メーカー
転職知識まとめ

Mynavi Maker AGENT

メーカー経験者、または未経験からメーカーを目指す方に向け、志望動機・年収・必要なスキルや資格・求人情報など転職に役立つ情報をまとめました。

メーカーの転職知識まとめ

メーカーの転職は
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  • メーカーへの転職知識

    日本のものづくりを支えているメーカーは、福利厚生が充実している企業が多いことから、人気の転職先の一つとなっています。転職では、メーカー特有の特徴や採用の動向を踏まえたうえでアピールポイントをまとめ、資格取得などの準備をすることが大切です。

    Section01 メーカーとは?

    メーカーとは?

    メーカーとは「製造業」のことで、経済産業省の「工業統計調査」では、以下の二つの条件を満たしている事業所を製造業と定義しています。

    • 主として新製品の製造加工を行う事業所。
    • 製造加工した新製品を主として卸売する事業所。

    つまり、自社で製品を開発・製造し、販売する会社のことを「メーカー=製造業」と呼びます。

    では、どのような製品を開発・製造している会社をメーカーと呼ぶのでしょうか。メーカーの分類に関しても、「工業統計調査」で明確に示しています。

    基礎素材型産業 鉄、石油、木材、紙などの製品で、産業の基礎素材となる製品を製造する産業 ・木材、木製品製造業
    ・パルプ、紙、紙加工品製造業
    ・化学工業
    ・石油製品、石炭製品製造業
    ・プラスチック製品製造業
    ・ゴム製品製造業
    ・窯業、土石製品製造業
    ・鉄鋼業
    ・非鉄金属製造業
    ・金属製品製造業
    加工組立型産業 自動車、テレビ、時計などの加工製品を製造する産業 ・一般機械器具製造業
    ・電気機械器具製造業
    ・輸送用機械器具製造業
    ・精密機械器具製造業
    生活関連型産業 自動車、テレビ、時計などの加工製品を製造する産業 ・食料品製造業
    ・飲料、たばこ、飼料製造業
    ・繊維工業
    ・衣服、その他の繊維製品製造業
    ・家具、装備品製造業
    ・出版、印刷同関連産業
    ・なめし革、同製品、毛皮製造業
    ・その他の製造業

    このように、私たちが日常的に使う衣類や家具から自動車、テレビ、さらにはこれら製品の素材や部品に至るまで、メーカーが扱う製品の種類は多岐にわたります。

    Section02 メーカーへの転職理由・志望動機

    メーカーへの転職理由・志望動機

    誰もが知る人気の製品を開発・製造しているメーカーから、ニッチな領域に特化して独自性の高い製品を開発・製造しているメーカーまで、メーカーはそれぞれ独自の強みをもっています。メーカー特有の特徴としては、「休みが取りやすい」「福利厚生が充実している」などの点が挙げられ、働きやすさに惹かれてメーカーへの転職を考える方が多いようです。

    メーカーへの転職で志望動機を書く際には、以下の3つの視点からまとめることをオススメします。

    1. なぜ、メーカーなのか。

    まずは「他の業界ではなく、なぜメーカーを目指したのか」を考えることからはじめてみましょう。上で説明したとおり、メーカーの種類は多岐にわたります。そのため、メーカーという大きな分類ではなく、「なぜ、食品メーカーを目指しているのか」「なぜ、化学メーカーを目指しているのか」といった具合に、志望するメーカーの種類に絞って、志望動機を考えていきましょう。

    メーカーで働いてきた経験を活かして、同業他社に転職したいのか。それとも、未経験だけれど、メーカーに興味があるのか。具体的な理由を提示すると、より説得力のある内容にできるでしょう。

    2.なぜ、その企業で働きたいのか。

    メーカーを志望する理由が固まったら、次は「なぜ、その企業に転職したいのか」を考えてみましょう。「前職では実現できなかったことを実現したい」「より大規模な案件に携わって、専門性を高めたい」など、「その企業に転職したい根拠」をわかりやすくまとめていきましょう。

    3.なぜ、その職種に就きたいのか。

    業界を志望する理由と、その企業を志望する理由が固まったら、最後に、職種を志望する理由について考えましょう。「これまでの経験で得た知識やスキルを、どのように活かしていけるのか」という視点で、志望動機をまとめていきましょう。

    Section03 メーカーは未経験でも転職可能?

    メーカーは未経験でも転職可能?

