や待遇がよいといわれている銀行を退職するのは、それなりの覚悟がいるでしょう。働きやすい職場を目指して転職活動をしても、転職先が見つからなかったり前職と変わらなかったりと失敗するかもしれません。ここでは、女性銀行員が転職で成功するコツを3つ紹介します。転職成功のコツを知ることで、スムーズに転職活動ができるでしょう。

転職の条件をはっきりと決める

「自分に合った転職先がなかなか見つからない」「どの企業に応募しようか迷ってしまう」という方は、給与や休日、勤務地といった条件を明確にしたうえで転職先を探すのがポイントです。

条件とともに妥協するポイントも洗い出しておくとよいでしょう。自分の理想に合う完璧な職場を見つけるのは簡単ではありません。「残業は20時間以内」「年収は最低でも400万円以上」など、どこまで妥協できるかを明確にすることで、転職先を探しやすくなるでしょう。

円満に銀行を退職する

「人手不足で退職しづらい」「上司に引き止められるのではないか」と不安で、なかなか辞めることを言い出せない方もいるでしょう。しかし、どのような理由でも、辞めにくいからといっていきなり会社に来なくなるのはよくありません。

円満に退職するには、退職日に余裕を持って上司に報告し、退職届や書面の手続きを忘れないようにしましょう。会社の備品はしっかりと返却し、引き継ぎすることが大切です。

転職エージェントのサポートを受ける

転職エージェントを利用すれば、効率的に情報収集できるだけでなく、転職のためのさまざまなサポートを受けられます。非公開求人や独占求人を取り扱っていることもあり、幅広い選択肢の中から転職先を選べるのがメリットです。

また、企業の内部情報を熟知したうえでスキルに合った職場を紹介してくれるため、効率的な転職活動ができます。転職活動に不安を持っている方や自信のない方は、転職エージェントを利用するとよいでしょう。

まとめ

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女性銀行員として働いた経験やスキルは転職活動に生かせます。特に、ビジネスマナーやコミュニケーション能力の高さは銀行員の強みで、転職では有利になるでしょう。

得られる経験やスキルは一般職と総合職で異なります。「前職ではどの部門で働いていたのか」「どのような経験を積んだのか」を整理したうえで転職先を選ぶことが転職成功のポイントです。

「自分のスキルや経験を生かせる職場が分からない」「転職先が見つかるか心配」といった不安がある方は、マイナビ金融エージェントにご相談ください。転職者の経験やスキルに合った求人の紹介や応募書類の添削、給料の交渉まで幅広くサポートします。

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