女性が取ってよかったと思うおすすめの資格とは?取得のメリットやコツも紹介|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2024/03/19

女性

女性が取ってよかったと思うおすすめの資格とは?取得のメリットやコツも紹介

pixta_32244479_L (1).jpg

この記事のまとめ

  • 資格を選ぶ際には、「今後のキャリアを考える」「資格の難易度から探す」「現職に活かせるジャンルから選ぶ」「受験方法・資格で絞る」「取得までの期間で探す」といったポイントを意識する。
  • どの資格を目指すべきか迷う際には、資格取得で何を実現したいかを考えると、おのずと方向性が見えてくる。
  • 社会人の資格取得は時間と体力との勝負。「勉強計画の作成」「過去問を積極的に解く」「優先順位を見極める」「インプット・アウトプットを分ける」ことが重要。

「今後のキャリアのためにも資格を取得したい」
「女性が取得すると活躍できるおすすめの資格が知りたい」
など、資格取得に興味を抱いているものの、具体的にどの資格を目指すべきか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

転職活動の際、過去の経歴などとともに、持っている資格を提示することは、即戦力になれる存在であることをアピールするために効果的です。ですが、せっかく時間や労力をかけて勉強するなら、「取って良かった」と思える資格を選びたいものです。

今回は、資格取得のメリット、資格の選び方、女性におすすめしたい資格、資格試験に合格するためのコツなどを解説します。自分の適性やキャリアビジョンと照らし合わせながら、どの資格を目指すか考えていきましょう。

目次

女性の転職をサポート マイナビエージェント女性の転職をサポート マイナビエージェント

資格を取得しておくことのメリット

資格の取得には、一般的に以下のようなメリットがあります。

  • スキルや能力の客観的な証明となる
  • 転職活動で有利になる場合がある
  • 自信につながる
  • 有資格者のみが就ける仕事がある
  • 収入がアップする可能性がある

女性の場合、結婚や出産、育児などのライフイベントをきっかけに働き方を変化せざるを得ないケースがあります。その際、たとえ一時的に退職し、数年後に再就職を目指すことになっても、資格を持っていることをアピールできれば、内定獲得がスムーズになる可能性があります。
また、資格という後ろ盾があることで、ブランク期間をネガティブに捉えにくくなるはずです

どの資格を選べばいい?選び方のポイント

いざ資格を取得しようと思っても、膨大にある資格のなかからどれを選べば良いか、悩んでしまう方もいると思います。そこで、ここでは資格の選び方のポイントを5つご紹介します。

選び方1:今後のキャリアを考えて選ぶ

今後のキャリアを見据え、活かしやすい資格を選択するとよいでしょう。たとえ自分には難しいだろうと思っている仕事でも、 対外的に証明できる資格を取得すれば、その仕事に就ける可能性が一気に増します。

どの資格も、合格のためにはある程度の時間と労力を割かなければなりません。その際、今後のキャリアを軸に考えれば、モチベーションの維持にもつながるでしょう

選び方2:資格の難易度から選ぶ

ひと口に資格といっても、合格率数%の難関国家資格から、比較的スムーズに合格できる優しいものまで、難易度はさまざまです。

せっかく資格を取得しようと決意しても、内容が難しすぎて勉強のモチベーションが削がれたり、十分な勉強時間が確保できなかったりすれば、挫折の原因となります。自分のスキルや生活スタイルを考慮し、無理のない難易度の資格を選択することが重要です。

選び方3:現状に必要なものを選ぶ

仕事をしていくうえで必須となるような資格を選ぶと、キャリアアップにもつながります。また、現職に関する資格であれば、すでにある程度知識がある状態のためモチベーションをあげられますし、合格する可能性も高まります。資格手当が支給される企業であれば、尚更意欲的に取り組めるでしょう

選び方4:受験方法・受験資格から選ぶ

資格のなかには、特殊な受験方法を採用していたり、受験者に制限を設けたりしているものもあります。そのため、受けられない試験もあるということです。したがって、受験の方法や要件で資格を選別してから絞り込むと効率的に進められるでしょう。