    メーカーの職種には、営業、企画、開発、製造、資材調達、人事・経理といった管理部門など、さまざまな種類があります。

    これらの職種の中でも、未経験者を採用しているのが「営業職」「製造職」「人事職」になります。

    営業職は自社製品をお客さまに提案・販売する仕事です。メーカー未経験でも、他業界で有形商材の営業経験があれば、前職で培ったスキルを活かしてメーカーの営業職に就くことが可能です。

    製造職は、製造現場において自社製品の製造や検品、仕分け・梱包などを行います。また、製造工程の効率化や生産性向上を検討・実施する生産管理の仕事もあります。メーカーでは、安定的に品質の高い製品を生産できるよう、多くの企業が生産工程をマニュアル化しています。そのため、「未経験者でも仕事を覚えやすい」というメリットもあります。

    人事職は、組織の人材管理に関する業務を行う仕事です。他業界での人事の経験があれば、メーカーの人事職に転職できる可能性があります。

    Section04 メーカーへの転職で、
    持っていると有利なスキル・資格

    メーカーへの転職で、持っていると有利なスキル・資格

    メーカーの転職において有利なスキルや資格は、どの職種を目指すかによって異なります。例えば製造職や開発職の場合、扱う材料に危険物が含まれるのであれば、「危険物取扱者」の有資格者が優遇される可能性か高いと言えるでしょう。

    また、国内だけでなく、海外事業も展開している企業の場合、外国語のスキルが重宝されるケースもあります。開発職が海外の工場に製造の指示を出したり、営業職が海外の拠点とやりとりをするなど、外国語を使ってコミュニケーションを取る機会が頻繁にあるからです。志望する企業が海外展開しているのであれば、応募要件にTOEICのスコアが書かれているかチェックしておきましょう。

    これまで紹介してきたとおり、メーカーは扱う製品の種類が多岐にわたっており、企業ごとに特徴ある事業を展開しています。求められるスキルや資格も企業によって異なるので、十分に企業研究を行い、志望する企業ごとに「どのような人材が求められるのか」を見極めたうえで、スキルや資格の取得を検討することが大切です。

    Section05 メーカーの年収

    メーカーの年収

    メーカーに転職した場合、どの程度の年収を期待できるでしょうか。

    マイナビエージェントの調べによると、メーカー全体の平均年収は428万円、その中でも最も平均年収が高いのは「医薬品」で、505万円となっています。次いで「電子・電気機器」の466万円、「精密機器」の459万円と続きます。主なメーカーの平均年収を紹介いたしますので、ぜひご参考にしてください。

    業種 平均年収   20代平均年収 30代平均年収
    医薬品 505万円 410万円 527万円
    電子・電気機器 466万円 376万円 493万円
    精密機器 459万円 369万円 489万円
    医療機器 458万円 382万円 501万円
    ガラス・セメント・セラミック 453万円 367万円 536万円

    Section06 メーカーへの転職・求人情報

    メーカーの求人一覧

    Section07 メーカーへの転職成功事例

    メーカー業界の転職成功事例一覧

    Section08 メーカーへの転職に関するその他お役立ち情報

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  • メーカーから異業種への
    転職知識

    メーカーでの経験を活かして他業種に転職するのであれば、これまでの経験で得た知識やスキルを志望する業界でも活かせることをアピールすることが大切です。ここでは、メーカーからの転職先や、異業種への転職で活かせるスキル・資格などを紹介します。

    Section01 メーカーからの転職先

    メーカーからの転職先

    メーカーから異業種に転職する場合、以下のような転職先が考えられます。

    1.異業種・同職種への転職

    例えばメーカーで営業経験のある方が、異業種の営業職に転職する。もしくは、メーカーでマーケティングの経験がある方が、異業種のマーケティング職に転職する。このように、たとえ業種は異なっても、同じ職種であれば、過去の経験を活かした転職ができます。

    2.コンサルティングファームへの転職

    メーカーでは、ラインの業務効率化などを行い、徹底したコスト削減や生産性の向上を実現している企業が少なくありません。「いかにしてコストを削減し、売上を最大化するか」といった視点で生産管理に取り組んだ方が、その経験を活かしてコンサルティングファームに転職されるケースもあります。経営系のコンサルティングファームや製造業向けのコンサルティングファームで、その力を大いに発揮できるでしょう。

    マイナビメーカーエージェントでは、メーカーから異業種への転職を志望されている求職者様に、機械・電気・化学・食品・IT業界などをご紹介した事例が数多くあります。異業種への転職を考えているのであれば、お気軽にマイナビメーカーエージェントにご相談ください。

