銀行員を辞めたい...。理由や対処法、転職で成功するポイントを解説|求人・転職エージェント

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更新日:2022/04/12

金融業界

銀行員を辞めたい...。理由や対処法、転職で成功するポイントを解説

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銀行員として働いてはみたものの、やはりこの仕事を辞めたい...。そう考えている人は少なくないはずです。ただし、「辞めたい」という気持ちだけで辞表を提出してしまうのも考えもの。まずは、「なぜ辞めたいのか」を冷静に考え、どう動くべきかを検討してみてはいかがでしょうか。

ここでは、銀行員の方が仕事を辞めたいと思うときの主な理由や、辞める前にすべきことをご紹介します。また、銀行員の方が転職する際のポイントについても、併せてご紹介しましょう。

目次

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銀行員を辞めたいと思う理由

厳しい競争をかいくぐり、やっと入った銀行。それでも、入社後に「辞めたい」と思う人もいます。はた目には「せっかく就職できたのに、もったいない」と見えるかもしれませんが、辞めたいと思うからには、それだけ大きな理由があるものです。

銀行員を辞めたいと思う理由には、主に下記のようなものが挙げられます。

人間関係が辛い

銀行員に限らず、その他の職業であっても、人間関係を理由に今の銀行を辞めたいと考える人は少なくありません。銀行によっては、職場内の出世競争が激しく、温和な人間関係を築きづらいこともあるでしょう。

行風が合わない

各種法令やルールを厳格に遵守するなど、コンプライアンスが確立された銀行業界では、行風が堅くなることもあるでしょう。
銀行にもよりますが、職場の雰囲気が堅苦しくなじめないという理由で、銀行を辞めたいと考える方もいるかもしれません。

ノルマがきつい

投資信託や保険商品の販売、定期預金の獲得など、銀行では厳しいノルマが課されることがあります。ノルマを達成できないことで自信を失って、辞めたいと思う銀行員の方もいるでしょう。

残業が多い

銀行では、1日のお金の計算が合わずに原因追求のため帰れないなど、残業が多くなる場合があります。残業が多くて心身に疲労が溜まり、辞めたいと考える方もいるでしょう。

憧れの業界だったのにギャップがあった

実際にその世界に入ってみて「思っていたのと違った」と感じるのは、どんな業界でも起こることです。華やかさやスマートさを求めて銀行業界に飛び込んでみたけれど、事務作業が多くイメージと違うという理由で、辞めたいと考える人もいるでしょう。

年収の高さだけに惹かれた

多くの人にとって、仕事を選ぶ際に年収の高さは条件のひとつとなるでしょう。しかし、年収が高いというだけで仕事を選ぶと、後悔する場合があります。

銀行員は比較的、年収が高い職業ではありますが、業務がハードであるため、やりがいを感じられず継続が困難となってしまう方もいるはずです。

銀行員を辞めたいと思ったとき、まずは何をするべき?

銀行員の仕事を続けることが辛くて、今すぐ辞めたいと考える方もいるでしょう。しかし、すぐに辞めてしまう前にできることがないか、落ち着いて考えてみてください。

続いては、銀行員を辞めたいと思ったときに、まずはするべきことをご紹介します。

上司に相談して業務量を調整してもらう

業務量が多すぎて辛い場合、調整してもらえるかどうか、上司に相談してみましょう。上司に相談するときは1日にどのような業務をこなし、各業務に何時間かかっているのか明確に伝えてください。
上司に具体的な仕事量を伝えることで、相談に応じてもらえる可能性が高くなります。

部署の異動を希望する

人間関係が辛くて銀行員を辞めたいというのであれば、上司に部署の異動を願い出るのも有効です。他部署であれば、人間関係がスムーズにいく場合もあるでしょう。

現在の仕事に打ち込んでみる

「銀行員は事務作業ばかりでつまらない」など、仕事にやりがいを感じられずに辞めたいと考える方は、まず今の仕事に打ち込んでみるのがおすすめです。
全力で業務に取り組むことでスキルアップすれば、仕事がおもしろくなる場合があるでしょう。

志望動機を思い出してみる

自分がなぜ銀行員になりたいと思ったのか、それを思い返してみるのもいいでしょう。普段は忘れてしまいがちですが、融資を行うことで、企業をサポートしたり個人の夢を支えたりしたかったなど、銀行員を目指した理由があるはずです。

原点に立ち返ってみることで、銀行員を継続するモチベーションを維持することができるかもしれません。

キャリアプランを見つめ直す

銀行を辞めたいと思ったら、今一度、キャリアプランを見つめ直してみてください。銀行を続けることでキャリアプランを実現できないと判断したら、転職を検討してもいいでしょう。

他の職種への転職を検討する

実際の業務を経験してみて、銀行員に向いていないと感じるのであれば、他の職種への転職を検討する方法もあります。ただし、決断する前に、自己分析をしっかり行うようにしましょう。
どのような環境で、どのような能力を発揮できるのかを、よく考えて次の職種を選んでください。

職場以外の人に相談する

銀行を辞めたいと感じたら、職場以外の人に客観的な意見を聞いてみるのもおすすめです。
家族や友人には話したくないという場合は、仕事の相談ができる公的機関を利用してみてもいいでしょう。
厚生労働省が運用する総合労働相談センターは、予約不要で職場の悩みなどを相談することができます。

銀行員を辞めて転職するときのポイント

銀行員を辞めて転職することを決意したら、失敗しないように下記の3つのポイントを押さえて転職活動を進めましょう。

1.キャリア・スキルの棚卸をする

転職活動を始めるにあたり、これまでの実績、取得した資格の他、どのような業務を行ってきたのか、どのようなスキルがあるのかを整理することが重要です。

銀行の業務で得られた金融業界の知識の他、営業力やコミュニケーション能力など、転職活動においてアピールできる能力を整理しておきましょう。

2.転職の条件を明確にする

「新たな転職先ではどのような仕事をしたいのか」「給与をはじめとする待遇はどの程度のものを求めるか」といったことを、できるだけ明確にしておきましょう。

現在の職場を「辞めたい」と思うからには、そこには少なからぬミスマッチがあったはずです。転職先で同じことを繰り返すのは、まったくの無駄といえます。

3.転職エージェントに相談する

キャリアやスキルの棚卸を行い、転職条件が明確になったら、転職エージェントに相談してみましょう。
転職エージェントであれば、自分のキャリアやスキルに合う業界や職種、または提示した条件に合う企業を紹介してもらえます。

なお、転職エージェントに相談する際には条件などの他、「自分自身がどうなっていきたいのか」というキャリアビジョンを伝えることが重要になります。きちんと説明できるよう、しっかり整理しておきましょう。

まとめ

銀行を辞めたい、仕事が辛いと思ったら上司に相談してみるなど、対策することは可能です。しかし、自分が本当に活躍できる場所を見つけるために、転職をするのも賢明な選択であるといえます。

マイナビエージェントでは、各業界に精通したアドバイザーが、求職者の皆様の転職活動を全面的にサポートさせていただきます。自分に合う転職先をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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マイナビエージェント編集部

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