選び方5:取得できるまでの期間で選ぶ

資格合格に必要となる標準的な勉強期間を参考に選ぶのもおすすめです。長い勉強期間を要するような難易度の高い資格を選んでしまった場合、モチベーションや体力の維持が難しくなります。仕事やプライベートの状況を踏まえ、無理のない勉強計画が立てられる資格を選ぶと、合格の可能性も高まるでしょう。

女性におすすめの国家資格

pixta_63218012_L (1).jpgここからは、女性が取得するのにおすすめの国家資格を5つご紹介します。国家資格は、認知度、信頼度ともに高いものなので、現職や将来就きたい仕事に関連する資格があれば、取得しておいて損はないでしょう。

宅地建物取引士

宅地建物取引士、通称「宅建」は、不動産取引の専門家であることを証明する資格です。受験者は毎年20万人以上で国内でも有数の受験者数を誇る国家資格です。

不動産の売買に関する情報の提供などの際は、宅建資格保有者がその説明をしなければならないと法律で定められています。宅地建物取引業法により、不動産業務を営む場合は業務に従事する人5人につき一人以上の割合で宅建資格を持った従業員を在籍させておくことが義務付けられています。

そのため、新卒で入社した従業員にも勤務するなかで宅建資格を取得させる会社は多く、持っているだけでも転職を有利に進めることができるでしょう。合格率は15〜17%前後と決して簡単な資格ではありませんが、国家資格の中では比較的取得しやすい部類に入ります。

FP(ファイナンシャルプランナー)

お金に関する豊富な知識をもとに人生設計をサポートするファイナンシャルプランナー。その資格には、国家資格である「FP技能士」や民間資格である「AFP資格」「CFP資格」があります。

これらの資格は、保険会社や住宅メーカー、不動産会社などへの転職の際に効果を発揮します。特に保険の営業職の場合、ファイナンシャルプランナーの資格を有しているか否かで、提案先のお客様が寄せてくれる信頼の大きさが変わってくるでしょう。

また、仕事として活かすことはもちろん、お金に関する知識は自分自身の生活にも非常に役立つものです。将来的に独立を考えている人や、お金で苦労する生活を避けたい人なども、取っておいて損はない資格といえます。

行政書士

行政書士は、官公庁に提出する書類の作成や書類の代理提出などができる専門的な国家資格です。行政書士事務所で働いたり独立したりする際に使えるのはもちろんですが、法律関係の知識を必要とする資格であるため、一般企業の中でも法務関係の部署で活躍する際に使えます

行政書士試験合格率は10%を切ることもあり、難易度は高いですが、幅広い業界で活躍したい、さまざまなキャリアを描いていきたいという人におすすめの資格です。

保育士

保育士は、主に就学前の子供の教育を担い、安全を守る仕事です。一般的には保育園で働くイメージかもしれませんが、働ける場所は多岐にわたり、院内・企業内保育所、幼児教室、介護施設、学童、ベビーホテルなどが挙げられます。

近年は、子供の数に対して保育士が不足しているといわれるだけでなく、共働きの増加や働き方の多様化により、子供に対するさまざまなサポート体制が必要な状況となっています。それに伴い、保育士の働き口のバリエーションも多様化しています。少子化が叫ばれる世の中ですが、この先も需要がなくなる恐れは低く、長く安定的に働きたい女性におすすめできる資格です。

社会保険社労士

社会保険や労務に関する管理や課題解決を担う資格が社会保険労務士です。その仕事には、有資格者のみに実施が許される「独占業務」が存在するため、ニーズは安定的に保たれています。

社会保険労務士は、企業に属する働き方のほか、独立・開業が可能な資格でもあります。子育てと両立したい、自分で時間や仕事量をコントロールしたいなど、現役子育て世代や今後出産や育児の予定がある女性には特におすすめできる資格です。