    Section02 メーカーから異業種への転職理由・志望動機

    メーカーから異業種への転職理由・志望動機

    メーカーから異業種への転職を成功させたいのであれば、志望動機のまとめ方も一工夫したいところです。以下のポイントに沿って、志望動機をまとめていきましょう。

    • 主として新製品の製造加工を行う事業所。
    • 異業種に興味をもった理由
    • 志望する会社に興味をもった理由
    • これまでの経験で得た知識やスキルを異業種でどう活かせるか

    まずは、皆さんがこれまでどのような仕事に就き、どのような経験をしてきたのか、振り返ってみましょう。すると、身についた知識やスキル、強みなどが見えてきます。そのうえで、志望する業種や会社について調べます。

    なぜ異業種に転職したいのか、なぜ志望する会社に転職したいのかという視点で調べていくことがポイントになります。最後に、これまでの経験で得た知識やスキルを、志望する業種や転職先でどのように活かせるかイメージし、志望動機にまとめていきましょう。

    Section03 メーカーから異業種の転職で活かせるスキル・資格

    メーカーから異業種の転職で活かせるスキル・資格

    メーカーから異業種への転職を成功させたいのであれば、「前職の経験を異業種で活かす」という視点を持つことが大切です。しかし、同じメーカーでも職種によって得た経験やスキル、資格は大きく異なるので、まずは自己分析をしっかりと行っていきましょう。

    例えば営業職であれば、顧客のニーズを的確にキャッチするヒアリング力や、数々の商談で身についた交渉力、顧客とのコミュニケーション力などは、他業種でも十分にアピールできるスキルになります。

    特注品を多く手掛けるメーカーに勤務してきたのであれば、顧客のニーズを細部にわたってくみ取り、その都度、新たな製品を開発してきた実績が「顧客対応力」の高さの証明となり、評価の対象となるでしょう。

    Section04 メーカーから異業種への転職・求人情報

    Section05 メーカーから異業種への転職成功事例

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この記事の監修者


この記事の監修者

樋口 裕次郎

株式会社マイナビ所属。エージェント歴6年。西日本の製造業領域の採用支援を行っております。
アドバイザーとしては、機械・電気・ソフト関連のエンジニア様の転職支援を得意としております。

株式会社マイナビ所属。エージェント歴6年。西日本の製造業領域の採用支援を行っております。
アドバイザーとしては、機械・電気・ソフト関連のエンジニア様の転職支援を得意としております。

メーカーの転職に関する
よくあるご質問

  • メーカー未経験でも転職することは可能ですか?

    技術職の場合、未経験でも転職することは可能です。他業界で経験を積んできた方はもちろん、理工系学部出身の第二新卒者の方も採用になる可能性があります。逆に営業職の場合、「未経験可」の求人が少なく、「法人営業」の経験を必須とする傾向があります。他業界からの転職では、商社の営業経験があるとベターです。

  • メーカーに転職する際に有利になる資格はありますか?

    メーカーは全般的にグローバル化が進んでいるため、英語のスキルが評価される傾向にあります。TOEICのスコアを高めておくと良いでしょう。

  • メーカーに転職可能な年齢は何歳までですか?

    25歳~35歳が最もニーズがある年代です。メーカーは他の業種と比べて未経験採用よりも経験者採用が多く、最低でも3年以上の社会人経験を持っている方が望ましいとされているためです。35歳を超えるとマネジメント能力や業種・製品に対する深い理解が求められることもあり、転職の難易度が一気に上がります。ケースバイケースで、企業ごとに採用の傾向が異なるため、メーカーへの転職をご検討されている方は、お気軽にマイナビメーカーエージェントまでご相談ください。

  • メーカーの選考の特徴を教えて下さい。

    メーカーは経験者採用の傾向が強いため、特に技術職では面接でスキルの確認を行います。メーカーの勤務経験がない未経験者の場合は、学生時代の専攻テーマの確認が必須となります。なお、選考は2~3回行うケースが多く、1回の選考で合否を決めることはほとんどありません。Web面接を行う企業は増えているものの、最終選考では多くの企業が対面で行っています。

  • メーカーは在宅勤務はありますか?

    以前よりも在宅勤務可能とする企業は増えたものの、技術職、営業職共に実機を用いて仕事をするため、他の業種に比べて在宅勤務が少ない傾向にあります。