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転職知識家庭用ゲーム機器やパソコン用ゲーム、スマホアプリなど、さまざまなプラットフォームでゲームが楽しめる近年、ゲーム業界はますます活況を呈しています。転職では、ゲーム業界特有の特徴や採用の動向を踏まえたうえでアピールポイントをまとめ、資格取得などの準備をすることが大切です。
Section01 ゲーム業界とは?
ゲーム業界とは、私たちユーザーを楽しませてくれる娯楽商品やサービスを提供する業界のことです。かつては家庭用ゲーム機器やゲームセンターなどで遊ぶのが主流ですが、近年はスマートフォン向けのゲームアプリも台頭しています。
現在、ゲーム業界はゲーム機器メーカーやゲームソフトメーカー、プラットフォーマーなどで構成されています。
- ゲーム機器メーカー…家庭用ゲーム機器を開発
- ゲームソフトメーカー…各種ゲームの企画・開発
- プラットフォーマー…プラットフォームを提供
また、ゲーム業界では、ゲーム開発に携わるクリエイターから組織運営を担う管理系の職種まで、さまざまな職種があります。
- 企画職…ゲームプランナーやゲームディレクターなど
- デザイナー職…2Dデザイナーや3DCGデザイナー、キャラクターデザイナーなど
- エンジニア職…ゲームエンジニアやゲームプログラマーなど
- サウンド職…サウンドクリエイター
- 管理系職…人事、採用、経理など
一方、働く環境に目を向けてみると、リモートワークの浸透や制作プロセスの効率化など、さまざまな特徴が見えてきます。
ワークライフバランスの改善
ゲーム業界ではヒット作を生み出すため、各社がしのぎを削って開発に取り組んでいます。優れたゲームクリエイターを獲得するためにも、ワークライフバランスの改善に取り組むゲーム会社が増加傾向にあります。
リモートワークの浸透
ゲーム開発は高負荷がかかるデータのやり取りをすることから、リモートワークの導入が難しいと言われてきました。しかし、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、各社が柔軟に対応。他業界に先駆けてリモートワークを導入しています。
制作プロセスの効率化
ゲーム会社のなかには、開発エンジンの内製化に取り組み、制作プロセスの効率化を実現したところもあります。例えば、あるキャラクターの動作を他のキャラクターに転用することも可能になります。効率化と品質向上を両立するなど、プラスの効果も生まれています。
Section02 ゲーム業界への転職理由・志望動機
日本には、多くのユーザーの心をつかむ優秀なゲームが次々と生み出されており、「ゲームが好き」という理由からゲーム業界への転職を考える方がたくさんいます。
また、これまでご紹介したとおり、ゲーム業界で活躍する職種は多岐にわたります。そこで、ここでは企画職(ゲームプランナーやゲームディレクターなど)やデザイナー職(2Dデザイナーや3DCGデザイナー、キャラクターデザイナーなど)といったゲームクリエイター全般を例にとって、志望動機のまとめ方をご紹介します。
1.なぜ、その職種に就きたいのか。
まずは、ご自身の強みやスキル、経験を希望する職種にどのように活かせるか伝えましょう。未経験で転職を目指す方でも、コミュニケーションスキルや保有資格など、前職で得たスキルをアピールすることが大切です。「どのようなスキル・経験があるのか」「そのスキル・経験を転職後にどのように活かせるのか」の2点を意識してまとめると良いでしょう。
2.なぜ、その企業で働きたいのか。
次に、その企業を選んだ理由を明確に伝えましょう。志望先企業を選んだ理由を明確にすることで、志望理由書に説得力が増します。求人情報で各種条件をチェックするのはもちろん、コーポレートサイトなども参照して、事業内容や企業理念などを熟読し、企業理解を深めておくと良いでしょう。
3.入社後、どのようなキャリアを叶えたいのか。
最後に、入社後のビジョンも考えておきましょう。明確な目標を掲げ、それを志望動機にまとめることで、入社への意欲をより強固に伝えることができます。特に未経験で応募する方の場合は、将来のビジョンまでしっかり考えていることをアピールすれば、ポテンシャル採用として採用してもらえる可能性を高めることができるでしょう。
このように、志望動機のまとめ方は、大きく「職種に関する動機」と「応募先企業に関する動機」に分けることができます。どの職種でも、志望動機のまとめ方は基本的には同じです。上記を参考に、皆さまご自身の強みや入社への意欲を伝えられる志望動機をまとめていってください。
なお、クリエイター系の職種を目指す場合は、ポートフォリオの提示を求められるケースが少なくありません。ご自身の実績をアピールするうえで有効な手段ですので、クリエイターの経験がある方はぜひポートフォリオをまとめておきましょう。
Section03 ゲーム業界は未経験でも可能?