社会保険制度は仕組みが複雑なだけでなく、法改正が頻繁に行われるため、経営者や企業担当者は頭を悩ませる問題です。労働や社会保険分野で唯一の国家資格である社会保険労務士は、そうした悩みを専門家の立場から解決できる資格です。

スキルアップにおすすめの資格

次に、スキルアップしたい女性におすすめの資格を5つご紹介します。今の仕事に活かせる資格を取得したい女性におすすめです。

キャリアコンサルタント

ファイナンシャルプランナーがお金の相談に乗るプロであるのに対し、人々のキャリア設計に対して適切なアドバイスを行うのがキャリアコンサルタントです。人材系の会社で求職者の転職相談に乗ったり、大学などで就職相談に乗ったりする際に効果的な資格で、そうした仕事に携わりたい場合は取っておいて損はありません。

キャリアコンサルタントは国家資格の一つです。そのため、キャリアコンサルタントを名乗れるのは有資格者のみです。もちろん、資格取得のなかで得た知識は、自分自身のキャリア設計にも大きく役立てることができるでしょう

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)は、WordやExcel、PowerPointといったMicrosoft Officeアプリケーションの利用スキルが一定以上あることを証明できる資格です。WordやExcelといったアプリケーションは、どのような業種・職種に就いたとしても利用する可能性が高く、それだけ汎用性が高い資格といえるでしょう。

一方で、パソコン操作を苦手としている人は決して少なくありません。Wordでの資料作成やExcelの表計算、PowerPointでのプレゼン資料作成などに必要以上に時間を割かれている人は多く、そこに課題を感じている上司や経営者も多くいます。この資格を持っていれば、そうした分野において即戦力として評価される可能性が高いでしょう

PowerPoint、Access、Outlookは一般のスペシャリストレベル、WordとExcelにはスペシャリストレベルと上級のエキスパートレベルの試験がそれぞれ用意されています。日常的にこれらのソフトを使用している人であれば、比較的簡単にスペシャリストレベルの資格を取得することができるでしょう。

交流分析士

交流分析士とは、精神分析と心理学に基づき人の心と行動を快適にする心理療法のスキルを証明する資格です。自己と他者の理解を深め、良好な人間関係の実現を目指していきます。
心理職や医療職のほか、一般企業の経営層や管理職、営業や接客、士業、コンサルタントなど、人と接する機会が多い仕事で役立つ資格です
交流分析士は、初級・2級・1級の3種類と、より高度なスキルが求められるインストラクター・教授レベルなど、5種類の資格が用意されています。

交流分析士を勉強し心の仕組みを論理的に理解できれば、今後どのようなキャリアに進もうとも実務に役立てることが可能です。そのため、現時点で明確にキャリアの方向性が定まっていない女性にもおすすめできる資格です。

調剤薬局事務検定試験

調剤薬局事務検定試験とは、薬に関する事務作業のスキルを証明する資格です。薬局に所属し、受付や会計、調剤報酬(レセプト)作成などを担えるようになります。医療全般の事務処理に関わる医療事務とは異なり、調剤薬局事務は薬に特化しているため、習得すべきスキルも限定的です。

試験は、基礎知識を問う学科と、調剤報酬の算定・明細書作成を行う実技の2科目を受験します。試験日は月に一度設けられています。過去4年間の平均合格率は約80〜90%で高水準となっているため、資格試験に初めて挑戦する女性にもおすすめです。

近年は病院と薬局の分業が進んだこともあり、薬局のニーズが高まり、設置数も増加しています。ライフスタイルにあわせて職場を選択できるので、家庭を持つ女性も仕事を継続しやすいでしょう

基本情報技術者

基本情報技術者は、エンジニア職などIT業界を志す人の登竜門のような位置付けの国家資格です。ネットワークやセキュリティ、データ構造、プログラム関連といった、IT分野の知識を幅広く証明できるので、取得すると就職・転職の際に有利になります。有資格者に手当を支給する企業も見受けられます。

試験は、基礎知識が問われる「科目A」と応用知識が問われる「科目B」が実施されます。合格率は長らく20%代を推移していましたが、直近2年間は40%程度に上昇しています。とはいえ、相応の勉強と対策が必要となる資格です。

IT業界は働き方の選択肢が多岐にわたり、企業側も柔軟な職場環境を用意している傾向にあります。ワークライフバランスを重視したい場合は、基本情報技術者の資格を取得したうえでIT業界へ転職するのも有効な手段でしょう

転職に役立つおすすめの資格

業種・職種を問わず転職で高評価を得やすい資格を取得しておくと、キャリアの方向性が変わってもその資格を役立てることができます。転職に役立つ女性のおすすめの資格としては以下の5つが挙げられます。

日商簿記検定

経理などへの転職に有利に働かせることができる簿記関連の検定です。そのなかで代表的なものが、日商簿記検定です。採用業務に携わる人のなかでこの検定の存在を知らないという人はほとんどいないでしょう。
経理や経営、帳簿に関する知識を幅広くアピールすることができ、1級、2級、3級に加え、入門レベルとなる簿記初級、原価計算初級といったレベルも用意されています。

転職でより有利になるためには2級以上を持っていることが望ましいとされており、3級の場合は比較的取得しやすいぶん資格そのものの価値が認められにくくなります。1級ともなるとかなり専門的な知識が必要となり、公認会計士や税理士などを目指す人が取得を目指すようなレベルになります。

TOEIC

英語力が必須となるようなグローバルな環境の会社に転職する際に使えるのが、国際コミュニケーション英語能力テストのTOEIC(Test of English for International Communication)です。英語を聞く力、読み解く力を証明する試験となっています。

TOEICは他の資格制度とは違い、合格・不合格ではなく点数でその結果が示され、点数の高さがそのまま英語力の高さを証明する材料となります。転職市場でメリットを得るためには最低でも700点以上は欲しいところです。テストは何度でも受験できるため、まずは一度受験して今のレベルを把握することで、何点を目標とするのか検討してみるのも良いでしょう。

国際化を目指す企業は今後ますます増えていくことが予測されますから、すでにグローバルな事業を展開している企業はもちろん、これからグローバル化を進めようと考えている企業まで、幅広い分野で生かすことができます

秘書検定

スケジュール管理や簡単な文書作成などのスキルに加え、接客や言葉遣いといったマナー面のスキルもアピールできるのが秘書検定です。秘書という名前こそついていますが、社会人として持っておきたいマナーや事務スキルを幅広く身につけられるため、どんな職種でも役立てることができるでしょう。

試験は1級、準1級、2級、3級の4つのレベルに分けられており、すべての級において筆記試験が行われます。また、準1級より上のレベルではロールプレイングを行う面接試験が入るなど、知識だけでなく実際にきちんと立ち振る舞うことができるかについても問われます。

ITパスポート

ITパスポートとは、ITの基礎知識が備わっていることを証明する国家資格です。ネットワークセキュリティ、ビックデータ、AIなどのIT領域から経営関連の内容まで、実に幅広い知識が問われます。数あるIT系国家資格の中では難易度が低く、ITにまったく馴染みがない人でも受験しやすい資格です。ただし、IT業界へ転職する場合はより上位の資格にチャレンジする必要があるでしょう。

試験は、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3分野が出題されます。難易度が低いといっても出題範囲が幅広く専門性が高いので、試験対策は必須です。

近年は業界問わずIT化が進んでいますから、ITパスポートは今後どのようなキャリアに進んでも活かせる資格といえます。また、IT系の職種にはリモートワークや在宅勤務が可能な仕事も多く見受けられるので、子育て世代の女性にもおすすめの資格です。

CCNA 認定

CCNA(Cisco Certified Network Associate)認定とは、ネットワーク関連機器メーカーであるシスコシステムズ社主催の資格です。

名前に「ネットワーク」とあるように、ネットワークスキルの基礎知識を問われる内容となっています。2020年には試験が改定され、細分化されていた複数の試験区分が「CAN」に統合されました。それによって必然的に出題範囲が広くなり、試験の難易度も上昇したといわれているため、十分な試験対策が必要です。