ゲーム業界に未経験で転職することは、十分に可能です。多くの人が目指す人気の業界なだけに「ハードルが高い」と感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりと準備を行うことで、未経験での転職を成功させることができます。
応募先企業のゲームをやりこむ
まずは応募先企業について十分に理解すること。特にプレイヤーとしてゲームをやりこむことが大切です。その企業の特徴が理解でき、仕事への熱意もアピールできます。
独学やスクールでゲーム制作のスキルを学ぶ
プログラマーやデザイナーを目指す方の場合、たとえ「ゲーム開発の実務経験がない」としても、独学でゲーム開発について学んだり、スクールに通ってスキルを磨く方法もあります。スマートフォン向けのゲーム開発を目指しているのなら、個人で開発したアプリをリリースし、実績をアピールするのも良い方法です。
タイミングを見計らう
一般的にゲーム業界では、新規タイトルの開発中は通常時よりも活発に人材採用を行う傾向にあります。このように、ゲーム業界特有の転職市場の動きをにらみながら、タイミングを計って転職活動を行うことで、採用の可能性を高めることができるでしょう。
Section04 ゲーム業界への転職に
持っていると有利なスキル・資格ゲーム業界への転職を成功させたいのであれば、以下の二つの視点からスキルを備えておくことが大切です。
ゲーム好きの視点
特にゲーム開発に携わるクリエイター系の職種に転職したい場合は、この視点が不可欠。ゲームを愛し、夢中になってゲームを楽しんできた経験をゲーム開発に活かすことができるからです。
ビジネスの視点
一方、ビジネスの視点でゲーム開発をとらえる視点も大切です。「好きだから」という理由だけではなく、ユーザーに求められるゲームであるかを常に意識し、コストや収益性なども考慮してより良いゲームをつくり上げていく視点が求められます。
このほか、「最新の技術やトレンドへの興味・関心」や「他の業界の知見」もゲーム業界において歓迎されやすいスキルです。ゲーム業界では常に最新技術やトレンドを採り入れていますし、ゲームのあり方が多様化する近年、さまざまな業界の知見を活かす機会も増えているからです。
次にゲーム業界への転職で活かせる資格について、職種別にご紹介します。
企画職…プロジェクトマネジメントアソシエイト資格、PMOスペシャリスト認定資格など
上流工程に携わるゲームプランナーや、開発プロジェクト全体を指揮するゲームディレクターは、プロジェクトマネジメント系の資格を取得しておくことをおすすめします。
デザイナー職…Illustratorクリエイター能力認定試験、Photoshopクリエイター能力認定試験、CGクリエイター検定
2Dデザイナーや3DCGデザイナー、キャラクターデザイナーなどのデザイナー職は、制作スキルがあることを証明できる資格の取得をおすすめします。
エンジニア職…C言語プログラミング能力認定試験、基本情報技術者試験など
どちらも初心者におすすめの資格です。C言語プログラミング能力認定試験は級によってランクが分かれているので、経験者の方は1~2級の習得を目指すと良いでしょう。また、基本情報技術者試験は情報処理推進機構が主催する国家試験です。こちらも区分が分かれているので、習熟度に応じて資格取得にチャレンジしましょう。
Section05 ゲーム業界の年収
ゲーム業界に転職した場合、どの程度の年収を期待できるでしょうか。
厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、ゲームクリエイターの平均年収は584.4万円となっています。これを都道府県別に見ていくと、東京都が669.4万円、大阪府が620.1万円、福岡県が472.7万円となっています。
Section07 ゲーム業界への転職成功事例
Section08 ゲーム業界への転職に関するその他お役立ち情報
ゲーム業界への転職は、
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ゲーム業界から
異業種への転職知識ゲーム業界での経験を活かして他業種に転職するのであれば、これまでの経験で得た知識やスキルを志望する業界でも活かせることをアピールすることが大切です。ここでは、ゲーム業界からの転職先や、異業種への転職で活かせるスキル・資格などを紹介します。
Section01 ゲーム業界からの転職先
ゲーム業界で活躍しているクリエイターは、デザインや画像処理、プログラミングなどのスキルを備えています。これらのスキルを活かして、異業種への転職も可能です。
Web業界、IT業界
Web業界は近年、急成長を遂げており、転職市場も活発です。ゲーム業界との親和性も高いことから、クリエイター系の職種やエンジニア系の職種経験のある方の転職先として、人気の業界です。
映像業界
デザイナーとしてゲーム開発に携わってきた経験を、映像業界で活かす方もいます。テレビや映画、CMなどの制作会社が転職先として考えられます。
教育業界
ゲーム開発やデザイン、システム開発について学べるスクールに転職し、教壇に立つ道もあります。ゲーム開発で培ってきたデザイン技術や画像処理の技術、システム開発の技術を活かすことができます。
Section02 ゲーム業界から異業種への転職理由・志望動機
「大好きなゲーム開発に携わりたい」といった理由でゲーム業界に転職した方のなかには、一定の経験を積んだことで、「新しい業界にチャレンジしたい」「年収アップを狙いたい」などの理由から、異業種への転職を考える方もいらっしゃいます。
ゲーム業界から異業種への転職を成功させたいのであれば、志望動機のまとめ方も一工夫したいところです。以下のポイントに沿って、志望動機をまとめていきましょう。
- これまでの仕事内容と、仕事で得た知識やスキル
- 異業種に興味をもった理由
- 志望する会社に興味をもった理由
- これまでの経験で得た知識やスキルを異業種でどう活かせるか
まずは、皆さんがこれまでどのような仕事に就き、どのような経験をしてきたのか、振り返ってみましょう。すると、身についた知識やスキル、強みなどが見えてきます。そのうえで、志望する業種や会社について調べます。なぜ異業種に転職したいのか、なぜ志望する会社に転職したいのかという視点で調べていくことがポイントになります。最後に、これまでの経験で得た知識やスキルを、志望する業種や転職先でどのように活かせるかイメージし、志望動機にまとめていきましょう。
Section03 ゲーム業界が異業種でも活かせるスキル・資格
ゲーム業界から異業種に転職する際、どのようなスキルや資格を活かすことができるのでしょうか。当然のことですが、業界や職種ごとに必要となるスキルや資格が異なります。
例えばゲームプログラマーの方がIT業界のプログラマーに転職したいのであれば、これまでの開発経験に加えて、基本情報技術者試験などの資格が役に立つでしょう。
また、ゲーム開発の経験は、「プロジェクトを完遂する」「多業種と協力する」などの力を備えていることをアピールできます。特に近年ゲームは大規模化の傾向にあり、開発期間も長期化しています。大規模なゲーム開発のプロジェクトに参加し、多業種と協業した経験は、転職活動において大きなアドバンテージとなり、多くの業界で活かすことができるでしょう。