今後ますます発展が見込まれるITにおいて、ネットワーク技術はなくてはならないものです。CCNAを取得することで、特定の業種にとらわれずあらゆるキャリアの可能性を模索できるため、ライフイベントを控えた女性にもおすすめできる資格です。


手に職をつけられる資格

手に職をつければ、働く場所の選択肢が増えます。女性におすすめの手に職をつけられる仕事は、主に以下の5つです。

医療事務

病院やクリニックをはじめとした医療機関において、事務職を担うために必要なスキルを証明する資格です。「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)」「医療事務認定実務者」「医療事務管理士技能認定試験」「診療報酬請求事務能力認定試験」など、複数の資格試験が存在します。

医療事務の仕事は、調剤報酬(レセプト)作成などの事務的な作業だけでなく、受付や会計では患者と直接接することになるので、コミュニケーション能力も求められます。

就職・転職先の候補は全国各地に豊富にあり、常に需要がある仕事なので、長く安定的に仕事を続けられます。子供の成長過程にあわせて希望の働き方を軸に職場を選べるので、女性には人気のある仕事の一つです。

介護福祉士

介護福祉士とは、年配の方、身体が不自由な方に対して生活のサポートを行うための国家資格です。介護職に就くうえでは資格は必須ではありませんが、介護福祉士を有していると業務の幅が広がり、周囲からの信頼を獲得しやすいといったメリットがあります。

介護福祉士資格の受験には、養成施設の卒業、3年以上の実務経験などの条件が設けられています。そのため、資格を取得したいと思ってもすぐに受験はできないので、計画的に受験までの過程を検討しましょう。

老人ホームや介護施設、デイサービス、障害者支援施設など、介護福祉士の就職・転職先は豊富です。高齢化が進むなか、この先も高い需要が見込まれるため、長く安定的に働きたい女性におすすめの資格です。

登録販売者

登録販売者とは、第2類・第3類に該当する「一般用医薬品」を販売するために必要な国家資格です。2009年に誕生した比較的新しい資格となり、医薬品の専門家として全国各地の薬局・ドラッグストア・コンビニエンスストアなどで活躍できます。

登録販売者には、受験資格が特段設けられていません。そのため、今まで医療や医薬品に携わっていない人でも受験可能な点が魅力です。

医薬品の適切な使用方法を指導したり、患者さんの悩みの解消をサポートしたりなど、登録販売者は責任が大きいぶん、やりがいも十分です。経験と実績を重ねていけば、将来的に店舗管理者の道も開かれています。人の役に立てる仕事がしたい女性、将来転居しても働き続けたい女性にはおすすめの資格です。

JNAジェルネイル技能検定試験

JNAジェルネイル技能検定試験とは、プロのネイリストとしてお客様に施術するのに必要となるネイルケアやジェルネイルのスキルを証明する資格です。試験は、初級・中級・上級の3段階に分かれており、論理的・技術的なスキルが問われます。飛び級や同時受験はできないため、初級から一つずつ順番に合格していく必要があります。

ネイリストは、ネイルサロン以外にも、ネイル用品メーカーや美容院、ネイルスクールなど、多様な活躍の場が用意されています
また、独立・開業にも向いており、家庭や子育てと両立したい女性が自宅サロンをオープンする道もあります。「ネイルや美容が好き」「施術を受ける側でネイルサロンに通っていた」「人が喜ぶ顔が見たい」という女性にはぴったりの資格です。

ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定とは、ウェブサイトを制作するうえで必要なデザインに関する知識や技能、実務能力を証明する国家資格です。ウェブ関連で唯一の国家資格であることから、取得すれば就職・転職の際に注目されるでしょう。

資格は1級から3級まであります。1級・2級に関しては受験資格に条件が設けられていますが、初心者の場合でも3級は受験可能です。試験は学科・実技で構成され、双方合格した際に有資格者として認められます。どちらか一つずつ受験することも可能なので、勉強時間がまとめて確保しづらい人でも時間をかけて合格を目指せます。

ウェブデザインは、在宅勤務の企業があったり、フリーランスで活躍している方が多かったりと、比較的自由な働き方が実現しやすい仕事です。手に職をつけたい女性、自宅で子供の顔を見ながら仕事がしたい子育て世代の女性にもおすすめできる資格です。

そのほか持っておくと良い資格は?

女性におすすめできる多種多様な資格をご紹介しましたが、そのほかに持っておくと良い資格として「運転免許」があります。他の資格と比べると「資格」というイメージが強くないかもしれませんが、運転免許もれっきとした資格の一つです。業務として車を使用する会社などでは運転免許を保有していることが応募の条件になっていることもあり、求められるケースは決して少なくはありません。

証明書類としての役割も果たしてくれる運転免許は、持っていても役に立たないということはありません。運転免許を持っていないのであれば、機会を見つけて取得しておくのもおすすめです。

ほかにも、特定の業種・職種で必要となる専門性の高い資格もおすすめです。
例えば小売業なら「販売士」、サービス業なら「接客サービスマナー検定」、製造業なら「品質管理検定」、金融業なら「DCプランナー」など、各業界に特化した資格を取得すれば、実務にダイレクトに活かせるでしょう。

資格を取得するためのコツ

社会人として、仕事とプライベートと両立しながら資格取得を目指すのは決して容易なことではありません。資格取得を目指す際には、以下の4つのコツを理解し日々の行動に取り入れていくことをおすすめします。

取得までの計画を立てる

目標を達成するためには計画性が何よりも重要です。試験合格という最終目標から逆算し、やるべきことを細分化していきます。

ただし、タスクを詰めすぎたり詳細すぎたりすぎる計画は、挫折の原因となるので注意が必要です。「ちょっと余裕があり過ぎるかも」という程度の計画でちょうど良いでしょう。

過去の問題を解いてみる

資格勉強を始めたら、早い段階で過去問題を解いていきましょう。過去問を繰り返し解いていくことで、試験本番の感覚が身につくだけでなく、出題傾向やポイントを効率的に押さえられます。
参考書を一通り読みノートにまとめてからでは非効率なので、参考書は「過去問の解説書」のような感覚で活用しましょう。

タスクの優先順位を考える

限られた時間で最大限の成果を出すには、タスクの優先順位を的確に捉える必要があります。過去の傾向から配点が大きかったり頻出されたりする分野に重点的に力を入れて効率的に得点を稼ぐのか、自分の得意分野の精度を高めて確実に得点を稼ぐのかなど、自分なりの戦略を考えてみましょう。
また、資格勉強の目的はあくまでも合格点を突破することなので、特定分野を必要以上に深掘りすることは避けましょう。

インプットとアウトプットの時間を分ける

資格勉強では、インプットとアウトプットの時間を分けましょう。そもそもインプットは「知識を理解し頭に入れること」、アウトプットは「覚えた知識を思い出し頭から出すこと」と、異なる目的で行われます。したがって、両者は時間を区切って別々に行ったほうが効率的に勉強を進められます

まとめ

pixta_73840587_L (1).jpg

転職市場では、新卒市場に比べ、より具体的なスキルや知識、経験が重視される傾向があります。
だからこそ、資格という目に見える形で、自身のスキルを証明しておくことは、非常に有効な転職対策となります。

ただし、資格があれば、必ず転職活動がうまくいくというものでもありません。
資格取得が目的になってしまわないよう、それをどう活かしていくのか、なぜその資格が必要なのかまでしっかり考え、希望する会社や仕事が求める人物像をしっかり描いておくようにしてください。

まずは、自分自身の人間性を磨きつつ、それをサポートする要素として資格を活用していけると、あなたの転職をより効果的に進めていくことができるでしょう。

女性の転職をサポート マイナビエージェント女性の転職をサポート マイナビエージェント

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

注目コンテンツ